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31
E 62 // I / p I / 18 I // 67 I / 4 I Amarpha 74 I /22 // I / 26 145 1 Plate 6 156 175 ITable 1 , 050

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研究報告第 99 号正誤表

頁 行 誤 E i 摘要

62 I 上から 3 |ー調査項目一組合せ試験 一調査項目,一組合せ試験

// I // 14のはじめに| 岡山営林署の玉木廉土元署長,

向井一夫元治山課長

p I // 18 I r高島分場の職員各位 |高島分場職員ならびに京都支場| //

土壌調査室の職員各位。

67 I // 4 I Amarpha AmQγ'phα

74 I // 22 |青島トゲナシニセアカシヤ ニセアカシヤ司h

// I // 26 ニセアカシヤ 青島トゲナシニセアカシヤ

ほとんど たいした。

122 グ 13 普通の林地帯等 普通の林地等

グ グ 20 青島トゲナシニセアカシヤ ニセアカシヤ

1の44間~ 1451 Plate 6 Phot. 23 植付当年 2 年 6 カ月後

156 上から 10 25 本 20 本

175 ITable 3 単価の欄 1, 050

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肥料木の栄養生理に関する研究 I

栄養条件を異にナるモリシマ・アカシヤ,

オオバヤシヤプシの水耕培養に関する

一ーの実験

i泊村誠次(1) 岩川!昨夫(e)

北村嘉一(3) 原 敏男。)

まえがき

スギ,ヒノキ,アカマツ,カラマツ,ェヅマツ, トドマツなどの稚苗の栄養生理にWJする研究は,これ

までにかなりの数が報庁されている ところで,肥料木(根間jj((物〕は舵隠菌との共生窒京区l定作川を営

む特殊の栄養機能をもっ樹種に院し,主として休地の地力改善とし、う見地から,禿旅f也,汗F:ibi本山, 1沙尽

などの立地的条件がきわめてわるいところに航殺され,あるいはスギ\ヒノキ,その他の樹種と肥培の目

的で混{目される場合も少なくなく,しかも養百Jがはなはだむずかしいとされている樹種もカなり含まれて

いるにもかかわらず,その栄養生JI日に附する研究は,ほとんど等悶にふせられてきた

従来,根腐航物についての栄養生理ば,室科作物について,多くは作物の増収およびj:t<'{・窒素同定機構

等を対象とした研究がなされてきているが,最近は放射性同位元素 Nl.'の利用による新分野が開拓されて

きたので,茸科作物jのほ力‘でもハンノキ,ヤマモモ,グさ同恨胞の窒素同定能力にIIUする Ivl 究報千riJ~見か

けられるようになった1け\しかし養市上の五1;1礎的資糾となる研究報告はほとんど発表されていない現状

であるの

フド研究は,笠科ij~~斜木として,モリシマ・アカシヤ,非萱科肥1斗木としてはずオペヤシヤプシを材料と

して, ~j宅問菌のf菱重量, ;~正接種区および,栄養成分を異にした区を設け,砂耕を加味した水HI法で橘種培養

して,稚-!i'iの生育状態を調べ,これらの肥桝木の主主首ならびに山地播種等に際して参考となる栄養WJf系の

予備的資料を得ょうとしたものであるの

なお,本試I決は筆者らにとって,肥料木についての最初の水耕試!倹て、あったため,途中で試験方法に多

少の変更を加えた点もあり,したがって各区間の精密な比較試験の結果を得るには不充分な点も少なくな

いと考えられるが,一応の傾向を見い出し得たのでとりまとめて発表する次第である。

本試験実施にあたって,直接御指導を厚うした林業試験場土壌調査部長農学博士宮崎榊技官,また

試験実施に際し多々便宜をいただいた防災部治山第二研究室長 渡辺隆司技官に深甚の謝意を表する次第

である。

(1) 土壌調査部土壌徴生物研究室長 (2) (3) (4) 防災都治山第二研賓室員

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- 2 林業試験場研究報台第 99 号

実験材料ならびに方法

a. 実験計画

モリシマ・アカシヤおよびオオパヤシヤフ'シの種子をmいて,唱を樹種とも第 1 表に示すような 10 区の

試験区〔各区ごとに 2 個あて,すなわちモリシマ・アカシヤ,オオバヤシヤプシそれぞれ 20 個ずつ容器

を準備した〉に播種培養して, l'住苗の生育状態(摂癌の形成状態も含む〕を比絞誠資したο

すなわち,

1. 試験区 I~LV では,無窒素,含窒素培養の場合の稚首の生育に対する根癌菌接種の効果ならび

に,根腐の形成および窒素固定機構に密接な関係があるとされている微量元素 B , Mo の添加の影響

を予備的に見いだそうとしたc

2. 試験区 V~X では,標準培養液および燐-酸,加里,石灰,苦土をそれぞれ格養液から除いた場合

の稚苗の生育状態を比較し,また肥料木は一般に燐酸の施肥の効果が著しいとされているので,標準

明養液の 3倍の燐酸を施用した場合の稚苗の生育状態を調査しようとしたc

なお,これまでの経験で,肥料木は,百畑の土擦に嬬種した場合でも,根腐の着生の如何により,

著しい個体差を示す場合が多く,また多くの場合,充分な1慰留を形成し得てはじめてE常な生育を矧

侍されるもので,したがって自然状態のままで根路菌を充分に導入することが期待されない木実験の

第 1 表試験区の種類Table 1. Kinds of experim巴ntal 8ection8.

試験区番号 | 時 号 1守養条件Cultural condition

i夜の1重樹 i 1恨紹菌接種の有無 i B, Mo 添加の有無Number of Av. mark of 巴 xperimental I each exptal.

8ection 8巴 ction Kind of nutrient Root nodule 'Minor elements 80lution bacteria B and 孔10

丁示九戸工R. I ←ー標翠漏_:""....+ i 五'flIî ì;f, 加1 区 !+B,十M01Completenutrient |Imc山ted Added

,~, '"..~ 801.

I Cont. , -R , N 無接種J1 区 |+B, +Mo |グ|恥inoω山d

-N, +R , 窒素欠除液 | 接 種Jl[ 区 +13:' +'M; r-!it"r~~=~-~r:~e In'~ulated

,~, 'U"~ nutrient 801. "

-N, -R, " 無接種lV区 |+B, +ML| グ 111Linoc山ted

r',.......+ I D 様準液・ l 接種 無添加V 区 |COnt., +R IComplete nutrient |Inoculated No-added

| 801.

燐酸欠除液 i v1区 P. + R Ph08Dhoru8・free I

VII

\~l

X

ト nuÚi巴nt 801.

3 倍燐酸液 1

3P , +R ITriple-ph08phoru8 ! |nutrient 801.

| 加里欠除液K , + R Pota88ium-free

1nutrient 801.

l 石灰欠除液-Ca, +R Calcium-free

|nutrient 801.

| 苦士欠除液-Mg,十R I Magne8ium時free

nutrient 801.

// //

グ '/

// "

グ //

グ グ

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肥料木の栄養生斑に|刻する研究 1 (舶村・崇川・北村・原)

ような場合は,各区に11iiJ'Nl菌の人工接種を仔うことを/i;lfilJとした f

b. 供試種子

3

実験用種子としては, 昭和 29 年度福岡県林業試験場産モリシマ・アカシヤ (Acacia mollissima

WILLD.)および同年度伊豆 F賀茂東大樹芸研究所産オオバヤシヤフeシ (Alnus Sieboldiana MATSUMURA)

の 2 樹種を使用した。

c. f共試根癌菌

種子に接種した恨癌菌は,そリシマ・アカシヤでは,当土抜微生物研究室で分離したそリシマ・アカシ

ヤの根腐菌株のうち,比較的優良菌株と恩われたそリシマ・アカシヤ根府国税; No. 10 を,酵母水・議萄

糖・寒天培地(葡荷;j1lf 20.0 g , K2HP04 0.5 g , MgSO,・7l-I,O 0.2g , NaCI O.lg, CaCO" 3.0g, 酵

母水 100 cc , 蒸溜水 900 cc, 寒天 16g, pH 6.8) に 28 0 C で 2 週間j椛慈したものを使用したc

オオパヤシヤプシ種子に対する接種菌としては,いまだ根路菌の分離が成功されていないので,当林業

試験場苗畑に養成した 2 年生首のオオパヤシヤフ'シに菅生した新鮮な,かっ充実した根腐を磨砕したもの

を用いた。 石英砂(径 l~

d. 試験用容器 1. 5m加)

一 石英砂培養容器としては,第 1 図に示しであるように内径〔径 3~

5 mm) 30cm, 高さ 3 Cl cm , 内容約 10 l スりの市販の水カメ

ィ、 l砂利

を用い, これに直径 17 cm, 高さ 13 c例の日のあら

い(径約 2cm) 竹カコーを, ),良市ならびに側面に,シュ

ロ皮をうすくしいて,下部約 3c例は径 10m附内外

のノj、砂利を, 中間部 10cm は直径 5~3mm の石英

砂を, 上部 2cm 内外は1. 5~1 附m の石英砂をつ

第 1 図培養ポット(カメ)

Fig. 1 Pot for culture.

竹かご

シュロ皮

め,カゴの上端の太くなった縁を, カメの上部の覆板(厚さ約 1 cm) の中央を円形にくりぬいた周辺で

保持した

なお,使用した際および石英砂は, 5% 工業用塩酸で 3 日間浸潰した後,水道水で充分百tì!tぶしたものを

使用した〉

e. まきつけおよび根癌菌接種の時期およびその方法

モリシマ・アカシヤの種子は,事前に 0.5% ウスプルシ水際液で 2 時間滅菌し,つぎに濃硫酸に 5分間

浸漬後,蒸溜水を力[1えて 80 0 C で約 2 分開放置し, 30 0 C の定温邸中の殺菌シヤ F レのしめった溜紙上で

3 日間置いて発芽させたものを,昭和 30 年 5 月 5 日に,各試験区の鉢にそれぞれ 20 粒あて移植した。

なお,根癌菌の接種区は,上述の発芽種子をシャーレの中にスれ,これにそリシマ・アカシヤの培養根

癌菌の 1 斜面量を約 10cc の殺菌水にかきまぜたものを加え,充分まぜた後まえと同様に播種した。

オオパヤシヤプシの種子は,比較的発芽率が良好 (50%) であったので,昭和 30 年 5 月 5 日に 0.5?&

ウスプルン水溶液で 2 時間滅菌を行った後,殺菌シヤ{レ中のしめった石英砂上に移し, 25 0 C の定温器

において発芽促進をはかり, 5 月 10 日にとりだして各鉢 20 個所のまき穴にそれぞれまきつけた。

根腐菌の接種は,矯種後 1 週間自に行った。すなわち,オオバヤシヤフ'シの 2 年生苗に着生した新鮮な

根腐を,水道水主石鹸で充分洗織し,穏紙で水分を除いたもの 5g を, 0.2% メルグロシ水溶液で 5分間

波菌し,数回殺菌水で洗糠したのち手l鉢内で、殺菌水 100 cc を加えて充分すりつぶし,その 0.5 cc ずつを各

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中‘

第 2 表 培養液の養分組成およひ、その成分量

Tabl巴 2.The rninera1 cornpositions and their arnounts of the different culture solutions.

一一一 、 ¥ ~組三。成 1 7k道水1種4T養液の rnpositionl NH,N03 ra:~O~),. , KH2PO, KCl 乱I[gSO,. FeCla ・ each- N H H P 。 T 摘 要

類 ,r~V3 I 4H,O l\. tl2'V, l¥.1._;1 7H20 6H20(6%): 2H20 1~tl , tl2 ì' Vl: ..:~:~~ -.. Notes 一~~ヨ 2V U.il2¥JI.._070Ji L,.1_j_ 2V water

Kinds of solution ..•• "_ー|mg 1 mg! 例.g gm mg I cc 問:g mg cc

標準培養液 | Comp lete t 1 nutrient |t57.ll|168.4|138.342.3244.40.28210∞ PBV120020330.05.0ρ5戸ρρm.m.

Nu無tri霊e室n素t培so養lu液~ion tl -I -I 38.3 I 12.3 2'l1.4 0.282 1 旧 .8 i -- 10∞ グ 議耳g g 111ims nitrogen j

無燐酸i古善治ーNutrient solution fl 57.1 168.1; 63.3 244.4 0.282 - 10C コrninus phosphorus ミ

3 倍燐酸i安養液 咽Jき十Triple phosph即or山 57.1 168.4 I 115弘口.0 0.3 I 24“札4ι.4 0仏.2お呂2 一 -- 1ωO∞O∞O 坤完=nuhient so-lution 11

5書無力11里培養液 にtDp

Nutrient solution 4 5 . 8 1 68.41244.40.2H232.5l oc D dE rninus potassiurn

Nut無ri石en氏t培so養lu液ton tl 114.3 I 38.3 I 42.3 24.1.4 I 0.282 104.8 10∞ II1ims calcium j

Nut無ri苦en土t i古so養il液ltlon 1 L57.116E.438.342.30.28211 1 000 mlnus mgneS1um l

Note: pH 6.5 in black wattle , pH 6.0 in alder.

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肥料木の栄養生別に|則する liJ l 究 J (川村・岩川・北村・原)

まきつけ穴に泊ドして接種した

f .培養開始

- 5

モリシマ・アカシヤ l土 5 月 5 日カミら 5 月 24 日まで,オオパヤシヤフシl工 5 月 10 日カ、ら 5 月 24 日ま

では,水道水で培養し,それ以後はそれぞれの培養液による培養を行ったc

培養開始時に:主モリシマ・アカシヤはだいたい 3cm 内外,オオパヤシヤプシは 1cm 内外の苗高であ

った。

g. 各培養液の組成

試験区に用いた培養液の組成は,第 2 表に示すようである。この士lf-fを液は,はじめは各区とも全部水道

水を使ったが, 1:\ 区(ー Ca, +R) および X 区 (-Mg , +R) の 2 区は,水道水では欠乏症を現わさ

ない懸念がうカ}がわれたので,土庁主開始後それぞれ 40 日および 45 日日に当った 6 月 24 日に蒸溜水に

災更したコ

標準培養液は,春日井氏日の畑作物IH水制培養液に準じ,無窒素地主主液, 無燐酸上告養液,然方!1!型的養

液,無石灰培養液,無苦土および 3 f古燐酸培養液は,筆者らが改変剥製したものであるが,これら常設液

の基準要素量ば, N... .40, P20"... .20 , K ,O... .40 , MgO... .40, Fe, O,... .5p.p.m. となるよう;二

しTこ〔

なお第 l 区力、ら第 IV 区までの培養液には, さらに B20 ,;. ...0.5 ρ.p.m. (捌酸), Mo ,O,... .0.05

ρ.ρ.例. (モリフeテ、ン目立ソ{タツを添))n した J また各区の情養液の pI-Iは,主科作物では一般に 6.5 秘度

がJ采則されているので,モリシマ・アカシヤでは pH 6.5,オオバヤシヤプシでは北村山の報告にしたが

って pH 6.0 を保つように,それぞれ HCl で調整した 各前検|去の培養液のとり泊、えは,胤夏の 7~9

月の問は u昼間に 1 凹,その他は 10 日に 1 同行ったJ

なお,好「究方法については宮崎・その他71 の研究報告を種々参照したc

h. 培養管理

培養は,林業開技場内のガラス室のトロの上で行い〔写真 1 ),各試験区の幣31執の配列もしばしば変え

て,位置による影稗をなるべく少なくするようにつとめた。

なお,培養液の温ELZがあがるのを防ぐため 5 , 6 , 7 , 8 の 4 カ月は,高温で日照著しいときは上部な

らびに側面の一部をヨシズでおおい,普通lIì';-天の日は屋外に,'ljし,雨天の日および夜間はガラス室内にス

れて管耳目した。

播種後第 11戸!の filJ引で,各カメ 20 フド仕立を 10 本仕立に(モリシマ・アカシヤは 6 月7F:! ,オオパヤ

シヤプシは 7 月 15 日) ,また第 2 rliJfl の間引では,各カメを 5 木仕立てにして個体iliを少なくするように

し(モリシマ・アカシヤは 7 月 7 日,オオパヤシヤプシは 8 月 18 日) ,培養は 10 月 20 日まで行ったc

由 実験経過ならびに結果

各試験区の苗の地上部における生育状況は予言時観察記録する主ともに,首長は 1 月ごとに測定を行い,

培養液のとりかえ,および間引の際にはとくに根系の発育,皮肉の形成状態に留意したコ培養終了時には

各試験区についてつぎのような調査を行った二

すなわち, 竹カゴをこわして個々の苗をとりだし,根元 (地上部と地下部の界にみられる変色した部

分〕から切断して,地上部は百高と根元直径,授の長さ(合計した長さ),葉の数およびそれぞれの重量を

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第 3 表 モリシマ・アカシヤの月別生長霊

試 験 区 」姐25 日 17月 ~513_1 8 月 25~_"__. __1 9旦坦 |一一一」旦日L--;;;:;----̂ 一一!踊|鰍[隅|奨数|直径|百高|匙|業数|直径|苗高 lE2l 糊|直径|苗判定|撒|阪

c附 c問 問問 cm I cm I 問問 cm! C'J1引 | 附加| 印刷 C明 cm

r A 1 10.0 1 6.2! 32.6 1 12.4 1 5.01 61.4 1 62.0 1 30.21 8.2 1 日 7.41 176.0160.2 1 9.2 1 99.41226.2170.012::>.8 Cont. , +R (+B , +Mo) ~ B 110.8 1 6.4135.0112.21 6.0167.6175.4130.41 9.61 97.21206.0159.41 11.41 107. 引 252.01 70.0 1 29.8

l平均 1 10.4 1 6.3 1 33.8 1 12.3 1 5.5 1 64.5 1 68.7 1 30.31 8.9 1 92.31 191.01 59.8 1 10.3 1 103. 引 239. I1 70. 0 1 27. 8

番号 l

I

2

4

8

2

2

7

78761iB

(JLぺ4つム喝

I

ハノムTA

nuQUA守つ

LQunu

只υζυ只υrO

亡、υζU

4

6

5

2

8

0

0JQJQJA

包にdRd

臼づ臼

Hl

ABmヤABmヤ

rl'i,‘lllkF411}411Et、

\!jノ

O

¥

/

M

o

M

斗i

+

B

L

+、村

fi¥

R

E

一副

M

N

ω

YLH

E』

Ti

N IA

N , -R (十 B, +Mo) ~ B l平均

V Cont.,十R !ム lj;:VI -P, +R

VlI 3P, +R

1狙 K, +R

IX -Ca, +R 均均

AB

AB

,flEEEEE,J、11』目EE--、

rι111111s

,、目目'PB‘、

X -Mg, +R

10.6 10.2 10.4 jjjli;;;[3;;ljj;:

9.6 10.4 10. 。 j;!121ljj;;|;:?

jjilji!l i;jl ij;;

jjjl21151j;!!jji

:11:;

25.0 25.0 25. 。

17.4 18.4 17.9

jjilijilj;j 39.8 64.4 52.1

26.2 69.2 47.7

iム |!;;l i;; (ム l jj;!:;;

14.4 17.4 15.9

9.4 11.0 10.2 51iij;lii;:|;;;j

6.0 I 7.8 6.7

15.6 16.6 16.2 iJ!l;jj!jjj

25.0 32.2 28.6 三 |l;jjil ijjJilji;;l!;;

:1J:: 10.6 10.8 10.7 j:il;l;jl;!;!I23|;;: 511121:jjjlijj 11.6 10.6 11. 1 31ljjJil:;;;ljjjil:;: 11.0 11.8 11.4

47.4 I 24.8 58.6 I 33.4 53.0129.1 ,

5.8 9.4

7 ・ 6i

7.4 I 8.8 8.1

l!;:lj;jl;;i!;;;j l:ijj!?;jj;[j7JjljjJj

:J i:]:ijjj;: ;;;jl;i;;;1;1;1l;;;j ij;;li;jjij;;;l;;;j ::;;l ljjjjliUljjj;

29.0 27.0 28. 。

22.2 27.4 24.8

Q)

廿骨澱耳一録部門草刈同期

3・

潔由也府相

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国間挙対局)泳蹴除隠れ翠JサNVSHW同

考試験

番号| 組 合

fA :Con t., +R (+B , +Mo)~ B

ドド均

fA Con t., -R (+B,十 Mo)~ B

l平均

4.70 1.54 8.30~ 2.92 6.50 ♀ .23

r A 1 19.70 6.58 , -N , +R (十 B , +Mo)~B '29.4011.52'

l平均 24.55 9.05

fA -N , -R C 十 B , +Mo) ~ B

l平均 l

{~ B 平均

.11

11[

1V

ド.;

(茜44・地」で持主・罰)

2.74' 0.38 I

2.70 0.32 I 2.72 0.35

2.74 0.38 ! 2.70 0.32 I

2.72 0.35

0.48 0.56 0.52

1. 52 1. 68 1. 60

0.26 0.34 0.30

0.881 1.00 0.94

[合i詩句 l

lA3870 1342 B 34. 80 1 7 • 14 平均 i 4 1. 35 , 15.28

3.38 2.80 3.09

1.321 5.03 1.74

0.22 0.22 0.22

0.64'

0.68 0.66

Cont. , +R V

、a

5.64 36.56 10.74 10.62 2.00 : 8.60. 47.00, 17.38 12.10, 3.04 7.1i 11.78: 11.06' 11.36! 2.521

6iω川町|

3

4

8

7fA生ハU

14nノゐ内ノム

A

A守口フ

内ぺυQUkd

nuハunU

730

rむにひ〆O

3.76' 6.911

5.351

l A 102O B 6.40 平均 1 8.30

r ~ 1 ~~・ 60i B 14 ・ 133ド均 13.28

1 A , 12.50 1 B|1720 平均 1 11・叫

P , +R

-K , +R

第 4 表 モリシマ・アカシヤの生長萱

| 地上部企豆一塁一一|地上部計ト_j'Ün~i'm空豆量一 |地下部計|全重量|陪|幹 ι 校 襲~ l.!.:..---.L.. I lI

JI={ I I 根|根腐| 一一 1 ~=~-I 備

!と自民乾重|互主主ElK\'iZ重生重時t重|生童 l風孟孟|三主童 1風l乾重|生霊 l風乾重(戸亘 l風車壇Ic喧』整重| 一一g g' g g gl g: g g g g' g , g g g g g

36.36 14.40 11.80 1.00 70.80~ 23.92118.92 42.32 22.20 4.10 11.40 1.74 1 36.60 5.81 155.50 48.16 56.4022.10 15.10' 5.21 88.7631.34'160.2658.6821.52 6.011 16.36~ 2.82' 37.88 8.86 , 198.14 67.54 16.35 18.25' 13.45 , 4.62 79.78i 27.63 ,139.58 50.50 21.86 5.07 ' 15.38; 2.28 : 17.24, 7.35 176.82: 57.85

11 ・ 70 3 ・ 66' 3.3d 0.64 20 ・ 9416 ・ 16 1 払 941M6|8.441 ・ 46 1 2 ・ 801 0.34 : 11 ・ 24 1 ・ 80:47.1811μ630.00 10.88 15.60 5.04 74.80 22.68120.40 38.60 14.88 3.60 1 13.90' 2.06 28.78 5.66 149.18: 44.26 20.85 7.27 9.45 2.82 47.87 14.42 78.17 24.53 11.662.53! 8.35 1.20120.0113.63 98.18128.26

36.70: 10.92 61.10. 19.04 , 8.40; 1.60 ~ 7.68 , 0 ・ 98 16.042.58177.18121 ・ 6253.90] 22.12 91.60: 36.56 12.6613.06 : 10.701 1.62 1 23.36' 4.68 !111.961 41.21

45.301 16.52 76.35 27.80 10.53' 2.33: 9.19 , 1.30 19.72 3.63 96.07i 31.43

0.68 0.25 0.0:' 0.05 1.20 0.35 1.93 0.65 1.10 0.28 1.10 0.28 , 3.03 0.92 , 4本平均1.18 0.281 0.03 0.03 , 0.85 2.75 2.05 0.58 1.93 0.30 0.93 0.30 I 3.98, 0.88 グ

。 η0 幻|。円 0.04! 1.031 0.31 1.99 0.61 1.5110.29 i 1.51 0.29 I 3 引 MT9.50 3.26' 2.61 0.90 18.501 7.60 36.04 11.76 13.80 1. 88 , 3.80' 0.66 : 17.60' 2.54 ' 53.64 14.30;A区に腐

45.00 16.72 12.50 4.26 69.90 21.78127.40 42.76 16.204.24 15.80' 1.80 32.00 6.04 159.40148.80敗菌発生

4.261 0.86 4.38 0.88 4.32 0.87

9. ∞ 2.20 65.70; 18.72113.60 34.34 16.50 3.76 14. ∞1. 60 30.50 5.36 114.W 39.70 9.10 3.26: 67.10! 22.64120.30 43.04: 16.76 4.10: 13.72 , 1.96 , 30.48 6.36 150.78 , 49.40

9.20 2.73 1 66 刊 20681169J!38d 16 町 ω1 13 竹 17813045861147 刊 44.556.80 1.78 36.30! 11.12 53.30 16.28 9.14 2.00 , 5.04 0.74 i 14.18 2.74 67.18 19.02

3.70 1.38 '23.801 8.88 33.90 13.06 7.14 1.74' 3.86, 0.34 i 11. 00, 2.28 44.90 15.34]

5.251.58:30.凶 10.00 43.60 14 ・ 67 , 8 ・ 14 1 ・ 87 4.45: 0.64112.59;2.51 56.19 17.18

7.10' 1 ・ 88 I 18 ・ 021 5.82' 38 ・ 02112.02l9.60!0.2014.吋 0.74 1 14 ・ 30: 2 ・ 14 1 52 ・ 321 14.761 3.40 1.30! 18.131 6.03' 35.63 , 12.60 8.28' 2.43' 5.900.70! 11.183.13 i 49.80' 15.7仰木平均5.61 1.62' 18.071 5.91 36.96 12.28 9.01 2.19 5.23 0.72 I 14.21: 2.91 151.20 15.19

2.刈 0 ・ 42 113.361 2 ・ 12 I 札 92: 13 ・ 16�.6O: 1.∞ 1 19.70' 4.04 1 66.701 21.42 5.1710.71 1 16.5313.23 1 58.311 17.291

3P , +R

V[

四l

VII

Ca , +R

-Mg, +R

lX

X

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- 8 一 林業試験場研究半IH守第 99 号

第 5 恭;ー 生長量比較ポ(アカシヤ・モリシマ)

Table 5. Cornparative of growth (Acacia mollissima WILLD.)

l 首長 l 風乾重量 | 根癌形成量事項 Height of stern Drying weight Root nodule

培養区 \MMters U411ii抗 lAl時五目立同協会KÌI~ds~f ;;;lution H'~.U5~"1 nU"lv • 'v ;Averagecll ."".]V. 'v w~;ht

cm % g % g % 103 100 58 100 2.3 4.1

70 68 28 49 1.2 4.4

87 84 31 54 1.3 4.3

17 16 1 2 -

110 107 49 84 1.8 3.8

18 17 1 2

106 102 45 77 1.8

37 36 17 30 0.6

63 6 I 1 5 26 O. 7

66 64 17 30 0.7

J Cont.,十 R , +B , +Mo

J[ Cont. , -R, +B , +乱1[0

JI[ -N , +R , +B , +Mo

lV -N, -R, +B , +Mo

V Con t., +R , -B , -Mo

V1 -P, +R

¥'][ 3P , +R

�ll -K, +R

IX -Ca, +R

X -Mg, +R

4.2

3.9

∞町山首高

0

0

5

4

gωJFAU

」。叫14MZ工

Fig. 2

crn

120 V Cont,~ R

20

l[ Coぱ,-Rx -阿E や R

一_.- :oc -c...令 R

678 9 m 月(Jun.) (Ju.I.) (Aug.) (Sep.) (oct.)

第 2 図 モリシマ・アカシヤの_t/~長経j0JGrowth of each experirnental section (Acacia 例ollissima WILLD.)

ばかり,地土部の重量をまとめたコ地下部は根系から痕腐を分離し,それぞれについておもに重量を測定

するにとどめたのモリシマ・アカシヤは棋癌の発育が旺盛で無数に着生し,粒数を記載することは困難で

あったので,重量だけにした〔各区ともすでに根癌が枯死して黒変したものがかなりみられたが,これら

も混入したままの重量を測定した〕。

生長のよい区の根系は,カゴのなかで密に交錯していたので,完全な形で掘り取ることはむずかしかっ

たが,水で砂と選別して,できるだけ損失を少なくした

なお,モリシマ・アカシヤの試験区では,根腐菌無援種区(1V区〕の各鉢に 1 本ずつ自然感染による根

腐形成のためかなり生長したものがみられ,また標準的養液区の接種区 (V 区〕の 2鉢のうち 1 鉢は,途

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肥料木の栄養生理Jこ|刻する研究 1 (航村・岩川・北村・原) 9

ヰIから腐敗菌が発生して著しく生育がおち,そのほか石氏欠除区では枯死したものが1:;1-(あらわれたが,

これらはし、ずれも訓査の対象から除外して平均似をとった。各試験区間の生長状態を説明するためには,

佐山:上,もっとも生長のよかった 1 区を標準として比較することにした。

a. モリシマ・アカシヤ

各試験区ごとの~t育状態および銅貨の大要をのべればつぎのようである(第 3 , 4 , 5 表, f112 凶,写

真・ 2 ) 0

(1) ]区 (Con t., +R , +B , +Mo ,)

アカシヤは生長がはやく,苗j:日では播種後秋までに市高1.5m 前後にのびるのが普通であるが, ヌド実

験のj\l種矧はがH カ月おそかったにもかかわらず,もっとも生長したものは 1.3 m もあった。播種後 20

日日ごろに収系がカプの外に出 , 30 日 11 ごろにはすでに1則託の形成がみうけられるようになったコ 50 日

日ごろには 11区では第 1 奨が落葉したが本区で、は落葉はみられなかった。 90 日日ごろには新しい奨の一

部のものに黄色が泊、ったものがみられたが, 110 日目ごろには黄色はしだし、にきえて全般に生長が大へん

臨んになり,培養終了時の主長量はし、ずれの区よりも大きく,有意丞がみとめられた(写真・ 2)。 板宿

の蒼生は日胤で石:~!沙jftjの上IÇ''l'"ì'1!)全国をおおい,きわめて大量に着生した(写真・ 6) 。 本区の初期に形

成された1良府は一般に粒状あるいは球状の比較的分岐の少ない中腐の大きさのものが多数形成されたが,

窒素欠除区で初期に形成された根癌は,分岐状の比絞的大塑の根庖が多いようにみられたっ

(2) J[区 (Con t., -R, +B , +Mo)

熔1霊後 50 日 1'1ごろまでの苗長は I 区とほとんど差はなかったが,いくぶん誕の緑色がうすく,また第

一撲が落葉するものもでたが,このころはまだ根拍欠liÁ,による迷いかどうカ aはわからなかったJ しかし,

l 区では播種後 30 日目ごろにはすでにかなり根胞の形成がみられたが,本区では 70 日 ~I ころに1m引い

た苗についてもまだ様胞はみられなかった(第 6 表)c さらに 110 日目ころになると下業が文色になり,

小奨がバラバラ落葉するものもでるようになったのに刈して, ]区では禄色が波く溶奨はみられなかった

ので,やはり i悶習の機能による同区のrr~があらわれたものとおもわれたむその後 125 日目ころまでは I 区

にくらべてまだ緑色が淡ヵ、ったが, このころから本区にも自然感染による根胞がかなり着生しだしたの

で,しだいに生長が雌んになり喋色も 1 区に近い正常な禄色にかわるようになった,しかし, m養終了時

の生長は]区に対して苗高および風乾重量は 68% および 49% であって,有意差がみとめられた(写真

. 3) に

(3) 川区 (-N , +R , +B , +Mo)

播種後 4::> 日目ころには初j生の複主主が1ft色になって来襲しはじめ, 50 日目ころには預芽および複葉の

周縁なども黄色をおび,生長状態は無接種区(lV区)と差d異がみられない。 60 日目ころには苗の全体が

かなり黄色になって,苗高は 1 , ]1区にくらべて劣るようになった)しかし 30 日目ころにはすでに根暦

が着生していて,しだいにその数量の増加がみられ(第 6 表), 70 日目ころからは急に葉色が援しまた

生長もよくなり, 80 日目ころにはすでに無接種区 (lY 区〕の約 2 倍の生長量に達したc その後もますま

す急速に生長量をまし,全く正常に近い発育をしめし, 110 日目ころの苗長はE区と差がみられないほど

になり 1 区にもかなり近づいた(写真. 4)c 培養終了時の生長量は lV 区の約 5 倍で, ]区にくら

べれば苗高 84%,風乾重量 54% でまだかなり劣るが,外観 tはE区をしのぐようにみられた(厳密には

E 区と有意差はなかった〕ごしたがって培養を継続すればさらに著しい生長をしめすものと考えられたc

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- 10 ー 林業試験場研究報告第四号

第 6 表 1m引ï'i'îの恨抱着生:伏i氾

事項1_ :fi: :g~IS播種後一) 1---,~:7l-BgU_S欄後一〉

ポット別 ポット別

~

I (各 10本平均) (1),白)着生個数I (各 5 本平均) (1) , (到着生個数l • の平均 lの範「 の平均の範囲培養区

(1) I (2) I I (1) I (2)

個側{図{悶個個個個1 Con t., +R , +B , + 乱10II Con t., -R , +B , +Mo

14.4 10.2 12.3 8~18 33.6 32.6 33.1 18~57

日[ -N, +R , +B , +Mo 18.8 14.6 16.7 I 9~43: 19.0 24.2 21.6

土空 R, +B, 叫o - l-[ | 1O~31

V Cont.,十 R, -B, -Mo 10.2 13.4 11.8 6~15 15.4 21.0 18.2 12~32

Vl -P, +R { (8~) (11.4) (9.9) (5~13) (6.6) (7.6) (7.1) (3~10)

VlI 3P, +R 8.8 10.4 9.6 4~15 17.0 23.0 20.0 12~41

羽E -K, +R 5.0 6.8 5.9 3~12 16.8 11.4 14.1 4~22

lX -Ca, +R 13.8 8.0 10.9 5~18 18.2 25.2 21.7 12~35 X 一乱19 , +R 7.2 11.6 9.4 4~20' 14.6 19.6 17.1 8~32

備考 ( )内は赤福色の斑点状のもの

なお本区に初期に形成された根痛は,一般に叉状あるし、は分岐状の比較的犬型のものが多かった:

但)lV区 (-N, -R,十 B , +Mo)

播種後 40 日目ころには初生の複葉が黄色をしめして落葉しだしたが,他区とくらべて苗長には大差は

なかった. 50 日間ころには前全休がかなり武緑色となり, 頂芽から 2-3葉を践して他は落葉するよう

になり首長は 1 , n 区にくらべてかなり劣るようになったハ即日目ころの苗高は約 9cm で1, II区の

1/3~1/4 で, II[ 区とくらべても半分にすぎなかった。 110 日目ころには葉はほとんどおちて衰弱し, 幾

った部分も黄色が強く, 著しく病的で, 根系も全般に貰褐色をていして,根端部分の組織までやや硬化

し,活気はなかった l その後は筏った]頁芽がし、くらカイI1 1長したものもみられたが,形態はますますわるく

衰弱の著しいものはほとんど枯死に近づいた。このころから 2個のカメにそれぞれ 1 本ずつしだいに生長

をとりかえしたものがでたが,これらの根もとには,自然感染によって少数ではあるがかなり大きな根腐

の形成がみられた。これらはしだL、に生長長を増加し奨は濃緑色をしめし,培養末期ごろには本区内の仙

の個体との問に明らかに差がみられたο 根府の菅生しない首の生長量は I 区に対して ïTi高は 16%,風乾

霊長はわずかに 2% で,]1[区に対しても, 12i高および風乾重量はそれぞれ 19.5% , 3.29ó で, ほとん

ど枯死に近い状態て・あった(写真・ 2, 5) コ

(5) v 区 (Cont., +R)

本区は B と Mo の欠除によって根窟の形成に影響がみられるかどうかを工区と比較し,玄た 1ヨ区以

下の試験区に対1しての標準区となるものであるつ

根腐の着生状態は播種後 33 日目および 7:) 日目の,培養初期の間引苗について調べた結果では, 1 区

にくらべてかなり少なく,着生粒数には有意差がみられ, B および Mo を添加することは,生育初期の

根癌形成に有利なのではないかとおもわれた(第 6 表〕。 しかし培養終了時の根癒着生状態は工区にくら

べて,著しい主主はなかったっまた苗の生育状態は,播種後 70 日目ころには I 区にくらべて苗長がやや劣

るようにみられた。 100 日目ころからは 2 個のカメのうち 1 個に腐敗菌が発生して, 生育が著しく悪く

なったが,他のカメの苦は I 区についで良好な生育をしめし,培養終了時の生長量は, 工区に対して苗高

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肥料木の栄養生理iこ|均する研究 [ (植村・岩) 11 ・北村・原) -11 ー

および風乾重量は 107% , 849ó で,有意主主はみとめられなかった (本区の生育状態は以上のようであっ

たので,九I 区以下の生長比較には便宜上 I 区を標準とした〕

(6) V1 区 (-P , +R)

j窃箇後 30 日目ころには他の接種区では各区ともすでに隈腐の着生がみられたが,本区ではまだ全くみ

られず,ただ根問形成の初期とおもわれるごく微細な赤紫色の斑点状のものが,根もと近く;こわずかみら

れた程度であったこ 40 日目ころには奨色カ:他区にくらべてかなり 81~l 、緑色となり, とくに日中の強い陽

光のもとでは,小業は合掌状を呈し複奨も半ば以上とじ, l:iJ Jタや,公りの日にはかなり開嘆することは,

他区にはみられない特殊な症状で、あったo 5~ 日目ころには他区にくらべて生長はもっとも劣り,奨色は陪

緑色になり 80 日目ころには生長はほとんどとまり,下部のノj、薬は落葉しやすくなったち紫色は赤紫色を

おびた渡し、緑色をていした、 100 日目ころからは全く生長がとまり , 130 日目ころには下部の小奨はバラ

バラおちて奨軸だけをのこすようになったが,培養終了時にはこれも落葉し,頂芽部に倭生な羽状奨が 1

~2奨筏るだけで,これらの奨はほとんど開業しない状態であった。奨軸や芸部も赤紫色をおびた偶色で

哀弱がひどかったが,まだ枯死するものはなかった l 恨系の発育もわるく,全般が掲色をていして,やや

硬化した感じをうけ,浪系の先端部にも新鮮な部分はみられなかった。なお培養終了時にもなんら根濯の

形成はみとめられなかった 最終の生長量は I 区に刈して 11ï高および風乾重量はそれぞれ lí9b , 29i で,

他の培養区にくらべてもっともわる方、った(写真・ 2 , 10) 。

(7) VIl区 (3P , +R)

情種後 35 日目ころには奨色が,~窒素,無接種区 (l\í区)のようにかなり淀色をおび,初生の惚奨がお

ちるようになったが,これは椛養液の燐酸を高濃度にしたため,培地中の窒素と燐酸の平衡が1波れ,窒素

欠除と同じ症状を生じたものとおもわれたコしかし,根痛の着生は他の接種区と大差がなカゐった 5J 日

目ころの苗高は11[, IV 区および VI 区にくらべればよしゅ'; 1 , lf 区よりかなり恐く川区と同じ程度であ

った。その後下部の奨禄が業福色になり, 落葉するものも多く, GO 日目ころには先端部の奨がわずか残

るだけになったが,lV区および \1 区にくらべれば苗高は 2倍も高く, m 区および\1ll区よりも生長はよ

かったっその後 70~80 日日ころからは,奨色が急迫に疋常な緑色をとりもどして生長が回復し,しだい

に 1 , l[区に近づくようになった J 培養終了時の苗高および風乾電量は I 区に対してそれぞれ 102% およ

び 77% であった(写真・ 11)0 根崎も生長回復後は,その数量に著しい増加がみうけられたっ

(8) 川区 (-K , +R)

機種後 3~ 日目ころの首長は他区とあまりかわらず, 5~ 日目ころには1, 1T区より劣るようになった

が,そのほかは欠除による影響はまだ明らかでなかった 70 日目ころになって,幹茎が慌に倒れるよう

にのびる傾向がみられ,しだし、に根もとの部分から強く曲って這うようになり, 80日日こるの苗高は 1 ,

E 区より著しく劣るようになった アカシヤ類は幼苗のときにはいくぶん斜めに伸びる傾向があり,他

の試験区でも横にかたむくのがみられたが,本区ほどには著しくなく,生長するにしたがL、しだいに回復

して直立するようになったが,本区では反対にますます横臥し,上長生長も衰えるようになった(写真・

12)コさらに 90 日目ころから羽状複葉の先端部および葉綾部が黄褐色に変色しはじめ, この部分のIJ、葉

はしだいに枯死し, 110 日目ころには遂にバラバラおちるようになり,先の枯れた葉執が残るようになっ

た(写真・ 13)っ苗ののびはほとんどとまり, 横臥した根元の部分からは新芽が直立して発生するのがみ

られたが,これらの伸長も微弱なものであったて主幹は節聞が短くかっ節部(奨般の部分)がやや突起し

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- 12 ー 杭業試験場研究報台第 99 号

てごつごつし,全体は著しく萎縮した形になった J 根元{í11ヵ、らでた校や新芽も同様な形態になり,このた

め根元部はきわめて符生した枝葉でおおわれた 地益終了11~ の市高および風乾重量は l 区に対してそれぞ

れ 36% および 30% て也あった l 板宿の着生は,培養初期の 33 日目および 70 日日の間引首によると,

I 区にくらべて劣るようにうヵ、がわれた。培養終了時の鷲生量を I 区および 111 区なとにくらべてはるかに

少な泊、った。

(9) 1X 区 (-Ca, +R)

嬬;種後 45 日間は水道水で培養したので,この間はカ、なりの石氏の補給をうけたものと考えられる 70

日目こるの生長量および展癒の形成状態は 1 , ][区とあまり差がなくよく生長したが, 100 日目ころから

にわかに著しい変化カ1みとめられた。すなわち,個体によって多少のずれはあったが,百の先端部から中

央~1i)にかけて,奨は紋色のまま,半ば凋萎した感じになり,複誕のまま落紫するようになったーこの症状

は世の中央部から先端部tごもっともはやく現われ,凋1さがみられるものは,数日のうちに来集するように

なり,業制の向山号およひ、業肢の ;'í11分がカ hなり貰色を呈していた したがって落葉の症状と前後して,業阪

の新芽も同じように凋萎し,手をふれればまだ緑色を呈しているものも,容易に落ちるようになった し

かし幹の下方部分には,はじめにはそれほど著しい影響はみられなかったが,その後しだL 、に下部および

中央部の妓Jった援も,緑色のあせたノj、奨が多くなり,彼繋が斑点状に変色し,これらの小業は後にはパラ

'パラ落ちるようになった(写其・ 15) 120 日 11 ころにはr[,央部から上方の喋および新芽はほとんど落ち

て,幹や校の先端部の組紘は枯死した(写真・ 14) このころには侭系の発育も出くなり, J~養液の中で

腐敗菌におかされる場合も生じ,培養液をかなり;,1よ変することもあった 140 日 Id ころには首のほぼ上半

部は落葉枯死し,枯れ筏った下郊の茎治、ら 1~2 の新芽が{f['長するのがみられたが,樹勢を回復するまで

にはならなかった 明養終了のときの生長量は I 区に刈して苗高および風乾重量は 61% および 269/ó で,

j則すの着生霊も比較的不良であった J

(1ゆ X 区(一 Mg,十 R)

IX 区と同じように播種後 45 日 1711は水道水でl;'\"養し,後で蒸溜水にかえた 3:) 日日ころの生長はI, n

区と変らず浪胞の着生状態も普通で, 70 日目ころのよjミ長も旺硲であった しかし IX 区と同じように 100

日目ころから著しい徴候がみられた。すなわち,百の先端部から中央部にカ竹て,複奨が凋萎状態になり

緑色を呈したまま喋削のっけねからおちるようになり,業)j(をからでナこ若芽も同様の症状をていしたっ凋萎

状態l土日Jj らかに病的のもので,症状をしめした複挺や前矧ニに手をふれれば,肉IH~';r~i~虫、ら行J,)Jにおもること

は, 1X 区の場合と同じようであり,また業版部分が~(f色に変っているのがみとめられた このJ伏広、は 110

日間ころにもっともひどくなり,首の上部に残る復業は著しく少なくなった 120 日目ころからは影響の

少なかった下部の複葉の周縁が退色しだし,この部分の/J、業に淡し、黄色の斑点ができ,これらの小葉はし

だいにポロポロ落ちるようになった〔写真・ 17)0 140 日目ころには生長はほとんどとまり, 幹茎および

枝の先端部は枯死し,褐色にかわった〔写真・ 16) 。 哨養終了時の生長量は I 区に対してF面高および風乾

重量は 64% および 30% でかなりわるく, JX 区とほぼ同様で根癌の着生状態も不良であった二

b. オオパヤシヤブシ

各試験区ごとの生育状態および調査結果の大要をのべればつぎのようである(第 7 , 8 , 9 表,第 3 図,

写真・ 18 , 19 参照〉。

(1) T 区 (Cont., +R , +B , +Mo)

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第 7 表 オオバヤシヤプシの月別生長量

試 験 区 |1-7_月凡 25 日 I 日月 25 日 I 9月 25 日 1_____10月25 日

番号| 組 合 -E 百高 i 実数 l 直径 l 中高校のお里竺ì][ ê 古 竺戸!手数直径|古里空引葉数川手-C押1 押1m cm cm m m c問 ; cm | 問問

Cont. , +R , 5.2 8.0 2.6 13.4 3.0 i 13.8 4.2 22.2' 13.8 I 23.2 5.4 26.6 121.8 ! 29.2 : 17.4

3.4 6.6 2.4 12.2 I 1.2 11.4 4.2 19.6 17.0' 25.2 5.4 27.4 19.8 I 27.4 18.8 (+B , +Mo) 5.3 7.3 2.5 : 12.8 I 2.1 12.6 4.2 20.9 15.4 I 24.2 5.4 27.0 ! 20.8 128.3: 18.1

Con t., -l~ , 4.4 6.4 2.4 ' 13.4 1.8 11.6 3.4 16.2 7.6 22.4 5.2 18.2 I 17.0 34.0' 20.0 rZE E

H 1 3.6 7.2 2.4 7.8 0.2 , 10.0 3.6 I 13.8 3.2 14.0 4.4 16.4 5.6 15.4' 16.2 (+B, +Mo) 4.0 6.8 2.4 10.6 1.0 10.8 3.5 I 15.0 i 5.4 18.2 4.8 17.3 11.3 ; 24.7 18.1 うト

ごう

-N , +R , 1.6 5.6 1.0 2.6 6.0 1.4 3.6 0.8 11.4 4.4 4.8 1.6 10.0 14.4 米湖J持I 11[1 1.6 5.6 1.0 2.4 7.8 1.2 3.2 0.4 10.0 2.2 4.0 0.4 9.2 12.6 (十 B,十 Mo)

1.6 5.6 1.0 2.5 7.2 1.3 3.4 0.6 10.7 3.3 i 4 ・ 4 1.0 9.6 13.5 屈

12 1.0 4.0 1.0 2.2 6.8 1.8 2.2 7.2 2.4 3.2 6.6 15.8 (i

IV -N , -R ,

1.0 5.2 1.0 2.0 7.4 1.6 2.4 8.0 2.0 2.4 ; 7.8 13.8 よ呈

(+B, +Mo) 1.0 4.6 1.0 2.1 7.1 1.7 2.3 7.6 2.2 2.8 i 7.2 14.8 斗

む主

6.6 22.2 7.4 19.4 ' 19.6 ~ 己

4.8 2.0 12.8 1.0 10.2 4.0 18.6 5.4 ; 25.6 11.8 許3

V Cont., +R 3.2 3.6 2.2 8.2 1.6 12.2 4.0 17.0 23.2 25.0 5.4 I 21.0 25.4 28.0: 17.6

4.0 6.1 2.1 10.5 1.3 11.2 4.0 19.6 15.3 21.8 5.4 i 23.3 18.6 I 23.7 , 18.6 ...,

1.0 3.8 1.0 2.0 3.6 1.0 1.0 3.4 1.6 1.6 2.0 7.0 (

VJ 1 P,十 R 1.0 4.4 1.0 1.6 4.2 1.0 1.2 2.6 2.0 2.0 2.6 9.2 き1.0 4.1 1.0 1.8 3.9 1.0 1.1 3.0 1.8 1.8 2.3 8.1 11:

3.2 5.6 2.0 7.6 1.4 11.6 3.8 12.4 9.6 21.4 4.6 I 14.2 i 11.8 , 25.4 17.8 主在vu I 3P,十 R 2.2 5.8 2.0 7.4 0.4 8.8 3.6 15.4 4.6 15.2 5.0 i 18.4 6.0 16.2 17.8

2.7 5.7 2.0 7.5 0.9 10.2 3.7 13.9 7.1 18.3 4.8 , 16.3 8.9 20.8 17.8

3.2 5.2 1.8 7.0 8.8 2.8 9.2 6.8 20.8 3.2 10.4 I 9.0 16.4 14.0 ム4亡でム4

VIII , K,十R 3.2 7.4 1.6 6.8 1.0 10.0 3.2 日 .8 6.0 17.4 4.0 9.6 I 5.0' 14.0 14.2

3.2 6.3 1.7 6.9 0.5 9.4 3.0 9.0 6.4 19.1 3.6 10.0! 7.0 i 15.2 14.1 主主\ーノ

3.4 6.0 1.8 6.8 7.6 3.0 11.0 2.8 10.4 3.41 11.2|3.28.4 15.6

lX 1 -Ca, +R B 4.0 5.2 1.8 7.4 2.8 12.6 3.0 IJ.2 6.6 18.2 3.8 12.2 I 6.0 I 16.4 14.4 平均 3.7 5.6 1.8 7.1 1.1 10.1 3.0 11.1 1.7 11.3 3.6 11.7 1.6 12.4 , 15.0

1.0 7.2 2.8 10.0 2.8 10.8 3.8 19.2 11.8 20.1 6.021.120.022.020.6

x -Mg,十R 3.8 7.8 2.4 11.8 0.2 10.6 3.8 19.6 6.6 16.8 5.0 23.1 9.2 20.2 16.0 3.9 7.5 2.6 10.9 1.5 10.7 3.8 19.4 10.7 18.6 5.5 22.1 14.6 21 • 1 18.3

トむー。‘

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肥料木の栄養生理に関する研究 T (植村・岩川・北村・原〉 - 15

第 9 表 生長量比較表〔オオパヤシヤプシ〉Table 9. Comparative of growth (Alnus sieboldiana MATSUMURA).

首 長 )W.~乾重量Height_ of stem .. _qrying w~ig_ht

l 区 γ l 区に平均 対するiE fa> 対する比

平均乾重Ave叫ed Ratif toAVE叫ed Rat?to

cm 9'� g 96 27 100 5.8 100

17 64 3.7 63

根腐形成量Root nodule

Q~ 絞磨重(b)風乾忌量 171i風乾重Drying(a) eight

g % ;0 0.08 1.4

0.02 0.5

事項Matters

培養区Kinds of solution

L Con t., + R , + B,十恥10

][ Cont. , -R , +B , +Mo

111 -N, +R , +B , +Mo

IV -N, -R , +B , +Mo

V Cont. , +R , -B , -Mo

VI -P, +R

VJI 3P, +R

�1U -K, +R

2BQ

502411

1

8

6

3

3

8

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3

3

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2

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ウL1l1111

勺4

0.06 1.2

0.01

0.005

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0.3

Ca , +R

-Mg , +R

JX

x 0.05 1

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7 8 9 10 月(Jl.LI.) (A 比g.) (sep.) (Oct.)

第 3 図 オオバヤシヤプシの生長経過Fig. 3 Growth of experimental section (Alnus sieboldiana MATSUMURA)

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- 16 ー 林業試験場liJ F究報告第 99 号

本区のーwは tìi&' に 11出品1に生長をつづけた、熔種後 50 日目ころにはlII, lV 区の!日の禁色はかなり黄色に

かわったが, 本区は緑色が濃く生育は戚んであった, 65 日目ころに間引したIEで、は供胞の形成はまだほ

とんどみられなかった。即日目ころには[1[, lV 区にくらべて 3 併の生長量をしめし, 11 区ともしだい

に差がみられるようになったコ培養終了時の生長量は, 出高平均 27 c別でj[区とはかなりの差がみら

れた(写真・ 20) 根時も府主終了時にはかなり着生し, ことに形成されたばかりの小粒のものヵ:多かっ

たので,根熔による生長促進はこのころから著しくなるものとおもわれた。

(2) j[区 (Cont. , -R , +B , +Mo ,)

十播種後 50 日 lヨころには I 区にくらべて変らなヵ、ったが,即日目ころには !?i高がやや劣るようにな

り, 110 日目ころにはいっそう差がみられた〉 iif主主管理中にはとくに変ったことはみられなカ hった。 i告義

終了時の首高および風乾電量は I 区に対して 64% および 63% で, 有意差がみられたニ V 区にくら

べても劣った 1

(3) 11[区 (-N , +R , +B , +Mo)

播種後 50 日日ころにはまだ根胞の菅生はみられず, 葉は戎色をおびて生長はわるかった。 8~ 日目こ

ろから 110 日円ころまでは,やはり rv 区と大差がなく, :1, 11 区にくらべてはるカJこ劣った アカシ

ヤにおける II[ 区では 30 日日ころにはすでに根痛の着生がみられ, 70 日目ころには緑色をとりもどし

て急速に生長が凹復されたが,本区では根崎の着生がおそく 100 日日ころになってようやくその形成がみ

られはじめたもので,それまでは lV 区とほぼ同様の生育であったo 140 日月ころには新装も母色が濃く

のびたし,根間形成の影響がうかがわれるようになった 地主主終了時のすi商および風乾重量は 1 区に対し

てそれぞれ 16% および 12% で著しくわる力泊ったが, n 区にくらべれば,百高には有意差がみられた

(写真・ 20 , 22 , 23)η 最終の捌取り捌交では恨胞の着生もかなりあったので,さらに培養期聞があれば,よ

り旺械な生育をするものとおもわれたr

(4) W 区 (-N, -R , +B , +Mo)

j番種後 50 日日ころには奨が黄色をおひ、て,前高も l 区にくらべてかなり劣るようになったで 60 日目

ころには生長がほとんどとまり,誕も掲色になって落fé:" Wíは著しく表~J::J し, 80 日円ころの面高は I 区

の 1/3~1/4 にすぎなかった。 培養終了H寺の前高および風乾重量は I 区に対してそれぞれ 10% および

8% で , LI~育はきわめて不良で‘あった「写真・ 23)ごなお辰仰は実験終了まで着生していなかったご

(5) V 区 (Cont., +R)

木区は l 区から B と Mo を除いた,標íj主培養区の一つで,その生育も仙の肥料要素欠除区に比べて,

きわめてよい成績を示した。府養のはじめころには 1 区よりやや劣るようであったが, 110 日間ころから

は江区をしのぐ生長をじめし, 培養終了時の苗高および風乾重量は I 区に対してそれぞれ 85% , 89

%で,かなりの差があったが,統計的な有志差はな方もった また1問雪も l 区についで多く着生した

(6) VI 区 (-P , +R)

播種後 40 日目ころから葉の色が他区とくらべて穣い緑色をしめす上うになり, 50 日目ころの苗高は

すでに m , IV 区より劣るようになって,業の色もさらに陪緑色をしめし,幹茎は赤紫色をおびた緑色と

なった。 70 日目ころからはド葉が葉褐色にかわり, 枯れて落葉するものもみられ, 100 日目ころには生

長は全くとまり,葉色は紫がかった濃い議色をしめしたο これらの筏った葉はほとんど生長しないのでご

く小さいままにとどまり(写真・ 25),かつやや硬化したものとなった2 なお根腐の着生は全くみとめら

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肥料木の栄養生理に関する研究 1 (植村・岩川・北村・原〕 -17 -

れなかったc 培養終了時には苗がやや乾し、た感じで枯死に近い状態であったc また生長量は I 区に対して

苗高および風乾重量はそれぞれ 7% および 5% で,他のいずれの区よりも恋く(写真・ 18 , 19 , 21 , 24) ,

アカシヤと同様にハンノキ類にとっても燐酸欠除がもっとも恋い影響をおよぼすものとおもわれた。

(7) VII 区 (3P , +R)

播種後 53 日日ころの生育は工区と比べて, 特にかわりがなかったが, 60 日間ころには新薬が多少寅

色になり,アカシヤの場合と同じように,窒素欠乏店に類似した症状が現われ,この現象は 80 日目ころ

までつづいたので,生育は I 区にくらべてヵ、なり劣ったとその後はしだし、に凹復し 130 日目ころには川

区, lX 区よりよい生長をしめすほどになり, 150 日ころからは生育状態はほとんど正常にかえって, 実

験終了のころの生長はきわめて巨峰で、あったー培養終了時の苗高および風乾重量は I 区に対'してそれぞれ

いずれも 60% であった(写真・ 26),根腐の形成状態は苗の大きさの割には不良であった。

(8) 川区 (-K , +R)

播種後 50 日目ころには葉色その他にとくに変ったことはなかったが,即日!ヨころには 1 区にくらべ

てかなり劣るようになり, 110 日目ころには半分に減じた。 このころから苗高はほとんど伸長がみられ

ず,幹茎の下部は,清芸誌の間隔が著しくせまく,全体が倭性になり奨色もかなり淡く,黄色をおびるよう

になったc また根元に近い部分の葉肢からは,新芽が他区にくらべて多くでるようにみられたが,これら

もあまり生長せず, 1J、さい葉が根元の部分に叢生するにとどまったc 培養終了時の高高および風乾重量は

I 区に対してそれぞれ 37% および 32% で,著しく劣ったが(写真・ 27),アカシヤのように落葉や,茎

が級官人するなどの症状はみられなかった。根層の着生もわるかったc

ゆ IX 区〔ー Ca, +R)

播種後 40 日間は水道水で、培養したので‘ 50 日目ころの生育状況には,変ったことはみられなかった。

70 日目ころには I 区にくらべて苗高が劣るのがみられ, 110 日目ころには半分に減じた。 ことにこのこ

ろからは主として苗の中央部の葉にかなり顕著な欠除症状がみられた。すなわち,葉の主脈の両側に赤味

をおびた褐色の部分が現われ,これがしだいに大きくなって業禄部から枯れ,主脈を中心に表面にまきこ

むようになって(写真・ 29),遂には枯れて落葉したG 130 日目ころにはとくに著しくなって, 生長はほ

とんどとまった 奨に症状の現われない個体もあったが,生育は同じように衰え,培養終了時の生長量は

I区に対して百高および乾重それぞれ 409& , 349,6 にすぎなかった(写真・ 28). なお棋倒の形成は全期

間を通じてみとめられなかったので,ノ\ンノキ腐のj及川:}]>J戊には石灰がかなり著しく影響するもののよう

に考えられたο

(10) X 区 (-Mg , +R)

播種後 50 日目ころにはまだ生育状態に変ったことはみられなかったが, 60 日目ころには奨および芸

とも紅i通色になった苗が数本あらわれたが,これらはしだいに枯死した。しかし残った苗はその後の生長

もほぼ順調であったので, これが苦土欠除の影響であるかどうかは判然としなかった, 80 日目ころから

以後は I 区にくらべてやや劣るが, V 区とほlぎ同じような生長をしめし, 葉色その他にも変化はみられ

なかったコ培養終了時には l 区に対して苗高および風乾重量はそれぞれ 83% および 81% であったが

(写真・ 3D),風乾重量には羊ftZ:ZEはみとめられなかったの倶知?の市立ミもかなりよく V 区と同じようであ

った アカシヤの場合には苦土欠除は石氏欠除と同榛に著しい膨制lがみられたがオオバヤシヤプシでは,

著しい影響はなかった。

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- 18 林業試験場 rilF究報告第 99 号

W 考察ならびに結論

すでに述べたように,本試験は,従来ほとんどその栄養生理に閲する研究が無視されてきた肥籾木(根

摺樹木〕のうち,モリシマ・アカシヤ,オオバヤシヤプシの 2 樹種を選んで,将来苗畑養r:ÈÏならびに山地

係種に際しての基礎資;併をうる目的で,稚苗の生育と栄養成分の関係、を, ì長信菌の関係を含めて,砂耕を

力n味した水耕法で行ったものである。

従来のこの種の培養試験の条件に,さらに根癌菌の因子が加わり,限られた試験規模に対して,充分な

目験区分を設け得なかったため,今)TI)は一応予備的試験の程度にとどめ,さらにひきつづき不足の分を航

続実施の予定であるこ

したがって各試験の結果については,数量的の表示はしたが,拍子命および区間中11互の比較考察にWJ して

は一般的の傾向を述べるにとどめた}

モリシマ・アカシヤ,オオバヤシヤプシの全般を通じて,つぎのことが考察され,かっ結論づけられたご

(1) 本実験のような水耕培養試験においては,実験に使用する古jは,充分根腐の着生したものを月h 、る

か, あるいは播種の際に根癌菌を接種して, 根癌を形成する機会を充分に与えることが必要と考えられ

る。それでないと根癌菌の自然感染によって,同一の試験鉢内でも恨腐をはやく形成して旺盛な生長を示

すものと,最後までほとんど感染が見うけられずに微弱な生長にとどまるものなど,相互の個体問に著し

い差のできる場合がしばしばあり,実験測定の対象になり伴ないけ

したがって肥料木の栄養試験に隙しては,種子あるいは苗木に対する恨癌菌の接種は,剖自主の最初に必

須条件として考慮されるべきものとおもわれる

(2) 試験区 1 (Cont. , +R , +B , +Mo) と 11 (Con t., -R , +B , +Mo) の両者を比較してみると,

標准培養液〔含窒素培養液)においても, t畏癌菌を接種した区(J区〕の苗木は,J!!Ii接種区 (11区〕の

苗木に比べて,その生長および,根憾の形成が著しく促進されている。また無接種区であるJl区の稚苗

中には,その培養中に自然感~Þ~手によって,試験終了時までには,かなりの恨腐を形成した首が見うけら

れたが,これらの点からすれば, ì畏~hi?形成がよくせいされる程度の地養液中の窒素合量はさらに大きし、も

のと考えられたこしたがって, iJtJf~1の着生しない古木が充分な生育をするためには,本試験の完全培養液

に含まれる窒素濃度より,さらに高いものを有利とするのではないかと推定された しかし一方見方をか

えると,本試験では,問主主液はかなり頻繁にかえられたので、あるから,笠素の供給はそれほど不足してい

るとも考えられないので,根熔菌の7吉生は寄主値物にとって,窒素代謝のほかになんらかの生理的な作用

もありうるのではないかと考えられる U

(3) 恨脳菌を接種した標準培養液区の第 l 区 (Cont. , +R , +B , +Mo) と第V区 (Cont.,十 R) につ

いて比較考察してみると, B および Mo の微量添加は,培養初期には苗の生長およぴ狼煙量をかなり促

進する傾向がうかがわれた。したがって,非茸科植物の根膚にとっても,これらの微量元素は萱科植物の

根癌における場合と同様検討されるべき問題と考えられた。また,培地中に B,O, の a.5ρ.戸.m. および

M020日の 0.05ρ.p.m. 程度の含有は, これら同樹種にとってなんら過剰の倣候を示さないことが了解さ

れたり

(4) 第 II[ 区 (-N,十 R , +B,十 Mo) と第 lV 区 (-N, -R,十 B,十 Mo) および第1[壬 (Cont.,十 R ,

十 B , +Mo) と第 H 区 (Cont., -R,十 B , +Mo) とから, 無窒素培地におし、ても恨府首を接種すれば

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肥料木の栄養生理に関する研究 1 (植村・岩川・北村・原) - 19

標準培養液(合室素地養液〉の場合とほとんど劣らない[1:育を示すことが了解され生育に必要な窒素量は

恨胞によって供給されるもののみでも充分であることがうかがわれた。ただし,根腐を充分形成するまで

の初期の聞は,その生有がかなり劣るものであるから,室主素含量が不足している場合では,たとえ板宿菌

を接種しても,初期の聞は多少の窒素を添加することが,寄主組物の生長促進にきわめて必泌なことと考

えられる z

(5) 第 lY 区( -N, -R,・ +B , +Mo),すなわち無窒素培地で浪癌菌を接種しない場合は,たとえ B

と Mo を添加しでも,第 VI 区 (-P , +R) すなわち1t\í'1段欠除区とともに最もわるい生育を示し, 根腐

未着の苗はほとんど枯死に近づいた。本区のï1'H土試吹の後期に自然感染により,根胞を形成した個体も生

じたため,厳密な試験の対象とはなり得なかったが, 1持認未着のこれら肥料木は,無主主素の培地ではほと

んど生育を期待し得ないことが了承された

(6) 第\I区 (-P , +R),すなわち燐酸欠除区は,阿1損種を通じ,摂庖菌を接種しても,その生育は最

も不良で,第 lV 区のj庶窒素,無接麗区より劣っており,恨胞とみなされるものは,会期山を通じて形成

されず,干佐世はいつまでも漆小にとどまったけ

したがって燐酸は,宣科値物の根癌のみならず,ハンノキなどの非宣科植物の綻癌にとっても,その形

成のためには,特に重要な養料元素と考えられる

また,紫色はモリシマ・アカシヤ,オオパヤシヤプシのいずれも燐酸欠乏症としてしばしば指摘される

陪灰緑黒色を呈し,実験の後期においては下部の複奨はほとんど落葉し,頂部の 2~3 の奨のみになり,

しだいに枯死に近づいた J

なおモリシマ・アカシヤの場合は,その複撲は日中の II'{射の下ではほとんど閉じ,朝夕の羽光の下では

かなり聞く現象を示し,複葉の開閉機構に燐酸養料もなんらかの関連性を有するものと推定されたc

(7) 第 vlr 区 (3P , ト R),水耕培蓑之の場合i刊誌液の燐限量を 3 倍としても,頻繁に培養液のi反りかえが

行われる場合には,培養航物に供給されるね対長が 3{告ということにはならないが,普通より高濃度の含

燐酸培養液が生育におよぼす状態を予備的にしるためにー厄この区を設けた二

燐酸 3 伯区すなわち 11 当り P,Û, 60 mg を合む土庁設では,初期の間(発:!Ji後印目前後)は第百区

に似た状況を呈して,生育がわるしかっ根腐も小さいものがわずか形成されるだけて、あったが,モリシ

マ・アカシヤでは培養後t(;J 68 日目ころ,すなわちある程回往苗が生育し,かっ摂癒を形成した後はきわ

めて旺盛に生育をはじめ, 120 日目ころからはかえって標準区を凌駕し,その拠隠は多数Jr;凶された。オ

オバヤシヤプシは,かなり生長がおさえられたので,実験終了までには I 区にくらべてなおおとったが,

最終のころには大変よい生育状態を示した。

燐酸肥料は萱科,非茸科の肥料木をとわず,根癌樹木にとって特に2重要な栄養元素であることは一般に

注目されているところであるが,本試験区に用いた組成の水tJP~'i廷の場合では, 11 当り九0, 60 附g の

波茂は,窒素と燐酸の比率ーを不均衡にするためか,発芽開始初期の稚苗の生育をかなり著しく阻害するこ

とが了解されたコしかし,稚前がある松良=生育して,充分な根胞を形成するにつれて,本濃度あるいはそ

れ以上の濃度でもなんら生型的障筈を生ぜず,むしろ生育ならびに根穏の形成を促進するのではないかと

准定されるので,ひきつづき各樹種ごとに,木培養方法および市川土淡を月れ、て,さらに詳細な燐酸適量

試験を実施中である。

(8) 第四区 (-K , +R),すなわち加里の欠除区は,初期には窒素,燐酸の欠除区ほど生育に著しい障

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- 20 ー 林業試験場研究報告第 99 号

容は見うけられないが, 標準区に比べてしだし、に生長が劣り, とくにモリシマ・アカシヤの著しい特徴

は, 60 日目ころから伺旬:伏態にかわり,培養後 120 日目ころから奨縁は黄褐色を示すようになったふオ

オバヤシヤプシでは,生長がとまり節間は短く震性になって衰弱したが,奨そのほかにはとくに著しい特

徴はまだ現われなかった。一般にJ恨腐の着生もわるくなるようである。

(ω 第 lX 区(ー Ca, +R),すなわち石灰欠|漁区は,モリシマ・アカシヤ,オオバヤシヤプシのいずれ

も初期約 45 日間は,水道水を使用したためかほとんど石灰欠乏陣容が見うけられなかったが,蒸溜水に

変えてからしだいに生長が不良となり, 100 日前後から著しい症状が現われ試験の末期には,モリシマ・

アカシヤでは新精から萎縮脱落し, 業にも黄斑が見うけられるようになり, 生長量は標準区の 1/3 に減

じ, i長官の形成も半減した またすオバヤシヤプシでは,奨が枯れてしだいに枯死に近づき栂腐の形成も

みられなかった3

本試験の結果, 石灰の欠乏がそリシマ・アカシヤの線問形成に刈してそれほど著しい阻止は示さない

が,オオパヤシヤプシにとっては著しい影響を与え,全然恨燃の形成を許さなかったことはきわめて興味

ある現象と考えられるつ

(1ゆ第 X 区(一Mg , +R),すなわち苦土欠除区のモリシマ・アカシヤは,第lX区とほぼ同様の結果

を示し,水道水を蒸溜水に虫、えてから石灰欠除の場合と同じような症状が見うけられるに至った J しかし

オオバヤシヤプシは最終111li定の苗高,乾重とも第 I 区に比べてそれぞれ有志差はみられたが,特殊な欠除

の症状はみとめられなかった。この点オオバヤシヤプシはモリシマ・アカシヤとは異なっていた 本試倹

区では培養初期に,多少背士を含有していると思われた水道水を使用したので,厳密な意味の苦土欠乏症

状は見受けられなかったが,試験の結果では,モリシマ・アカシヤの方がオオバヤシヤプシより背土欠乏

症に対してより敏感な樹種であると考えられた。なお,この傾向は恨蹄形成との関係においてもうかがわ

れた。

V 摘要

1. モリシマ・アカシヤおよびオオバヤシヤプシを,第 1 表に示した 10 試放区に,砂耕を兼ねた水耕

法で播種培養し,各区の稚苗の生育ならびに根腐形成状態を調査した、

ただし,標準培養液の要素量は, N....etO , p巳,0仏5... .2却0 , K,王仏雪 0.. ..4ω0 , CaO....4ω0 , MgO....4ω0 ,

Fe仇,0仏3... .5p.Pρ

養液には, lX, X 区を途中蒸澗水に変更した以外は,すべて水道水を使用した。培養液の pH は,モリ

シマ・アカシヤでは 6.5,オオパヤシヤプシでは 6.0 に調節]して用いた。

2. 実験は 1955 年 5 月上旬,培養カメ (101 ス)の水道水に浸した竹鎚中の石英砂上にまきつけ,播

種直後は水道水だけ, 5 月 24 日からは精養液で培養を開始し, 10 月 2) 日に終了したっ培養には水道水

を使用したが, lX , X 区のみ 6 月 24 日から蒸溜水に変更した。

培養液のいれかえは夏期 7~9 月の 3 カ月は 7 日ごと,他は 10 日ごとに行った3

3. 地養試験の結果はだいたいつぎのごとくである。

a. 標ìjIJ~'tT養液(含窒素培養液〉をf日し、た試験区でも,根腐菌を接種した区 (I 区〉は,しなかった区

(n区〕に比べて苗の~.育および杭居形成状態が優れていた。

b. 棚素 0.5p.p.m. モリプデン 0.05ρ.戸.例.税皮の培養液に対する添加は両閣箇の生育にとってなん

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肥料木の栄養生理に関する研究 工 (航村・岩川・北村・郎〉 21 -

ら薬害は見られず,微量元素を添加した区(l区)は,しなヵ、った区 (V区〉に比べて,同樹種主も苦の

重量および根胞の形成をかなり増加したコ

c. 無窒素無接種区(lV区)の苗は,培養の初期から葉がJfl色にかわり,生育もきわめて不良で主主11寸こ

とどまり,枯死するものと見られた。

d. 無窒素,按種区(旧区〉の苗は,初期の生育はし、ずれもきわめて不良てあったが,モリシマ・アカ

シヤでは培養後 30 日にすでに根癌の形成が見られ,その後しだいに樹勢を回復し,忠義終了時には標準

培養液を用いた無接種区 (II 区〉と等しくなった。

オオパヤシヤプシでは,根摺形成が比較的起く,時養後 10~ 日くらいから 5 わずかな根路形成がみら

れ,したがって培養終了時までにはほとんど樹勢の回復は見受けられず,その生育も無窒素無接種区(\1

区〉の苗をわずかに上回るにすぎなかったコ

e. 無燐酸,接種区 (\1 区)は,無窒素,無接種区 (lV 区〕の苗とともに最も不良な生育を示し,葉

は濃緑色或いは暗紫色となって,主主小にとどまった。根溜の形成は,両樹種を通じ見られなかった。

モリシマ・アカシヤの葉は,朝夕の弱光の下では聞き. j直射光下では閉じる傾向が見られた。

f. 燐自主 3ft-.接種区(V11区〉の苗は,培養初期は,拙養液中の窒素と燐酸の比率が不均衡であったた

めか,生育不良であったが,首がある程度生育しかっ根胞を形成するにいたった中期より回復し,後期に

は著しい生育を示すにいたったっ

なおそリシマ・アカシヤは,オオバヤシヤプシより早期に回復がみられ,後期には根痴を著しく形成し

7こO

g. 無力rt思,接種区(Vlll 区〕では,モリシマ・アカシヤは,しだいに生育が衰え,横臥伺筒状を呈し節

間の短い苗となり,後期には/J、葉の外縁部が東縞色になって脱落した。根癌の形成も不良であった。オオ

バヤシヤプシもしだし、に生育不良となり. B_Îi問の短い苗となったが,葉には特に変った徴候は見られなか

った。しかしtl主将の形成は不良であった。

h. 無石灰,接種区 (IX 区)では,モリシマ・アカシヤは培養後期に至り,上部の葉および新芽が緑色

のまま凋萎脱落し, 先端部の若枝の多くは賀褐色に変じて枯死したっ 生育および恨癌形成も不良であっ

たっオオバヤシヤプシではしだいに生育が衰え,後期になると,葉は主脈の両側が赤紫色を帯び,しだい

に葉縁吉ßが黄禍色になって表面に巻き込んで枯れ, E7木も枯死するものも見られたっ夜間の形成はほとん

ど見られなかった。

i 無苦士, 接種区 (x 区〕では,モリシマ・アカシヤは石灰欠除区〔区区〕と同様な徴候を示し

て,葉,新~!J'の rlff)分が枯7EIJ\~落して生育および様阿形成も不良であった。これに反して,オオバャγヤプ

シ(土,ほとんど苦士欠除の徴候は現われず,生育ならびに根将形成も比較的良好であったc

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- 22 ー 林業試験場研究報告第四号

文献

1) BOND , G.: The fixation of nitrogen associated with the root nodules of Myrica

gale L., with special reference to its pH relation and ecological significance. Ann.

Bot. (n. s.) 15 (60): (1953) p. 447~459

2) BOND, G. , FLETCHER, W. W. , and FERGUSON, T. P.: The development and function

。f the root nodules of Alnus, Myrica and Hippoρ'haë. Plant and Soil 5 (4) : (1954)

p. 309~323

3) FERGUSON, T. P. , and BOND, G.: Observation on the formation and functions of

the root nodules of Alnus glutinosa (L.) Gaertn. Ann. Bot. (n. s.) 17 (65) : (1953)

p. 176~178

4) BOND, G.: An isotopic study of the fixation of nitrogen associat巴d with nodulated

plant of Alnω, Myrica and Hippoρhaë・. Jour. Exptl. Bot. 6 (17) : (1955) p. 303~311

5 )春日井新一郎:水耕法に関する研究,日土肥誌, 13 , (1939) p. 669~882

6) 北村昌美:ヤシヤプシ水耕法に於ける狼摺形成の研究〈予報),日林誌関西支講, 1: (1952)

p. 14~16

7) 宮崎榊・佐藤亨・及川L恵司:窒素,燐酸,加星の給与およびスギ稚苗の生育に及ぼす影響に

ついて,林試研究報告, 88, (1956) p. 21~36

図版説明

写真 1~17 (Plate 1~4). モロシマ・アカシヤ (Acacia mollissi仰a WILLD.)

写真 18~30 (Plate 4~6). オオバヤシヤプシ (Alnus Sieboldiana MATSUMURA)

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肥料木の栄養生理に関する研究 r (析村・岩川・北村・原〉 - 23 ー

Studies on the Nutritional Conditions and the Growth of Soil Improving-Trees

(Nodule-bearing Trees). 1

Some experiments on the water culture of black wattle (Acacia mollissima)

and alder (Alnus Sieboldiana) in different nutritionaI conditions.

Seiji UEMURA , Mikio IWAKAwA , Kaichi KITAMURA and Toshio HARA

iR駸um�)

(1) The seeds of black wattle (Acacia nwllissi附宝引lILLD.) and alder (Alnus Siebolュ

diana MATSUMURA) were sown and cultured in v巴日sels of ten differ巴nt experimental

sections (J ~X) by th巴 method of wat巴r and sand mixec1 culture, and the states of

growth anc1 noc1 ule formation on seeピllings in each E'ection were investigatec1 resュ

P巴ctively.

The kind of experimental sections and the components of each nutrient solution

are as shown in Table 1 and 2.

(2) The seec1s of black wattle anc1 alc1er were sown at the beginning of May

1955, in the quartz sand of bamboo baskets which were half immersed in tap water

of each vess巴 1 (jar having 1.0 litres capacity).

The water cultur巴 of the seedlings with different nutritions was started 011 May

24, and terminatecl on October 20.

As the water for cultur巴, tap water was usecl principally , but in sections lX ancl

X , c1istilled water was used from May 24 instead of tap water.

The nutrient solution of each jar was renewec1 at intervals of 10 c1 ays , but in

July , August and September at intervals of 7 c1ays.

(3) The results obtained were as follows:

a) Even in the complet巴 nutrient solution , the seedlings brought up in inoculat句ed

section (1.) w 巴re somewhat mor 巴 sup 巴凱r‘寸iωor in th 巴 i比r growth and noclule formation to

those in u山1口1山nocuωla凶a剖tほ;疋ecl sectiωon (n) . . b) For the se巴cllings of both species , it seemed that th巴 nutrient solution with

B203 0.5ρ.ρ. 1n. anc1 M0203 0.05ρ.ρ.m. (1.) contributed nothing to the physiological

trouble of seecllings , but som巴thing promot巴c1 the growth and th巴 nodule formation

on them as comparecl with the nutrient solution without B203 and Mo,O" (V).

c) Both seedlings of nitrogen free , un凶inocul凶at防ed s託巴cti凶on (IV) becar叩n問 y巴ellow in

their leaves at the beginning stag巴 of culture and became the poorest in growth.

They remain巴 cl in stunted form ancl som巴 of them clied at the encl of culture.

Throughout the culture , the nodule formation clic1 not appear on alcler, but in

black wattle, two seec11ings proclucecl the nodules on their roots by natural infection,

and they showecl a remarkable growth at the final stage of culture.

d) Both seecllings of nitrogen free , inoculatecl s巴ction (JI[) were poor in growth

at the beginning of culture , but in black wattle , the seecllings hac1 already producecl

their noclules within 30 clays from the time of inoculation , and they recovered their

normal growth and continuecl to grow equally as well as those in complete nutrient

s巴 ction without inoculation (j[).

But in alcler , the s巴e c1 1ings began their nodule formation in about 100 days

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- 24- 林業試験場(i!F究報告第 99 号

following inoculation , so they could not sufficiently recove1' their normal growth and

became only a little superior in growth compared with those of nitrogen free ,

uninoculated section (lV) at the end of culture.

e) 1n phosphorus free , inoculated section (Vl) , the seedlings of both species

became the poorest in growth , similar to those in nitrogen free , uninoculated section

(W).

The colo1' of leaves became dark g1'een or deep violet and the seedlings remained

in stunted fo1'm. No nodul巴 fo 1'mation could be seen on either seedlings at th巴 end

of culture.

1t is of interest to note that the black wattle seedlings tended to open their leaves

under the weak sun light in the morning and evening , and to shut under the intense llght in day.time.

f) 1n triple phosphorus , inoculated s巴 ction (VJI) , the seedlings of both species at

th巴 beginning stage of culture became poo1' in growth on account of the unbalanced

ratio between nitrogen and phosphorlls in their nutrient solution , but at the middle

stage, they recovered their normal growth and developed a remarkable growth at the

end of cultur巴.

The recovery of growth of the seedlings began earlier in black wattle than in

alder. The seedlings of black wattle produced many nodules towards the end of

clllture , bllt those of alder p1'oduced scarcely any nodules in that time.

g) 1n potassium free , inoculated section (\111) , the s巴edlings of black wattle lost

their vigour gradually and trained up on the ground. At the closing stage of

culture, they became seedlings having stalks with sho1'tened internodes, and the

outer part of the upper leaves turnec1 yellow in color and the majority of them fell.

The seedlings of alder took on the same form as those of black wattle , but no

symptom was seen on their leaves at the enc1 of culture. The noc1ule formation on

them also was poor.

h) 1n calcium free , inoculated section (1X) , th巴 terminal leaves anc1 buds of

black wattle seedlings fell while green in color, and the 1l1ajority of llpper twines

becal11e yellowish b1'own and died during the final stage of culture. The growth and

the nodule formation on them were poor.

The seec1lings of alder becal11e weak gradually , anc1 towards the end of culture,

both sides of the 1l1ain vein and margin of upper leaves becam巴 red c1 ish purple and

turned up or cuppec1 upward in drying. Some of the seedlings died at the end of

cultur・巴 The nodule formation on them was very pOo1'.

i) 1n 1l1agnesium free , inoclllated section (X) , black wattle seedlings showed the

sal11e symptons as those in calcium fr田, inoclllated section (lX) , and the terminal

leaves and the yOllng bllds died and fell. The growth and the nodllle formation on

them were poo1'.

On the contrary, the alc1er s巴edlings scarcely showed any symptoms of magnesium

deficiency at the end of culture. The growth and the nodule formation on them were

considerably good.

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• Plate 1--

写真 1 J':\安状況

v

区w区2真

直区写

H

区1区

VI 区

I 区 E区Cont.. + R Cont.. -R

写真 3

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Plate 2-

T[く 111 区

Cont.,十 R -N , +I~

'1 子 -lt 4

I 区; 快指(17菅生状況Con t., + R

勾真 6

111区根腐着生状況

-N , +R

与実 8

I 区 11'区

Cont.,十 R -N , -R

!勾'其 5

JI 区恨宿無接種Con t., -R

写真 7

11'区 1即訓恢接種N , -R

写真 9

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l 区 \1 区

ConL , + R 一 lヘ+1<

写真 10

r v: \1\1区

Con t., +R -K, +1ミ

与一点 12

l 区 lX区

Con t., +R -Ca , +R

写真 14

I 区

Con t.,十 R

写真 11

市区

-K

写真 13

IX [乏

Ca

写真 15

-Plate 3

W医

:31', +R

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-Plate 4

1 区 X[天

じon t., +1{ ~Mg , +1{

写真 16

N

X 医

Mg

写真 17

l 区 JT区 111 区 1V区 \1 区 畑区川区 VI区 \111区 JX区 X区 1 区

写真 18 写真 19

[区 JI 区!I[区lV区 l 区 W区 町区 湘区

Con t., +R Con t., ~R ~N , +1< ~N, ~R Cont. , +R ~N , ~R ~P, +R ~K , +1<

与兵: 20 写真 21

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l 区 111[.メ:

Con t., +R -N, +H

可呉 22

1 r手: \11三

Con t., +R -P,十 R

?チ i真 21

1 r玄 Vl! r左

Con t., + R 3P , +R

写真 26

一一Plate 5-

l 区 IV[ζ

Cont.. + R N , -H

勺~Jミ:23

\1区 I 区

-P , +R Con t., +R

写真 25 撲の大きさ比較

I 区

Con t., + R

写真 2':'

\~I区

K, +R

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-Plate 6-

I 区 lX区 I 区

Con t., +I~ -Ca , +R 一 C2 , -I~

写真 28 写真 29

工区 x区

Cont.,十 R 孔19 , +R

:1.=3:/~京( 30