今求められているのは、 現象を正確にとらえること ·...
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JMAGは電気機器の設計・開発のためのシミュレーションソフトウェアです。機器内部の複雑な物理現象を正確にとらえ、高速に分析します。解析経験の少ない方にも熟練者にも使いやすく、少ない操作で迷わず確実に結果を得ることができます。
強力な解析機能が設計・開発に新しい価値を創造します。
今求められているのは、現象を正確にとらえること
詳しい情報と30日間無料トライアルのお申し込みはこちら
www.jmag-international.com/jp/
2015年5月13日
02
JMAGは電気機器設計開発のためのシミュレーションソフトウェアです。機器内部の複雑な物理現象を正確にとらえ、高速に分析します。1983年のリリース以来、世界中の企業、大学で利用され、数多くの製品開発に貢献してきました。その中でユーザーとの対話を通じてJMAGは改良を重ねてきました。これからもユーザーとともに成長を続けていきます。
●モータ●発電機●トランス●リアクトル●ソレノイド●アクチュエータ
産業分野適応分野●磁界解析●電界解析●構造解析●熱解析●マルチフィジックス
解析機能●主要CADソフトウェア●制御回路シミュレータ●最適化システム●その他CAEツール
インタフェース
etc.
●自動車●家電●デジタル機器●ファクトリーオートメーション●電力機器●教育機関
JMAGについて
03
高速JMAGの高速性は他の追随を許しません。この高速性によって今までできなかった大規模モデルや大量のパラメトリック計算が可能になり、複雑で高度な解析や信頼性の高い最適設計を行うことができます。
高精度
高い生産性
オープンインタフェース
今まで試作でしか確認できなかった詳細な性能評価もJMAGの信頼性の高い解析技術によってシミュレーションに置き換えることができ、大幅なコスト削減を実現します。また、JMAGの強力な解析機能によって目に見えない物理現象を把握し本質に迫った設計検討が行えます。
高度で複雑な解析でもJMAGなら簡単に日々の設計解析業務に取り込むことができます。JMAGの高速ソルバ、目的別自動メッシュ、充実した材料データベースに加え解析オートメーション機能、優れたGUIが解析業務の効率を大幅に向上させます。
ユーザとって最適なツールを組み合わせて使える環境の構築を推進します。JMAGには様々なサードパーティツールやインハウスシステムと連携するための柔軟で使いやすいインターフェースが準備されています。JMAGの可能性は無限に拡がります。
JMAGの特長
04
0
400
800
1,200
1,600
2,000
2,400
1 8 16 32 64
時間 (min)
プロセス数
速度は精度と信頼性に直結します。機器内の現象の詳細把握や設計空間を調べるための大量の計算には高速な計算処理が欠かせません。JMAGは高速計算のリーダであり続けるために、高速ソルバーの開発、最新の計算機アーキテクチャへの適合、効率の高いモデリング手法の開発を行っています。
並列化技術共有メモリ型から分散メモリ型、さらにGPUまで最新の並列処理システムに対応し、高いスケーラビリティと高速性を追求しています。1000万要素クラスの解析も設計サイクルに取り込めるようになりつつあります。
-2-10123456
0 0.05 0.1 0.15 0.2
トルク (Nm)
解析時間 (Sec)
EEC 未使用 EEC 使用
分散メモリ型並列ソルバ(JMAG MPP)この例では3次元動解析によってモータのトルク波形を求めています。モデル規模は200万要素を超えていますが、JMAGのMPPソルバを使うことで、わずか1時間45分で計算が完了しています(64並列時)。この計算では非並列に比べ20倍の高速化が得られています。JMAGのMPPソルバは高速性と高いスケーラビリティを両立させています。
時間周期補正法(EEC)図は、誘導機のトルク履歴を示しています。インダクタンスや渦電流の影響により時定数が長くなる解析モデルでは、定常状態への到達に時間を要します。その時間短縮のためにEECが有効であることは広く知られています。JMAG版EECは、磁界解析の特徴を有効に利用することで、従来版EECに対して独自の改良を加え、幅広いモデルで定常状態への到達時間短縮を実現しています。
収束加速技術JMAGの有限要素法計算のコアを担うリニアソルバ、非線形計算、時間積分には効率の高い反復法が用いられています。あらゆるアプリケーションや解析条件で良好な収束性が得られるように、常に最新の加速技術を開発導入しています。
JMAGシミュレーションテクノロジー
ソルバー
05
精度の高い解析のためには良質なメッシュが必要なことは言うまでもありません。CADモデルからボタン1つで目的に応じた無駄のない高品質のメッシュを生成することがJMAGのゴールです。熟練者のノウハウと独自の形状認識技術を駆使した自動メッシュ生成の技術開発に取り組んでいます。
メッシュ接合技術コア、磁石、ギャップなど部品や領域ごとに求められるメッシュは異なります。それらの要求を満たしつつ、全体として整合させることで無駄のない収束性に優れたメッシュを生成することができます。JMAGはこの基本技術の改良を続けています。
形状認識最適なメッシュを生成するためにはモデル形状の特徴をとらえる必要があります。JMAGにはCADモデルが持つ特徴、長さ、厚さ、ギャップ幅、突極数などを認識する独自の技術が埋め込まれています。
ノイズキャンセリングメッシュノイズ(離散化誤差)は解析精度を劣化させます。我々はこのメッシュノイズを抑制する技術にも取り組んでいます。この技術によってより高い解析精度と信頼性が得られるようになってきています。
高精度コギングトルク解析従来型の自動メッシャで作成されたメッシュとJMAGの自動メッシャで作成されたメッシュは一見、違いがわかりませんが、コギングトルクを計算してみると計算精度に大きな差があります。対称になるべきトルク波形が、従来型のメッシュでは対称になりませんが、JMAGのメッシュでは対称な波形となっており高精度に計算できていることがわかります。
-6.0E-05
-4.0E-05
-2.0E-05
0.0E+00
2.0E-05
4.0E-05
6.0E-05
0 2 4 6 8
トルク (Nm)
回転角度
JMAG 従来型
回転機スライドメッシュ図はケース付きIPMモータの漂遊損計算のためのメッシュです。形状認識技術により、ステータ・ロータ部分は積み上げメッシュを、コイルエンド部には四面体メッシュを生成します。これにより要素数を削減しかつノイズキャンセリング技術により高い計算精度を保障します。
JMAGシミュレーションテクノロジー
メッシュ
06
信頼性の高い解析のためには現実の物理メカニズムをシミュレーションモデルにできるだけ忠実に埋め込む必要があります。JMAGでは、材料内部のミクロな振る舞いから、マルチフィジックス現象、制御システムなど、それぞれのステージで最高のモデルを提供するためにモデリング技術の開発が続けています。
材料データベース正確な材料特性を誰でも使えるように材料メーカとパートナシップを組み材料データベースを提供しています。データベースの充実とともに、今後の先進的な解析に求められるデータについてもパートナと検討を進めています。
材料モデリングJMAGは材料モデリングについても技術をリードしています。材料メーカ、大学およびユーザーの材料開発部門などとディスカッションを重ねながら、電磁鋼板、磁石、圧粉材の諸特性の理解とそれに基づく詳細かつ高速なモデリング手法の開発を行っています。
保磁力分布を利用した減磁低減Dy拡散磁石は適切な保磁力分布によってDyを減らしつつ減磁耐熱性を上げることができます。JMAGはその効果をシミュレーションすることができます。このIPMモータでは、一様な保磁力の場合、磁石端部に強い反磁界が発生し減磁してしまいますが(左)、そこに保磁力を分布させることで減磁を抑えられることが確認できます。
ヒステリシスモデリング電磁鋼板内の渦電流およびヒステリシスによるマイナーループを正確に考慮したシミュレーションが行えます。計算に必要な高度な材料データはJMAGに搭載されたものの他にユーザが独自に測定したデータを使うこともできます。
減磁率分布
保磁力一定 保磁力分布
-2.0
-1.0
0.0
1.0
2.0
-500 100-200 400
磁束密度 (T)
磁界 (A/m)
約850種類の材料データを搭載している材料DB
JMAGシミュレーションテクノロジー
モデリング
07
マルチフィジックス近年ニーズの高まりを見せているマルチフィジックス、JMAGは既に1994年には誘導加熱装置設計のための磁界‐熱連成解析機能、1998年には電磁騒音対策のための磁界‐振動解析解析機能を実用化、ユーザへの提供を始めています。それ以来、マルチフィジック分野で多くの経験と改良開発を重ねています。また、より広範なニーズに対応するために各解析分野のCAEベンダーと提携し、使いやすい環境の構築、整備を進めています。
磁歪振動電磁力とともに磁歪も振動・騒音の大きな要因となっています。この例では電磁界解析によって得られた磁歪分布をもとに大型変圧器に発生する振動、さらに周辺(球面上)での音圧分布を求めています。
歯車の高周波焼き入れこの解析では歯車の表面が狙い通り深さとタイミングで加熱されていることを確認しています。正確な渦電流分布の把握と温度依存性磁化特性の使用によって高い精度で温度分布が予測できていることが確認されています。ここでは磁界解析において表皮層に分布する損失を、熱解析モデルの表面に集中的にマップすることで効率的な解析を実現しています。
モータの遠心力評価ロータに働く遠心力による応力の評価を行っています。JMAGでは1回の磁界解析の中でこの応力計算までできるため、常に多面的な評価をすることができます。JMAGでは複数の解析が緊密に統合されており、簡単にマルチフィジックス解析を日々の解析業務に取り込むことができます。
ジュール損失密度
温度分布
08
鉄心に発生する鉄損分布変圧器は鉄心に方向性電磁鋼板を使用するため、解析では、容易軸と困難軸ごとに材料特性を定義します。額縁形積層鉄心では、脚部と継鉄部がVノッチ状にジョイントする継目付近に方向性電磁鋼板の異方性が効いてきます。鉄損解析の解析結果は、継目付近に損失が集中することを示しています。
パワートランスJMAGはパワートランスの運転中に発生する異常時の現象も再現し、要因分析および対策を打つことを可能にします。薄板メッシュ技術を用いて要素数を抑えながら層状にメッシュを生成することで、タンクに発生する漂遊損を高速かつ高精度に行うことを可能にします。複雑な現象を解析することで信頼性の高い設計ができます。
誘導加熱JMAGは複雑に変化する誘導加熱現象を正確に再現し可視化できます。ワークに高品質な表皮メッシュを生成できるため、表面に流れる渦電流を精度よく求めることが可能です。渦電流の流れを可視化して表示することで、詳細な熱設計を行うことができます。
クランクシャフトの高周波焼入れクランクシャフトを回転させながらその表面を4秒で1,000度まで加熱する工程を解析します。電源周波数が20kHzであるため渦電流はシャフトの表面に偏って流れます。この影響で、シャフト内部はそこまで温度が上がらずに最高温度で600度程度になっています。解析中は、温度上昇により電気伝導率、熱伝導率や比熱が変わります。これにより渦電流の流れ方が変わることも含めて検討を行います。
JMAGはアプリケーションそれぞれに特化したソリューションを提供します。JMAGのソリューションが設計/開発レベルを一段階引き上げます。
ソレノイド ソレノイドのコア形状を最適化することで、システムに組み込んだときのコンポーネントとしての応答性能を向上させます。JMAG-FEAから高精度なプラントモデル(JMAG-RT)を生成し、制御回路に組み込んで利用することで、システムの適合評価を行うことが可能です。
ソレノイドの詳細解析ソレノイドのヨーク表面にスリットを入れた場合の渦電流を表示しています。スリットを入れることで、周方向の電流密度分布にムラが出来ていることからも分かるように、渦電流を抑制することができています。これにより応答特性が20%改善しました。
ソリューション
09
リニアモータJMAGは可動子の推力、コギング力評価だけでなく、固定子のティース先端に働く電磁力分布の分析も行うことができます。コギング力を忠実に再現するために、モデル形状を正確に認識し周期、対称性のある高品質なメッシュを自動的に生成します。推力やリップルを正しく把握することで、高精度な位置決め制御の検討が行えます。
電磁力解析無負荷時のコギング力や負荷時のリップル波形の調波分析を行うことで加振源となる電磁力の高調波成分を確認します。固定子側の磁石に制振を実現する適切なスキュー施すことで、推力を保ったままコギング力の振幅をスキューのない場合に比べて50%以上低減しています。
リッツ線による撚り効果の評価20kHzのスイッチング周波数で駆動されるコンバータの巻線損失を解析します。フェライトコアを用いているため、平均磁束密度を0.3T以下に抑えるために、磁気回路中に0.1mmのギャップを設けています。コアギャップからの漏れ磁束が巻線を鎖交することでジュール損失が発生します。リッツ線を使用することで損失値を20%程度低減しています。
電力伝送効率10MHzに共振点を持つワイヤレス給電用送受信コイルの電力伝送性能を確認します。電力伝送性能は相互インダクタンスに強く依存しており、結果は送受電コイルの相対角度を0~90°で振った時の相互インダクタンスの相対角度依存性を確認しています。相対角が60°を超えると相互インダクタンスが急激に低下し、コイル間の鎖交磁束が減少することが分かります。
コンバータJMAGはコンバータを駆動回路と組み合わせ動作させたときの動特性を忠実に再現できます。回路モデルと磁界解析モデルを連成して解析するため、スイッチ切り替え時に発生するサージ電圧とそれによる巻線損失や鉄損を同時に精度よく評価することができます。時々刻々と変化する温度上昇や効率の評価を可能にします。
ワイヤレス給電ワイヤレス給電機器のRLC評価から電力伝送効率評価まで行うことが可能です。様々な環境下での電力伝送効率を評価するために、コイル位置や傾きを自動的にパラメトリックに変えながら解析できます。最適値を求めるだけでなくロバストかつ信頼性の高い設計案を求めることができます。
0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0
4
8
12
16
20
0 30 60 90
相互インダクタンス (uH)
効率 (%)
角度 (deg)
効率 (%)
相互インダクタンス (uH)
www.jmag-international.com/jp/catalog/JMAGでは180を超えるアプリケーションノートを用意しています。詳しくはWEBサイトにあるJMAGアプリケーションノートをご覧ください。
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鉄損条件 (W)
周波数 (Hz)
0
1
2
3
4
5
6
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10
0
60120
180240
300360
420
ジュール損失ヒステリシス損失
トルク
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
7.0
0.00
0.10
0.20
0.30
0.40
0.50
トルク
(N
m)
時 間 (sec)
積層鋼鈑の渦電流分布
固有モード
ロータ遠心力
電磁力分布
コギングトルクトルク波形
鉄損調波分析
効率マップ
漂遊損
銅損マップ
鉄損マップ
音圧レベル
JMAG モータ設計ソリューション
11
音圧レベル
-8
-6
-4
-2
0
2
4
6
8
電流 (A)
時刻 (sec)
測定
解析
-350
-250
-150
-50
50
150
250
350
0
0.001
0.002
0.003
0.004
0.005
回路の電圧(V)
時間(S)
UV
W
パーミアンス
係数分布
磁石の温度分
布
ローターの磁
束密度分布
分割磁石
積層鋼鈑の渦電流分布
温度分布
コイル損失
3D磁束線
鉄損密度分布
磁束線断面磁束分布
ギャップ内磁束分布
Ld
Lq
温度変化
電流波形
誘起電圧波形
インバータ回路
制御回路
・初期設計検討 要求から特性を決定し、モータ仕様として出力・モデリング 形状:積層鋼板など複雑な形状も忠実に再現 材料:熱減磁した磁石など材料特性を緻密にモデル化 メッシュ:形状の対称性を認識し高品質なメッシュを生成・分析 制御方法を指定すれば効率マップを瞬時に描画ができるなど、 モータ設計者にとって必要となる分析機能が充実
モータはHV/EVの駆動用モータのように出力、効率を追求したものから、電動工具用モータのように小型化、コストパフォーマンスが要求されるものまで様々です。前者の目的では、1%の効率を検討するために高精度な鉄損評価が必要になります。後者では、小型化による発熱の問題、コストを抑えるための材料選定が必要です。JMAGは両方の目的を達成するための機能が備わっています。実際にモータを設計、製造、評価するプロセスをバーチャルに、かつ、高速・詳細・簡単に行うことが可能です。
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初めての方にも使いやすく、慣れている方にも使い勝手が良い、これがJMAG-Designerが目指すユーザーインターフェースです。JMAG-Desginerは電磁界から熱、構造解析までをカバーし、高度なモデリング機能、多彩な結果分析機能を搭載しています。
ソルバー・ 幅広い解析機能: 磁界、電界、熱、構造、マルチフィジックス機能 ・ 高速ソルバー
結果分析・ 多彩な結果表示オプション・ 自動レポート生成・ 最適化、感度解析機能・ 各種分析ツール: 損失、インダクタンス、他
メッシャー・ 自動メッシュ生成・ 柔軟性の高いモーフィングメッシュ・ マニュアルメッシュ
形状作成・ 任意形状を簡単に作成できる2D/3Dモデラー・ テンプレート(モータ、トランス、コイルエンド)・ CADインタフェース
条件設定・ 豊富な材料データベース(850種類以上)・ ドラッグ&ドロップによる直観的なGUI・ パラメトリック機能・ 電気回路・熱回路エディター・ マルチフィジックス対応
汎用電気機器設計シミュレーションソフトウェア
JMAG-Designer
13
50
70
90
110
130
150
170
190
0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1 1.1 1.2
体積
トルク
パラメトリック・自動化・効率的なケース生成機能・応答グラフによる感度解析・スクリプト機能によるワークフローの一括自動化・解析テンプレートによる解析条件再利用
解析マネジメントツール:JMAG-Explorer・PC内に分散しているJMAG関連ファイルをリスト表示、・ファイルの検索、再利用・ファイル内モデル情報の抽出と表示・ファイル間の関係・履歴の解析と表示
分散処理・ジョブ管理・ジョブスケジューリング機能・リモート分散処理・汎用ジョブ管理システムとの連携・プリポストのバッチモード (Windows/Linuxに対応)
Maximize : TorqueMinimize : Max.(Stress)Design Parameter : Drive condition : .... . . . . . .
高い性能と信頼性を両立させるには設計空間の把握が欠かせません。JMAGは強力なパラメトリック機能、分散処理機能によって設計空間をくまなく調べ上げます。さらに、最適化機能はJMAGと一体となっているため非常に扱いやすく、設計空間を広く効率的に探索し最適解を見つけ出します。
平均トルクと応力のトレードオフ図はIPMモータの磁石体積を現行デザイン以下に保った状態で平均トルクを最大化したものです。グラフから体積100を限度に右上方向に設計案が推移していくのが分かります。
最適化・解析・最適化一体化による容易な最適化と要因分析・応答曲面法と遺伝的アルゴリズムによる最適化・直交表を利用した初期ケース生成・サードパーティ最適化エンジンの埋め込みが可能・外部最適化システムとのインターフェース
PPPPXXXX
XX
WW
XX
WWWWWWPPPP
PPP
XXXX
WWWWWW
PP
WWWWWW
WWWW
XX XXPP
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電気機器の設計には電磁気だけでなく、強度、振動、熱などにわたる多面的な評価が欠かせません。そのためにはチーム間での情報の共有も重要です。ユーザスタイルに応じた多様なシステムとの連携、インタフェース開発にも力をいれています。
汎用インタフェース● CSV, Nastran, Universalフォーマットに対応●他のメッシュにマッピング●入出力可能な物理量 損失、熱伝達係数、電磁力、応力、ひずみ、変位、速度、温度、 加速度、磁束密度、磁化、電流密度, パーミアンス, 電界
COMインタフェースサポートVB Scriptなどのスクリプト言語を介して他のソフトウェアからJMAGを利用することが可能です。
ダイレクトインタフェース● Abaqus● LMS Virtual.Lab●MpCCI● MATLAB/Simulink● PSIM● SPEED●modeFRONTIER● Optimus● STAR-CCM+ ● HEEDS
構造
流体
JMAG
最適化
社内システム
制御
機構
外部インタフェース
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JMAG-RTはFEAモデルからシステムレベルシミュレーションのための高速高精度のプラントモデル(JMAG-RTモデル)を生成するシステムです。システム設計からHILSによるECU検証まで幅広く活躍します。
トルク (Nm)
時間 (sec)0.00 0.02 0.04 0.06 0.08
従来型JMAG-RT
特長●プラントの設計時に用いられるFEAモデルを利用するために、プラント実機のない早いタイミングから並行して システムの検討、 検証が行えます。●モデルを部署間、会社間で共有するために形状や材料などの情報は秘匿されています。 安心してやりとりいただけます。●独自の手法によって磁気飽和、空間高調波などプラントの詳細情報を豊富に含み、これまでにない高速高精度な 解析を可能にします。
対応システムJMAG-RTは産業界で実績のあるシステムレベルシミュレータやリアルタイムシミュレータで利用できます。● SILS/MILS - MATLAB/Simulink - PSIM - LabVIEW - GT-SUITE - Saber - MapleSim - AMEsim - SimulationX - SystemVision● HILS - OPAL-RT - dSPACE - National Instruments - ETAS - ディエスピーテクノロジー - 富士通テン
対応モデル●三相永久磁石同期モータ●三相誘導電動機●二相ステッピングモータ●スイッチドリラクタンスモータ(3~5相)●リニアソレノイド●三相永久磁石リニアモータ
温度に敏感な材料特性
3D to 1D
漏れ磁束
スロット高調波
磁気飽和
MBDをサポートする
JMAG-RT
16
20
40
60
80
100
120
0 2000 4000 6000 8000 1e+04
トルク
0
1e+04
2e+04
3e+04
4e+04
5e+04
0 2000 4000 6000 8000 1e+04
30(kW)
90
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96
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0 2000 4000 6000 8000 1e+04
効率
出力 鉄損
出力 (W)
トルク (Nm)
鉄孫 (W)
効率 (%)
回転数 (rpm) 回転数 (rpm)
回転数 (rpm) 回転数 (rpm)
0
200
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600
800
0 2000 4000 6000 8000 1e+04
形状は200種類以上のテンプレートを用意しています。
JMAG-Expressはモータ設計ツールです。電卓のように、瞬時にモータ特性を計算し、要求を満足する設計仕様を出力します。設計ノートのように、設計変更を全て蓄積し、いつでも見直すことができます。JMAG-Expressがあなたのアイデアをかたちにします。
対象モータ
形状テンプレートも追加できます
形状パラメータを入力するだけでわずか1秒でモータ特性を抽出。傾向を確認できます。
JMAG-Express クイックモード
JMAG-Designer形状エディタ
JMAG-Express パワーモード
モデル組み合わせ
複数設計案比較が可能
磁束密度分布(無負荷)
設計パラメータや計算結果の値からモデルデータなどを検索でき、また結果の比較も容易です。
SRMSPMIPM IM (単相) IM (三相) DCブラシモータ
電圧 ( 無負荷 )
回路電圧, V
誘起電圧
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0 2000 4000 6000 8000 1e+04
トルク
トルク (Nm)
回転数 (rpm)
モータに期待する出力を入力するだけで、お勧めの形状と駆動条件を提案
形状サイジング
モータ設計ツール
JMAG-Express
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JMAG-VTBは分析ノウハウを含む広範囲のシナリオを用意しています。マルチフィジックス解析をはじめとした複雑なオペレーションをシンプルにつかいやすく提供します。
JMAG-VTBの中でカスタマイズされたシナリオは、JMAG-Busによりネットワーク上で使用することができます。GUIはウェブブラウザ上で提供されますので、JMAG-Designerがインストールされていない端末からもJMAGにアクセスすることができます。
JMAG-Designer&Bus
Webブラウザ
Webブラウザ
Webブラウザ
IHクッキングヒータのコイル形状最適化
JMAGをCATIA上で利用できます。CATIA V5モデルから解析効率の高い解析モデルを自動的に生成できるので、解析実行から設計変更、確認までのループを最小化できます。
解析フロー自動化システム
JMAG-VTB
CATIA®で電磁界解析
JMAG for CATIA V5
WEBベース解析フレームワーク
JMAG-Bus
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JMAGはコンセプト設計から、詳細設計まで幅広くツールを提供しています。また、様々なソフトウェアやシステムと組み合わせてご利用いただけるよう、各種インタフェースを整備しています。
CADシステム
ネットワーク
SILS/MILS/HILS パートナ製品
多目的ファイル
JMAG-RTモデル
CAD連携- SolidWorks- CATIA V5 - CREO, Pro/ENGINEER - NX CADモデルインポート- SAT- DXF- parasolid- IGES, STEP- CATIA V4 / V5- CREO, Pro/ENGINEER - NX
汎用電気機器設計シミュレーションソフトウェア
JMAG-Designer
モータ設計ツール JMAG-Express
WEBベース解析システムJMAG-Bus
サードパーティ製品
- modeFRONTIER- Optimus- Nastran- Abaqus- LMS Virtual.Lab- Actran- OptiStruct
- STAR-CCM+- Acusolve- SCRYU/Tetra- 汎用バッチ·システム etc.
- MATLAB/Simulink- PSIM- LabVIEW- AMEsim- GT-SUITE- MapleSim - National Instruments
- SaberRD- OPAL-RT - ディエスピーテクノロジー- dSPACE- 富士通テン- ETAS- SystemVision
解析フロー自動化システムJMAG-VTB
- Nastran- Abaqus- LMS Virtual.Lab- MpCCI- MATLAB/Simuink- PSIM- SPEED
- STAR-CCM+- modeFRONTIER- Optimus- HEEDS
CATIA®で電磁界解析 JMAG for CATIA V5
モデラー
CADインタフェース
ソルバープリポスト
スクリプト
MBDをサポートするJMAG-RT Viewer
汎用インタフェース
ダイレクトインタフェース
解析マネジメントシステムJMAG-Explorer
JMAG-RTExport
パラメトリック・最適化
製品構成
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JMAG-Designerは、直観的なGUIと高度なモデリング機能、多彩な結果表示機能を搭載しています。また、効率的にご利用いただける自動化機能を用意しています。
JMAG-Designer
モデラー
CADインタフェース
ソルバー
汎用インタフェース
ダイレクトインタフェース
JMAG-RTExport
スクリプト
・ Jscript・ Python・ VB Script
・ パレートチャート
パラメトリック ・ 最適化
・ 変数設定・制御 ・ 応答グラフ ・ 最適化エンジン
・ 2D/3Dモデラー・ マニュアルメッシャ・ モータテンプレート・ トランステンプレート・ コイルテンプレート・ 電気回路エディタ・ 熱回路エディタ
・ 磁界・ 電界・ 熱・ 構造・ マルチフィジックス
・ SMP ソルバー・ MPP ソルバー・ GPU ソルバー
プリポスト
・ 条件設定・ 材料DB・ メッシャ・ ジョブ管理・ ポスト・ レポート生成・ 分析ツール - 損失 - インダクタンス - 比較・差分 - 場の FFT 計算 etc.
30日間無料トライアル受付中
〒550-0001 大阪市西区土佐堀2丁目2番4号 土佐堀ダイビル11階 TEL : 06-4803-5820 FAX : 06-6225-3517
〒460-0002 名古屋市中区丸の内2丁目18番25号 丸の内KSビル17階 TEL : 052-202-8181 FAX : 052-202-8172
〒104-0053 東京都中央区晴海2丁目5番24号 晴海センタービル7階 TEL : 03-5859-6020 FAX : 03-5859-6035
■東 京
■大 阪
■名古屋
JMAG-INTERNATIONAL.COMのご案内
JMAGTVJapan
JMAG-INTERNATIONAL(WEBサイト/ TOPページ)
論文紹介JMAGの技術者がおすすめする電気機器設計、解析に関する論文を紹介しています。
JMAGセミナー資料、ユーザー会講演資料(ユーザー様限定)最新技術のご紹介や、ユーザーによる事例発表の資料をご覧いただけます。
自己学習システム (JMAG-SLS)( ユーザー様限定)JMAG導入初期におけるトレーニングをスムーズに開始して頂くことを目的としています。アプリケーション別の解析例を通したJMAGの操作方法、解析モデルを作成する際のパラメータの導き方などを学ぶことができます。学習内容や学習時間に合わせたモードを選んで学ぶことができます。
テクニカルFAQ(ユーザー様限定)JMAGを使った実務において、ユーザーが直面したモデリングから操作方法に関する問題と解決方法などを多くの方 と々共有するためにテクニカルFAQを継続的に更新しています。
適用事例:アプリケーションカタログJMAGで適用可能なアプリケーションや解析機能をお客様に知っていただくため、様々な事例をご紹介しています。解析初心者の方や新しい分野の解析に取り組もうとされている方にも簡単に解析を行っていただけるよう、ユーザー限定WEBサイトにはアプリケーションノートとモデルデータをご用意しております。
JMAG Newsletter最新の技術情報、イベント情報に加えて、JMAGの導入に関するユーザーインタビューも掲載しています。
知る
学ぶ
調べる
感じる
機能紹介(動画)JMAGの幅広い機能を動画とともに紹介しています。JMAGの素晴らしい使い勝手(ルック&フィール)をご覧ください。
解析手順の概要(動画)JMAGによる解析の一連の操作を短時間で実感していただけるように動画を準備しています。各動画はモータ、トランスなど典型的な解析対象ごとにJMAGの起動から結果の評価までの操作手順を説明しています。
トライアルJMAGは30日間無料でトライアルいただけます。 素晴らしい製品とサービスを体験ください。