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大学におけるXML教育のヒアリング調査

(1)調査の目的.調査の概要 

 専門学校と並ぶ高等教育機関の大学でのXML教育の実態についての現状はどうなっているのかは不明であり、教育を実践するためにどのような教材のニーズがあるかを調査することとした。

 大学における一般的なコンピュータ教育といえば、プログラミング,文書作成他などであり、メインとなる研究を補うための「道具」としての利用が多いといわれている。実際にどのようなIT・コンピュータ教育がおこなわれているのかの概要を知るために今回の調査をおこなった。

(2)調査時期

平成19年10月~11月

(3)調査対象

インターネットホームページ上で「Web教育」「XML教育」「先端IT教育」などのキーワードに「大学」というキーワードをand検索してビックアップした中から選定。

  稚内北星学園大学

  徳島文理大学

  高知工科大学

  松山大学

  愛媛大学

  金沢工業大学

  はこだて未来大学

(4)調査方法

  学校訪問の上でのヒアリング調査

2.調査の結果

  以下に、ヒアリングを実施した各委員の報告書を添付する。

平成19年度 文部科学省委託事業 「XMLデータベース教育教材の開発」事業

大学教育におけるIT技術教育に関するヒアリング

学校名

稚内北星学園大学

応対者

丸山 不二夫 学長

場 所

稚内北星学園大学東京サテライト校

ヒアリング日

平成19年10月11日

 14:00~15:40

参加者

佐藤公一(東北電子専門学校)

海野晴博(日本電子専門学校)

石橋雄一(中央情報専門学校)

藤村登(全国専門学校情報教育協会)

形 式

座談会形式

挨拶の後、丸山学長より学校・カリキュラムに関する全般的な説明。その後質疑応答をおこなう。

体制

稚内本校

1~4年生

 一般的な学生を対象として授業

東京サテライト校

3・4年生

 社会人を対象とし、リカレント教育を主眼とした教育を実施

現役エンジニアを対象としているので、基礎レベルはかなり高い。

特徴

情報メディア学部の単科大学

ITに特化した教育を実践

変化のスピードにどう対応するかが鍵となる

対応資格試験

 (対応カリキュラム)

Cisco CCNA

LPI(Linux Professional Institute)

Sun Certified Programmer for Java Platform

オラクルマスター

XMLマスター

【入学定員】 140名

【教育方針の根本的考え方】

 従来型の学校教育は、その内容があまり変わらないことを前提としている、継承型の教育。

 IT教育は

   対象となるIT産業自体が技術の担い手であると同時に、ユーザ技術者の育成者である。

      教育に熱心な業界であり、従来の教育体制とは別に「産業教育体制」があることが特徴

   変化が激しく、一生新技術の勉強が必要な業界である。

 教育モデル・基本となるパラダイムが違う。

      従来の継承型教育の想定外で、対応できない

      新標準の継続的成立が特徴で、変化の中で何を学ぶかが重要である

時には、経験を積んだ高齢者よりも若者の方が技術的に突出している場合もある。

総じて、技術革新の早さ、激しさにどう対応するかがIT教育の中心的課題と認識している。

 オープンソースな教材で授業を実施する。

   マイクロソフト社は製品の発表(発売)を待たないと使えない。

   オープンソースだと開発段階から参画し情報を入手できるので、発表と同時に教育できる。

     

【サテライト校の特徴】

 社会人を主対象としている。

 基幹科目(分野)

  Java XML Linux Network システム開発工程(PM)

 土曜日(3年生)日曜日(4年生)の授業を中心とする体制。

 基本は集合教育であるが、全授業を録画して欠席者フォローをしている。

 客員教員などは30代の若手を多用している。

 ゼミを実施し、かなり自由に研究させている。社会人なので実力はある。

  ゼミで学生と教員が一緒に研究し、その結果を一般学生に授業展開する。

   その結果をサマースクールで実施し、次年度以降の運用科目としている。

     (教える科目内容の精査が段階的に実施されている)

【IT教育に関して】  (別紙カリキュラム表参照)

 学科科目の半数以上はIT関連科目。いわゆる一般教養科目は少ない。

 1・2年生で基礎を徹底しておこなう。3年次以降につなげるもので無理はできない。

 学生によりその能力には大きな差があり、一律には対応できない。

 カリキュラムの中で、ベンダー資格に対応しているものなどは単位認定をしている。

     (しかし、資格取得を推奨しているわけではない)

               

 座学だけでなく実習科目もカリキュラムに組み込まれている。

教えなければならない新技術が登場するような場合には学則変更手続きの上、カリキュラムを

変更して運用している。

産業界、ITベンダーと連携して、先進的、実践的、職場で役に立つ教育を行う。

   ベンダー資格の下請けでなく、新技術のアーリーアダプタとして教育に反映する。

【教員に関して】

 研究とか教育技法とかよりも「何を教えるべきか」を最優先させている。

 背景としては、学力低下する学生と技術ニーズの間のレベル調整の必要性がある。

 教員の教育力には個人差があるため、教員自身の成長も必要である。

【XML教育に関して】

技術の大きな要素として使用されるようになってきており、基礎科目の教育を実践している。XMLDBなどについては、今後の発展性はまだ見えていないが、授業展開を視野に入れながら慎重にチェックしていく。

【今後の科目展開】

· 分散処理    GoogleやAmazonの展開

· Webサービス  REST Project Zero

· サービス

· 組込系(組込Java,Canon)

· 環境開発

· 上流工程

【まとめ】

ITエンジニア育成を目的としている大学であり、カリキュラム・体制・教育内容等も充実している。産業界で使われる技術の中心となるXML・JavaをIT教育科目の中心に据えるなど、就職後の実務にも即対応できる教育内容と考えられる。

一般的な大学との違いを感じた。

(海野記)

稚内北星学園大学カリキュラム表(1/3)

区分

1年次

2年次

3年次

4年次

IT・コンピュータ技術

情報システム入門Ⅰ

プログラミングⅢ

コンピュータ・アーキテクチャ

エンタープライズ・アプリケーションⅡ

情報システム入門Ⅱ

プログラミングⅣ

情報科学概論

エンタープライズ・アプリケーションⅢ

プログラミングⅠ

システム・プログラミングⅠ

ネットワーク管理論Ⅰ

ネットワーク特論

プログラミングⅠ 実習

システム・プログラミングⅡ

ネットワーク管理論Ⅰ実習

ネットワーク管理特論

プログラミングⅡ

コンピュータ実習Ⅰ

ネットワーク管理論Ⅱ

システム設計論Ⅱ

プログラミングⅡ 実習

コンピュータ実習Ⅱ

ネットワーク・プログラミングⅠ

オブジェクト指向設計論

UNIXⅠ

ネットワーク基礎

ネットワーク・プログラミングⅡ

Webサービス

UNIXⅠ 実習

システム管理論Ⅰ

応用プログラミング

セマンテックWeb概論

UNIXⅡ

システム管理論Ⅰ実習

グラフィックス理論

 

UNIXⅡ 実習

システム管理論Ⅱ

グラフィックス・プログラミング

 

メディア・リテラシー

システム管理論Ⅱ実習

WebプログラミングⅠ

 

線形代数学Ⅰ

デー手ベース論

WebプログラミングⅡ

 

線形代数学Ⅱ

XML概論

WebプログラミングⅢ

 

情報メディア入門

システム設計論Ⅰ

エンタープライズ・アプリケーションⅠ

 

インターネット論Ⅰ

マルチメディア技術論

コミュニケーションとデザイン

 

インターネット・リテラシーⅠ

AV基礎実習

アート表現

 

インターネット論Ⅱ

メディアと表現

マルチメディア・システム実習

 

インターネット・リテラシーⅡ

メディア演習

応用コミュニケーション論

 

 

 

CGデザイン

 

稚内北星学園大学カリキュラム表(2/3)

区分

1年次

2年次

3年次

4年次

関連知識

日本語表現

映像製作技術

現代メディア

総合演習(社会情報論)

日本国憲法

統合メディア論

ITビジネス特論

社会メディア論

社会学

情報法論

知的財産法

経済思想史

現代社会の社会学

情報経済論Ⅰ

幾何学

 

経済学

情報経済論Ⅱ

確率統計学

 

コミュニケーションと表現

情報化社会と労働

応用解析学

 

コミュニケーションと表現実習

メディアアート

応用代数学

 

文学

Webデザイン

技術史・技術論

 

映画史

微分積分学Ⅰ

現代資本主義

 

新聞とメディア

微分積分学Ⅱ

インターンシップ

 

幾何学Ⅰ

社会情報論

 

オフィス・リテラシー

図書館とメディア

 

 

言語学

 

 

 

社会調査論

 

 

 

社会問題の社会学

 

 

 

コミュニケーション論

 

 

 

テクスト論

 

 

ゼミ

基礎ゼミⅠ

基礎ゼミⅡ

プレゼミ

総合研究

稚内北星学園大学カリキュラム表(3/3)

区分

1年次

2年次

3年次

4年次

語学・健康

基礎英語

 

英語(リーディングⅠ)

 

総合英語Ⅰ

 

英語(英作文Ⅰ)

 

総合英語Ⅱ

 

英語(英文法Ⅰ)

 

 

 

英語(リスニングⅠ)

 

 

 

異文化理解Ⅰ

 

 

 

英語(リーディングⅡ)

 

 

 

英語(英作文Ⅱ)

 

 

 

英語(英文法Ⅱ)

 

 

 

英語(リスニングⅡ)

 

ロシア語初級Ⅰ

 

ロシア語初級Ⅱ

 

 

 

ロシア語表現

 

 

異文化理解Ⅱ

 

ロシア語購読

スポーツⅠ

スポーツⅢ

 

 

スポーツⅡ

スポーツⅣ

 

 

 

健康科学論

 

 

平成19年度 文部科学省委託事業 「XMLデータベース教育教材の開発」事業

大学教育におけるIT技術教育に関するヒアリング

学校名

徳島文理大学

場所

徳島文理大学徳島キャンパス

応対者

人間生活学部 メディアデザイン学科 教授 医学博士     藤井 信男 先生

人間生活学部 メディアデザイン学科 学科長 教授      福光 賢祐 先生

人間生活学部 メディアデザイン学科 准教授 情報センター副所長 篠原 靖典 先生

人間生活学部 メディアデザイン学科 講師          山城 新吾 先生

ヒアリング日

平成19年11月 8日

 15:00~16:15

参加者

海野晴博(日本電子専門学校)

田中義敏(東京電子専門学校)

山崎政博(松山コンピュータ専門学校)

形 式

座談会形式

1.大学プロフィール(学校案内ベース)

 (1)学部・学科構成

キャンパス

学部

学科

専攻・コース

入学定員

徳島キャンパス

薬学部

薬学科

230

人間生活学部

食物栄養学科

90

児童学科

130

心理学科

100

メディアデザイン学科

60

住居学科

40

人間生活学科

50

健康福祉学部

人間福祉学科

40

総合政策学部

総合政策学科

80

音楽学部

音楽学科

ピアノコース

50

声楽コース

打楽器コース

管打楽器コース

電子楽器コース

音楽療法コース

香川キャンパス

香川薬学部

薬学科

130

薬科学科(4年制)

20

工学部

臨床工学科

40

ナノ物質工学科

60

機械創造工学科

60

電子情報工学科

60

文学部

文化財学科

40

日本文学科

40

英語英米文化学科

40

徳島キャンパス

短期大学部

保育科

100

生活科学科

食物専攻

50

生活科学専攻

40

商科

50

言語コミュニケーション学科

40

音楽科

30

 (2)ヒアリング対象学部/学科

    人間生活学部 メディアデザイン学科

 (3)学科特徴

   ①デジタルコンテンツを自在に制作する技術を習得

    映像やグラフィックス、Webデザインなど、デジタルコンテンツの制作技術を学ぶ。

    コンテンツの制作を総合的にプロデュースできることに重点を置き、卒業してすぐに活躍でき

    る技術と能力を養う。

   ②現代社会に必須のコンピュータの基礎を習得

    進路に関わらず、あらゆる分野に応用できる技術としてコンピュータの基礎を学ぶ。

   ③市場の調査や知的財産など生日のフィールドは広範囲

    デジタルデザインにあたって必要となる、人々のニーズや行動を市場調査や分析を通じて明ら

かにする「マーケティング」や、著作権などさまざまな権利や知的財産の取扱といった「ライ

ツマネジメント」についてバランスよく学んだ上で、コンテンツの制作やe-ラーニングの開

発に取り組む。

   ④すべての知識や技術を統合した「インストラクショナルデザイン」

    学んだ知識や技術のすべてを駆使した総合的な応用の場として、インターネットやデジタルメ

ディアを利用した「e-ラーニング教材」の開発を行う。

 (4)取得できる資格

    ・教員免許高一種(情報)

    ・上級情報処理士

    ・社会調査士

    ・基本情報技術者試験

    ・ソフトウェア開発技術者試験

    ・情報セキュリティアドミニストレータ試験

    ・教育情報化コーディネータ検定

    ・初級・上級システムアドミニストレータ試験

    ・テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験

 (5)主な進路

    ・インターネット関連会社

    ・教育関係、教育教材開発会社

    ・ソフトウェア開発会社

    ・広告関連会社、マスコミ関係

 (6)履修科目

年次

メディア基礎

メディア応用

関連科目

1年次

情報処理

コンピュータ概論

コンピュータ基礎演習

プログラミング演習

情報数学Ⅰ

情報数学Ⅱ

応用統計学

広告メディア論

基礎ゼミナール

情報科学

生活情報通論

2年次

プログラミング論A

プログラミング論B

情報データベース

情報心理学

情報社会論

情報システム論A

情報システム論B

Webデザイン論

専門ゼミナールA

生活と法律Ⅰ

地域経済学

社会調査法

地域・市場調査Ⅰ

社会心理学

教育情報処理

3年次

ネットワークプログラミング

情報セキュリティ論

プレゼンテーション論

ニュービジネス論

マーケティング論

情報通信ネットワーク論

情報メディア論

環境データベース

ロボティクス

インストラクショナルデザイン

コンピュータグラフィック演習

専門ゼミナールB

生活と法律Ⅱ

地域・市場調査Ⅱ

4年次

コンピュータネットワーク論

コンピュータネットワーク演習

プレゼンテーション演習

コンピュータグラフィック演習Ⅱ

情報システム演習

CGアニメーション

ゲーム論

メディア教育論

インストラクショナルデザイン演習

卒業研究

情報関係法

生活と法律Ⅲ

2.ヒアリング内容

 (1)入学生について

   (ⅰ)地域

      徳島県内からの入学者が半分、残りは中四国地域が多いが、沖縄からの入学生も多い

   (ⅱ)レベル

     ・必ずしもコンピュータが大好きなマニアが入学する訳ではない

     ・高校までの情報教育でWordとExcelの基本程度は履修済の学生が多い

     ・辛うじてキーボードが触れる程度の学生も入学するが大学で鍛え直す

 (2)全学的なIT教育

   (ⅰ)文理スタンダード

      学部/学科に関わらず、徳島文理の卒業生は必ずITに関して最低限到達しているレベル

の教育として、「文理スタンダード」制度を制定

   (ⅱ)文理スタンダードの方針

     ・ソフトの操作方法を学ぶのではなく、目的を持って何かを行うために必要な技術を学ぶ

   (ⅲ)文理スタンダードの授業内容

     ①1年次前期

      ・情報モラル/セキュリティ

      ・メール/インターネットの利活用

      ・Word(レポートの書き方中心)

      ・Excel(統計分析手法)

     ②1年次後期

      ・PowerPoint(プレゼン手法)

      ・静止画編集

      ・動画編集

      ・Web制作

 (3)メディアデザイン学科としてのIT教育

   ・全学的に実施している「文理スタンダード」は、コンピュータの利用者としての技術習得であ

るが、メディアデザイン学科は「開発者」としての技術を習得する。

   ・平成18年度からカリキュラムを大幅改訂し、ソフトの使い方ではなく、プランニングから製

作までの全行程を自分で行わせている。

   ・従来のカリキュラムよりも、ゼロから作り出す力は伸びている。

 (4)プログラム教育

    VB.Net、C、VBA、Perlの教育を実施

    企業からはJavaが求められている感触を大学としても感じているが取り組めてはいない

 (5)データベース教育

   ・SQLの授業はAccessで実施

   ・OracleやSQL Serverは授業では利用していない

 (6)XML―DB教育

   ・XMLとXML-DBを個別に授業しているのではなく、XML-DBの授業の中でXMLの

基礎教育も実施

   ・使用テキストは毎日コミュニケーションズ社の「XMLデータベース入門以前」

   ・XMLの基本的なタグの利用方法を知り、XMLの必要性を知るに止まっている

   ・XPathやXQueryも授業は行うが、学生の理解に関しては疑問

   ・DBMSとしてはNeoCore、Xprioriを利用

   ・XMLについて企業から求められている感覚はあるが現実には求めるレベルの教育はできてい

ない

   ・基礎的な内容からXML-DBまで教育するには、絶対的に時間が不足している

 (7)資格指導について

   ・必須の資格は存在せず、取得を推奨しているものは高校の情報教員資格と初級シスアド

   ・初級シスアドは、授業だけでなく資格対策講座も開講

   ・SE就職者やWeb系就職者もいるが、就職が多岐にわたるので特定の資格指導を全員に対し

て行うことは困難

 (8)標準化への対応

    ・JABEEやJ07を意識はしているが、授業の一環としての実施は困難

    ・現在のところ、全面的に取り入れる予定はなく、必要なところだけを取り入れていく予定

 (9)自己点検・評価

    ・委員会を作って対応している

    ・学生アンケートを前期/後期にそれぞれ実施

    ・公開授業を実施し、学生及び教員からの評価を実施

    ・結果の公開は、現時点では学内の関係者に限定(学生を除く)

    ・2~3年以内に、第三者評価の実施や学外への結果の公開を実施予定

 (10)学内ポータルサイト

    ・学内ポータルサイトは構築しており、学科や学年を限定した伝達メールの発信も可能

    ・学内SNSは存在しない

    ・Mixiは大部分の学生が利用していると思われる

    ・徳島大学が中心となり、四国の大学が連携してSNSを構築する計画がある

 (11)産学連携

    ・学内のファミリーマートと協同で商品開発を実施

     (弁当のオリジナルメニュー開発、エコバッグ、ファイルケース)

    ・徳島新聞社と協同で、防災教材としてFlashを利用したWeb上でゲーム感覚で学べる

教材開発

    ・徳島県立文書館と連携して「学ぼう!楽しもう!~インターネット特別展示室」を公開

    ・学生は産学連携に巻き込んで必要に迫られると大きく成長する

 (12)問題点

    ・XML-DBやLinux、Java等、IT系は取り組まなければならな課題が多いが、

現実的には全体で調整しながら実施するのではなく、必要性を感じた出来る人間が自主的に

取り組むしかない。

3.所感

 ヒアリングの中で、従来の研究機関としての大学の位置づけは、ほとんど感じられず、実務に即した戦力の養成に主眼を置いているように感じた。

 現時点では、「XML-DBへの取り組みは行っていない訳ではない」レベルであるが、社会の求める人材像を常に視野に入れた教育の取り組みをしており、近年中には本格的にJavaやXMLへの対応を実施するバックボーンが感じられた。

(山崎記)

平成19年度 文部科学省委託事業 「XMLデータベース教育教材の開発」事業

大学教育におけるIT技術教育に関するヒアリング

学校名

高知工科大学

場所

高知工科大学キャンパス

応対者

工学博士 工学部情報システム学科 助教 妻鳥 貴彦 先生

ヒアリング日

平成19年11月 9日

 10:00~11:30

参加者

海野晴博(日本電子専門学校)

山崎政博(松山コンピュータ専門学校)

田中義敏(東京電子専門学校)

形 式

座談会形式

1.大学プロフィール(学校案内ベース)

 (1)学部・学科構成

学部

学科

専攻・コース

入学定員

工学部

物質・環境システム工学科

92

知能機械システム工学科

92

電子・光システム工学科

92

情報システム工学科

92

社会システム工学科

92

フロンティア教育プログラム

20

 (2)ヒアリング対象学部/学科

    工学部 情報システム工学科

情報システム工学科では、柔軟で大胆な発想を育てることを主眼に置き、人に優しい次世代の情報ネットワークシステムの実現に向けた人材を養成する技術者教育プログラムを通して、情報システムに関する基礎知識だけでなく、実践的な先端技術スキルやコミュニケーション能力を養い、バランス感覚に優れたIT技術者の卵として、学生の皆さんを社会に送り出しています。

高知工科大学には、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が1999年4月から2004年3月まで運用した次世代情報通信技術開発の国家的プロジェクト“JGN”で、全国に3カ所設けられた「TAOリサーチセンター」の1つが置かれました。(他の2つは東京大学グループと東北大学)。さらに2005年からはJGNの発展的プロジェクトであるJGNⅡのリサーチセンターが開設・運用されています。こうした日本屈指の情報通信技術の研究開発環境で学べることも、本学科の大きなメリットの一つです。

 (3)開講科目

1年次

〔専門基礎科目〕

初等代数学

離散数学

〔情報通信ネットワーク〕

通信網概論

〔計算機システム〕

論理回路理論

〔計算機ソフトウェア〕

計算機言語第1

〔自然科学・情報〕

コンピュータリテラシー

情報科学第1・2・3

2年次

〔専門基礎科目〕

応用解析学

数値計算法

情報理論基礎

アナログ・ディジタル通信

〔情報通信ネットワーク〕

通信方式

オートマトンと形式言語

〔計算機システム〕

線形回路理論

電子回路

〔計算機ソフトウェア〕

計算機言語第2

アルゴリズムとデータ構造1・2

オブジェクト指向プログラミング基礎

情報システムプログラミング

情報ネットワークプログラミング

情報システム工学実験第1・2

〔情報処理〕

知覚と認識、画像処理

3年次

〔情報通信ネットワーク〕

計算機ネットワーク

情報瀬キュウリティ

情報ネットワーク設計

〔計算機システム〕

計算機アーキテクチャ

計算機システム

集積回路システム

〔計算機ソフトウェア〕

データベースシステム

オペレーティングシステム

ソフトウェア工学

情報システム工学実験第3・4

〔情報処理〕

人工知能基礎

パターン認識・理解

ヒューマンインターフェイス概論

コンピュータグラフィックス

4年次

〔卒業研究関連科目〕

情報システム工学特別講義

プロジェクト研究1・2・3

卒業研究

2.ヒアリング内容

 (1)工学部内共通のIT教育

    ・コンピュータリテラシー教育では

      コンピュータの基本的使い方で、コンピュータワークステーションにて、メールの出し方、簡単な文書作成、ホームページの見方、使い方をやっている

   ・情報科学教育では

     ・プログラムを書く、表計算など、各学科のニーズによって違うが、情報システム科ではプログラミングを中心にやっている

 (2)プログラム教育

   ・PASCAL(共通の教科書を使っている)言語で学習・実習をおこなう

Macをつかっている。変換の仕方、センタリング、文書作成を行っている。

・JAVA言語を学習・実習を行う

・C言語・アセンブラ言語(レゴのプログラミング)

   ・オートマンと形式言語の中でXMLを実施している

    形式言語(銀行処理系)の仕組み構造を教えている。実習で特別なにかをやるとうことはやっていない。指導教員にゆだねられている

 (3)資格指導について

   ・大学として資格試験へ対応することはしていない

   ・学生が自らの意思で取るようには言っている

・バックアップする形で情報処理技術者試験を受験している程度・単位認定も検討中

・高校生の希望があるので検討していきたい

・全科目選択制を取っているので、資格認定はとれない

   ・学生として社会に出る際の能力を示す意味では資格試験にも意味があるかもしれないが、社会

人の能力認定は資格でなく仕事で示すべきものであり、社会人になって以降の資格は無意味

(4)企業の反応

・PASCALを使って支障はない

・企業によるが、組込ではC言語・アセンブラ、ASP系企業 JAVA・XML等を希望していくルところもある

・基本は押さえていつでも対応できる知識・プログラミングのスキルは身に付けて卒業してもらいたい

 (5)入学について

・7~8割は四国、その他 岡山、広島が多い

(6)就職について

   ・地元での就職は少ないので、企業が限られている

    ・関西・関東からの求人が多いので、若いときに出って行って経験してきなさいと指導しているが、Uターンしたくても地元に求人がない。

 (7)データベース教育

    ・Acceseで実施

   

(8)標準化への対応

    ・2年後に、大学の再編成のともない、JO7を視野に入れて検討中

    ・JABEEの申請を目指している。

(9)自己点検評価

・自己点検評価 5年に一回、第三者評価を行い、公開を実施している

・個人特定で事務局が行い、授業評価によって教員評価をポイント制度(5段階評価)で、給料が決まっているとのこと

(10)産官学連携について

・官に関して 文科省COE 教育GPに参加 

総務省情報通信機構JGN2に参加

積極的に参加するようにしている

・産に関して 四国レベルの産学連携組織に参加している

コーディネイトする担当教員がいる。

積極的に参加しようとしているが企業のニーズとマッチングしていない

(11)学生インターシップ

・3年生の時に、全ての学生が履修させるように指導している

・受け入れ先を探すのは大変であるが、幅広く受け入れていただいている。

・学生の希望と制限があって違うところもあるが、行かせて体験させている

・インターシップ報告会でプレゼンテーション聞いていても、意識していない世界に刺激を受けてきているようである

・インターシップの医療系・プログラム系などは、なかなか、学生のニーズに添わないことが多く、今後の課題

・インターシップに行く前に3年生に個別に指導している。そのためにも、それまでにゼミの決定をして、ゼミ単位で指導をしている。

(12)学生ベンチャーについて

・学校の近くにコンビニをつくって、経営をしている

・他あまり事例はない

・1年の時に、「スタディースキル」で「学び方の学び」をやっているその中で、ある先生がシミュレーションで会社を作る授業をやっている

(13)クオータ制をとっている

・第1クオータ  4月~ 5月  2ヶ月で15回 (週2回)1単位

     第2クオータ  6月~ 7月

     第3クオータ 10月~11月

     第4クオータ 12月~ 1月

    

 (14)問題点

    ・XMLについては、特にそれを取り上げるとうことでは、色がついてしまうので、積極的に取り組んではいない

3.所感

IT教育中心とした学科だけの大学であり、積極的に産官学の連携に取り組んでいる。地域を意識し、学生とコミュニケーションを取りながら、学生の人間力をたかめ社会に出て行ける環境を造っていこうという方針を感じられた。また、1年間を4クオータ制で実施し、全科目選択制とういうこととMacを使用していることが、工学系にない運営に興味を覚えました。

(田中記)

平成19年度 文部科学省委託事業 「XMLデータベース教育教材の開発」事業

大学教育におけるIT技術教育に関するヒアリング

学校名

松山大学

場所

上杉准教授研究室

応対者

経営学部 准教授 上杉 志郎先生

ヒアリング日

平成19年11月 9日

 15:00~16:25

参加者

海野晴博(日本電子専門学校)

田中義敏(東京電子専門学校)

山崎政博(松山コンピュータ専門学校)

形 式

座談会形式

1.大学プロフィール(学校案内ベース)

 (1)学部・学科構成

学部

学科

入学定員

経済学部

経済学科

395

経営学部

経営学科

396

人文学部

英語英米文学科

101

社会学科

122

法学部

法学部

213

薬学部

医療薬学科

160

          別枠として編入枠(若干名)あり

 (2)ヒアリング対象学部/学科

    経営学部

 (3)学科特徴(学校案内より)

・多彩なコース制

経営学部では幅広く、多様なニーズに応えるため、昭和45年からコース制を導入しており、平成5年から現在の6コース体制となっている。学生はいずれかのコースに所属し、幅広い経営学領域のなかから特定の領域の専門科目を集中的に習得することにより、その道のエキスパートとなることを目指す。

・ゼミの全学年必修

 経営学部では、ゼミナールを1回生から4回生まで必修としている。小人数による専門的な教育を徹底し、あわせて、就職や日常生活など学習面にかぎらずきめ細かな指導体制をつくりあげている。

・ノートパソコンの必携

経営学部では、最低限のコンピュータ・リテラシー(利用能力)を身につけ、パソコンをツールとして使いこなせる人材を育てるため、学生全員にノート型パソコンの所有を義務づけている。また多様な情報科目を配置し、自然とIT技術が身につくような指導を実践している。

・キャリア科目群の設置

 現代のグローバル化社会を生き抜くためには、自分の位置と特性を見つめ、キャリア戦略をたてられることが大事だと考え、企業等のマネジメントを学びながら、それを自分自身をマネジメントしていくためにも活用していくという、経営学を真に生きた知識とすることを目的としたキャリア教育にも力を入れている。

・インターンシップ制度の導入

 経営学部は、平成7年度からオフ・キャンパス・プログラムという名称で、当時は全国的にも珍しかったインターンシップ制度を県内で最初にはじめた。教室で学ぶ企業や業務を、実社会のなかで学びなおすという、「生きた経営学」を身につけることをねらいとしている。

・ゼミナール大会の実施

 経営学部では、各ゼミで学んだことをまとめ、プレゼンテーションをする機会をつくるために、平成13年からゼミナール大会を開催している。ここでは、発表のためにいっそうの努力をするグループや他のゼミ生や教員から厳しい指摘をうけ、さらに成長していくグループが現れる。後日優秀な発表をしたグループは表彰される。

 (4)取得できる資格

    ・

教員免許高一種(情報)

    ・公認会計士

・税理士

・司書・司書教諭課程

・ファイナンシャルプランナー

・情報処理技術者試験

・簿記検定講座

・公務員

・法学検定

・不動産関連資格

    ・その他

   #資格取得に対する褒章制度有 公認会計士30万円他

 (5)主な進路(就職先)

    ・

建設業

    ・製造業

    ・卸・小売業

    ・金融・保険業

    ・不動産業

    ・飲食店・宿泊業

    ・電気・ガス・水道・熱供給

    ・情報通信業

    ・運輸業

    ・医療・福祉

    ・教育・学習支援業

    ・複合サービス事業

    ・サービス業

    ・公務員等各種

 (6)履修科目

      別紙

2.ヒアリング内容

 (1)学内IT環境

   (ⅰ)ノートパソコンの必携

      学生には全員ノートパソコンの所持を義務付けている。

       一年次に指定のもの:約15万円

   (ⅱ)学内LAN

     ・事務系LAN  シンクライアント接続により構成 教育系と別配線

     ・教育系LAN  教育事務等に関するLAN。各種教育資産を含む

     ・資格試験用  MOUSE試験対応専用教室

             普段はネット非接続 試験時のみADSLでMSに接続

 (2)ITリテラシー教育

   IT基礎教育

      1年次 リテラシー 8時間

          スキルズ  1単位:前期15回

 (3)経営学部としてのIT教育

· 経営に関わる情報

        MIS,OR,経営等

· 情報システム

        情報処理論,Webデザイン論,C,Perl

· e-ラーニング

        Moodleサーバーで利用

        コンピュータ以外の経営関連科目

· その他

        一部研究室で

         ORACLEマスターシルバー MySQL

         Webデザイン

         会計-BRML

        教員交流で研究中

 (4)プログラム教育

· ITエンジニア教育は特におこなっていない

   ソフトハウス等への就職者は自分で研究し資格取得等おこなう

   一部の研究室でSCMシステムの開発やオンラインショップの研究など実施

 (5)データベース教育

   ・一部の研究室で研究している程度

 (6)XML―DB教育

   ・今後の検討課題

 (7)資格指導について

   ・取得を推奨し、報奨金制度も設けているが、ターゲットは経営関連資格。

   ・マイクロソフト関連資格は資格対策講座も開講

 

 (8)標準化への対応

・JABEE等の対応はやっていない。 将来的に検討中。

3.所感

 従来からの大学の運営方式で学術理論研究を中心とした授業が展開されている。但し、現代企業業務に対応できるIT利用法を徹底的に体得させる仕組みを作り上げている。

 一部の研究室の研究テーマとしてITエンジニアリングの研究が実践され、プログラム言語やデータベースなどの研究がおこなわれているが、全学的な展開ではない。社会の制度として会計報告のIT化などの動きに対して対応できるような研究はおこなわれているようだが、それ以上ITエンジニア養成の展開には時間がかかりそうである。

(海野記)

松山大学経営学部カリキュラム表(1/4)

 

経営コース

情報コース

会計コース

流通コース

経営教育コース

国際ビジネスコース

基礎科目

1年次以上

経営学概論 簿記原理 コンピュータ入門 基礎演習

経営学概論 簿記原理 コンピュータ入門 基礎演習

経営学概論 簿記原理 コンピュータ入門 基礎演習

経営学概論 簿記原理 コンピュータ入門 基礎演習

経営学概論 簿記原理 コンピュータ入門 基礎演習

経営学概論 簿記原理 コンピュータ入門 基礎演習

2年次以上

演習第一

演習第一

演習第一

演習第一

演習第一

演習第一

3年次以上

演習第二

演習第二

演習第二

演習第二

演習第二

演習第二

4年次以上

演習第三 卒業論文

演習第三 卒業論文

演習第三 卒業論文

演習第三 卒業論文

演習第三 卒業論文

演習第三 卒業論文

核科目

1年次以上

経営学原理 一般経営史 経営管理総論 経営情報総論 会計学通論 商学総論

経営情報総論 コンピュータ通論

商業会計論 工業会計論 会計学通論

商学総論 企業論 会計学通論

経営学原理 商業会計論 工業会計論 会計学通論 教育原理 教育心理学 教師論

コンピュータ通論 経営情報総論 商学総論

2年次以上

経営学史 企業論 経営組織論 経営労務論 経営財務論 マーケティング論 国際経営論 外国書講読

経営情報システム論 経営工学概論 経営科学 情報処理論(基礎) 情報社会論 情報と職業 会計情報解析論 外国書講読

財務会計論 原価計算論 管理会計論 会計情報解析論 経営分析 外国書講読

マーケティング論 広告論 保険論 商業史 国際マーケティング論 貿易論 実用英語 外国書講読

産業教育論 産業心理学 カウンセリング論 生涯学習論 情報社会論 ライフコース論 教育方法論 比較教育制度学 教育史 教育課程論(特別活動の指導法を含む) 職業指導I 職業指導II 情報と職業 経営労務論 マーケティング論 外国書講読

貿易論 実用英語 国際マーケティング論 広告論 保険論 マーケティング論 外国書講読

3年次以上

経営戦略論 生産システム論 経営コース特殊講義

生産システム論 品質システム論 経営データ解析 情報資源管理論 情報処理論(応用) 情報コース特殊講義

資金会計論 会計監査論 税務会計論 国際会計論 会計コース特殊講義

消費者行動論 流通論 リスクマネジメント論 経営データ解析 流通コース特殊講義

経営教育コース特殊講義

国際会計論 リスクマネジメント論 国際ビジネスコース特殊講義

松山大学経営学部カリキュラム表(2/4)

 

経営コース

情報コース

会計コース

流通コース

経営教育コース

国際ビジネスコース

関連科目

1年次以上

コンピュータ通論 商業会計論 工業会計論

経営学原理 企業論 経営管理総論 商業会計論 会計学通論 商学総論

経営学原理 企業論 経営管理総論 経営情報総論 コンピュータ通論 商学総論

経営学原理 一般経営史 経営管理総論 経営情報総論 商業会計論 工業会計論

一般経営史 企業論 経営管理総論 経営情報総論 コンピュータ通論 商業会計論

経営学原理 企業論 経営管理総論 商業会計論 会計学通論

2年次以上

経営情報システム論 経営工学概論 経営科学 情報処理論(基礎) 情報と職業 財務会計論 原価計算論 管理会計論 会計情報解析論 広告論 保険論 商業史 貿易論 実用英語 国際マーケティング論 産業心理学 銀行論 交通論 

経営組織論 経営労務論 経営財務論 財務会計論 原価計算論 管理会計論 マーケティング論 広告論 保険論 国際経営論 貿易論 実用英語 国際マーケティング論 リスクマネジメント論 産業教育論 産業心理学 銀行論 マルチメディア演習

経営組織論 経営科学 経営労務論 経営財務論 経営情報システム論 情報処理論(基礎) マーケティング論 情報と職業 企業実務研修 社会活動 

経営組織論 経営労務論 経営情報システム論 情報処理論(基礎) 情報と職業 財務会計論 原価計算論 会計情報解析論 銀行論 交通論

経営学史 経営組織論 経営財務論 経営情報システム論 情報処理論(基礎) 教育相談 道徳教育の研究 生徒指導の研究(進路指導を含む) マルチメディア演習 企業実務研修 社会活動 財務会計論 原価計算論 管理会計論 会計情報解析論 広告論 商業史 実用英語

経営労務論 経営財務論 経営情報システム論 経営科学 情報処理論(基礎) 情報と職業 企業実務研修 社会活動 財務会計論 原価計算論 会計情報解析論 商業史 産業教育論 銀行論 交通論 情報コース特殊講義 経営コース特殊講義 流通コース特殊講義 経営教育コース特殊講義 国際ビジネスコース特殊講義

松山大学経営学部カリキュラム表(3/4)

 

経営コース

情報コース

会計コース

流通コース

経営教育コース

国際ビジネスコース

関連科目

3年次以上

品質システム論 経営データ解析 情報資源管理論 資金会計論 税務会計論 経営分析 会計監査論 国際会計論 消費者行動論 流通論 リスクマネジメント論 情報コース特殊講義 会計コース特殊講義 流通コース特殊講義 経営教育コース特殊講義 国際ビジネスコース特殊講義

経営戦略論 経営分析 消費者行動論 流通論 経営コース特殊講義 会計コース特殊講義 流通コース特殊講義 経営教育コース特殊講義 国際ビジネスコース特殊講義

経営戦略論 生産システム論 経営データ解析 情報処理論(応用) リスクマネジメント論 情報コース特殊講義 経営コース特殊講義 流通コース特殊講義 経営教育コース特殊講義 国際ビジネスコース特殊講義

経営戦略論 品質システム論 情報資源管理論 情報処理論(応用) 経営分析 税務会計論 情報コース特殊講義 会計コース特殊講義 経営コース特殊講義 経営教育コース特殊講義 国際ビジネスコース特殊講義

経営データ解析 情報資源管理論 税務会計論 経営分析 会計監査論 消費者行動論 リスクマネジメント論 情報コース特殊講義 会計コース特殊講義 流通コース特殊講義 経営コース特殊講義 国際ビジネスコース特殊講義

経営戦略論 経営データ解析 消費者行動論 流通論

松山大学経営学部カリキュラム表(4/4)

 

経営コース

情報コース

会計コース

流通コース

経営教育コース

国際ビジネスコース

周辺科目

1年次以上

教育原理 教育心理学 教師論

一般経営史 工業会計論 教育原理 教育心理学 教師論

一般経営史 教育原理 教育心理学 教師論

コンピュータ通論 教育原理 教育心理学 教師論

 

一般経営史 工業会計論 教育原理 教育心理学 教師論

2年次以上

産業教育論 カウンセリング論 生涯学習論 情報社会論 ライフコース論 マルチメディア演習 企業実務研修 社会活動 

経営学史 商業史 カウンセリング論 生涯学習論 交通論 ライフコース論 企業実務研修 社会活動

経営学史 経営工学概論 情報社会論 ライフコース論 マルチメディア演習 広告論 保険論 商業史 実用英語 貿易論 国際マーケティング論 生涯学習論 国際経営論 交通論 銀行論

経営学史 経営財務論 経営工学概論 経営科学 管理会計論 産業教育論 産業心理学 カウンセリング論 生涯学習論 情報社会論 ライフコース論 マルチメディア演習 企業実務研修 社会活動 

経営工学概論 経営科学 保険論 国際経営論 貿易論 国際マーケティング論 交通論 銀行論

経営学史 経営組織論 経営工学概論 情報社会論 ライフコース論 マルチメディア演習 管理会計論 産業心理学 カウンセリング論 生涯学習論

3年次以上

情報処理論(応用)

資金会計論 会計監査論 税務会計論 国際会計論

品質システム論 情報資源管理論 消費者行動論 流通論

生産システム論 資金会計論 会計監査論 国際会計論

経営戦略論 生産システム論 品質システム論 情報処理論(応用) 資金会計論 国際会計論 流通論

生産システム論 品質システム論 情報資源管理論 情報処理論(応用) 資金会計論 経営分析 会計監査論 税務会計論

平成19年度 文部科学省委託事業 「XMLデータベース教育教材の開発」事業

大学教育におけるIT技術教育に関するヒアリング

学校名

愛媛大学

場所

愛媛大学総合情報メディアセンター

応対者

大学院教授 工学博士 工学部情報工学科 学科長 小林 真也  先生

松山市役所 総合政策部電子行政課        尾崎 富士夫 氏

ヒアリング日

平成19年11月 9日

 16:30~18:00

参加者

海野晴博(日本電子専門学校)

田中義敏(東京電子専門学校)

山崎政博(松山コンピュータ専門学校)

形 式

座談会形式

1.大学プロフィール(学校案内ベース)

 (1)学部・学科構成

学部

学科

専攻・コース

入学定員

法文学部

総合政策学科

昼間主コース

260

夜間主コース

80

人文学科

昼間主コース

115

夜間主コース

50

教育学部

学校教育教員養成課程

100

特別支援教育教員養成課程

20

総合人間形成課程

国際理解教育コース

15

生活環境コース

20

情報教育コース

10

人間社会デザインコース

15

スポーツ健康科学課程

20

芸術文化課程

音楽文化コース

10

造形芸術コース

10

理学部

数学受験コース

150

物理受験コース

化学受験コース

生物受験コース

数学科

75

物理学科

化学科

生物学科

地球科学科

医学部

医学科

90

看護学科

60

工学部

機械工学科

90

電気電子工学科

80

環境建設工学科

90

機能材料工学科

70

応用化学科

90

情報工学科

80

農学部

生物資源学科

170

 (2)ヒアリング対象学部/学科

    工学部 情報工学科

 (3)学科特徴

   ①コンピュータをサイエンスする

    出来あがったコンピュータを利活用するコンピューティングではなく、コンピュータそのもの

をサイエンスすることが情報工学科の役割。

   ②T型人材の育成

    幅広い分野の知識と、職務における専門能力の両方を有する人材の育成。

   ③基礎作りと体系化を主眼とした教育

    コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの基礎科目や情報ネットワークの基礎科目

に重点を置き、基礎作りと体系化を主眼とした教育を行う。

 (4)取得できる資格

    ・高等学校教諭一種免許状(情報)

 (5)主な進路

    ・インターネット関連会社

    ・教育関係

    ・ソフトウェア開発会社

    ・製造関係

 (6)開講科目

プログラミング言語

論理回路

プログラミング演習

計算機システム

信号処理

データ構造とアルゴリズム

オペレーティングシステム

オートマトン理論

ディジタル通信

データベース論

言語理論

情報ネットワーク

コンパイラ

ソフトウェア工学

情報工学実験

情報リテラシー

システムデザイン

卒業論文

電子回路

情報通信工学

情報数学

技術英語

電気回路論

画像情報工学

数値解析

情報理論

知識工学

パターン認識

数理計画法

並列分散処理

情報と職業

企業倫理

知的所有権

産業経済論

集積回路工学

情報計測学

コンピュータグラフィックス

ニューラルネットワーク

システム制御工学

ヒューマンインターフェイス

情報システム工学

インターンシップ

応用数学

応用解析学

統計解析

2.ヒアリング内容

 (1)工学部内共通のIT教育

   (ⅰ)情報モラル

      技術者倫理教育、知的所有権に関する教育は、学部全体の教務の総意で実施

   (ⅱ)社会人リテラシー教育

     ・ネチケット

     ・Word

     ・Excel

     ・PowerPoint

 (2)情報工学科としてのIT教育

   ・勉強したい学生には、大学の資源だけでいつでも勉強できる環境を準備

   ・総合メディアセンターのコンピュータルームは24時間いつでも利用可能

(キーカードによる入退出管理)

   ・メディアセンターのコンピュータは、WindowsもLinuxも学べるようにデュアルブート

環境を構築している

   ・大学はチャンスを与える機関であり、自ら伸びようととする学生にはチャンスを与えたい。逆

に自ら伸びようとする意識のない人間は入学しても無駄である

   ・ロケーションに関わらず無線LANを利用できる環境を構築中(登録制)

 (3)プログラム教育

   ・C言語のみ

   ・大学は、言語実習をする場ではなく、コアとなる技術を習得する場である。

   ・複数言語を学ぶよりも、1つの言語でプログラム言語とは何かを学ばせれば、他のプログラム

言語は自学自習で習得できる。

   ・Javaのようなオブジェクト指向言語についても、特に授業は実施していない。

   ・オブジェクト指向言語を教えるのではなく、オブジェクト指向とは何かを徹底して教えれば、オブジェクト指向のプログラミングも対応できる。

   ・工学部ではシミュレーションの為のプログラミングも行う。シミュレーションのような高速な

処理速度を要求される場では、仮想マシン上で動作するJava言語は不向きである

 (4)XML―DB教育

   ・XMLとXML-DBそのものの教育は実施していない

   ・教員がJustSystemのXML統合開発環境ツールであるxfyの開発研究に、Jus

tSystemと協同で取り組んでおり、学生も研究を一緒に行っている。

   ・XML―DBを利用する立場ではなく、XMLやXML-DBのシステム開発の立場で学生も

教員も関わっている。

 (5)資格指導について

   ・大学として資格試験へ対応することはしていない

   ・学生が自らの意思で情報処理技術者試験を受験している程度

   ・情報処理技術者試験の大学としての捉え方は、資格でなく能力認定であり、本当の意味での戦

力としての資格ではないと考えている。

   ・学生として社会に出る際の能力を示す意味では資格試験にも意味があるかもしれないが、社会

人の能力認定は資格でなく仕事で示すべきものであり、社会人になって以降の資格は無意味

 (6)標準化への対応

    ・JABEEは四国の大学としては最も早く2004年に取得

    ・J07については検討会を作って検討中。J07そのものを取り入れるか、J07を参考と

して愛媛大学オリジナルを構築するかは検討段階

    ・J07を取り入れたとしても、現在の流れから大幅な変更はない見込み

     大幅な変更をする必要性を感じていないことと、人的資源の問題で大幅な変更は不可能なこ

とが理由

    ・JABEEの効果として、教員の意識改革ができ、授業時間が遅れて開始したり、意味なく

早く終わったり、授業の開講時間数をいい加減にする教員がいなくなった

    ・学生に対しても、単に「休むな」という指導でなく「理由なく休むな」と指導した上で、不

可抗力で休んだ学生にはフォローできる体制が整った

 (7)問題点

    ・教える人間の高齢化が進み、愛媛大学でも主要な人材は2名を除いて、この数年以内に退職

年齢を迎える

    ・若い教員が、自分たちで計画を策定、実行できる環境を作る必要がある

    ・大学の教員は研究に関してはプロであるが、実務家ではない

    ・実務家としての客員教授、客員准教授の登用が必要

3.所感

 大学という機関の中では異質な、若い教授が非常にパワフルに熱弁を奮っていることに驚いた。

 今年、愛媛大学と松山市が主催で愛媛大学プログラミングオープンチャレンジ@松山(EPOCH@まつやま)という全国から出場者を募ってプログラミングのコンテストを開催し、水資源のない松山で産業を発展させる為にはITを推進するしかないという官学の意思の疎通が見られる。

 XMLについても、取り組んでいないと言いながら、現実にはxfyの開発の立場で関わっており、いつでもXMLやXML-DBを教育に取り入れられる体制になっているようである。

(山崎記)

平成19年度 文部科学省委託事業 「XMLデータベース教材の開発」事業 

大学教育におけるIT教育に関するヒアリング

全国専門学校情報教育協会主催の「金沢工業大学視察」研修として随行する形での報告とし、本来のXMLDBに関するヒアリングではない。

学校名

金沢工業大学

場所

金沢工業大学 扇が丘キャンパス

対応者

事務局長・理事 福田謙之 氏

学生部長・教授 藤本元啓 氏

参加者

今西 英(大阪総合デザイン専門学校)

石山 聡(日本工学院専門学校)

他参加者28名(2名は当日キャンセル)

ヒアリング日

平成19年11月26日

10:00~17:00

形式

視察会

1. 大学プロフィール

(1) 学部・学科構成(4学部14学科 定員1480名) ※平成20年度より

学部

学科

専攻・コース

入学定員

工学部

機械工学科

ロボティクス学科

航空システム工学科

電気電子工学科

情報通信工学科

200名

100名

60名

160名

60名

環境・建築学部

環境土木工学科

建築学科

建築都市デザイン学科

80名

160名

60名

情報学部

メディア情報学科

心理情報学科

情報経営学科

情報工学科

120名

60名

60名

200名

バイオ化学部

応用バイオ学科

応用化学科

80名

80名

(2) 平成19年5月1日現在の学生数:7,196名(学部6,809名)

学部人数

女子人数

3,505名

64名

2,030名

241名

1,274名

189名

大学院:387名

(3) 教員数:340名

教授

207名

准教授

62名

講師

68名

助教・助手

3名

専門教員の53%が民間企業経験者で、原則として非常勤講師で教育を行わない。

(4) 外部評価や認定基準の状況

・日本経営品質賞

平成16年度 371/1000点

平成18年度 621/1000点

平成16年度 大学基準協会

・平成17年度 日本高等教育評価機構

・JABEE

平成15年度 機械系2学科,材料系2学科

平成16年度 環境系2学科,建築系2学科

平成18年度 電気系2学科

2. 教育目標と理念

目標:「高邁な人間形成」,「深遠な技術改革」,「雄大な産学協同」

自ら考え行動する技術者の育成

学生一人ひとりが自己実現の目標を持ち,主体的に行動できる「学生が主役の大学」。学生自らが興味を持ち,計画的に学習し,考えて,行動できる教育を全学的に実践している。「プロジェクトデザイン教育」や「アクロノール・プログラム」によって,自分を活かしていける能力を修得させる。総合力(学力×人間力)を身につけるカリキュラムが特徴。

教育目標の階層化 

職員の実践目標:顧客満足度の向上

教員の実践目標:教える教育から学ぶ教育へ

学生の実践目標:知識から知恵に

教育の実践目標:行動する技術者の育成

→ 学部・学科の教育目標 → 科目群の教育目標 → 科目の行動目標 への結び付け

· 階層化によって、自己成長型教育プログラム「アクロノール・プログラム」を構築。学生は「自ら考え、行動する技術者」として、社会のあらゆる局面において自分を活かしていける能力を修得する。

3. 教育カリキュラム

金沢工業大学は3期制(年間約150日)で1コマ60分の授業を実施。

授業外でも年間300日、学生ひとりひとりが自己実現にむけて主体的に活動できる環境を実現している。

卒業に必要な単位

修学基礎教育課程科目:67単位,英語教育課程科目:24単位,数理工基礎教育課程科目:9単位

基礎実技教育課程科目:16単位,専門教育課程科目:14単位

専門教育課程単位科目

情報学部 メディア情報学科 (例)

1年

2年

1期

2期

3期

4期

5期

6期

情報設計

コンピュータ科学

技術者のための統計

プログラミングⅡ

メディア情報論Ⅱ

マルチメディア情報処理

システムアドミニストレーションⅠ

コンピュータシステム

メディア情報論Ⅰ

オブジェクト指向プログラミング

Visualプログラミング

プロジェクトデザインⅠ

システムアドミニストレーションⅡ

UNIX入門

情報ネットワーク

情報セキュリティ

プログラミングⅠ

データベース

情報ネットワーク演習

情報セキュリティ演習

アルゴリズム入門

3Dデッサン

空間メディア数学

プロジェクトデザインⅡ

コンピュータグラフィックス演習

3年

4年

7期

8期

9期

10期

11期

12期

Webプログラミング

教育工学入門

メディア応用

メディアテクノロジーコア

メディアテクノロジーコア

メディアテクノロジーコア

Windowsソフトウェア開発

データベースとネットワーク

メディアデザイン

メディアデザインコア

メディアデザインコア

メディアデザインコア

画像情報処理

グラフィックスと映像メディア

専門実験・演習Ⅲ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

メディア物理

専門実験・演習Ⅱ

コアゼミ

専門実験・演習Ⅰ

進路セミナーⅠ

進路セミナーⅡ

進路セミナーⅢ

データベースとネットワーク科目:3階層モデルのデータベースサーバを構築してASP,JSPを駆使してグループ演習

情報学部 心理情報学科 (例)

1年

2年

1期

2期

3期

4期

5期

6期

情報設計

コンピュータ科学

技術者のための統計

プログラミングⅡ

実験心理学

応用心理統計学

システムアドミニストレーションⅠ

システムアドミニストレーションⅡ

コミュニケーション心理学

人間工学

認知心理学

プロジェクトデザインⅠ

プログラミングⅠ

情報デザイン学

心理情報学実験・演習Ⅰ

心理情報学実験・演習Ⅱ

心理学概論

生涯発達心理学

ビジュアルコミュニケーション

メディアプログラミング

生理・解剖学

プロジェクトデザインⅡ

3年

4年

7期

8期

9期

10期

11期

12期

カウンセリング心理学

組織・社会心理学

健康科学

生活情報デザインコア

生活情報デザインコア

生活情報デザインコア

心理検査・調査法

快適性工学

生活情報学

感性情報デザインコア

感性情報デザインコア

感性情報デザインコア

製品設計学

情報環境学

専門実験・演習Ⅲ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

感性情報学

ヒューマンインターフェイス設計学

コアゼミ

専門実験・演習Ⅰ

専門実験・演習Ⅱ

感性インスタラクション

進路セミナーⅠ

進路セミナーⅡ

進路セミナーⅢ

環境・建築学部 建築学科 (例)

1年

2年

1期

2期

3期

4期

5期

6期

建築学大意

建築計画学

建築設計Ⅰ

建築設計Ⅱ

建築CAD演習

コミュニケーション・ドローイング(建築)  

日本建築史

西洋建築史

居住空間論

プロジェクトデザインⅠ

建築構造学

環境計画

建築環境設備Ⅰ

建築設備

建築環境学

建築構造力学Ⅰ

建築構造力学Ⅱ

木構造

絵画・造形

鉄筋コンクリート構造

鉄骨構造

建築法規

建築施工

プロジェクトデザインⅡ

  

3年

4年

7期

8期

9期

10期

11期

12期

都市空間デザイン論

建築基礎構造

建築構造設計

建築構造コア

建築構造コア

建築構造コア

建築環境計画

建築構造解析

サステイナブル建築

空間構築コア

空間構築コア

空間構築コア

建築構造計画

空間構築

現代建築

建築デザインコア

建築デザインコア

建築デザインコア

空間メディア

建築意匠

コアゼミ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

建築デザイン論

建築測量実習

建築実験・演習Ⅰ

建築実験・演習Ⅱ

建築実験・演習Ⅲ

建築設計演習Ⅰ

建築設計演習Ⅱ

建築設計演習Ⅲ

進路セミナーⅠ

進路セミナーⅡ

進路セミナーⅢ

環境・建築学部 建築都市デザイン学科 (例)

1年

2年

1期

2期

3期

4期

5期

6期

建築都市学大意

建築都市計画学

建築都市設計Ⅰ

建築都市設計Ⅱ

建築CAD演習

コミュニケーション・ドローイング(建築)  

日本建築史

西洋建築史

居住空間論

プロジェクトデザインⅠ

建築構造学

環境計画

建築環境設備Ⅰ

建築環境設備Ⅱ

建築環境学

建築構造力学Ⅰ

建築構造力学Ⅱ

木構造

絵画・造形

鉄筋コンクリート構造

鉄骨構造

建築法規

建築施工

プロジェクトデザインⅡ

  

3年

4年

7期

8期

9期

10期

11期

12期

空間メディア

建築基礎構造

現代建築

建築デザインコア

建築デザインコア

建築デザインコア

建築構造計画

建築意匠

都市・まちづくり論

都市デザインコア

都市デザインコア

都市デザインコア

建築デザイン論

都市・住宅史

環境建築

建築環境コア

建築環境コア

建築環境コア

都市空間デザイン論

省エネルギー建築

コアゼミ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

建築環境実験・演習Ⅰ

建築環境実験・演習Ⅱ

建築環境実験・演習Ⅲ

建築測量実習

建築都市設計演習Ⅰ

建築都市設計演習Ⅱ

建築都市設計演習Ⅲ

進路セミナーⅠ

進路セミナーⅡ

進路セミナーⅢ

  

工学部 機械工学科 (例)

1年

2年

1期

2期

3期

4期

5期

6期

機械系入門

機械系CAD

機械系製図

機械材料

機械要素設計

機械要素設計

機械の原理

プロジェクトデザインⅠ

工業力学

プログラミング基礎

材料力学Ⅱ

機械工作・演習

  

材料力学

振動工学

流れ学

機械力学

熱力学

計測工学

制御工学

プロジェクトデザインⅡ

  

3年

4年

7期

8期

9期

10期

11期

12期

機械設計演習

コンピュータ援用工学Ⅱ

3D設計

ビークルシステムコア

ビークルシステムコア

ビークルシステムコア

機械加工学

機械工学演習

ビークル機械

創製プロセスコア

創製プロセスコア

創製プロセスコア

コンピュータ援用工学Ⅰ

自動車工学

エンジン工学

エナジー&メカニクスコア

エナジー&メカニクスコア

エナジー&メカニクスコア

流体力学

成型加工学

マイクロプロセッシング

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

伝熱工学

先端材料

エネルギー機械

バイオメカニクス

コアゼミ

専門実験・演習Ⅰ

専門実験・演習Ⅱ

専門実験・演習Ⅲ

進路セミナーⅠ

進路セミナーⅡ

進路セミナーⅢ

工学部 ロボティクス学科 (例)

1年

2年

1期

2期

3期

4期

5期

6期

機械系入門

工業力学

材料力学

機械材料

流れ学

機械要素設計

 

機械の原理

機械力学

振動工学

機械工作・演習

応用エレクトロニクス

プロジェクトデザインⅠ

機械系CAD

熱力学

電気電子回路

制御工学

  

機械系製図

システム数学

計測工学

基礎エレクトロニクス

コンピュータ工学

プロジェクトデザインⅡ

  

3年

4年

7期

8期

9期

10期

11期

12期

機械連動学

機械学習

人工知能

ロボットインテリジェンスコア

ロボットインテリジェンスコア

ロボットインテリジェンスコア

ロボット工学演習

メカトロニクス

ロボット制御

ロボットメカニクスコア

ロボットメカニクスコア

ロボットメカニクスコア

制御工学Ⅱ

シミュレーション工学

信号処理

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

ロボットプログラミング

省エネルギー建築

コアゼミ

専門実験・演習Ⅰ

専門実験・演習Ⅱ

専門実験・演習Ⅲ

進路セミナーⅠ

進路セミナーⅡ

進路セミナーⅢ

工学部 航空システム工学科 (例)

1年

2年

1期

2期

3期

4期

5期

6期

機械系入門

機械の原理

機械系CAD

機械系製図

機械工作・演習

機械要素設計

 

工業力学

材料力学

機械材料

航空構造力学

制御工学

プロジェクトデザインⅠ

機械力学

振動工学

流れ学

熱流体工学

  

熱力学

応用数学

コンピュータ工学

    

プロジェクトデザインⅡ

  

  

3年

4年

7期

8期

9期

10期

11期

12期

航空材料強度

航空構造設計

飛行力学

航空システムコア

航空システムコア

航空システムコア

航空流体力学Ⅰ

航空原動機

航空流体力学Ⅱ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

プロジェクトデザインⅢ

航空工学演習

コアゼミ

数値シミュレーション

専門実験・演習Ⅱ

専門実験・演習Ⅲ

専門実験・演習Ⅰ

進路セミナーⅠ

進路セミナーⅡ

進路セミナーⅢ

3. 教育組織

(1) 教育組織改革

スタンフォード大学,MITほか数校の視察を平成3年から延べ170名が実施している。平成4年からは6年をかけて教育改革検討委員会を設けて100回を超える委員会会議を開催している。

(2) GPを活用した教育の組織化

特色GP・現代GPは平成15年から申請している。

GP申請実績

平成15年度工学設計教育とその課外活動環境(特色GP)

平成16年度学びを創造するインターネット町民塾(現代GP)

平成17年度ネット版工学基礎教育センターへの展開(特色GP)

平成18年度学ぶ意欲を引き出すための教育実践(特色GP)

発展する地域連携プロジェクトの実践(現代GP)

KIT産学連携教育プロジェクトの実践(現代GP)

平成19年度価値の共有による技術者倫理教育(特色GP)

専門基礎の充実を図る教育版CRMの導入(現代GP)

その他申請実績

平成19年度社会人学び直しニーズ対策教育推進プログラム

大学院教育改革推進プログラム(大学院GP)

ものづくり技術者育成支援事業

(3) 学生の意欲を引き出す修学基礎教育カリキュラム

学生は、KITポートフォリオと修学アドバイザーによって、修学基礎教育課程のうち、「修学基礎」、「進路ガイド基礎」、「技術者入門」、「人間と自然」に関する教育を受ける。これらは都度、評価、改善が施され学生のニーズに沿ったカリキュラムを作成していく。

(4) KITポートフォリオシステム

「プログラムが動いた喜び」など、「自分の力で何かを実現できた喜び」を忘れないために、ポートフォリオシステムを活用する。学生個人がポートフォリオを記録し、それに対して修学アドバイザーがコメント記録する。このポートフォリオシステムにより記録されたポートフォリオを蓄積することで、「自学自習の姿勢」、「生活スタイルの確立」、「自己の目的志向の向上」が実現化される。

ポートフォリオの種類

・修学ポートフォリオ

1週間の行動履歴、各期の達成度自己評価を登録(記録)

・キャリアポートフォリオ

過去、在学中の体験、将来への展望を登録・3年次の「進路セミナー」につなげる

・自己評価ポートフォリオ

修学基礎科目・専門科目及び課外活動における自己評価を登録

・工学設計ポートフォリオ

「工学設計Ⅰ・Ⅱ」における成果物と自己評価を登録

・達成度評価ポートフォリオ

1~3年次冬に1年間の反省と次年度に向けての目標を登録(記録)

自己成長の軌跡と修学の自覚・自信・反省から技術者になる意義と意欲を高める

ポートフォリオにコメントする修学アドバイザー

基本的にクラス担任が修学アドバイザーとしてコメントする。たとえ些細なことでもコメントを必ず返す。

※モチベーションが低下してしまわないように、コメント記入を優先させる。

※ポートフォリオが遅滞(停滞)しないように、自己のポートフォリオを管理する科目を設置して成績評価する。

(5) 設備

・工学基礎教育センター(数理教育支援)

数学、物理、化学などの補習サポートとして、学生個々のレベルに合わせて、マンツーマンからの授業を行う。年間利用者数は延べ16,000人担当する教員(教授、准教授)のスケジュールが掲示されており、指名での補修要望もある。科目や目的が明確でない学生に対しても、受付職員が相談を受けコーディネイトする。

・工学設計教育センター・夢考房(工学設計教育と課外活動支援)

学生にプロジェクトの企画書と予算書を提出させて、採用されたプロジェクト活動を推進するため