manpowergroup 2018 talent shortage...

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2018年人材不足に関する調査について詳しくはhttps://www.manpowergroup.jp/talent-shortage-2018-japan/ をご覧ください。 Japan マンパワーグループの人材不足に関する調査は、人的資本に関する調査としては世界最大級のものです。 日本の人材不足を加速させている要因を探り、この問題を克服するための戦略を知ることができます。 鍵を握るのは、 育成、採用、外部活用、配置転換です。 企業が実施すべき対応策 育成 4 1 3 外部活用 配置転換 2 採用 学習機会・能力開発に投資し、 社内の人材パイプラインを 育てる デジタル時代に勝利を収めるには、これまで以上に狙いを絞ったスピーディなアプローチが求められます。 現在のスキル革命に遅れをとらないよう効果的な人材戦略をとるには、 次の4つの要素を組み合わせる必要があります。 短期間では社内で育成できない 優秀な人材を、外部市場から 調達する 社内での異動・昇格や社外への 転職を支援する 既存のスキルを補うため、 パートタイム、フリーランス、 契約・派遣社員などの社外人材 コミュニティを構築・活用する 1 育成 2 採用 4 配置転換 3 外部活用 人材不足に関する調査 2018ManpowerGroup 人材不足を感じている職種 日本で人材確保が最も困難な職種はエンジニアです。 営業/販売職ITスタッフがこれに続いています。 人材確保が難しい理由 日本で人材確保が難しい理由は多い順に、 応募者不足ソフトスキル不足ハードスキル不足となっています。 エンジニア 化学、電気、 土木、機械 カスタマー サポート コールセンター オペレーター、 カスタマーサポート スタッフ 6 1 営業/販売職 B2B、B2C、 コンタクトセンター 運転手 トラック、 配送、建設車両 7 2 サイバーセキュリティ専門家、 ネットワーク管理者、 技術サポート ITスタッフ プロジェクトマネージャー、 弁護士、研究開発員 高度専門職 8 3 公認会計士、監査役、 財務アナリスト 会計・ 財務スタッフ 医療スタッフ 医師、看護師および 看護師以外の 医療専門家 9 4 技術者 品質管理・ 技術スタッフ 教師 10 5 42% 応募者不足 13% 経験不足 14% ハードスキル不足 16% ソフトスキル不足 8% 3% 3% その他/分からない 提示を上回る 福利厚生を希望 提示額を上回る 給与を希望 1% 自社特有の課題 58% 61% 63% 55% 76% 80% 81% 85% 81% 83% 86% 89 % 2018 2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 人材不足感の推移 日本では経営者の89%が人材不足を感じています。 教育研修・能力開発の充実 学歴・経験などの必須資格の緩和(2016年調査には項目なし) 既存の人材プール以外からの採用 手当・福利厚生の充実 給与の引き上げ 新たな就労モデルの活用 (フリーランス、プロジェクト単位雇用など) フレックス勤務、在宅勤務の導入 業務のアウトソーシング(他社または海外へ) いずれの戦略も実施していない 2018 2016 39% 22% 16% 12% 15% 8% 9% 23% 21% 15% 16% 12% 10% 13% 22% 11% 20% 人材不足を解消するための戦略 日本の雇用主は人材不足を解消するために、これまでにないほど積極的に様々な戦略を活用しています。

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Post on 04-Feb-2020

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Page 1: ManpowerGroup 2018 Talent Shortage Survey...2018年人材不足に関する調査について詳しくは をご覧ください。Japan マンパワー

2018年人材不足に関する調査について詳しくはhttps://www.manpowergroup.jp/talent-shortage-2018-japan/をご覧ください。

Japanマンパワーグループの人材不足に関する調査は、人的資本に関する調査としては世界最大級のものです。

日本の人材不足を加速させている要因を探り、この問題を克服するための戦略を知ることができます。 鍵を握るのは、育成、採用、外部活用、配置転換です。

企業が実施すべき対応策

育成

4

1

3外部活用

配置転換

2採用

学習機会・能力開発に投資し、社内の人材パイプラインを 育てる

デジタル時代に勝利を収めるには、これまで以上に狙いを絞ったスピーディなアプローチが求められます。 現在のスキル革命に遅れをとらないよう効果的な人材戦略をとるには、

次の4つの要素を組み合わせる必要があります。

短期間では社内で育成できない優秀な人材を、外部市場から 調達する

社内での異動・昇格や社外への転職を支援する

既存のスキルを補うため、 パートタイム、フリーランス、 契約・派遣社員などの社外人材コミュニティを構築・活用する

1育成

2採用

4配置転換

3外部活用

人材不足に関する調査2018年ManpowerGroup

人材不足を感じている職種日本で人材確保が最も困難な職種はエンジニアです。営業/販売職、ITスタッフがこれに続いています。

人材確保が難しい理由日本で人材確保が難しい理由は多い順に、応募者不足、ソフトスキル不足、 ハードスキル不足となっています。

エンジニア化学、電気、土木、機械

カスタマーサポート コールセンター オペレーター、カスタマーサポート

スタッフ

61

営業/販売職B2B、B2C、

コンタクトセンター

運転手トラック、

配送、建設車両

72

サイバーセキュリティ専門家、ネットワーク管理者、技術サポート

ITスタッフプロジェクトマネージャー、

弁護士、研究開発員

高度専門職83

公認会計士、監査役、財務アナリスト

会計・財務スタッフ

医療スタッフ医師、看護師および看護師以外の医療専門家

94

技術者品質管理・技術スタッフ

教師105

42%応募者不足

13%経験不足

14%ハードスキル不足

16%ソフトスキル不足

8%

3%3%その他/分からない

提示を上回る福利厚生を希望

提示額を上回る給与を希望

1%自社特有の課題

58% 61% 63%55%

76% 80% 81% 85% 81% 83% 86% 89%

201820162015201420132012201120102009200820072006

人材不足感の推移日本では経営者の89%が人材不足を感じています。

教育研修・能力開発の充実

学歴・経験などの必須資格の緩和(2016年調査には項目なし)

既存の人材プール以外からの採用

手当・福利厚生の充実

給与の引き上げ

新たな就労モデルの活用(フリーランス、プロジェクト単位雇用など)

フレックス勤務、在宅勤務の導入

業務のアウトソーシング(他社または海外へ)

いずれの戦略も実施していない

2018 2016

39%22%

16%

12%15%

8%9%

23%21%

15%16%

12%10%

13%22%

11%20%

人材不足を解消するための戦略日本の雇用主は人材不足を解消するために、これまでにないほど積極的に様々な戦略を活用しています。