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第 11 回 メディアに関する全国世論調査 (2018年) 公益財団法人 新聞通信調査会

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第 11 回

メディアに関する全国世論調査

(2018年)

公益財団法人 新聞通信調査会

目 次

≪各メディアの印象・信頼度≫

1.各メディアの情報の信頼度は? ·················································· 1

<1位「NHKテレビ」70.8点、2位「新聞」69.6点、3位「民放テレビ」62.9点>

2.各メディアにつけた信頼度得点に影響が大きかったのは? ·························· 3

<「情報源として欠かせない」「情報が分かりやすい」「社会的影響力がある」>

3.各メディアの信頼感の変化は? ·················································· 4

<この1年間で新聞の信頼感が「低くなった」が7.7%

理由は「特定の勢力に偏った報道をしているから」47%がトップ>

4.各メディアの印象は? ·························································· 5

<信頼の「NHK テレビ」「新聞」、面白い「民放テレビ」、手軽な「インターネット」>

5.ニュースの信頼性と対価についてどう思う? ······································ 7

<「代金を支払ってもよい」は 26%、「無料で入手したい」は 45%>

6.報道の自由についてどう思う? ·················································· 8

<「報道の自由は常に保障されるべきだ」が 82%>

7.世論調査は人々の意見を反映しているか? ······································· 10

<「反映している」24%、「反映していない」34%、「どちらとも言えない」41%>

≪時事問題とメディア≫

8.時事問題で読んだり見聞きしたいメディアは? ··································· 11

<15 項目のうち、13 項目は民放テレビが 1 位>

≪憲法改正問題に関する報道≫

9.憲法改正問題に関心がある? ··················································· 13

<「関心がある」64%と 2013 年度調査以来最低>

10.憲法改正問題に関する情報を入手しているメディアは? ··························· 14

<「民放テレビ」66%、「NHK テレビ」59%、「新聞」53%>

11.憲法改正問題に関する情報で分かりやすいメディアは? ··························· 15

<「民放テレビ」51%、「NHK テレビ」46%、「新聞」40%>

12.今後、新聞に期待する憲法改正問題報道は? ····································· 16

<新聞は「政党の意見の違い」「現行憲法の解説」についての報道を>

≪ニュースとメディア≫

13.ニュースを読んだり見聞きしたりするのは週にどれくらい? ······················· 17

<ニュース接触率「民放テレビ」「NHK テレビ」「新聞」「インターネット」の順>

14.ニュースを読んだり見聞きしたりするのは 1 日にどれくらい? ····················· 19

<接触時間の長い順は「民放テレビ」「NHK テレビ」「新聞」「インターネット」>

15.ニュースを読んだり見聞きしたりするのはいつ、どこで? ························· 20

<新聞は「自宅(午前中)」、民放テレビと NHK テレビは「自宅(夕方以降)」>

16.大きなニュースを入手するメディアは? ········································· 22

<「民放テレビ」80%、「NHK テレビ」61%、「インターネット」55%、「新聞」49%>

17.どのメディアで各分野の情報を得る? ··········································· 23

<全分野で民放テレビが 1 位、「地域に関すること」は新聞が 2 位>

≪生活の中の新聞≫

18.新聞をどのように読んでいる? ················································· 25

<「月ぎめでとっている紙の新聞」63%、「読まない」24%>

19.月ぎめ新聞の購読状況は? ····················································· 26

<69%が購読、購読率は減少傾向が続く、中でも全国紙の減少が顕著>

20.月ぎめで新聞をとる理由は? ··················································· 28

<「新聞を読むのが習慣になっているから」48%>

21.月ぎめで新聞をとらない理由は? ··············································· 29

<「テレビやインターネットなど他の情報で十分だから」73%>

22.通信社の役割を知っている? ··················································· 30

<「役割を知っている」人の割合は 2012 年度以降、50%前後で推移>

23.見たり聞いたりしたことがある通信社は? ······································· 31

<1位「共同通信社」(73%)、2位「ロイター通信」(70%)>

≪新聞への意見≫

24.新聞の記事の満足度は? ······················································· 32

<ラ・テ欄、社会記事、地元記事など、身近な記事の満足度が高い>

25.新聞全般の満足度は? ························································· 34

<満足している人は 48%、不満な人は 8%。年々満足層は減少>

26.戸別配達をどう思う? ························································· 36

<日本独特の戸別配達制度、「続けてほしい」67%。減少傾向が止まる>

27.新聞の購読料をどう思う? ····················································· 37

<「妥当」とする人が 54%、「高い」とする人が 43%>

28.今後、新聞とどう接する? ····················································· 38

<「紙の新聞を購読する」が 59%、「購読しない・読まない」が 29%>

≪インターネットとニュース≫

29.インターネットニュースを見る時に使用する機器は? ····························· 39

<スマートフォン・携帯電話が 86%、モバイルのみでの閲覧が 60%>

30.インターネットニュースを見る時、アクセスするのは? ··························· 40

<ポータルサイトが 85%、SNS は若い世代ほど多い>

31.インターネットニュースを見る時に出所を気にするか? ··························· 41

<「気にする」40%、「気にしない」60%、「気にしない」が昨年度 57%より増加>

32.インターネットニュースの有料サービスを利用している? ························· 42

<利用していないが93%、「有料の電子新聞や新聞記事」の利用が3%>

(注) 本文の見出しに(*)があるのは昨年度調査と同一質問であることを示している。

- 1 -

1.各メディアの情報の信頼度は? (*)

- 1位「NHK テレビ」70.8 点、2位「新聞」69.6 点、3位「民放テレビ」62.9 点 -

・各メディアの情報をどの程度信頼しているかを、全面的に信頼している場合は 100 点、全く信頼をし

ていない場合は 0 点、普通の場合は 50 点として点数をつけてもらったところ、平均点が最も高かっ

たのは「NHK テレビ」で 70.8 点、次いで「新聞」が 69.6 点、「民放テレビ」が 62.9 点となっている。

・第1回調査(2008 年 12 月、標本数 3,000、以下、「2008 年度調査」と言う)、第2回調査(2009 年9

月、標本数 5,000、以下、「2009 年度調査」と言う)、第3回調査(2010 年 11 月、標本数 5,000、以

下、「2010 年度調査」と言う)、第4回調査(2011 年9月、標本数 5,000、以下、「2011 年度調査」と

言う)、第5回調査(2012 年9月、標本数 5,000、以下、「2012 年度調査」と言う)、第6回調査(2013

年9月、標本数 5,000、以下、「2013 年度調査」と言う)、第7回調査(2014 年9月、標本数 5,000、

以下、「2014 年度調査」と言う)、第8回調査(2015 年9月、標本数 5,000、以下、「2015 年度調査」

と言う)、第9回調査(2016 年9月、標本数 5,000、以下、「2016 年度調査」と言う)、第 10 回調査

(2017 年 11 月、標本数 5,000、以下、「2017 年度調査」と言う)でも、1位「NHK テレビ」(2008 年

度 74.0 点、2009 年度 73.5 点、2010 年度 73.5 点、2011 年度 74.3 点、2012 年度 70.1 点、2013 年度

72.5 点、2014 年度 71.1 点、2015 年度 70.2 点、2016 年度 69.8 点、2017 年度 70.0 点)、2位「新聞」

(同 72.0 点、同 70.9 点、同 72.0 点、同 72.0 点、同 68.9 点、同 70.7 点、同 69.2 点、同 69.4 点、

同 68.6 点、同 68.7 点)で、順位に変化はなかった。

・「NHK テレビ」(前回調査比 0.8 点上昇)、「新聞」(同 0.9 点上昇)、「民放テレビ」(同 3.7 点上昇)の

信頼度得点は昨年度より上昇したが、「ラジオ」(同 1.0 点低下)、「インターネット」(同 2.0 点低下)

は低下した。

図1-1 各メディアの信頼度 (n=3,135)

74.0 73.5 73.5 74.370.1

72.5 71.1 70.2 69.8 70.0 70.872.0 70.9 72.0 72.0

68.970.7 69.2 69.4

68.6 68.7 69.6

65.4 63.6 65.3 63.860.3

60.4

60.2 61.0 59.1 59.262.9

63.6 61.6 61.6 63.158.6

60.6

59.7 59.7 57.6 58.2 57.258.0 58.2 58.0 56.353.3 54.1 54.0 53.7 53.5 51.4

49.448.2 46.4 47.1

44.1 44.6 44.7 44.3 45.5 44.7 45.043.1

0

50

100

2008

年度

2009

年度

2010

年度

2011

年度

2012

年度

2013

年度

2014

年度

2015

年度

2016

年度

2017

年度

今回

調査

NHKテレビ

新聞

民放テレビ

ラジオ

インターネット

雑誌

(点)

全く

信頼して

いない

全面的に

信頼して

いる

中間

≪各メディアの印象・信頼度≫

- 2 -

・性別、年代別に見ても、「NHK テレビ」、「新聞」が全てのカテゴリーで上位2位を占めており、幅広

く厚い信頼を得ていることが分かる。

表1-1 各メディアの信頼度(性・年代別) (n=3,135)

(点)

1  位 2  位 3  位 4  位 5  位 6  位

NHKテレビ 新聞 民放テレビ ラジオ インターネット 雑誌

70.8 69.6 62.9 57.2 49.4 43.1

NHKテレビ 新聞 民放テレビ ラジオ インターネット 雑誌

68.9 67.9 61.3 56.7 49.6 42.0

NHKテレビ 新聞 民放テレビ ラジオ インターネット 雑誌

72.5 71.2 64.4 57.8 49.2 44.0

NHKテレビ 新聞 民放テレビ インターネット ラジオ 雑誌

64.5 64.1 59.4 53.7 52.0 44.5

NHKテレビ 新聞 民放テレビ インターネット ラジオ 雑誌

65.5 62.4 59.2 55.8 54.7 46.1

新聞 NHKテレビ 民放テレビ ラジオ インターネット 雑誌

64.9 64.5 59.0 55.1 54.3 45.1

新聞 NHKテレビ 民放テレビ ラジオ インターネット 雑誌

72.3 64.7 59.7 55.0 46.4

NHKテレビ 新聞 民放テレビ ラジオ インターネット 雑誌

71.8 70.9 64.1 59.7 52.8 43.3

NHKテレビ 新聞 民放テレビ ラジオ インターネット 雑誌

72.2 71.3 63.9 59.3 46.4 42.6

NHKテレビ 新聞 民放テレビ ラジオ 雑誌 インターネット

74.1 71.4 63.9 54.4 37.2 35.0

30  代

40  代

50  代

60  代

70代以上

20  代

総  数

男  性

女  性

18-19歳

- 3 -

2.各メディアにつけた信頼度得点に影響が大きかったのは? (*)

- 「情報源として欠かせない」「情報が分かりやすい」「社会的影響力がある」 -

・各メディアの信頼度得点をつける際に最も影響の大きい要因を聞いたところ、「情報源として欠かせ

ない」が 20.4%で最も多く、次いで、「情報が分かりやすい」が 14.8%、「社会的影響力がある」

が 14.6%となった。また、「何となく」と回答した人の割合は 7.9%となった。

・年代別に見ると、「情報源として欠かせない」は、年代が上がるほど多くなる傾向があり、50 代以

上では最も影響の大きい要因となった。一方、「何となく」と回答した人は、年代が下がるほど多

くなる傾向があり、18~19 歳では最も影響の大きい要因となった。「情報が分かりやすい」は全て

の年代で 10%以上となった。

図2-1 各メディアの信頼度得点をつけた要因 (n=3,135)

図2-2 各メディアの信頼度得点をつけた要因(性・年代別) (n=3,135)

20.820.0

10.0

9.0

11.9

18.6 19.8

27.826.0

12.0

17.3

11.412.4

11.7

13.2 14.6 13.620.1

14.2 15.0 12.9

18.419.9

18.4

15.2

11.9

9.68.810.6 11.4

8.49.5

7.8

10.0

11.7

10.010.5

8.0 8.6

9.7

8.09.0

9.6 11.07.9

7.1

8.5

17.1

15.413.5

10.1

6.8

3.6 3.60

10

20

30

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

情報源として

欠かせない

情報が分かり

やすい

社会的影響

力がある

手軽に見聞き

できる

情報が役に

立つ

何となく

【性別】 【年代別】

情報源として欠かせない

情報が分かりやすい

社会的影響力がある

手軽に見聞きできる

情報が役に立つ

いつも読んだり見たりしている

情報の量が多い

情報が面白い・楽しい

その他

何となく

20.4 (16.3)

14.8 (16.6)

14.6 (16.0)

9.8 (11.6)

9.2 (11.0)

7.9 (7.6)

7.5 (6.7)

2.3 (2.0)

4.9 (3.6)

7.9 (7.3)

(%)

注:( )内は昨年度調査の数値

- 4 -

3.各メディアの信頼感の変化は? (*)

- この1年間で新聞の信頼感が「低くなった」が7.7%

理由は「特定の勢力に偏った報道をしているから」47%がトップ -

・この1年間で各メディアの信頼感が変化したか尋ねたところ、全てのメディアで「変わらない」と

回答した人が 73.1~85.7%と多数を占めた。「高くなった」は「インターネット」が 5.8%と最も

多く「新聞」4.8%、「NHK テレビ」3.9%となった。一方、「低くなった」は「雑誌」が 12.2%と最

も多く、「民放テレビ」11.8%、「インターネット」9.0%となった。昨年度調査と比較すると、「イ

ンターネット」の信頼感が「低くなった」と回答した人の割合が 6.3 ポイン減少した。

・新聞の信頼感が「高くなった」と答えた人にその理由を聞いたところ、「公正・中立な立場で報道し

ているから」26.0%(昨年度調査 20.3%)は昨年度より 5.7 ポイント増加したが、「情報が正確だ

から」25.3%(昨年度調査 34.6%)は昨年度より 9.3 ポイント減少した。

・新聞の信頼感が「低くなった」と答えた人にその理由を聞いたところ、「特定の勢力に偏った報道

をしているから」(昨年度調査 46.7%)が昨年度より 5.3 ポイント、「報道する側のモラルが低下し

たから」(昨年度調査 13.1%)が昨年度より 5.1 ポイント増加した。

図3-1 各メディアの信頼感の変化 (n=3,135)

図3-2 新聞の信頼感が高くなった理由(n=150) 図3-3 新聞の信頼感が低くなった理由(n=242)

高くなった 低くなった

新 聞 4.2 7.9

NHKテレビ 4.4 8.5

民 放 テ レ ビ 3.1 14.2

ラ ジ オ 1.8 4.7

雑 誌 1.0 15.6

インターネット 8.1 15.3

昨年

4.8

3.9

2.7

1.0

0.5

5.8

84.7

84.6

81.0

85.7

77.7

73.1

7.7

7.0

11.8

3.6

12.2

9.0

(%)

高くなった 変わらない 無回答 低くなった

公正・中立な立場で報道しているから

特定の勢力に偏った報道をしているから

情報が正確だから報道する側のモラルが低下したから

根拠に基づく情報を報道しているから

政府や財界の主張通りに報道するだけだから

政府や財界に迎合しないから

誤報があったから

報道する側のモラルが高い水準にあるから

臆測による情報も流しているから

その他 その他

何となく 何となく

26.0

(20.3)

25.3

(34.6)

20.7

(21.8)

10.7

(2.3)

7.3

(12.0)

0.7

(1.5)

8.7

(6.8)

(%)46.7

(41.4)

18.2

(13.1)

11.6

(15.9)

5.8

(4.8)

4.1

(9.2)

9.5

(8.8)

4.1

(6.4)

(%)

注:( )内は昨年度

調査の数値

- 5 -

4.各メディアの印象は? (*)

- 信頼の「NHK テレビ」「新聞」、面白い「民放テレビ」、手軽な「インターネット」 -

・各メディアの印象を尋ねたところ、「情報が信頼できる」「社会的影響力がある」では NHK テレビが

1位に、「情報が面白い・楽しい」「情報が分かりやすい」「情報が役に立つ」「情報源として欠かせ

ない」「情報の量が多い」では民放テレビが1位に、「手軽に見聞きできる」ではインターネットが

1位になった。

・新聞は、「情報が信頼できる」で 2 位に、「社会的影響力がある」「情報が分かりやすい」「情報が役

に立つ」「情報の量が多い」で 3 位になった。

・昨年度調査と比較すると、新聞は、「情報が面白い・楽しい」「情報が分かりやすい」を除いた全て

の項目の割合が減少し、中でも「情報が役に立つ」が 5.5 ポイント減となった。一方、NHK テレビ

と民放テレビは全ての項目の割合が増加し、特に民放テレビは「情報が信頼できる」「情報が分か

りやすい」「情報が役に立つ」「情報源として欠かせない」が 10 ポイント以上の増加となった。ラ

ジオ、雑誌、インターネットは、割合が減少した項目が多く、雑誌では「情報が面白い・楽しい」、

インターネットでは「社会的影響力がある」が 5 ポイント以上の減少となった。

・年代別に見ると、「情報源として欠かせない」は、新聞と NHK テレビでは年代が上がるほど、イン

ターネットでは年代が下がるほど挙げる人が多くなる傾向があり、50 代まではインターネットが1

位、60 代以上で新聞が1位となった。「情報が信頼できる」は、NHK テレビと新聞では、全ての年

代で民放テレビとインターネットより多くなった。「社会的影響力がある」は、30 代まではインター

ネットが 1 位、40 代は NHK テレビ、新聞、民放テレビ、インターネットが 50%前後で余り差がな

く、50 代以上では NHK テレビが 1 位となった。

表4-1 各メディアの印象 (複数回答、n=3,135)

(%)

注:( )内は昨年度調査の数値

1  位 2  位 3  位 4  位 5  位 6  位

NHKテレビ 新聞 民放テレビ インターネット ラジオ 雑誌

62.1 (57.7) 56.6 (57.3) 39.6 (20.4) 14.1 (13.1) 10.5 (10.3) 2.4 (1.9)

NHKテレビ 民放テレビ 新聞 インターネット ラジオ 雑誌

57.4 (55.3) 54.4 (48.4) 48.6 (48.7) 36.7 (41.9) 6.0 (7.5) 4.4 (9.1)

民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 雑誌 ラジオ

65.7 (61.2) 44.1 (42.4) 22.2 (17.9) 20.2 (15.3) 12.7 (18.9) 9.0 (11.6)

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ラジオ 雑誌

58.9 (43.7) 47.0 (45.8) 37.4 (37.1) 30.7 (29.7) 7.2 (7.6) 3.7 (5.0)

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ラジオ 雑誌

52.0 (37.5) 45.6 (42.4) 42.3 (47.8) 40.9 (41.4) 8.7 (10.8) 7.9 (10.5)

民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 ラジオ 雑誌

49.8 (38.7) 45.2 (47.1) 43.6 (41.8) 42.3 (44.7) 8.9 (10.0) 4.1 (5.6)

民放テレビ インターネット 新聞 NHKテレビ 雑誌 ラジオ

44.0 (31.5) 42.2 (45.4) 36.3 (39.6) 31.5 (23.5) 4.4 (5.6) 3.8 (3.6)

インターネット 民放テレビ NHKテレビ 新聞 ラジオ 雑誌

55.3 (54.7) 54.3 (49.2) 34.5 (32.9) 33.5 (36.3) 11.4 (15.0) 6.2 (8.2)

情報の量が多い

手軽に見聞きできる

情報が信頼できる

社会的影響力がある

情報が面白い・楽しい

情報が分かりやすい

情報が役に立つ

情報源として欠かせない

- 6 -

図4-1 「情報源として欠かせない」とした人の割合(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

図4-2 「情報が信頼できる」とした人の割合(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

図4-3 「社会的影響力がある」とした人の割合(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

44.8

40.2

14.3 13.4

19.1

29.3

43.4

58.2

64.7

44.0

43.2

27.1 18.4

24.1

31.1 43.0

57.2

63.9

46.2

53.0

34.337.1

44.3 45.8

53.0

57.2 54.1

49.5

41.5

64.3

77.975.3

66.9

53.6

27.2

7.60

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

56.1 57.0

42.9 39.5 45.6

55.9 54.8

62.866.9

60.963.2

50.0 49.2 49.6

58.0

64.868.1

71.2

40.1 39.1 40.0 35.1 37.7 40.0 39.241.9 40.3

18.5

10.312.9

26.422.5

18.3 18.0

9.7 2.9

0

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

51.3 46.3

24.326.4

34.5

43.2

47.4

60.462.5

58.7 56.4

47.1

39.8

43.5 49.0

59.8

66.670.0

52.456.2

48.6 51.5

56.5

53.9

56.2 59.350.6

37.935.7

52.9

61.2 60.5

51.5

45.8

24.1

6.30

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

- 7 -

5.ニュースの信頼性と対価についてどう思う?

- 「代金を支払ってもよい」は 26%、「無料で入手したい」は 45% -

・ニュースの信頼性と対価について、「A:信頼性が低くても、ニュースは無料で入手したい」と考え

る人は 45.1%で、「B:信頼性の高いニュースを入手するために、代金を支払ってもよい」と考え

る人(25.5%)を 19.6 ポイント上回った。「どちらとも言えない」は 27.7%であった。

・年代別に見ると、全ての年代で「A:信頼性が低くても、ニュースは無料で入手したい」が「B:

信頼性の高いニュースを入手するために、代金を支払ってもよい」を上回った。「A:信頼性が低

くても、ニュースは無料で入手したい」は年代の低い層で高くなっており、40 代以下では 50%を

超えた。一方、「B:信頼性の高いニュースを入手するために、代金を支払ってもよい」は 50~60

代で多く 30%前後となった。

※「A:信頼性が低くても、ニュースは無料で入手したい」=「Aに近い」+「どちらかと言えばAに近い」

「B:信頼性の高いニュースを入手するために、代金を支払ってもよい」=「どちらかと言えばBに近い」+「Bに近い」

図5-1 ニュースの信頼性と対価 (n=3,135)

図5-2 ニュースの信頼性と対価(性・年代別) (n=3,135)

21.8 23.3 27.7

1.7

18.9 6.7

(%)

Aに近い

どちらか

と言えば

Aに近い

どちらとも

言えない

無回答

どちらか

と言えば

Bに近い

Bに近い

信頼性が低くても、

ニュースは無料で入手

したい

信頼性の高いニュースを入手するために、代金を支払ってもよい

(A) (B)

総   数 45.1 25.5

男    性 47.3 26.1

女    性 43.3 25.0

18~19歳 57.1 17.1

20   代 53.8 21.1

30   代 50.7 20.4

40   代 50.3 22.2

50   代 41.2 29.8

60   代 38.7 31.2

70代以上 41.6 25.7

21.8

23.7

20.1

38.6

28.1

27.9

24.6

17.6

15.8

20.1

23.3

23.5

23.2

18.6

25.8

22.8

25.7

23.6

22.9

21.6

27.7

25.0

30.1

25.7

24.1

27.9

26.8

27.2

28.2

29.9

18.9

18.6

19.1

12.9

16.1

15.6

17.0

22.2

23.6

17.5

6.7

7.5

5.9

4.3

5.0

4.8

5.2

7.6

7.6

8.2

(%)

Aに近い どちらか

と言えば

Aに近い

どちらとも

言えない

無回答 どちらか

と言えば

Bに近い

Bに近い

A:信頼性が

低 く て も 、

ニュースは無

料で入手した

B:信頼性の

高いニュース

を入手するた

めに、代金を

支払ってもよ

- 8 -

6.報道の自由についてどう思う? (*)

- 「報道の自由は常に保障されるべきだ」が 82% - ・「報道の自由は常に保障されるべきだ」については、「思う」と答えた人が 82.3%、「思わない」

と答えた人が 16.2%となった。

・「報道によって、プライバシーが侵害されていると思うか」という質問に対して「思う」と答えた

人が 76.4%、「思わない」と答えた人が 21.4%となった。

・「報道の自由が侵害されていることがあると思うか」という質問に対して「思う」と答えた人が 66.8%、

「思わない」と答えた人が 30.6%となった。

・「国益を損なうという理由で政府がメディアに圧力をかけるのは当然だと思うか」という質問に対

して「思う」と答えた人が 33.6%、「思わない」と答えた人が 64.1%となった。

・昨年度調査との比較では、「報道によって、プライバシーが侵害されていると思うか」という質問

に対して「思う」と答えた人が 61.2%から 15.2 ポイント増、「思わない」と答えた人が 36.3%か

ら 14.9 ポイント減と変化が大きかった。

※「思う」=「そう思う」+「どちらかと言えばそう思う」

「思わない」=「どちらかと言えばそうは思わない」+「そうは思わない」

図6-1 報道の自由について (n=3,135)

今回 昨年 今回 昨年

82.3 83.2 16.2 15.2

76.4 61.2 21.4 36.3

66.8 * 30.6 *

33.6 30.5 64.1 66.8国益を損なうという理由で政府がメディアに圧力をかけるのは当然だと思う

思う 思わない

報道の自由は常に保障されるべきだ

報道によって、プライバシーが侵害されていると思う

報道の自由が侵害されていることがあると思う

41.1

33.6

22.9

7.1

41.2

42.8

43.9

26.4

12.2

16.2

23.0

33.0

4.0

5.2

7.6

31.1

(%)

そう思う どちらかと言えば

そう思う

無回答 どちらかと言えば

そうは思わない

そうは

思わない

- 9 -

・性別に見ると、「報道によって、プライバシーが侵害されていると思う」と答えた人の割合は、男

性より女性の方が 4.7 ポイント多かった。

・年代別に見ると、「報道の自由は常に保障されるべきだ」と答えた人は、年代が高いほど多くなる傾

向が見られ、60 代以上で 87.8%~88.5%となった。「報道によって、プライバシーが侵害されて

いると思う」と答えた人は、50 代以下では 80%台となったが、60 代以上では 63.3%~73.3%と低

くなった。

図6-2 報道の自由について(「思う」と答えた人の割合)(性・年代別) (n=3,135)

82.6 82.1

70.074.6 75.1

79.082.4

88.5 87.8

73.978.6

85.7 84.3 86.2 84.6 83.6

73.3

58.9

65.767.8

58.6

64.9 63.968.2 68.2

72.5 63.3

34.4 32.828.6

37.1

31.836.9

33.0 32.8 32.0

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

報道の自由は常に保障されるべ

きだ

報道によって、プライバシーが侵

害されていると思う

報道の自由が侵害されていること

があると思う

国益を損なうという理由で政府が

メディアに圧力をかけるのは当然

だと思う

【性別】 【年代別】

- 10 -

7.世論調査は人々の意見を反映しているか? (*)

- 「反映している」24%、「反映していない」34%、「どちらとも言えない」41% -

・テレビ・新聞・通信社が実施し、報道する内閣支持率などの世論調査の結果は、人びとの意見を正

しく反映していると思うか尋ねたところ、「反映していると思う」と答えた人(「そう思う」3.7%

と「ややそう思う」20.6%の計)が 24.2%となった。一方、「反映していると思わない」と答えた

人(「そう思わない」9.3%と「あまりそう思わない」24.3%の計)が 33.6%となった。また、「ど

ちらとも言えない」と回答した人が 40.8%であった。

・昨年度調査との比較では、「反映していると思う」が 32.5%から 8.3 ポイント減少し、「反映して

いると思わない」が 27.3%から 6.3 ポイント増加した。

・年代別に見ると、60 代以下の年代では「反映していると思わない」と答えた人が「反映していると

思う」と答えた人を上回った。30 代で「反映していると思わない」と答えた人が最も多く 41.1%

となった。

※「反映していると思う(計)」=「そう思う」+「ややそう思う」

「反映していると思わない(計)」=「あまりそう思わない」+「そう思わない」

図7-1 世論調査は人々の意見を反映しているか (n=3,135)

図7-2 世論調査は人々の意見を反映しているか(性・年代別) (n=3,135)

反映していると思う

(計)

反映していると思わない(計)

24.2 33.6

32.5 27.3

3.7

5.1

20.6

27.4

40.8

39.5

1.4

0.7

24.3

19.6

9.3

7.7

今回調査

(3,135)

昨年度調査

(3,169)

(%)

そう思う ややそ

う思う

どちらとも

言えない

無回答

そう思

わない

あまりそう

思わない

今回 昨年 今回 昨年

総   数 24.2 32.5 33.6 27.3

男    性 24.6 33.7 37.4 29.2

女    性 23.9 31.4 30.2 25.4

18~19歳 17.1 28.6 34.3 30.2

20 代 17.1 28.1 37.8 26.6

30 代 17.2 23.5 41.1 32.9

40 代 22.2 30.2 35.6 27.2

50 代 27.0 36.7 31.4 29.8

60 代 25.0 30.6 35.5 28.6

70代以上 30.4 40.2 26.4 21.3

反映していると思う(計)

反映していると思わない

(計)

3.7

3.8

3.6

1.4

2.3

1.6

1.6

4.0

4.8

5.9

20.6

20.9

20.3

15.7

14.7

15.6

20.6

23.0

20.2

24.5

40.8

36.7

44.5

48.6

43.8

41.1

41.6

40.6

39.0

39.8

24.3

25.6

23.2

25.7

24.4

30.5

26.9

22.2

26.7

18.6

9.3

11.8

7.0

8.6

13.4

10.6

8.7

9.2

8.8

7.8

(%)

そう思う ややそう思う どちらとも言えない 無回答 あまりそう思わない そう思わない

- 11 -

8.時事問題で読んだり見聞きしたいメディアは?

- 15 項目のうち、13 項目は民放テレビが 1 位 - ・政治・経済・社会に関する 15 の時事問題について、どのメディアで読んだり、見たりしたいかを質

問した。「日本の財政、税制」「選挙制度改革」は NHK テレビが 1 位に、他の項目は全て民放テレビ

が 1 位になった。新聞は「年金・医療・介護」「雇用環境、ブラック企業」で 2 位になった。

・性別に見ると、「年金・医療・介護」「雇用環境、ブラック企業」「災害や防災」はいずれも、民

放テレビは男性より女性の方が高く、インターネットは女性より男性の方が高かった。NHK テレビ

と新聞は男女差が小さかった。

・年代別に見ると、「年金・医療・介護」「雇用環境、ブラック企業」「災害や防災」はいずれも、

NHKテレビと新聞は、年代が高いほど高くなる傾向が見られた。インターネットは20~30代で高く、

40 代以降は年代が高いほど低くなった。民放テレビは年代差が小さかった。

表8-1 時事問題で読んだり見聞きしたいメディア (複数回答、n=3,135)

1  位 2  位 3  位 4  位 読まない・見ない

民放テレビ 新聞 NHKテレビ インターネット

54.2 52.6 51.2 36.2 4.4

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

63.6 46.8 42.6 33.5 5.6

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

53.4 46.3 43.2 29.1 8.2

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

56.0 45.5 42.4 28.6 9.7

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

52.6 42.1 40.7 28.7 11.2

民放テレビ 新聞 NHKテレビ インターネット

53.1 42.2 40.5 38.0 8.1

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

53.2 50.7 49.8 32.5 6.0

NHKテレビ 民放テレビ 新聞 インターネット

51.1 50.4 49.7 28.1 7.5

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

54.0 51.1 47.2 29.2 7.9

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

65.0 61.0 50.7 41.2 2.7

NHKテレビ 民放テレビ 新聞 インターネット

50.3 50.2 46.6 25.1 11.3

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

45.2 40.6 38.6 24.3 18.8

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

54.1 52.6 46.4 28.4 9.8

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

59.1 54.7 47.7 30.5 7.3

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット

54.3 53.7 47.9 29.7 8.8

年金・医療・介護

子どもの虐待

貧困、生活保護

待機児童、保育の問題

女性の社会進出

雇用環境、ブラック企業

景気・物価

日本の財政、税制

原発、エネルギー問題

災害や防災

選挙制度改革

外国人労働者

日米関係、基地問題

北朝鮮問題

日本の防衛対策、自衛隊

- 12 -

図8-1 「年金・医療・介護」について読んだり見聞きしたいメディア(性・年代別)

(複数回答、n=3,135)

図8-2 「雇用環境、ブラック企業」について読んだり見聞きしたいメディア(性・年代別)

(複数回答、n=3,135)

図8-3 「災害や防災」について読んだり見聞きしたいメディア(性・年代別)

(複数回答、n=3,135)

53.4

51.9

21.418.1

27.9

42.353.8

68.3

76.3

51.2

51.2

28.6 30.4

36.3 39.4

54.0

62.3

67.3

49.0

58.7

34.347.5

52.0

54.657.4

61.0

52.1

40.6

32.430.0

54.8

62.1

54.2

45.0

24.1

6.70

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

51.8

49.8

20.0 18.7

27.9

45.451.8

66.7

68.5

60.3

61.6

41.4 42.845.4

52.1

63.6

70.5 75.4

61.9

67.7

54.3

59.561.8

67.1 68.2 70.3

62.0

46.0

36.9

47.1

64.967.6

61.3

52.4

24.8

8.30

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

43.1 41.5

14.317.7

23.6

33.6 42.6

56.9 58.6

40.640.5 30.0 28.4 28.4

32.4

42.6

50.9

49.051.4

54.5

42.9

47.850.7

54.2

61.056.0

48.944.0

32.6

50.0

64.2 64.558.2

46.0

21.7

5.40

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

- 13 -

9.憲法改正問題に関心がある? (*)

- 「関心がある」64%と 2013 年度調査以来最低 -

・憲法改正問題に、「関心がある」と答えた人が 64.1%(「非常に関心がある」17.3%と「やや関心が

ある」46.8%の計)、「関心がない」と答えた人が 35.5%(「全く関心がない」6.1%と「あまり関心

がない」29.4%の計)となった。この質問を始めた 2013 年度以降、関心は最も低くなった。

・性別に見ると、「関心がある」と答えた人は、女性の 60.1%に対し男性が 68.7%と、男性の方が 8.6

ポイント多かった。年代別に見ると、「関心がある」は、40 代以上で 60%を超え、60 代で最も多く

73.2%となった。20 代では、「関心がある」は 48.8%と 50%を下回った。

※「関心がある(計)」=「非常に関心がある」+「やや関心がある」

「関心がない(計)」=「あまり関心がない」+「全く関心がない」

図9-1 憲法改正問題への関心

図9-2 憲法改正問題への関心(性・年代別) (n=3,135)

関心がある(計)

関心がない(計)

今回調査(n=3,135)

64.1 35.5

2017年度(n=3,169)

70.5 28.7

2016年度(n=3,308)

70.9 28.4

2015年度(n=3,183)

74.9 24.3

2014年度(n=3,270)

69.9 29.1

2013年度(n=3,297)

69.7 29.8

17.3

21.0

23.8

27.3

22.5

21.9

46.8

49.5

47.1

47.6

47.4

47.8

29.4

22.7

23.2

19.7

25.5

24.1

6.1

6.0

5.2

4.6

3.6

5.6

(%)

非常に関心がある 無回答

全く

関心が

ないやや関心がある

あまり

関心が

ない

関心がある(計)

関心がない(計)

総   数 64.1 35.5

男    性 68.7 31.1

女    性 60.1 39.4

18~19歳 54.3 45.7

20 代 48.8 51.2

30 代 54.9 45.1

40 代 62.0 37.6

50 代 68.6 31.0

60 代 73.2 26.5

70代以上 67.2 32.1

17.3

22.4

12.9

10.0

9.0

11.1

11.4

17.4

22.6

24.6

46.8

46.3

47.2

44.3

39.8

43.8

50.6

51.2

50.6

42.6

29.4

25.8

32.6

34.3

37.5

36.3

32.4

27.6

22.4

26.8

6.1

5.3

6.8

11.4

13.7

8.8

5.2

3.4

4.1

5.4

(%)

非常に関心がある やや関心がある 無回答 あまり関心がない 全く関心がない

≪憲法改正問題に関する報道≫

- 14 -

10.憲法改正問題に関する情報を入手しているメディアは? (*)

- 「民放テレビ」66%、「NHK テレビ」59%、「新聞」53% -

・憲法改正問題に関する情報をどのメディアから入手しているか質問したところ、「民放テレビ」を挙

げた人が 65.6%と最も多く、以下、「NHK テレビ」が 59.4%、「新聞」が 52.5%、「インターネット」

が 34.8%という結果になった。前回調査と比べると、民放テレビは 7.3 ポイント、NHK テレビは 2.4

ポイント増加した。一方、新聞は 1.7 ポイント、インターネットは 2.5 ポイント減少した。

・年代別に見ると、20 代ではインターネットが1位、18~19 歳、30~50 代では民放テレビが1位、

60 代以上では NHK テレビが1位となった。新聞と NHK テレビは年代の高い層で多く見られた。イン

ターネットは年代の低い層で多く見られ、40 代以下で 50%を超えた。

図 10-1 憲法改正問題に関する情報を入手しているメディア (複数回答、n=3,135)

表 10-1 憲法改正問題に関する情報を入手しているメディア(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

65.658.359.665.5

57.952.6

59.4

57.055.7

61.259.854.1

52.554.2

55.858.5

60.358.3

34.837.3

35.232.3

25.821.2

9.710.0

11.49.010.9

10.1

10.111.5

10.58.210.7

14.8

0

10

20

30

40

50

60

70

今回調査2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度

(%)

民放テレビ

NHKテレビ

新聞

インターネット

雑誌・書籍

入手していない

(%)

1  位 2  位 3  位 4  位 5  位 6  位民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット 入手していない 雑誌・書籍

65.6 59.4 52.5 34.8 10.1 9.7民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット 雑誌・書籍 入手していない

65.4 60.7 56.1 43.0 11.0 7.5民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット 入手していない 雑誌・書籍

65.7 58.2 49.4 27.7 12.4 8.5民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 入手していない 雑誌・書籍

57.1 51.4 38.6 22.9 1.4インターネット 民放テレビ NHKテレビ 入手していない 新聞 雑誌・書籍

57.9 54.2 38.5 20.7 19.4 4.3民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 入手していない 雑誌・書籍

64.7 58.4 39.5 26.8 15.6 3.7民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 入手していない 雑誌・書籍

64.0 51.7 47.0 43.6 11.0 7.8民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット 雑誌・書籍 入手していない

71.0 63.6 53.0 41.0 8.8 6.0NHKテレビ 民放テレビ 新聞 インターネット 雑誌・書籍 入手していない

71.0 70.3 68.6 20.7 15.6 5.6NHKテレビ 新聞 民放テレビ 雑誌・書籍 入手していない インターネット

77.0 75.2 65.1 13.0 7.5 6.6

30  代

40  代

50  代

60  代

70代以上

20  代

総  数

男  性

女  性

18-19歳

- 15 -

(憲法改正問題に関する情報を入手している人に)(全体の 89.8%)

11.憲法改正問題に関する情報で分かりやすいメディアは? (*)

- 「民放テレビ」51%、「NHK テレビ」46%、「新聞」40% -

・憲法改正問題に関する情報で分かりやすいと思うメディアを挙げてもらったところ、「民放テレビ」

が 50.5%、「NHK テレビ」が 45.8%、「新聞」が 40.4%、「インターネット」が 21.7%という結果に

なった。前回調査と比べると、民放テレビは 2.8 ポイント、NHK テレビは 1.4 ポイント増加した。

一方、新聞は 3.3 ポイント、インターネットは 3.2 ポイント、雑誌・書籍は 1.1 ポイント減少した。

・年代別に見ると、50 代以下では民放テレビが1位、60 代では NHK テレビが1位、70 代以上では新

聞が1位となった。新聞と NHK テレビは 20 代から年代の上昇とともに多くなっている。インター

ネットは 20 代にかけて年代が低いほど多くなっている。

図 11-1 憲法改正問題に関する情報で分かりやすいと思うメディア (複数回答、n=2,814)

表 11-1 憲法改正問題に関する情報で分かりやすいと思うメディア(性・年代別) (複数回答、n=2,814)

50.547.745.3

53.648.4

45.7 45.8

44.4

38.1

45.5

47.945.5

40.443.7

42.8

43.547.8

49.3

21.724.923.2

20.017.415.7

6.4

7.5

7.75.4

7.57.58.8

7.3

8.77.1

6.87.10

10

20

30

40

50

60

今回調査2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度

(%)

民放テレビ

NHKテレビ

新聞

インターネット

雑誌・書籍

分かりやすいと思う

メディアはない

(%) 1  位 2  位 3  位 4  位 5  位 6  位

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ない 雑誌・書籍50.5 45.8 40.4 21.7 8.8 6.4

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ない 雑誌・書籍47.5 45.3 43.1 27.7 8.4 7.5

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ない 雑誌・書籍53.4 46.2 37.8 16.2 9.1 5.3

民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 ない 雑誌・書籍48.1 37.0 33.3 20.4 9.3 1.9

民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 ない 雑誌・書籍46.0 45.6 29.5 13.9 12.2 3.4

民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 ない 雑誌・書籍46.9 39.0 29.2 17.9 16.4 3.1

民放テレビ NHKテレビ インターネット 新聞 ない 雑誌・書籍51.7 35.4 32.6 30.5 9.4 4.3

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ない 雑誌・書籍53.0 44.0 34.7 24.3 8.1 4.3

NHKテレビ 新聞 民放テレビ インターネット 雑誌・書籍 ない53.1 50.2 49.6 11.0 10.6 7.2

新聞 NHKテレビ 民放テレビ 雑誌・書籍 ない インターネット64.3 62.6 52.2 8.8 5.4 3.6

20  代

総  数

男  性

女  性

18-19歳

30  代

40  代

50  代

60  代

70代以上

- 16 -

12.今後、新聞に期待する憲法改正問題報道は? (*)

- 新聞は「政党の意見の違い」「現行憲法の解説」についての報道を - ・国会で憲法改正問題が議論されていく中で新聞に期待する報道を尋ねたところ、前回同様、「政党の

意見の違いがよく分かるような報道をしてほしい」49.5%、「現行の憲法について詳しく解説して

ほしい」47.4%が多かった。

・性別に見ると、「新聞社の立場を明確に」は男性の方が 9.2 ポイント挙げた人が多く、「現行の憲法

についての詳しい解説」は女性の方が 4.7 ポイント挙げた人が多かった。年代別に見ると、全ての

年代で「現行の憲法についての詳しい解説」と「政党の意見の違い」が1~2位となった。「憲法

学者など専門家の意見」「国民世論を形成」「新聞社の立場を明確に」は年代が高い層で多く挙げら

れた。

図 12-1 今後、新聞に期待する憲法改正問題報道 (複数回答、n=3,135)

図 12-2 今後、新聞に期待する憲法改正問題報道(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

49.550.6

50.650.451.0

46.9 47.449.5

53.052.154.5

56.6

24.226.6

23.925.7

28.525.6

23.8

23.123.3

27.1

30.8

21.023.824.5

26.4

29.2

26.5

24.9

16.114.015.014.3

18.7

10.9

0

10

20

30

40

50

60

今回調査2017年2016年2015年2014年2013年

(%)

政党の意見の違いがよく分かるような報道

をしてほしい

現行の憲法について詳しく解説してほしい

憲法学者など専門家の意見を多く掲載し

てほしい

国民世論を形成する中心的な役割を果た

すような報道をしてほしい

海外における改憲の実情や、日本の現況

に対する反応を詳しく報道してほしい

憲法改正への賛否については、新聞社の

立場を明確にしてほしい

49.6 49.4

42.9 44.1 44.3

48.6

52.4

52.0

51.5

44.9

49.6

32.9

38.5

44.0 45.848.6

53.8

49.4

24.7 23.7

12.9 15.1 15.4 18.1

23.2

31.7 32.5

25.2

22.7

18.6 15.416.2

20.1 23.0

28.7 31.1

24.7 23.1 20.0 19.7

24.722.1

24.026.5 24.5

21.0

11.88.6

10.012.2 11.6

15.8

20.021.6

0

10

20

30

40

50

60

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

政党の意見の違いがよく分

かるような報道をしてほしい

現行の憲法について詳しく

解説してほしい

憲法学者など専門家の意

見を多く掲載してほしい

国民世論を形成する中心

的な役割を果たすような報

道をしてほしい

海外における改憲の実情

や、日本の現況に対する反

応を詳しく報道してほしい

憲法改正への賛否につい

ては、新聞社の立場を明確

にしてほしい【性別】 【年代別】

- 17 -

13.ニュースを読んだり見聞きしたりするのは週にどれくらい?

- ニュース接触率「民放テレビ」「NHK テレビ」「新聞」「インターネット」の順 -

・ニュースとの接触状況については、接触率が高い順に、民放テレビのニュースが 91.8%、NHK テレ

ビのニュースが 79.8%、新聞が 70.1%、インターネットのニュースが 66.5%、ラジオのニュース

が 33.7%となった。

・毎日の接触率は、民放テレビのニュースが 55.8%、新聞が 47.0%、NHK テレビのニュースが 42.0%、

インターネットのニュースが 39.4%、ラジオのニュースが 9.8%となった。

・性別に見ると、ニュース接触率の高い順は男女で変わらないが、民放テレビが 2.3 ポイント、NHK

テレビが 0.3 ポイント女性の方が高く、新聞が 3.6 ポイント、インターネットが 6.6 ポイント、ラ

ジオが 12.4 ポイント男性の方が高かった。

・年代別に見ると、40 代以下ではインターネットが1位、50 代以上は民放テレビが 1 位となった。民

放テレビは最も低い 18~19 歳でも 75.7%、20 代以上で 80%以上と、全ての年代で高くなった。イ

ンターネットは 50 代以下で 80%を超えた。NHK テレビと新聞は年代が高いほど接触率も高くなる

傾向があり、NHK テレビは 50 代以上、新聞は 60 代以上で 80%を超えた。

図 13-1 ニュースとの接触頻度

(n=3,135)

読む・

見聞きする

(計)

(1) 新聞 70.1

(2)NHKテレビのニュース

79.8

(3)民放テレビのニュース

91.8

(4)ラジオのニュース

33.7

(5)インターネットのニュース

66.5

47.0

42.0

55.8

9.8

39.4

5.3

10.1

15.6

5.0

11.3

5.9

12.8

14.1

7.3

8.7

4.7

7.8

3.4

4.3

3.7

7.1

7.1

2.9

7.3

3.4

29.2

19.2

7.0

63.5

30.9

0.8

1.1

1.2

2.7

2.6

(%)

毎日 週に4~5日 週に2~3日 週に1日くらい それ以下 読まない

見ない

聞かない

無回答

≪ニュースとメディア≫

- 18 -

図 13-2 ニュースを「読む・見聞きする(計)」人の割合(性・年代別) (n=3,135)

図 13-3 ニュースを「毎日読む・見聞きする」人の割合(性・年代別) (n=3,135)

48.6

45.7

5.7 6.4

13.0

32.4

48.6

66.0

79.3

41.4

42.6

10.0 10.711.9

24.6

40.2

57.7

74.6

51.3

59.7

25.7

30.1

37.7

51.4

64.0

67.6

66.5

11.38.5 - 1.3 5.0

8.5 10.613.9

13.8

41.4 37.7

34.3

48.8

62.9 62.7

51.8

25.6

9.60

10

20

30

40

50

60

70

80

90

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

のニュース

民放テレビ

のニュース

ラジオ

のニュース

インターネット

のニュース

【性別】 【年代別】

72.0 68.4

32.935.8

47.7

64.9

75.2

83.488.579.6 79.9

61.4 59.9

63.9

71.8

82.8 89.6

93.690.6

92.9

75.7 83.688.9

91.9

94.6 94.4 94.2

40.4

28.0

11.4

22.125.5

35.639.2 41.3 33.7

70.0

63.4

85.7

93.0 95.0 93.1

82.2

51.1

21.7

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

のニュース

民放テレビ

のニュース

ラジオ

のニュース

インターネット

のニュース

【性別】 【年代別】

- 19 -

14.ニュースを読んだり見聞きしたりするのは 1 日にどれくらい?

- 接触時間の長い順は「民放テレビ」「NHK テレビ」「新聞」「インターネット」 -

・ニュースとの接触時間については、平均接触時間が長い順に、民放テレビのニュースが 36.2 分、NHK

テレビのニュースが 29.4 分、新聞が 24.8 分、インターネットのニュースが 23.4 分、ラジオのニュー

スが 22.4 分となった。

・民放テレビのニュースの接触時間が他のメディアより長い理由としては、厳密にはニュース番組では

ないもの(総合情報番組等)も含まれるのではないかと思われる。

・性別に見ると、ニュースの接触時間は民放テレビが 3.6 分女性の方が長く、新聞が 2.3 分、インター

ネットが 3.6 分、ラジオが 1.5 分男性の方が長かった。

・年代別に見ると、インターネットは年代による接触時間の差がそれほど大きくないが、それ以外の

メディアはいずれも年代が高いほど接触時間が長い傾向が見られた。

図 14-1 ニュースとの接触時間 (n=3,135)

図 14-2 ニュースとの接触時間(平均)(性・年代別) (n=3,135)

26.023.7

10.712.8

14.015.9 18.3

25.2

38.1

29.029.7

14.617.7

19.3

21.2

25.4

32.2

41.5

34.3

37.9

22.1

30.2 30.5

37.336.0

38.6

39.7

23.021.5 18.6

22.120.2

21.019.1 20.8

28.5

25.2

21.6

15.8

22.424.4 25.1

22.2

22.5

24.7

0

10

20

30

40

50

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(分)

新聞

NHKテレビ

のニュース

民放テレビ

のニュース

ラジオ

のニュース

インターネット

のニュース

【性別】 【年代別】

平均時間

(分)

(1) 新聞 24.8

(2)NHKテレビのニュース

29.4

(3)民放テレビのニュース

36.2

(4)ラジオのニュース

22.4

(5)インターネットのニュース

23.4

9.9

11.6

6.3

10.1

13.5

17.6

15.7

14.2

8.4

18.0

14.6

14.5

15.8

4.8

12.3

13.7

17.4

22.5

4.8

12.4

4.6

3.6

5.7

0.9

1.7

6.5

10.2

16.5

2.0

5.4

2.4

6.0

10.3

2.4

3.3

29.2

19.2

7.0

63.5

30.9

1.5

1.8

1.7

3.1

2.6

(%)

数分 10分

くらい

20分

くらい

30分

くらい

40分

くらい

1時間

くらい

1時間半

以上

読まない

見ない

聞かない

無回答

- 20 -

15.ニュースを読んだり見聞きしたりするのはいつ、どこで?

- 新聞は「自宅(午前中)」、民放テレビと NHK テレビは「自宅(夕方以降)」 -

・ニュースと接触する場所、時間帯を質問したところ、新聞は「自宅(午前中)」が 48.1%で最も高く、

民放テレビのニュースと NHK テレビのニュースは「自宅(夕方以降)」(民放 56.6%、NHK48.6%)が

最も高かった。インターネットのニュースは「自宅(夕方以降)」が 30.0%で最も高いが、「職場・

学校」(21.0%)、「移動中(電車・バスなど)」(19.6%)も高かった。

・自宅でのニュース接触は、全ての年代で民放テレビが最も多かった。民放テレビ、NHK テレビ、新

聞は、年代が高いほど高くなる傾向が見られた。インターネットは 18~19 歳から 30 代にかけて高

くなり、40 代以降は年代が上昇するほど低くなった。

・自宅外でのニュース接触は、60 代以下ではインターネットが最も高くなった。インターネットは年

代が低いほど高くなった。

図 15-1 ニュースと接触する場所 (複数回答、n=3,135)

48.1

10.5

20.6

1.4

7.1

61.3

11.5

37.9

20.1

48.6

0.9

2.9

75.1

5.6

41.3

27.7

56.6

1.5

2.4

88.5

5.6

8.1

4.2

4.6

14.5

3.4

13.5

20.8

17.3

16.3

30.0

19.6

21.0

42.5

38.7

自宅(午前中)

自宅(午後)

自宅(夕方以降)

移動中

(電車・バスなど)

職場・学校

自宅(計)

自宅外(計)

(%)

新聞

NHKテレビのニュース

民放テレビのニュース

ラジオのニュース

インターネットのニュース

- 21 -

図 15-2 「自宅(計)」と回答した人の割合(性・年代別)

(複数回答、n=3,135)

図 15-3 「自宅外(計)」と回答した人の割合(性・年代別)

(複数回答、n=3,135)

60.5 61.9

27.1 26.8

33.748.6

64.4

77.9

86.3

73.9 76.1

52.9

51.8

56.8

66.9

78.084.9

92.186.190.6

70.0

78.684.1

87.391.8 92.2 92.2

13.5 13.4

5.7 4.3 5.69.6

13.218.3

21.2

42.8 42.1

42.9

52.8

63.9

60.0 53.6

32.1

15.1

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

のニュース

民放テレビ

のニュース

ラジオ

のニュース

インターネット

のニュース

【性別】 【年代別】

15.1

8.25.7

10.7

15.417.5 15.4

10.53.97.1

4.45.7

11.0 8.2

6.1

5.8 5.6

1.77.0 4.3 5.7 10.0 6.9

7.1

4.6 5.42.8

27.6

14.8

5.7

18.121.0

26.9 27.4

23.612.0

43.1

34.9

67.1 64.9

56.8 56.1

48.2

26.0

7.4

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

のニュース

民放テレビ

のニュース

ラジオ

のニュース

インターネット

のニュース

【性別】 【年代別】

- 22 -

16.大きなニュースを入手するメディアは?

- 「民放テレビ」80%、「NHK テレビ」61%、「インターネット」55%、

「新聞」49% - ・大きなニュースを入手するメディアを尋ねたところ、民放テレビが 79.7%で最も多く、NHK テレビ

が 60.5%、インターネットが 54.5%、新聞が 49.3%、ラジオが 14.3%となった。

・性別に見ると、民放テレビは 7.2 ポイント女性の方が高いが、NHK テレビは 1.9 ポイント、新聞は

2.3 ポイント、インターネットは 5.2 ポイント、ラジオは 4.5 ポイント男性の方が高かった。

・年代別に見ると、40 代以下ではインターネットが最も多く、50~60 代では民放テレビ、70 代以上

では NHK テレビが最も多くなった。民放テレビは最も低い 18~19 歳でも 64.3%、20 代以上で 70%

以上と、全ての年代で高くなった。インターネットは 30 代以下で 80%台となっているが、40 代以

降は年代の上昇とともに低くなった。NHK テレビと新聞は年代が高いほど高くなる傾向が見られた。

図 16-1 大きなニュースの情報源 (複数回答、n=3,135)

図 16-2 大きなニュースの情報源(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

民放テレビ

NHKテレビ

インターネット

新聞

ラジオ

雑誌

その他

特にない

79.7

60.5

54.5

49.3

14.3

3.3

1.2

0.7

(%)

50.5 48.2

10.0 11.7

18.837.6

49.8

66.4

78.061.6 59.7

37.130.1

34.0

43.9

60.0

76.2

88.6

75.9

83.1

64.3

73.2 73.7

75.8

82.084.9

84.1

16.7

12.2

1.46.0

6.612.8 13.0

20.7 19.5

2.9 3.6

-2.7 0.5 1.4 1.2

5.16.6

57.3 52.1

80.084.6 87.3

78.3

67.4

35.0

12.7

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

ラジオ

雑誌

インターネット

【性別】 【年代別】

- 23 -

17.どのメディアで各分野の情報を得る?

- 全分野で民放テレビが 1 位、「地域に関すること」は新聞が 2 位 -

・8 つの分野について、どのメディアで読んだり見たりするかを質問したところ、全ての分野で「民

放テレビ」が最も高かった。2 位には、政治、経済、社会、国際情勢、文化に関することで「NHK

テレビ」、スポーツ・芸能、生活・健康に関することで「インターネット」、地域に関することで「新

聞」が挙げられた。

・性別に見ると、「政治に関すること」は 4 つのメディア全てで、女性より男性の方が高くなった。「社

会に関すること」「地域に関すること」は民放テレビが男性より女性で高くなったが、新聞、NHK テ

レビ、インターネットは女性より男性が高かった。

・年代別に見ると、「政治に関すること」「社会に関すること」「地域に関すること」は、新聞と NHK

テレビでは年代が上がるほど挙げる人が多くなる傾向が見られた。インターネットでは 18~19 歳

から 30 代にかけて多くなり、40 代以降年代の上昇とともに少なくなっていった。「政治に関する

こと」は 20~60 代、「社会に関すること」は 30~60 代、「地域に関すること」は 30~50 代で民放

テレビが 1 位となった。

表 17-1 読んだり見たりするメディア (複数回答、n=3,135)

1  位 2  位 3  位 4  位 5  位 6  位読まない見ない

聞かない

民放テレビ インターネット 新聞 NHKテレビ ラジオ 雑誌

73.5 50.9 41.2 40.0 9.7 8.6 3.9

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ラジオ 雑誌

71.5 53.0 47.9 41.1 10.5 4.1 3.2

民放テレビ インターネット NHKテレビ 新聞 雑誌 ラジオ

67.5 46.9 43.4 38.5 16.6 8.1 3.8

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ラジオ 雑誌

63.7 52.8 45.4 33.5 8.7 3.3 4.7

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ラジオ 雑誌

62.9 52.4 42.9 35.3 8.2 2.8 6.5

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット ラジオ 雑誌

61.8 48.5 44.4 34.2 8.3 3.9 8.2

民放テレビ NHKテレビ 新聞 インターネット 雑誌 ラジオ

59.6 43.5 40.6 38.8 8.8 7.8 7.0

民放テレビ 新聞 NHKテレビ インターネット ラジオ 雑誌

56.3 49.1 37.9 32.0 9.5 3.9 5.6

文化に関すること

地域に関すること

スポーツ・芸能に関すること

社会に関すること

生活・健康に関すること

政治に関すること

国際情勢に関すること

経済に関すること

(%)

- 24 -

図 17-1 「政治に関すること」を読んだり見たりするメディア(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

図 17-2 「社会に関すること」を読んだり見たりするメディア(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

図 17-3 「地域に関すること」を読んだり見たりするメディア(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

51.746.7

14.3 13.7

25.5

43.6

52.8

63.3

68.7

41.1

35.1

21.4 21.4

24.926.6

36.4

46.5

55.2

55.3 57.1

41.4 51.2

56.8 55.2 57.6

60.4

56.1

37.3

27.3

41.4

51.8

55.748.6

38.4

17.8

5.6

0

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

50.2

41.1

8.613.0

23.1

35.1

48.4

61.0

66.3

55.6 50.4

32.929.8

35.8

40.7

58.6

65.0

68.064.6

62.9

38.6

54.8

63.166.0

72.068.1

59.2

42.2

25.8

40.0 51.5

57.0 48.6

40.2

20.9

7.90

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

51.2

45.0

7.1

13.7

24.1

38.2

48.8

63.7

71.5

55.5 50.7

32.9

26.8

34.2

40.3

56.0

68.4 70.070.7 72.2

54.363.2

69.072.0

76.279.5

67.9

47.5

35.5

50.0

63.5

66.6

61.3

52.2

24.1

9.40

10

20

30

40

50

60

70

80

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞

NHKテレビ

民放テレビ

インターネット

【性別】 【年代別】

- 25 -

18.新聞をどのように読んでいる?

- 「月ぎめでとっている紙の新聞」63%、「読まない」24% -

・新聞をどのように読んでいるか尋ねたところ、「月ぎめでとっている紙の新聞」と答えた人が最も多

く 62.6%であった。以下、「図書館や学校、職場などに置いてある紙の新聞」(7.9%)、「ポータル

サイトなどで閲覧できる新聞記事」(7.2%)、「駅やコンビニなどで購入する紙の新聞」(2.9%)、「有

料の電子新聞」(1.1%)は 10%未満であった。一方、「新聞や新聞記事は読まない」と答えた人は

23.5%であった。

・年代別に見ると、「月ぎめでとっている紙の新聞」は、30 代以下で 30%前後であるが、40 代で 51.7%

と 50%を超え、以降年代の上昇とともに高くなった。一方、「新聞や新聞記事は読まない」は、年

代が低いほど高くなり、20 代以下では 50%を超えた。

図 18-1 新聞の読み方 (複数回答、n=3,135)

図 18-2 新聞の読み方(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

月ぎめでとっている紙の新聞

図書館や学校、職場などに置いてある紙の新聞

ポータルサイトなどで閲覧できる新聞記事

駅やコンビニなどで購入する紙の新聞

有料の電子新聞

その他

新聞や新聞記事は読まない

62.6

7.9

7.2

2.9

1.1

3.4

23.5

(%)

≪生活の中の新聞≫

61.6 63.5

31.428.1

34.0

51.7

68.2

78.8

85.5

10.6

5.6 5.7 7.4 9.5 10.8

10.8

7.1 4.09.05.7 7.1 8.0

11.9 13.0

10.0 3.91.1

22.4 24.4

58.6 56.9

39.3

26.9

18.6

11.59.0

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

月ぎめでとっている紙の新

図書館や学校、職場など

に置いてある紙の新聞

ポータルサイトなどで閲覧

できる新聞記事

駅やコンビニなどで購入す

る紙の新聞

有料の電子新聞

新聞や新聞記事は読まな

【性別】 【年代別】

- 26 -

19.月ぎめ新聞の購読状況は? (*)

- 69%が購読、購読率は減少傾向が続く、中でも全国紙の減少が顕著 -

・自宅で月ぎめ新聞を購読している人は 69.4%であった。新聞の種類を見ると、「全国紙」を購読し

ている人が 51.4%、「県紙・地方紙」を購読している人が 37.2%、「ブロック3紙」を購読してい

る人が 13.2%となった。また、全国紙を購読している人のうち、「紙の新聞」が 96.9%、「電子新

聞」が 1.2%、「両方」が 1.7%であった。

・過去の調査と比較すると、月ぎめ新聞を購読している人は、調査開始の 2008 年度以降、減少傾向に

ある。調査開始以来、2014 年度調査で初めて 80%を切ったが、その後もさらに減少が続き、今回

調査では 70%を切った。新聞の種類で見ると、昨年度から今回調査にかけては、全国紙が 0.8 ポイ

ント減、県紙・地方紙は 1.4 ポイント減、ブロック3紙は 0.6 ポイント増となった。

・年代別で見ると、月ぎめ新聞を購読している人は、30 代で 42.4%と最も少なく、年代が上がるほど

多くなり、40 代で 58.4%、50 代で 73.8%、60 代で 80.6%、70 代以上で 88.0%となった。

・年代別に昨年度調査と比較すると、月ぎめ新聞を購読している人は 60 代で 4.1 ポイント、40 代で

3.3 ポイント、18~19 歳で 3.2 ポイント、20 代で 2.5 ポイントの減少となった。

図 19-1 月ぎめでとっている新聞の有無 図 19-2 月ぎめでとっている新聞の種類

(n=3,135) (複数回答、n=2,176)

図 19-3 購読は紙の新聞か電子新聞か (n=1,118)

96.9 1.21.7

0.3

(%)

無回答

紙の新聞電子新聞

両方

全国紙(朝日、毎日、読売、産経、日本経済新聞)

県紙・地方紙

ブロック3紙(北海道、中日、西日本新聞)

スポーツ紙または夕刊紙

その他の新聞

51.4

37.2

13.2

5.2

4.2

(%)

とっている

69.4無回答

0.6

とって

いない

30.0

(%)

- 27 -

図 19-4 月ぎめでとっている新聞(時系列)

図 19-5 月ぎめでとっている新聞の有無(性・年代別) (n=3,135)

2017年 2016年 2015年 2014年

総   数 70.6 73.0 75.8 78.0

男    性 71.6 73.5 77.2 78.5

女    性 69.7 72.6 74.6 77.6

18~19歳 60.3 72.9 77.1 82.1

20 代 53.3 57.2 59.1 60.8

30 代 41.2 46.5 50.2 57.7

40 代 61.7 65.5 66.7 72.1

50 代 72.0 77.7 84.0 83.4

60 代 84.7 85.1 86.5 88.8

70代以上 89.0 87.5 89.4 89.1

69.4

68.3

70.4

57.1

50.8

42.4

58.4

73.8

80.6

88.0

30.0

31.1

29.0

41.4

47.8

56.8

41.6

25.4

18.7

11.8

(%)

月ぎめで新聞をとっている 無回答 とっていない

88.6 86.3 84.5 85.281.7 81.2

78.0 75.8 73.070.6 69.4

55.149.7 49.7 49.1

44.0 45.142.0 40.5

38.3 36.5 35.7

27.630.8 29.0 29.9 29.1 27.6 27.3 28.1 26.0 27.2 25.8

13.0 12.5 11.2 11.2 11.8 12.2 10.6 9.6 10.8 8.6 9.2

0

20

40

60

80

100

2008

年度

2009

年度

2010

年度

2011

年度

2012

年度

2013

年度

2014

年度

2015

年度

2016

年度

2017

年度

今回

調査

とっている

全国紙(朝日、毎日、読売、産経、日本経済新聞)

県紙・地方紙

ブロック3紙(北海道、中日、西日本新聞)(%)

- 28 -

(月ぎめで新聞をとっている人に)(全体の 69.4%)

20.月ぎめで新聞をとる理由は?

- 「新聞を読むのが習慣になっているから」48% -

・月ぎめで新聞をとる理由としては、「新聞を読むのが習慣になっているから」を挙げる人が 48.3%

と最も多く、次いで、「新聞でなければ得られない情報があるから」(39.7%)、「毎日、自宅に届け

てくれるから」(34.6%)、「新聞で世間の動きが大体分かるから」(33.8%)、「新聞の情報は、自分

に役立つから」(28.4%)を挙げる人が多かった。

・性別に見ると、「新聞で世間の動きが大体分かるから」は男性が 37.3%、女性が 30.8%と、男性の

方が 6.5 ポイント高かった。

・年代別に見ると、上位 5 位の全ての項目で年代が高いほど高くなる傾向が見られた。

図 20-1 月ぎめで新聞をとる理由 (複数回答、n=2,176)

図 20-2 月ぎめで新聞をとる理由(上位 5 位)(性・年代別) (複数回答、n=2,176)

47.6 48.9

15.0

14.5 19.4

36.8

43.1

60.864.7

41.1 38.5

17.513.2

23.1 29.7

35.8

49.351.4

34.834.4

12.5

10.5

8.1

20.4

32.5

40.4

51.8

37.3

30.8

15.012.5

17.5 23.228.5

39.4

47.9

27.5 29.1

7.58.6

13.8 20.1

26.0

33.7

39.3

0

10

20

30

40

50

60

70

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

新聞を読むのが習慣

になっているから

新聞でなければ得られ

ない情報があるから

毎日、自宅に届けてく

れるから

新聞で世間の動きが

大体分かるから

新聞の情報は、自分に

役立つから

【性別】 【年代別】

新聞を読むのが習慣になっているから

新聞でなければ得られない情報があるから

毎日、自宅に届けてくれるから

新聞で世間の動きが大体分かるから

新聞の情報は、自分に役立つから

家族がとっているから

新聞代を払っても読む価値があるから

ずっととっているので何となく

紙の新聞を読みたいから

時間をさいても新聞を読む価値があるから

職場や近所などに新聞を読むことができる場所がないから

48.3

39.7

34.6

33.8

28.4

27.2

23.1

21.0

14.7

14.0

0.7

(%)

- 29 -

(月ぎめで新聞をとっていない人に)(全体の 30.0%)

21.月ぎめで新聞をとらない理由は?

- 「テレビやインターネットなど他の情報で十分だから」73% -

・月ぎめで新聞をとらない理由としては、「テレビやインターネットなど他の情報で十分だから」を挙

げる人が最も多く 72.5%であった。次いで、「新聞の購読料は高いから」(35.5%)、「新聞を読む時

間がないから」(30.6%)、「新聞を読む習慣がないから」(24.0%)、「紙の新聞は、処分が面倒だか

ら」(23.7%)を挙げる人が多かった。

・性別に見ると、「テレビやインターネットなど他の情報で十分だから」は男性の方が 3.5 ポイント高

かったが、上位 5 項目のうち、他の 4 項目は女性の方が高くなった。中でも「新聞を読む時間がな

いから」は 14.1 ポイント差となった。

・年代別に見ると、全ての年代で「テレビやインターネットなど他の情報で十分だから」が最も高く

なっており、20~50 代では 70%を超えた。

図 21-1 月ぎめで新聞をとらない理由 (複数回答、n=941)

図 21-2 月ぎめで新聞をとらない理由(上位 5 位)(性・年代別) (複数回答、n=941)

74.370.8

58.6

76.9 78.574.8

77.2

63.6

53.4

31.9

38.9

20.7

34.3 42.136.1

33.930.9 33.0

23.3

37.424.1

28.7

43.0

31.3

28.325.5

13.621.5

26.3

31.0

40.6

34.1

18.7 19.7

10.0 8.0

20.4

26.7

10.3

18.2

24.3

29.6

29.1

22.7 13.6

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

テレビやインターネット

など他の情報で十分だ

から

新聞の購読料は高い

から

新聞を読む時間がな

いから

新聞を読む習慣がな

いから

紙の新聞は、処分が面

倒だから

【性別】 【年代別】

テレビやインターネットなど他の情報で十分だから

新聞の購読料は高いから

新聞を読む時間がないから

新聞を読む習慣がないから

紙の新聞は、処分が面倒だから

職場や学校、図書館などで読むから

家族がとらないから

駅やコンビニなどで買うから

新聞には、自分に役立つ情報が少ないから

何となく

もともと世間の動きに関心がないから

72.5

35.5

30.6

24.0

23.7

13.8

13.4

4.5

4.4

3.0

2.6

(%)

- 30 -

22.通信社の役割を知っている? (*)

- 「役割を知っている」人の割合は 2012 年度以降、50%前後で推移 -

「知っている」51%、「知らない」48%

・通信社が新聞社や放送局、インターネットサイトなどにニュースを配信していることを「知ってい

る」人は 50.7%、「知らない」人は 48.3%であった。

・性別で見ると、「知っている」人は、女性(44.2%)よりも男性(58.1%)の方が多かった。

・年代別に見ると、通信社の役割を「知っている」人は、18~19 歳の 32.9%から年代が上がるととも

に多くなり 50 代で 60.2%となった。40~60 代では「知っている」が 50%を超えた。

・過去の調査と比較すると、「知っている」人の割合は、2012 年度以降は 50%前後で推移している。

年代別に昨年度調査と比較すると、「知っている」人の割合は 20 代以下と 50 代で 5.9~6.5 ポイン

ト増加した。

図 22-1 通信社の役割の認知 (n=3,135)

図 22-2 通信社の役割の認知(性・年代別) (n=3,135)

知っている

昨年 2016

総   数 48.4

男    性 56.0

女    性 41.3

18~19歳 27.0

20   代 35.0

30   代 43.4

40   代 51.1

50   代 54.0

60   代 57.4

70代以上 44.7

50.7

58.1

44.2

32.9

41.5

45.1

50.6

60.2

55.3

49.0

48.3

40.8

54.8

67.1

58.2

54.4

49.0

38.6

43.3

49.3

(%)

知っている 無回答 知らない

45.2 45.0 46.3 45.2

51.2 51.8 51.2 51.0

48.8 48.4

50.7

54.5 54.452.5 53.5

46.5 47.3 48.3 48.4

50.5 50.6

48.3

30

40

50

60

2008

年度

2009

年度

2010

年度

2011

年度

2012

年度

2013

年度

2014

年度

2015

年度

2016

年度

2017

年度

今回

調査

知っている

知らない

(%)

- 31 -

23.見たり聞いたりしたことがある通信社は? (*)

- 1位「共同通信社」(73%)、2位「ロイター通信」(70%) -

・見たり聞いたりしたことがある通信社の名前をひとつでも挙げた人は 82.1%であった。最も知名度

が高いのは「共同通信社」で 72.7%の人が挙げた。次いで「ロイター通信」が 69.9%、「時事通信

社」が 50.3%、「AP通信」が 48.6%、「新華社」が 36.5%となった。

・年代別に見ると、50 代以上では「共同通信社」の知名度が最も高かったが、40 代以下では「ロイター

通信」の知名度が最も高かった。

・過去の調査と比較すると、今回調査では昨年度より共同通信社が 3.2 ポイント、ロイター通信が 2.4

ポイント、AP通信が 2.5 ポイント認知度が上がった。

図 23-1 知っている通信社の有無 (n=3,135) 図 23-2 知っている通信社 (複数回答、n=3,135)

表 23-1 知っている通信社(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

共同通信社

ロイター通信

時事通信社

AP通信

新華社

AFP通信

ブルームバーグ

イタル・タス通信

72.7 (69.5,67.5)

69.9 (67.5,69.3)

50.3 (49.5,47.4)

48.6 (46.1,48.8)

36.5 (36.4,39.0)

11.1 (9.9,11.5)

7.2 (7.2,7.9)

6.3 (6.2,8.1)

(%)

少なくとも

1つは

知っている

82.1

どれも

知らない

16.9

無回答

1.0(%)

注:( )内は左から 2017 年度調査、2016 年度調査の数値

(%)

1  位 2  位 3  位 4  位 5  位

共同通信社 ロイター通信 時事通信社 AP通信 新華社

72.7 69.9 50.3 48.6 36.5

共同通信社 ロイター通信 時事通信社 AP通信 新華社

78.9 74.1 58.7 57.0 45.1

共同通信社 ロイター通信 時事通信社 AP通信 新華社

67.2 66.1 42.9 41.2 29.0

ロイター通信 共同通信社 AP通信 時事通信社 AFP通信/新華社

40.0 32.9 18.6 11.4 5.7

ロイター通信 共同通信社 AP通信 時事通信社 新華社

58.5 50.2 41.5 33.4 14.0

ロイター通信 共同通信社 AP通信 時事通信社 新華社

75.6 71.1 61.3 50.7 25.2

ロイター通信 共同通信社 AP通信 時事通信社 新華社

80.8 80.7 60.9 54.4 35.4

共同通信社 ロイター通信 AP通信 時事通信社 新華社

81.0 79.6 57.0 54.8 41.8

共同通信社 ロイター通信 時事通信社 AP通信 新華社

77.8 74.5 54.5 50.3 48.2

共同通信社 ロイター通信 時事通信社 新華社 AP通信

70.7 56.0 51.0 42.0 31.7

40  代

50  代

60  代

70代以上

総  数

男  性

女  性

18-19歳

20  代

30  代

- 32 -

24.新聞の記事の満足度は? (*)

- ラ・テ欄、社会記事、地元記事など、身近な記事の満足度が高い -

・新聞の各記事について満足層の占める割合を比較すると、「テレビ・ラジオ欄」が 52.2%を占め、

テレビ・ラジオなど他のメディアへの窓口としての新聞利用に対する満足度が高いことが分かった。

次いで「社会に関する記事」(45.2%)、「地元に関する記事」(45.0%)、「スポーツ・芸能に関する

記事」(42.7%)と、生活に密着した身近な記事の満足度が高かった。

・「社説・解説欄」「国際情勢に関する記事」「文化に関する記事」「経済に関する記事」「生活・健康に

関する記事」「政治に関する記事」の満足層は 30%台(32.9%~39.7%)と少ないが、不満層も 10%

(2.7%~7.1%)を下回っており、「どちらとも言えない」や「ほとんど読まない」が多く、閲読

度が低いことがうかがえる。

・昨年度調査との比較では、「社説・解説欄」を除く全ての記事について満足度が減少していて、「生

活・健康に関する記事」の減少が 3.7 ポイントと最も大きかった。

※満足層:「満足している」+「まあ満足している」

不満層:「やや不満である」+「不満である」

図 24-1 新聞の記事の満足度 (n=3,135)

今回 昨年 今回 昨年

テ レ ビ ・ ラ ジ オ 欄 52.2 55.2 2.3 1.6

社 会 に 関 す る 記 事 45.2 47.0 4.4 4.1

地 元 に 関 す る 記 事 45.0 47.7 8.8 6.9

スポーツ・芸能に関する記事 42.7 44.6 5.8 5.2

政 治 に 関 す る 記 事 39.7 41.6 8.0 7.1

生活・健康に関する記事 38.6 42.3 6.9 4.4

経 済 に 関 す る 記 事 37.5 39.5 5.0 4.7

文 化 に 関 す る 記 事 36.5 39.1 4.3 2.7

国 際 情 勢 に 関 す る 記 事 35.0 37.4 6.4 5.2

社 説 ・ 解 説 欄 32.9 32.4 5.7 4.4

満足 層 不満層

15.0

6.4

10.2

7.0

6.0

5.9

5.1

5.1

4.9

6.8

37.2

38.8

34.8

35.7

33.7

32.7

32.4

31.4

30.0

26.1

24.8

30.9

28.0

32.3

30.9

35.4

34.0

38.3

36.0

35.6

19.0

17.9

16.3

17.7

20.3

17.8

22.0

19.0

20.4

24.1

1.7

3.1

6.8

4.4

5.1

5.6

3.9

3.6

4.6

3.8

0.6

1.3

2.0

1.4

2.9

1.2

1.1

0.7

1.8

2.0

(%)

満足して

いる

まあ満足

している

どちらとも

言えない

ほとんど

読まない

無回答 やや不満

である

不満で

ある

≪新聞への意見≫

- 33 -

・「テレビ・ラジオ欄」は、性別では男女ともに、年代別では全ての年代で最も満足層が多くなった。

「地元に関する記事」「社会に関する記事」は 30 代以下で満足層が少なく、年代の高い層で割合が

多くなる傾向が見られた。また、「テレビ・ラジオ欄」は女性の満足層が男性より 5.8 ポイント多

く、「社会に関する記事」は男性の満足層が女性より 4.5 ポイント多かった。

・「政治に関する記事」「経済に関する記事」「国際情勢に関する記事」は、女性よりも男性の満足層が

多かった。年代別に見ると、これらの記事の満足層は、30 代以下で満足層が少なく、年代の高い層

で割合が多くなる傾向が見られた。

図 24-2 テレビ・ラジオ欄、社会、地元に関する記事に満足している人の割合(性・年代別)

(n=3,135)

図 24-3 政治、経済、国際情勢に関する記事に満足している人の割合(性・年代別)

(n=3,135)

42.1

37.6

22.9

25.1

23.3

38.5

42.4 44.0

51.0

41.8

33.8

21.4

24.1

24.7

40.5 41.641.6

42.7

37.4

32.8 22.9

21.4 20.7

35.338.4 37.7

44.0

20

30

40

50

60

70

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

政治

経済

国際情勢

【性別】 【年代別】

49.1

54.9

38.635.1 36.3

50.8

56.6

59.9 60.2

47.6

43.1

25.7 26.829.2

43.4

48.4

52.056.4

45.8

44.3

27.1 26.8

34.0

44.3

50.6

50.8 51.8

20

30

40

50

60

70

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

テレビ・ラジ

オ欄

社会に関す

る記事

地元に関す

る記事

【性別】 【年代別】

※「満足している」+「まあ満足している」の割合

※「満足している」+「まあ満足している」の割合

- 34 -

25.新聞全般の満足度は?(*)

- 満足している人は 48%、不満な人は 8%。年々満足層は減少 -

・新聞全般について、「満足している」は 12.0%、「やや満足である」は 35.9%であり、この2つを合

わせた満足層は 47.9%を占めた。「やや不満である」と「不満である」を合わせた不満層は 7.9%

と少数であった。満足層は 2010 年度調査から減少を続けている。

・年代別に見ると、満足層は 30代以下で 20%台(22.7%~27.9%)に留まったが、40代(43.0%)か

ら 70 代以上(66.0%)にかけて、年代の上昇とともに多くなった。一方、不満層は最も多い 30代で

も 13.7%で、圧倒的に満足層の方が多くなった。

※満足層:「満足している」+「やや満足である」

不満層:「やや不満である」+「不満である」

図 25-1 新聞全般の満足度(n=3,135) 図 25-2 新聞全般の満足度(時系列)

図 25-3 新聞全般の満足度(性・年代別) (n=3,135)

今回 昨年 今回 昨年

総   数 47.9 49.7 7.9 8.9

男    性 46.9 48.8 10.8 12.5

女    性 48.8 50.5 5.3 5.6

18~19歳 27.1 28.6 5.7 12.7

20 代 22.7 28.5 10.7 9.9

30 代 27.9 28.9 9.0 13.7

40 代 43.0 45.7 7.1 8.1

50 代 50.8 51.0 8.8 10.9

60 代 55.2 57.4 9.0 8.8

70代以上 66.0 67.1 5.5 4.7

満足 層 不満層

12.0

12.0

12.1

7.1

5.0

5.0

9.9

12.4

13.8

18.7

35.9

35.0

36.7

20.0

17.7

22.8

33.1

38.4

41.4

47.3

43.2

41.7

44.5

67.1

65.6

62.3

49.4

39.0

34.5

27.6

4.6

6.1

3.3

2.9

6.0

6.1

3.8

4.4

5.4

3.5

3.3

4.7

2.0

2.9

4.7

2.9

3.3

4.4

3.6

2.0

(%)

満足して

いる

やや満足

である

どちらとも

言えない

無回答 やや不満

である

不満である

62.860.0 58.8

56.153.2 53.9 51.8 49.7 47.9

29.532.7 32.7

35.9 38.0 37.6 39.4 40.343.2

6.2 6.8 7.4 7.1 7.4 7.3 7.5 8.9 7.9

0

10

20

30

40

50

60

70

2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

満足して

いる(計)

どちらとも

言えない

不満であ

る(計)

(%)

(年度)

満足して

いる

12.0

やや満足

である

35.9

どちらとも

言えない

43.2

無回答

1.0

やや不満

である

4.6

不満で

ある

3.3

(%)

- 35 -

・新聞との接触頻度で 1 週間の接触日が多いいほど「満足している」とした人の割合が多くなり、読

まない人では 13.9%であったが、毎日読む人では 71.7%であった。

・新聞との接触頻度で 1 週間の接触日が少ないほど「どちらとも言えない」が多く「どちらとも言え

ない」とした人の割合は、新聞を読む頻度が低いほど高くなっており、新聞との接触が少ないこと

が、満足か否かを評価できない理由ではないかと考えられる。

・新聞との接触時間との関係を見ると、接触時間が長い層で「満足している」とした人が多くなる傾

向が見られた。一方、接触時間が短いほど「どちらとも言えない」とした人の割合が多くなる傾向

が見られた。

図 25-4 新聞全般の満足度(新聞との接触頻度別) (n=3,135)

図 25-5 新聞全般の満足度(新聞との接触時間別) (n=3,135)

※「満足している」+「まあ満足している」の割合

※「満足している」+「まあ満足している」の割合

71.7

58.1

49.7

42.2 25.6

13.9

23.2

34.1

42.7

50.3

65.070.7

4.7 6.6 7.0 7.5 9.4

13.00

10

20

30

40

50

60

70

80

90

毎日 週に4~5日 週に2~3日 週に1日くらい それ以下 読まない

(%) 満足している(計) どちらとも言えない 不満である(計)

76.081.9

75.7

68.1 65.6

58.2

36.9

13.920.0

14.7 16.7

26.0 27.9

35.3

56.6

70.7

2.7 2.9 6.9 5.6 6.1 6.0 6.5

13.00

10

20

30

40

50

60

70

80

90

1時間半以上 1時間くらい 40分くらい 30分くらい 20分くらい 10分くらい 数分 読まない

(%) 満足している(計) どちらとも言えない 不満である(計)

- 36 -

26.戸別配達をどう思う? (*)

- 日本独特の戸別配達制度、「続けてほしい」67%。減少傾向が止まる - ・戸別配達については、「ぜひ続けてほしい」は 39.6%、「できれば続けてほしい」は 27.4%であり、

両者をあわせた『続けてほしい(計)』は 67.0%であった。毎日決まった時間に自宅に直接新聞が届

くという戸別配達へのニーズは高い。

・年代別に見ると、『続けてほしい(計)』は 30 代以下では 40%台(41.8%~44.3%)に留まり、40

代(57.0%)から 70 代以上(87.8%)にかけて、年代が上がるに従って多くなった。

・過去の調査と比較すると、『続けてほしい(計)』の割合は、2009 年度以降は 80%前後で推移していた

が、2013 年度に 80%を切った後も減少が続き、2016 年度からは 70%を下回った。年代別に見ると、

今年度は 60代で 3.7 ポイント、40代で 1.0 ポイント減少したが、他の年代では 0.8~6.2 ポイント増

加した。

※『続けてほしい(計)』=「ぜひ続けてほしい」+「できれば続けてほしい」

図 26-1 戸別配達の存続(n=3,135) 図 26-2 『続けてほしい(計)』割合(時系列)

図 26-3 戸別配達の存続(性・年代別) (n=3,135)

今回 2017年 2016年 2015年 2014年

総   数 67.0 66.0 69.5 71.5 73.4

男    性 64.7 65.0 68.0 71.6 71.6

女    性 69.1 67.0 70.7 71.4 75.0

18~19歳 44.3 38.1 52.9 48.6 51.3

20   代 41.8 38.3 42.2 45.0 47.6

30   代 44.3 41.0 45.7 47.8 53.3

40   代 57.0 58.0 62.7 63.9 67.9

50   代 70.6 66.1 73.1 78.7 79.5

60   代 77.2 80.9 84.2 83.1 86.2

70代以上 87.8 87.0 86.3 89.0 88.0

続けてほしい(計)

39.6

40.6

38.9

21.4

21.1

21.2

28.9

35.6

50.4

60.2

27.4

24.1

30.2

22.9

20.7

23.1

28.0

35.0

26.8

27.6

23.8

23.7

23.8

48.6

45.8

40.6

29.3

21.4

15.3

8.4

8.4

11.1

6.0

5.7

11.7

14.9

13.2

6.8

6.5

3.2

(%)

ぜひ続けて

ほしい

できれば

続けてほしい

どちらでも

よい

無回答 なくても

よい

ぜひ続けて

ほしい

39.6

できれば続

けてほしい

27.4

どちらでも

よい

23.8

無回答

0.7

なくても

よい

8.4 (%)

67.066.069.571.573.476.280.181.279.582.884.1

0

20

40

60

80

100

今回

調査

2017

年度

2016

年度

2015

年度

2014

年度

2013

年度

2012

年度

2011

年度

2010

年度

2009

年度

2008

年度

(%)

- 37 -

27.新聞の購読料をどう思う? (*)

- 「妥当」とする人が 54%、「高い」とする人が 43% -

・新聞の1ヶ月の購読料(朝刊と夕刊のセットでおよそ 4,000 円)について、「かなり高い」は 9.7%、

「少し高い」は 33.4%で、両者を合わせた『高い(計)』は 43.1%となった。「妥当である」は 53.5%

と『高い(計)』の割合を 10.4 ポイント上回った。「少し安い」と「かなり安い」を合わせた『安い

(計)』は 2.6%とごく少数に留まった。

・年代別に見ると、『高い(計)』は 30 代以下で 50%台(52.5%~57.2%)、40~50 代で 40%台(40.8%

~45.2%)、60 代以上で 30%台(36.3%~37.4%)となった。40 代以上では「妥当である」の割合

が 50%(51.2%~60.6%)を超えて『高い(計)』の割合を上回り、新聞に金額相応の価値を置いて

いることがうかがえる。

・過去の調査と比較すると、『高い(計)』の割合は、調査開始の 2008 年度以来、50%台で推移してい

たが、2015 年度調査で初めて 50%を下回り、「妥当である」が上回った。

※『高い(計)』=「かなり高い」+「少し高い」

『安い(計)』=「少し安い」+「かなり安い」

図 27-1 新聞の購読料 (n=3,135) 図 27-2 新聞の購読料(時系列)

図 27-3 新聞の購読料(性・年代別) (n=3,135)

今回 前回

総   数 43.1 44.2

男    性 42.3 42.5

女    性 43.8 45.8

18~19歳 52.9 50.8

20 代 57.2 55.5

30 代 52.5 55.0

40 代 45.2 46.9

50 代 40.8 46.2

60 代 37.4 37.9

70代以上 36.3 35.0

高い(計)

9.7

10.3

9.1

18.6

15.4

13.8

11.2

10.0

5.4

6.6

33.4

31.9

34.7

34.3

41.8

38.7

34.0

30.8

31.9

29.7

53.5

54.4

52.6

42.9

39.1

45.4

51.2

55.2

58.7

60.6

2.0

1.8

2.1

2.9

2.0

0.5

2.2

2.8

1.9

2.0

0.6

0.5

0.6

1.4

0.7

0.5

0.9

0.4

0.7

0.3

(%)

かなり高い 少し高い 妥当である 無回答 少し安い かなり安い

43.144.246.745.2

53.350.051.951.453.954.5

59.953.552.550.551.8

43.747.145.646.1

42.643.437.1

2.62.42.02.21.91.81.51.82.31.52.4

0

20

40

60

80

今回

調査

2017

年度

2016

年度

2015

年度

2014

年度

2013

年度

2012

年度

2011

年度

2010

年度

2009

年度

2008

年度

(%) 高い(計) 妥当である 安い(計)

かなり高い

9.7

少し高い

33.4妥当である

53.5

無回答

0.9

少し安い

2.0

かなり安い

0.6(%)

- 38 -

28.今後、新聞とどう接する?

- 「紙の新聞を購読する」が 59%、「購読しない・読まない」が 29% -

・今後の新聞との接し方を尋ねたところ、「紙の新聞を購読する」が最も多く 58.5%であった。以下、

「図書館やインターネットなど無料で読める分で十分なので、新聞は購読しない」が 20.4%、「無

料でも新聞は読まない」が 8.8%であった。

・年代別に見ると、「紙の新聞を購読する」は、30 代以下で 20%台(20.7%~27.1%)に留まり、40

代(47.4%)から 70 代以上(86.9%)に掛けて、年代の上昇とともに高くなった。「図書館やイン

ターネットなど無料で読める分で十分なので、新聞は購読しない」は 30 代以下で 38.6%~44.5%

となり「紙の新聞を購読する」の割合を上回った。「無料でも新聞は読まない」は年代が低いほど

高く、18~19 歳で 24.3%となった。

図 28-1 今後の新聞との接し方 (n=3,135)

図 28-2 今後の新聞との接し方(性・年代別) (n=3,135)

57.5 59.3

27.120.7

27.1

47.4

60.0

74.5

86.9

20.9 20.0

38.644.5

39.8

28.4

18.2

9.2

3.7

9.0 8.724.3

19.4

14.39.6

5.6 5.6 4.4

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

紙の新聞を購読する

図書館やインターネットな

ど無料で読める分で十分

なので、新聞は購読しない

無料でも新聞は読まない

興味のある記事だけ、電

子版で購入する

電子新聞を購読する

紙の新聞も電子新聞も購

読する【性別】 【年代別】

紙の新聞を購読する

図書館やインターネットなど無料で読める分で十分なので、新聞は購読しない

無料でも新聞は読まない

興味のある記事だけ、電子版で購入する

電子新聞を購読する

紙の新聞も電子新聞も購読する

58.5

20.4

8.8

2.9

2.6

2.3

(%)

- 39 -

(インターネットニュースを見ている人に)(全体の 69.3%)

29.インターネットニュースを見る時に使用する機器は? (*)

- スマートフォン・携帯電話が 86%、モバイルのみでの閲覧が 60% -

・インターネットニュースを見る時に使用する機器を質問したところ、「スマートフォン・携帯電話」

が 86.0%と突出して最も多かった。次いで「パソコン」が 39.7%、「タブレット」は 12.7%であった。

・インターネットニュースを見る時に使用する機器の回答から、「モバイルのみ」「パソコンとモバ

イル」「パソコンのみ」に分類すると、「モバイルのみ」が 60.1%、「パソコンとモバイル」が

28.9%、「パソコンのみ」が 10.9%であった。

・「モバイルのみ」は、男女、年代に関わらず、「パソコンとモバイル」「パソコンのみ」の割合を

上回った。「モバイルのみ」は、男性(47.5%)より女性(72.0%)で多く、年代別では、70 代以

上の 44.1%から 18~19 歳の 81.0%にかけて、年代が下がるにつれて多くなった。

・昨年度調査と比較すると、「スマートフォン・携帯電話」が 5.7 ポイント増加となった。

図 29-1 インターネットニュースを見る時に使用する機器(複数回答、n=2,173)

図 29-2 インターネットニュースを見る時に使用する機器(性・年代別) (n=2,173)

47.5

72.0

81.074.7

68.9

60.154.9

48.844.1

37.4 20.7 19.024.7

28.134.2 32.4

27.0

19.814.9 7.0 - 0.7 3.0

5.812.6 23.9

33.9

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

モバイルのみ

パソコンとモバイル

パソコンのみ

【性別】 【年代別】

モバイルのみ

60.1 (59.2)

パソコンと

モバイル

28.9 (25.6)

パソコンのみ

10.9 (14.9)

その他

0.2 (0.4)

(%)

≪インターネットとニュース≫

注:( )内は昨年度調査の数値

スマートフォン・携帯電話

パソコン

タブレット

その他

86.0 (80.3)

39.7 (40.4)

12.7 (13.4)

0.2 (0.0)

(%)

- 40 -

(インターネットニュースを見ている人に)(全体の 69.2%)

30.インターネットニュースを見る時、アクセスするのは?

- ポータルサイトが 85%、SNS は若い世代ほど多い -

・インターネットニュースを見るサイトを質問したところ、「ポータルサイト (Yahoo!、Google など)」

(84.6%)が突出して最も多かった。以下、「SNS(LINE、Twitter、Facebook など)」(31.5%)、「新

聞社・通信社・テレビ放送局の公式サイト」(14.1%)、「キュレーションサイト(スマートニュース、

グノシー、News Picks など)」(11.1%)となった。

・年代別に見ると、「ポータルサイト (Yahoo!、Google など)」は 30 代以上では最も多く、80%(81.4%

~90.0%)を超えた。「SNS(LINE、Twitter、Facebook など)」は、20 代以下で 70%台(73.3%~

79.4%)となり、最も多くなった。「新聞社・通信社・テレビ放送局の公式サイト」は、50 代以上

でも 18.0%~18.6%に留まった。

図 30-1 インターネットニュースを見る時、アクセスするサイト (複数回答、n=2,169)

図 30-2 インターネットニュースを見る時、アクセスするサイト(性・年代別)

(複数回答、n=2,169)

87.382.1

69.8 72.6

84.690.0 88.7 85.8

81.4

22.0

40.7

79.473.3

36.5 29.2 19.4

11.8

9.0

17.1 11.3

6.3 8.3 11.3

12.918.2 18.0 18.6

12.8 9.5

9.5 9.414.0

9.013.6 10.5

9.6

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

ポータルサイト(Yahoo!、Googleなど)

SNS(LINE、Twitter、Facebookなど)

新聞社・通信社・テレビ放送局の公式サイト

キュレーションサイト(スマートニュース、グノシー、News Picksなど)

【性別】 【年代別】

ポータルサイト(Yahoo!、Googleなど)

SNS(LINE、Twitter、Facebookなど)

新聞社・通信社・テレビ放送局の公式サイト

キュレーションサイト(スマートニュース、グノシー、News Picksなど)

その他

84.6

31.5

14.1

11.1

1.7

(%)

- 41 -

(インターネットニュースを見ている人に)(全体の 69.4%)

31.インターネットニュースを見る時に出所を気にするか? (*)

- 「気にする」40%、「気にしない」60%、「気にしない」が昨年度 57%より増加 -

・インターネットニュースを見る時に、ニュースの出所を気にするか尋ねたところ、「気にする」と答

えた人が 39.9%(「いつも気にする」10.2%と「まあ気にする」29.7%の計)、「気にしない」と答

えた人が 60.1%(「全く気にしない」18.1%と「あまり気にしない」42.0%の計)となった。

・性別、年代別に関わらず、「気にしない」と答えた人が「気にする」と答えた人より多くなった。「気

にしない」は、性別では女性(63.8%)、年代別では 30 代以下と 60 代で 60%(61.1%~71.4%)

を超えた。

・昨年度調査と比較すると、「気にする」が 2.6 ポイント減少し、「気にしない」が 3.0 ポイント増

加した。

※『気にする(計)』=「いつも気にする」+「まあ気にする」

『気にしない(計)』=「あまり気にしない」+「全く気にしない」

図 31-1 インターネットニュースの出所

図 31-2 インターネットニュースの出所(性・年代別) (n=2,175)

今回 昨年度 今回 昨年度

総   数 39.9 42.5 60.1 57.1

男    性 43.7 47.4 56.3 52.3

女    性 36.2 37.6 63.8 61.8

18~19歳 28.6 27.0 71.4 73.0

20 代 38.9 39.1 61.1 60.9

30 代 36.0 46.7 64.0 53.1

40 代 40.9 48.1 59.1 51.5

50 代 43.2 42.5 56.8 57.5

60 代 35.8 37.3 64.2 62.2

70代以上 49.7 37.8 50.3 59.6

気にする(計) 気にしない(計)

10.2

13.3

7.2

9.5

8.0

8.5

8.4

11.0

10.1

20.3

29.7

30.5

29.0

19.0

30.9

27.5

32.4

32.2

25.7

29.4

42.0

38.5

45.4

39.7

35.1

43.1

42.8

42.1

49.8

35.0

18.1

17.8

18.5

31.7

26.0

20.9

16.3

14.7

14.4

15.3

(%)

いつも気にする まあ気にする あまり気にしない 全く気にしない

気にする(計)

気にしない(計)

39.9 60.1

42.5 57.1

10.2

10.4

29.7

32.1

-

0.4

42.0

45.2

18.1

11.8

今回調査

(2,175)

昨年度調査

(2,262)

(%)

いつも

気にする

まあ気

にする

無回答

全く気に

しない

あまり気

にしない

- 42 -

32.インターネットニュースの有料サービスを利用している?

- 利用していないが 93%、

「有料の電子新聞や新聞記事」の利用が 3% -

・インターネットニュースの有料サービスは「利用していない」が 92.8%と大半を占めた。利用して

いる回答では、「有料の電子新聞や新聞記事」が 2.8%、「他の有料のニュースサイトやニュースア

プリ」が 1.2%、「雑誌の有料記事」が 0.8%であった。

・利用しているのは、女性より男性が多く、年代別では 50 代で最も多くなった。が、最も多い 50 代

でも利用率は 10%に満たなかった。

図 32-1 インターネットニュースの有料サービスの利用 (複数回答、n=3,135)

図 32-2 インターネットニュースの有料サービスの利用(性・年代別) (複数回答、n=3,135)

5.3

4.1

-

2.0

4.2 4.5

6.8

5.9

4.0

3.2

2.5

-

1.3 1.9

2.7

4.8

3.4

2.4

1.20.5 - -

2.1

0.9

1.00.5

0.7

1.2 1.1

-0.7 0.5

0.9

1.8 2.0

0.9

0

1

2

3

4

5

6

7

8

男性 女性 18~

19歳

20代 30代 40代 50代 60代 70代

以上

(%)

利用している(計)

有料の電子新聞や新聞記事

雑誌の有料記事

その他の有料のニュースサイトやニュースアプリ

【性別】 【年代別】

有料の電子新聞や新聞記事

その他の有料のニュースサイトやニュースアプリ

雑誌の有料記事

利用していない

2.8

1.2

0.8

92.8

(%)

- 43 -

調査の概要

●調査地域

全国

●調査対象

18 歳以上男女個人(5,000 人)

●サンプリング法

住民基本台帳からの層化二段無作為抽出法

●回収サンプルの構成

回収数 3,135(62.7%)

<性別> <年代別>

総数 男性 女性 18~

19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代

70 代

以上

3,135 1,462 1,673 70 299 377 553 500 589 747

100.0% 46.6% 53.4% 2.2% 9.5% 12.0% 17.6% 15.9% 18.8% 23.8%

●調査方法

専門調査員による訪問留置法

●実査時期

2018 年 8 月 17 日から 9 月 4 日

●調査委託機関

一般社団法人 中央調査社

- 44 -

第 11 回 メディアに関する全国世論調査(2018 年)

2018 年 10 月発行

発行 公益財団法人 新聞通信調査会

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日本プレスセンタービル1階

電話 03-3593-1081