調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の...

34
四條畷市教育委員会 令和元年(2019 年)11月 31 2019 調 調査結果の概要 P1

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Page 1: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

四條畷市教育委員会

令和元年(2019 年)11月

平 成 3 1 年 ( 2 0 1 9 年 ) 度 全 国 学 力 ・ 学 習 状 況 調 査

調 査 結 果 の 概 要

P1

Page 2: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3

1 調査について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3

2 学力・学習状況調査結果の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4

(1)教科に関する調査結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P4

①今年度の結果

②校種・教科・区分別正答率の経年比較

③学力の低位層・高位層の推移

④無回答率の推移

(2)学習状況・生活習慣に関する調査 ・・・・・・・・・・・・・・P6

①学習状況

②生活習慣

3 教科の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P9

小学校 国語 算数

中学校 国語 数学 英語

4 児童生徒質問紙調査結果より ・・・・・・・・・・・・・・・・・ P19

・自己肯定感

・将来への意識

・規範意識

・生活習慣

・家庭習慣

・読書

・社会との関わり

・ICT活用

・授業改善

・学習への興味・関心

・授業理解

・解答時間

おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P34

P2

Page 3: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

はじめに

市教育委員会では、平成24年度に第1期児童・生徒学力向上3ヶ年計画を策定のもと、授業改

善、家庭学習の習慣化及び生活習慣の改善、フォローアップ対策、小中連携・一貫教育を4つの柱

として、学力向上対策プロジェクトチームを中心に多岐に及ぶ取組みを進めてきました。

27年度からの第2期児童・生徒学力向上3ヶ年計画では、授業改善・家庭学習に重点を置き、

各校の実践交流を通して、市域全体での取組みの推進を図ってきた経過にあります。

そして、30年度からの第3期児童・生徒学力向上3ヶ年計画において、学習指導要領改定に伴

い、「主体的、対話的で深い学び」の実現をめざし、学校における教育活動の改善、発展をめざし

ているところです。

特に、授業改善、家庭学習については、小中連携・一貫教育の理念に基づき、9年間を踏まえた

具体的な姿をイメージし、子どもたちに今求められている力をつけていきます。

全国学力・学習状況調査の教科別の結果概要と児童生徒質問紙の結果を踏まえ、引き続き、子ど

もたちの確かな学力を育み、学校、家庭、地域と連携を図り、質の向上をめざしていきたいと考え

ています。

(今年度の全国標準学力検査NRTの結果概要は市ホームページに掲載しておりますので、ご覧

ください。)

1 調査について

(1)調査の趣旨

①義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や

学習状況を把握、分析することにより、課題の改善に向けた教育及び教育施策の成果

と課題を検証し、児童生徒の学力及び学習状況の改善を図る。

②各学校が、児童生徒の学力や学習状況を把握し、児童生徒への教育指導の改善を図

るとともに、このような取組みを通じて、教育に関する継続的な検証改善(PDCA)

サイクルを確立する。

③学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。

(2)実施日 平成31年4月18日(木)

(3)調査対象 小学6学年、中学3学年の児童生徒

(4)本市対象者数

小学校7校(511人)、中学校3校(505人)

(5)調査内容

ア 教科に関する調査

小学校(国語、算数)

中学校(国語、数学、英語)

イ 児童生徒質問紙調査

調査する学年の児童生徒を対象に、学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等

に関する調査

ウ 学校質問紙調査

学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の

状況等に関する調査

P3

Page 4: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

2 学力・学習状況調査結果の概要

(1)教科に関する調査結果

①今年度の結果

②校種・教科・区分別正答率の経年比較

全国の平均正答率を 1(赤のライン)としたときの四條畷市の割合です。

校種 市・国 国語 算数・数学 英語

四條畷市 56 63

大阪府(公立) 60 66

全国(公立) 63.8 66.6

四條畷市 67 56 56

大阪府(公立) 70 58 56

全国(公立) 72.8 59.8 56.0

小学校

中学校

平成31年度全国学力・学習状況調査結果(平均正答率%)全国の平均正答率と比較して、

英語:全国水準に達する

算数・数学:全国水準まであと少し

(小)−3.6 (中)−3.8

国語:大きな課題

(小)−7.8 (中)−5.8

上のグラフは全国の平均正答率を1としたときの四條畷市の平均正答率の割合について、各教科別の経年比較を表

したものです。(理科は 3 年ごとの H27 と H30 に実施。)今年度、調査の形態が国語 AB、算数・数学 AB がそれ

ぞれ国語、算数・数学に変更されたため、昨年度までとの単純比較は難しい状況です。

小学校:算数は概ね昨年度並み、国語は昨年度を下回りました。総合平均は昨年度と同じです。

中学校:数学、国語、総合平均とも昨年度を下回りました。英語は今年度から実施のため、比較するものはあり

ません。

同一集団の変容:総合平均は H28(小)0.92→H31(中)0.94

左表は市平均正答率と全国との開

きについて、今年の中学3学年とその

子が小学 6 学年のときの結果を比較

したグラフです。

国語 0.92-0.90=0.02

算数・数学 0.94-0.93=0.01

2 教科とも正答率が伸びています。

※ H28=H28A+H28B

P4

算数

国語

Page 5: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

③学力低位層・高位層※の推移

※正答率 40%以下を学力低位層、80%以上を学力高位層、その中間を学力中位層と位置づけています。

④無回答率※の推移

※無回答とは、解答欄に記述がないこと。無回答率とは、全問題数に対して、無回答であった問

題数の割合。平均無回答率とは、全国の無回答率と比較した市の無回答率。

0.6

0.8

1.0

1.2

1.4

1.6

1.8

2.0

H 2 4 H 2 5 H 2 6 H 2 7 H 2 8 H 2 9 H 3 0 H 3 1

小学校 無答率推移

総合 国語A 国語B

算数A 算数B 理科

国語

小学校:国語 1.360 算数 1.164 総合 1.300

中学校:国語 1.102 数学 1.107 英語 1.091 総合 1.100

小中学校ともに全国より多い結果となりました。

上表は学力低位層と学力高位層の児童生徒の比率について、全国を1とした四條畷市の割合

を表したものです。昨年度に比べ、

低位層は小中学校とも変化ありません。

高位層は小中学校ともに減少しました。

1.16 1.25

1.09

0.84

1.15

0.98

1.17 1.17

0.79 0.81

0.96 0.85 0.80

0.90 0.82

0.66

0.00

0.20

0.40

0.60

0.80

1.00

1.20

1.40

1.60

H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31

中学校 低位層と高位層の推移

低位層

高位層

1.24 1.24

1.44

1.02

1.30 1.39

1.25 1.25

0.84 0.84 0.72 0.68

0.76 0.79 0.71

0.58

0.00

0.20

0.40

0.60

0.80

1.00

1.20

1.40

1.60

H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31

小学校 低位層と高位層の推移

低位層

高位層

0.6

0.8

1.0

1.2

1.4

1.6

1.8

2.0

H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31

中学校 無答率推移

総合 国語A 国語B 数学A

数学B 理科 英語

国語、数学、英語

P5

算数

Page 6: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

(2)学習状況・生活習慣に関する調査結果

①学習状況 学びに向かう力

(ア)学級の友達との間で話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすること

ができていると思いますか。(話し合う活動)

(イ)学校の授業時間以外に、普段(月~金)、1日あたりどれくらいの時間、勉強をします

か。(学習塾で勉強している時間や家庭教師に教わっている時間も含む)(家庭学習時間)

(ウ)学校の授業時間以外に、普段(月~金)、1日あたりどれくらいの時間、読書をします

か。(教科書や参考書、漫画や雑誌は除く)(読書時間)

28.3

28.5

36.7

18.6

17.2

20.4

44.5

49.1

42.9

43.4

42.8

44.9

20.4

17

15.2

28.9

29.5

25.8

6.7

5.4

5.1

8.4

10.1

8.6

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【中学校】

1.そう思う

2.どちらかといえば、そう思う

3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

12.4

9.7

10.5

12.3

8.9

7.6

16.9

16.0

17.1

11.9

15.6

12.5

36.8

28.6

24.3

28.8

28.2

30.7

24.1

29.4

28.8

26.1

24.6

29.1

7.6

10.3

13.1

15.8

14.7

15.1

2.3

6.0

6.2

5.1

8.0

4.3

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【小学校】

1.3時間以上 2.2時間以上、3時間より少ない

3.1時間以上、2時間より少ない 4.30分以上、1時間より少ない

5.30分より少ない 6.全くしない

9.9

8.8

9.8

9.1

9.3

11.2

25.6

23.4

25

22

18

20.7

34.3

31.9

28.8

30.6

32.4

26.1

17.2

17.6

15.8

18.1

16.2

18.2

8.4

11

11.8

12.2

14.7

13.5

4.4

7.2

8.6

7.6

9.4

10.2

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【中学校】

1.3時間以上 2.2時間以上、3時間より少ない

3.1時間以上、2時間より少ない 4.30分以上、1時間より少ない

5.30分より少ない 6.全くしない

30.3

28.8

28.8

28.3

25.2

21.7

43.8

37.7

44.3

37.6

35.8

40.6

20.5

25.5

18.1

24.7

28.5

28.6

5.4

8.0

8.5

9.2

9.6

8.7

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【小学校】

1.そう思う2.どちらかといえば、そう思う

3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

4.8

5.0

5.8

5.0

5.7

6.0

7.6

5.6

9.4

7.9

6.6

7.6

14.6

11.0

14.7

10.9

9.4

13.0

23.4

25.1

20.3

26.5

19.6

18.2

14.8

12.2

11.8

12.2

15.0

11.7

34.8

41.1

38.0

37.1

43.7

43.4

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【中学校】

1.2時間以上 2.1時間以上、2時間より少ない

3.30分以上、1時間より少ない 4.10分以上、30分より少ない

5.10分より少ない 6.全くしない

7.0

5.6

8.9

8.0

6.6

6.9

11.3

6.6

8.2

9.4

8.3

8.5

21.5

20.0

18.7

14.1

13.8

15.8

25.9

19.1

25.4

23.7

22.2

23.9

15.6

17.7

14.1

18.2

19.7

19.1

18.7

30.9

24.3

26.4

29.3

25.6

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【小学校】

1.2時間以上 2.1時間以上、2時間より少ない

3.30分以上、1時間より少ない 4.10分以上、30分より少ない

5.10分より少ない 6.全くしないP6

Page 7: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

①学習状況 思考力、判断力、表現力

(エ)小学5年生までに(または、中学1、2年生のときに)受けた授業では、課題の解決に

向けて、自分で考え、自分から取り組んでいたと思いますか。(課題解決)

(オ)小学5年生までに(または、中学1、2年生のときに)受けた授業で、自分の考えがう

まく伝わるよう、資料や文章、話の組立てなどを工夫して発表していたと思いますか。(工夫

した発表)

29.3

28.1

27.4

26.3

24.5

45.5

44.7

44.2

45.0

44.4

20.0

22.2

22.6

23.5

25.6

4.9

14.8

5.6

5.2

5.6

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

【中学校】

1.そう思う

2.どちらかといえば、そう思う

3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

33.0

23.5

22.9

32.2

30.1

44.7

42.4

47.1

42.9

46.3

18.1

25.9

21.7

20.3

19.7

4.0

8.2

8.0

4.4

3.9

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

【小学校】

1.そう思う

2.どちらかといえば、そう思う

3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

学習指導要領では、学校教育全体並びに各教科等において育成すべき資質、能力として以下のことを求めています。

(1) 知識及び技能が習得されるようにすること (2)思考力、判断力、表現力等を育成すること

(3) 学びに向かう力、人間性等を涵養すること

第3期児童・生徒学力向上3ヶ年計画においては、上記のうち、(2)の思考力、判断力、表現力及び(3)の学びに

向かう力の子どもの変容を見取る指標として、先のグラフの質問項目をあげています。

(ア) 話し合う活動:「そう思う」と「どちらかといえば、そう思う」の割合が小学校では全国を下回り、中学校では全

国を上回りました。「そう思わない」の割合は年々減少傾向です。

(イ) 家庭学習時間:中学校は「30 分以下」、「全くしない」の割合が減少する傾向にあります。しかし、小中学校と

もに全国より多く、家庭学習の習慣が身についていない子どもが多いことが課題です。

(ウ) 読書時間:「全くしない」が小中学校とも全国を上回っています。また、昨年度と比較しても、その割合が多くな

り、課題です。

(エ) 課題解決:小中学校ともに「そう思う」、「どちらかといえば、そう思う」が昨年度より減少しました。授業方法

の改善が必要です。

(オ) 工夫した発表:小中学校とも「そう思わない」が昨年度より減少しましたが、「そう思う」の割合も昨年度に比べ

て減少しました。「そう思う」、「どちらかといえば、そう思う」の割合は、小学校は全国以下、中学校は全国並

みです。

P7

24.7

17.3

20.5

22.8

19.0

37.8

31.9

27.6

34.9

38.3

27.5

34.8

34.2

31.3

32.1

9.7

16.0

17.5

10.6

10.5

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

【小学校】

1.そう思う

2.どちらかといえば、そう思う

3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

18.1

15.2

16.9

18.6

13.3

37.7

38.9

33.1

40.9

39.5

32.7

32.7

34.6

31.9

36.9

13.2

13.2

14.8

8.4

10.3

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

【中学校】

1.そう思う2.どちらかといえば、そう思う3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

Page 8: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

②生活習慣

(カ)朝食を毎日食べていますか。(朝食摂取)

(キ)毎日、同じくらいの時刻に寝ていますか。(就寝時刻)

86.7

83.5

77.1

82.6

78.4

84.9

8.6

9.9

11.7

10.6

13.3

8.3

3.6

5.6

8.0

5.3

5.5

6.1

1.0

1.0

3.2

1.5

2.8

0.7

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【小学校】

1.そう思う

2.どちらかといえば、そう思う

3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

82.3

75.0

77.8

82.7

78.1

81.8

10.8

14.4

12.6

10.5

13.0

10.5

4.9

6.4

5.3

4.9

6.2

5.3

2.0

4.2

4.1

1.9

2.7

2.3

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【中学校】

1.そう思う

2.どちらかといえば、そう思う

3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

38.9

37.5

40.6

37.6

35.6

35.9

42.5

42.2

32.6

39.0

39.4

39.5

15.5

15.2

17.9

18.2

19.3

19.1

3.1

5.1

8.9

5.1

5.7

5.5

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【小学校】

1.そう思う2.どちらかといえば、そう思う3.どちらかといえば、そう思わない4.そう思わない

33.6

32.9

39.3

33.3

26.1

33.2

44.4

44.5

38.3

42.5

43.7

41.2

17.8

17.6

14.3

17.4

21.1

19.1

4.2

4.8

8.1

6.8

9.1

6.5

H31国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

【中学校】

1.そう思う

2.どちらかといえば、そう思う

3.どちらかといえば、そう思わない

4.そう思わない

第 3 期児童・生徒学力向上3ヶ年計画においては、子どもの生活習慣を見取る指標として、

上のグラフと同様の質問項目をあげてます。

(カ)朝食摂取:「食べている」、「どちらかといえば、食べている」割合は、小学校は昨

年度より増加、中学校はわずかに減少しました。摂取率を全国と比べると、小中学校

とも低くなっています。

学校における食育を進めるとともに、家庭への啓発を行い、改善に努める必要があり

ます。

(キ)就寝時刻:「決まった時刻に寝ているか」の肯定回答の割合は、小学校が昨年度より

増加、中学校はほぼ同じです。小中学校とも、全国と同程度の割合です。

今後も携帯電話やスマートフォン等の正しい使い方と併せて、規則正しい生活を送

ることを児童生徒へ指導していく必要があります。また、各家庭において携帯やス

マホ等の使用時間のルールづくりに努めるよう啓発していきます。

P8

Page 9: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

小学校国語

3 教科の概要

:特に課題のあった問題

P9

正答数分布グラフ(横軸:正答数,縦軸:割合)

0%

5%

10%

15%

0問 1問 2問 3問 4問 5問 6問 7問 8問 9問 10問11問12問13問14問

小学校国語市府国

領域等の平均正答率の状況

45.7

77.2

41.9

67.6

52.9

79.3

48.2

68.8

54.5

81.7

53.5

72.3

書く

読む

言語文化・

国語の特

話す・聞く国

【特に正答率が低かった問題】

1 三: 公衆電話について調べたことを【報告する文章】の に「2調査の内容と結果」の(1)と(2)

で分かったことをまとめて書く

〈正解例〉(なぜなら、)公衆電話は、主にけいたい電話を使うことができないときに必要とされていたり、

きん急のときにも使うことができたりするからです。

★目的や意図に応じて、自分の考えの理由を明確にし、まとめて書くことができる。

1 四(1)ウ:文中の意味に合う漢字を書く

「公衆電話にかんしんを持ってもらいたい」〈正解〉関心

★学年別漢字配当表に示されている漢字を文の中で正しく使うことができる。

問題別正答率・無回答率

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0小学校国語

無解答率(%)市 無解答率(%)府 無解答率(%)国

正答率(%)市 正答率(%)府 正答率(%)国

Page 10: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

話すこと・聞くこと

書くこと

読むこと

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

国語への関心・意欲・態度

話す・聞く能力

書く能力

読む能力

言語についての知識・理解・技能

知識」

に関する問題

活用」

に関する問題

選択式

短答式

記述式

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

四條畷市【

A】

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

1一5・6

エ ○ ○ ○ ○ 71.2 -8.6 0.4 0.5 -0.1

1二5・6

ウ ○ ○ ○ ○ 63.4 -9.6 8.4 5.9 2.5

1三5・6

ウ ○ ○ ○ ○ 28.8 -8.3 3.9 3.8 0.1

1四(1)ア

5・6

(1)ウ

(ア)○ ○ ○ ○ 41.9 -9.0 10.2 8.2 2.0

1四(1)イ

5・6

(1)ウ

(ア)○ ○ ○ ○ 69.4 -19.1 21.9 12.1 9.8

1四(1)ウ

5・6

(1)ウ

(ア)○ ○ ○ ○ 35.6 -9.8 6.7 4.9 1.8

1四(2)

3・4

(1)イ

(ク)○ ○ ○ ○ 47.8 -13.2 14.7 11.3 3.4

2一(1)

5・6

ウ ○ ○ ○ ○ 80.7 -3.6 2.0 1.4 0.6

2一(2)

5・6

ウ ○ ○ ○ ○ 75.9 -7.2 8.4 5.0 3.4

2二5・6

イ ○ ○ ○ ○ 88.5 -2.8 4.5 4.2 0.3

3一5・6

エ ○ ○ ○ ○ 81.3 -1.3 3.3 3.4 -0.1

3二5・6

エ ○ ○ ○ ○ 67.4 -2.4 4.3 4.2 0.1

3三5・6

エ ○ ○ ○ ○ 68.2 -10.3 20.2 14.2 6.0

3四3・4

(1)ア

(イ)○ ○ ○ ○ 73.0 -7.2 9.4 7.9 1.5

ことわざの使い方の例として,【ノートの一部】の   に入る適切なものを選択する(習うより慣れよ)

ことわざの意味を理解して,自分の表現に用いる 65.8

正答率(%) 無解答率(%)

畳職人への【インタビューの様子】の    の場面における,質問の工夫として適切なものを選択する

目的に応じて,質問を工夫する 65.0

【インタビューの様子】の   に,畳職人の仕事への思いや考えに着目して心に残ったことを書く

話し手の意図を捉えながら聞き,自分の考えをまとめる 57.9

梅干し作りについて【知りたいこと】を調べるために,選んだ本の【目次の一部】から,読むページとして適切なものを選択する

目的に応じて,本や文章全体を概観して効果的に読む 85.7

畳職人への【インタビューの様子】の   に入る,自分の理解が正しいかを確認する質問として適切なものを選択する

話し手の意図を捉えながら聞き,話の展開に沿って,自分の理解を確認するための質問をする

80.0

公衆電話について調べたことを【報告する文章】の    の1文を,接続語「そこで」を使って2文に分けて書き直す

文と文との意味のつながりを考えながら,接続語を使って内容を分けて書く

34.6

食べ物の保存についてまとめている【ノートの一部】の   に入る,疑問に思ったこと の①に対する答えとして適切なものを選択する 目的に応じて,文章の内容を的確

に押さえ,自分の考えを明確にしながら読む

77.1

食べ物の保存についてまとめている【ノートの一部】の   に,疑問に思ったことの②に対する答えになるように考えて書く

68.7

公衆電話について調べたことを【報告する文章】の中の 部アを,漢字を使って書き直す(調査のたいしょう)

学年別漢字配当表に示されている漢字を文の中で正しく使う

32.9

公衆電話について調べたことを【報告する文章】の中の 部イを,漢字を使って書き直す(友達にかぎらず)

50.3

公衆電話について調べたことを【報告する文章】の中の 部ウを,漢字を使って書き直す(かんしんをもってもらいたい)

25.8

公衆電話について調べたことを【報告する文章】の「(2)公衆電話にはどのような使い方や特ちょうがあるのか」における書き方の工夫として適切なものを選択する

情報を相手に分かりやすく伝えるための記述の仕方の工夫を捉える 53.8

公衆電話について調べたことを【報告する文章】の    に,「2 調査の内容と結果」の(1)と(2)で分かったことをまとめて書く

目的や意図に応じて,自分の考えの理由を明確にし,まとめて書く 20.5

(参考※)

従来の区分 問題形式

四條畷市【

A】

公衆電話について調べたことを【報告する文章】で〈資料2〉と〈資料3〉をそれぞれどのような目的で用いているか,適切なものを選択する

図表やグラフなどを用いた目的を捉える 62.6

問題番号 問題の概要 出題の趣旨

学習指導要領の領域等 評価の観点

P10

【市の正答率が、特に全国と比べて低かった問題】

1四(1)イ:文中の意味に合う漢字を書く

「学級の友達にかぎらず」〈正解〉限(らず)

★学年別漢字配当表に示されている漢字を文の中で正しく使うことができる。

1四(2):1文を接続詞の「そこで」を使って2文に書き直す

「公衆電話を必要なときに使うことができるようにするためには、どのような場所に設置されているの

かを前もって知っておくことが大切だと思ったので、わたしは、公衆電話の設置場所を確かめてみるこ

とにしました。」〈正解〉「~思いました。そこで、わたしは、~」

★文と文の意味のつながりを考えながら、接続語を使って内容を分けて書くことができる。

Page 11: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

小学校算数

正答数分布グラフ(横軸:正答数,縦軸:割合)

領域等の平均正答率の状況

問題別正答率・無回答率

【特に正答率が低かった問題】

1(3): 5×4=20 4×2÷2=4 20-4=16 の 20―4の式の意味を言葉や数字を使って書く

〈解答〉20 は、長方形の面積を表しています。4は、三角形の面積を表しています。20-4 は、長方形の面

積から三角形の面積を引いていることを表しています。

★示された図形の面積の求め方を解釈し、その求め方の説明を記述できる。

3(2):「ひき算では、ひかれる数とひく数に同じ数をたしても、ひかれる数とひく数から同じ数をひいても、

差は変わりません。」を基に、除法の計算の仕方について書く

〈解答〉わられる数とわる数に同じ数をかけても、わられる数とわる数に同じ数でわっても、商は変わりません。

★示された計算の仕方を解釈し、減法の場合を基に、除法に関して成り立つ性質を記述できる。

0%

5%

10%

15%

0問 1問 2問 3問 4問 5問 6問 7問 8問 9問 10問11問12問13問14問

小学校算数市

45.3

73.7

65.8

61.0

52.0

76.0

68.3

63.4

52.9

76.7

68.3

63.2

量と

測定

図形

数量

関係

数と

計算

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0小学校算数

無解答率(%)市 無解答率(%)府 無解答率(%)国

正答率(%)市 正答率(%)府 正答率(%)国

:特に課題のあった問題

P11

Page 12: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

学習指導要領の領域

数と計算

量と測定

図形

数量関係

算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての技能

数量や図形についての知識・理解

知識」

に関する問題

活用」

に関する問題

選択式

短答式

記述式

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

1(1)4(1)

アイ ○ ○ ○ ○ 93.1 -0.1 0.0 0.1 -0.1

1(2)

4(1)

5(1)

○ ○ ○ ○ 60.3 -5.9 0.6 0.6 0.0

1(3)5(1)

ア ○ ○ ○ 43.9 -9.8 11.2 6.7 4.5

2(1)3(3)

ア ○ ○ ○ ○ 95.2 0.7 0.0 0.2 -0.2

2(2)4(3)

3(3)

ア ○ ○ ○ ○ 78.6 1.4 0.8 1.0 -0.2

2(3)5(4)

3(3)

ア ○ ○ ○ 52.1 -8.7 2.9 2.0 0.9

2(4)4(5)

4(2)

ア ○ ○ ○ ○ 60.1 -5.1 0.6 1.0 -0.4

3(1)3(2)

イウ ○ ○ ○ 81.8 -1.4 1.0 0.9 0.1

3(2)

3(2)

4(3)

○ ○ ○ 31.1 -9.0 12.3 10.8 1.5

3(3)4(3)

イエ ○ ○ ○ 74.9 0.4 1.6 2.1 -0.5

3(4)5(3)

アイ

3(1) ○ ○ ○ ○ 47.0 1.3 2.3 2.2 0.1

4(1) 4(1) ○ ○ ○ 82.7 -3.1 1.2 1.7 -0.5

4(2)3(3)

イ ○ ○ ○ 68.6 -3.0 5.5 4.4 1.1

4(3)5(4)

5(1)

ア ○ ○ ○ 62.6 -4.1 3.3 3.5 -0.2

問題番号 問題の概要 出題の趣旨

評価の観点(参考※)

従来の区分 問題形式

二つの合同な台形を,ずらしたり,回したり,裏返したりして,同じ長さの辺どうしを合わせてつくることができる形を選ぶ

図形の性質や構成要素に着目し,ほかの図形を構成することができる

四條畷市【

A】

無解答率(%)

二つの棒グラフから,一人当たりの水の使用量についてわかることを選び,選んだわけを書く

資料の特徴や傾向を関連付けて,一人当たりの水の使用量の増減を判断し,その理由を記述できる

43.4

洗顔と歯みがきで使う水の量を求めるために,6+0.5×2を計算する

加法と乗法の混合した整数と小数の計算をすることができる 55.0

1980年から2010年までの,10年ごとの市全体の水の使用量について,棒グラフからわかることを選ぶ

棒グラフから,資料の特徴や傾向を読み取ることができる 95.9

2010年の市全体の水の使用量が1980年の市全体の水の使用量の約何倍かを,棒グラフから読み取って書く

2010年の市全体の水の使用量が1980年の市全体の水の使用量の何倍か読み取ることができる

80.0

54.4

減法の式が,示された形の面積をどのように求めているのかを,数や演算の表す内容に着目して書く

示された図形の面積の求め方を解釈し,その求め方の説明を記述できる

34.1

四條畷市【

A】

長方形を直線で切ってできた図形の中から,台形を選ぶ

台形について理解している 93.0

正答率(%)

被除数と除数にかける数や割る数を選び,600÷15を計算しやすい式にして計算する

示された計算の仕方を解釈し,かける数や割る数を選び,計算しやすい式にして計算できる

75.3

1800÷6は,何m分の代金を求めている式といえるのかを選ぶ

示された除法の式の意味を理解している

48.3

350-97について,引く数の97を100にした式にして計算するとき,ふさわしい数値の組み合わせを書く

示された減法に関して成り立つ性質を基にした計算の仕方を解釈し,適用することができる

80.4

減法の計算の仕方についてまとめたことを基に,除法の計算の仕方についてまとめると,どのようになるのかを書く

示された計算の仕方を解釈し,減法の場合を基に,除法に関して成り立つ性質を記述できる

22.1

残り7ポール分進むのにかかる時間の求め方と答えを記述し,24分間以内にレジに着くことができるかどうかを判断する

場面の状況から,単位量当たりの大きさを基に,求め方と答えを記述し,その結果から判断できる

58.5

だいたい何分後に乗り物券を買う順番がくるのかを知るために,調べる必要のある事柄を選ぶ

目的に適した伴って変わる二つの数量を見いだすことができる 79.6

何秒後にゴンドラに乗ることができるのかを求める式を書く

示された場面において,複数の数量から必要な数量を選び,立式することができる

65.6

【市の正答率が、特に全国と比べて低かった問題】

1(3):除法の式が、示された形の面積をどのように求めているのかを、数や演算の表す内容に着目して

書く

5×4=20 4×2÷2=4 20-4=16 の 20―4の式の意味を言葉や数字を使って書

〈解答〉20 は、長方形の面積を表しています。4は、三角形の面積を表しています。20-4 は、長方

形の面積から三角形の面積を引いていることを表しています。

★示された図形の面積の求め方を解釈し、その求め方の説明を記述できる。

3(2):「ひき算では、ひかれる数とひく数に同じ数をたしても、ひかれる数とひく数から同じ数をひい

ても、差は変わりません。」を基に、除法の計算の仕方について書く

〈解答〉わられる数とわる数に同じ数をかけても、わられる数とわる数に同じ数でわっても、商はかわ

りません。

★示された計算の仕方を解釈し、減法の場合を基に、除法に関して成り立つ性質を記述できる。

P12

Page 13: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

中学校国語

正答数分布グラフ(横軸:正答数,縦軸:割合)

領域等の平均正答率の状況

問題別正答率・無回答率

【特に正答率が低かった問題】

1 四: 封筒の表に「全国中学生新聞」に示されている投稿先の名前と住所を、条件に従って書く

条件1 封筒の書き方に注意して縦書きで書くこと。

条件2 投稿先は団体なので、「様」ではなく「御中」で書くこと。 〈解答〉(略)

★封筒の書き方を理解して書くことができる。

2 三:話合いの流れを踏まえ、「どうするか決まっていないこと」について自分の考えを書く

〈解答例〉校内にある「土足禁止」という掲示物の表現をどのように直すのかについてです。私は、文化祭にきてくださる方に対

しては、「ここで靴を脱いでお上がりください。」のように直すとよいと思います。皆さんはどう思いますか。

★話合いの話題や方向を捉えて自分の考えをもつことができる。

0%

5%

10%

15%

20%

25%

0問 1問 2問 3問 4問 5問 6問 7問 8問 9問 10問

中学校国語市

78.2

64.6

62.8

65.7

80.2

69.2

65.8

66.9

82.6

72.2

67.7

70.2

書く

読む

言語文化・国語

の特質

話す・聞く

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

1一 1二 1三 1四 2一 2二 2三 3一 3二 4

中学校国語

無解答率(%)市 無解答率(%)府 無解答率(%)国

正答率(%)市 正答率(%)府 正答率(%)国

:特に課題のあった問題

P13

Page 14: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

話すこと・聞くこと

書くこと

読むこと

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

国語への関心・意欲・態度

話す・聞く能力

書く能力

読む能力

言語についての知識・理解・技能

知識」

に関する問題

活用」

に関する問題

選択式

短答式

記述式

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

1一2

ウ ○ ○ ○ ○ 53.5 63.9 -10.4 0.0 0.1 -0.1

1二1

イ ○ ○ ○ ○ 55.6 61.5 -5.9 0.0 0.1 -0.1

1三1

オ ○ ○ ○ ○ 84.8 91.2 -6.4 2.8 1.7 1.1

1四1

(2)

ア○ ○ ○ ○ 48.7 56.8 -8.1 6.5 5.6 0.9

2一1

オ ○ ○ ○ ○ 77.6 80.4 -2.8 0.0 0.2 -0.2

2二1

ウ ○ ○ ○ ○ 65.3 69.7 -4.4 0.2 0.3 -0.1

2三1

オ ○ ○ ○ ○ 54.3 60.4 -6.1 10.1 8.9 1.2

3一2

エ ○ ○ ○ ○ 86.3 87.4 -1.1 0.0 0.4 -0.4

3二1

ウ ○ ○ ○ ○ 70.1 77.8 -7.7 9.5 7.9 1.6

(1)

(ウ)

○ ○ ○ ○ 76.8 78.7 -1.9 0.0 1.2 -1.2

広報誌の一部にある情報を用いて,意見文の下書きに「魅力」の具体例を書き加える

伝えたい事柄について,根拠を明確にして書く

語の一部を省いた表現についての説明として適切なものを選択する

語の一部を省いた表現について,話や文章の中での適切な活用の仕方を理解する

話合いでの発言について説明したものとして適切なものを選択する

相手に分かりやすく伝わる表現について理解する

話合いの流れを踏まえ,「どうするか決まっていないこと」について自分の考えを書く

話合いの話題や方向を捉えて自分の考えをもつ

意見文の下書きに書き加える言葉として適切なものを選択する

書いた文章を読み返し,論の展開にふさわしい語句や文の使い方を検討する

「みんなの短歌」に掲載されている短歌の中から一首を選び,感じたことや考えたことを書く

文章に表れているものの見方や考え方について,自分の考えをもつ

「声の広場」への投稿を封筒で郵送するために,投稿先の名前と住所を書く

封筒の書き方を理解して書く

話合いでの発言の役割について説明したものとして適切なものを選択する

話合いの話題や方向を捉える

「日本の文化の中には,海外でも広く知られているものがあります。……第一回は,弁当です。」について説明したものとして適切なものを選択する

文章の構成や展開,表現の仕方について,根拠を明確にして自分の考えをもつ

四條畷市【

A】

「海外に広がる弁当の魅力」で述べられている,弁当の魅力として適切なものを選択する

文章の展開に即して情報を整理し,内容を捉える

四條畷市【

A】

正答率(%) 無解答率(%)

問題番号 問題の概要 出題の趣旨

学習指導要領の領域等 評価の観点(参考※)

従来の区分 問題形式

P14

【市の正答率が、特に全国と比べて低かった問題】

1 一:「日本の文化の中には、海外でも広く知られているものがあります。例えば、『弁当』

(bento)、『漫画』(manga)、『俳句』(haiku)、『盆栽』(bonsai)、『折り紙』(origami)

は、英語やフランス語などの辞書に載っており、海外で受入れられていることが分かり

ます。本シリーズでは、この五つの日本の文化を取り上げ、五回にわたって、その魅力

を紹介していきます。第一回は、弁当です。」について説明したものとして適切なもの

を選択する

〈解答〉2 このシリーズで取り上げる内容を示すことで、読者が今後の掲載の見通しをも

つことができるようにしている。

★文章の構成や展開、表現の仕方について、根拠を明確にして自分の考えをもつことが

できる。

1 四:封筒の表に「全国中学生新聞」に示されている投稿先の名前と住所を、条件に従って

書く

条件1 封筒の書き方に注意して縦書きで書くこと。

条件2 投稿先は団体なので、「様」ではなく「御中」で書くこと。

〈解答〉(略)

★封筒の書き方を理解して書くことができる。

Page 15: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

中学校数学

正答数分布グラフ(横軸:正答数,縦軸:割合)

領域等の平均正答率の状況

問題別正答率・無回答率

【特に正答率が低かった問題】

4: YがXに反比例する関係を表したものです。YをXの式で表しなさい。

X … ―3 ―2 ―1 0 1 2 3 …

Y … 2 3 6 ―6 ―3 -2 …

★反比例の表から、XとYの関係を式で表すことができる。

6(2):冷蔵庫Bと冷蔵庫Cについて、式やグラフを用いて、2つの総費用が等しくなる使用年数を求める方法を説明する

〈解答例〉アを選択して説明

冷蔵庫Bと冷蔵庫Cについて、使用年数と総費用の関係から連立方程式をつくり、それについて解いて使用年数の値を求める。

★事象を数学的に解釈し、問題解決の方法を数学的に説明することができる。

0%

5%

10%

15%

0問 1問 2問 3問 4問 5問 6問 7問 8問 9問 10問11問12問13問14問15問16問

中学校数学市

70.0

34.8

53.0

60.5

71.3

39.6

53.8

62.6

72.4

40.8

56.3

63.8

図形

関数

資料

の活

数と

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

中学校数学

無解答率(%)市 無解答率(%)府 無解答率(%)国

正答率(%)市 正答率(%)府 正答率(%)国

:特に課題のあった問題

P15

〈正解〉Y= -6/X

Page 16: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

数と式

図形

関数

資料の活用

数学への関心・意欲・態度

数学的な見方や考え方

数学的な技能

数量や図形などについての知識・理解

知識」

に関する問題

活用」

に関する問題

選択式

短答式

記述式

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

11(1)

ア ○ ○ ○ ○ 58.5 62.2 -3.7 0.2 0.2 0.0

22(2)

ウ ○ ○ ○ ○ 69.4 70.1 -0.7 6.3 5.1 1.2

31(1)

イ ○ ○ ○ ○ 82.4 83.6 -1.2 1.0 0.7 0.3

41(1)

エ ○ ○ ○ ○ 37.2 48.9 -11.7 11.3 10.4 0.9

52(1)

ア ○ ○ ○ ○ 71.9 72.8 -0.9 4.5 3.3 1.2

6(1)2(1)

イ,エ ○ ○ ○ 37.7 38.8 -1.1 0.4 0.3 0.1

6(2)2(1)

イ,エ ○ ○ ○ 29.6 34.7 -5.1 11.3 11.6 -0.3

7(1)2(2)

ア ○ ○ ○ ○ 72.1 75.8 -3.7 6.7 5.2 1.5

7(2)2(2)

イ ○ ○ ○ ○ 75.7 77.2 -1.5 0.0 0.5 -0.5

7(3)2(2)

ウ ○ ○ ○ 49.6 53.3 -3.7 20.0 17.6 2.4

8(1)1(1)

ア ○ ○ ○ ○ 53.0 57.9 -4.9 12.8 10.6 2.2

8(2)1(1)

イ ○ ○ ○ 40.9 40.8 0.1 22.1 21.3 0.8

8(3)1(1)

ア,イ ○ ○ ○ 46.0 53.6 -7.6 0.6 1.0 -0.4

9(1)2(1)

イ,ウ ○ ○ ○ 51.2 57.4 -6.2 11.3 9.5 1.8

9(2)2(1)

イ,ウ ○ ○ ○ 57.3 59.7 -2.4 20.6 17.8 2.8

9(3)2(1)

イ,ウ ○ ○ ○ 66.2 69.6 -3.4 0.4 1.9 -1.5

連続する5つの奇数の和が中央の奇数の5倍になることの説明を完成する

事柄が成り立つ理由を説明することができる

連続する4つの奇数の和が4(2n+4)で表

されたとき,2n+4はどんな数であるかを

選ぶ

総合的・発展的に考察し,得られた数学的な結果を事象に即して解釈することができる

四條畷市【

A】

説明をよみ,6n+9を3(2n+3)に変形

する理由を完成する

与えられた説明を振り返って考え,式変形の目的を捉えることができる

証明の根拠として用いられている三角形の合同条件を理解している

△ABCを,矢印の方向に△DEFまで平行移動したとき,移動の距離を求める

平行移動の意味を理解している

反比例の表から式を求める反比例の表から,x と y の関係

を式で表すことができる

2枚の10円硬貨を同時に投げるとき,2枚とも表の出る確率を求める

簡単な場合について,確率を求めることができる

冷蔵庫Aの使用年数と総費用の関係を表すグラフについて,点Pの y 座標と点Qの y

座標の差が表すものを選ぶ

グラフ上の点Pの y 座標と点Q

の y 座標の差を,事象に即して

解釈することができる

冷蔵庫Bと冷蔵庫Cについて,式やグラフを用いて,2つの総費用が等しくなる使用年数を求める方法を説明する

事象を数学的に解釈し,問題解決の方法を数学的に説明することができる

証明で用いられている三角形の合同条件を書く

「1日に26分ぐらい読書をしている生徒が多い」という考えが適切ではない理由を,ヒストグラムの特徴を基に説明する

資料の傾向を的確に捉え,判断の理由を数学的な表現を用いて説明することができる

図書だよりの下書きに書かれているわかったことの根拠となる値として適切なものを選ぶ

問題解決をするためにどのような代表値を用いるべきかを判断することができる

ある予想に対して与えられた図が反例となっていることの説明として正しいものを選ぶ

反例の意味を理解している

四角形ABCDがどのような四角形であれば,AF=CEになるかを説明する

結論が成り立つための前提を考え,新たな事柄を見いだし,説明することができる

読んだ本の冊数と人数の関係をまとめた表から,読んだ本の冊数の最頻値を求める

資料を整理した表から最頻値を読み取ることができる

a と b が正の整数のとき,四則計算の結果が

正の整数になるとは限らないものを選ぶ

数の集合と四則計算の可能性について理解している

連立二元一次方程式       を解く

簡単な連立二元一次方程式を解くことができる

四條畷市【

A】

正答率(%) 無解答率(%)(参考※)

従来の区分 問題形式

問題番号 問題の概要 出題の趣旨

学習指導要領の領域 評価の観点

y =-2x +1

y = x -5

P16

【市の正答率が、特に全国と比べて低かった問題】

4: XがYに反比例する関係を表したものです。YをXの式で表しなさい。

X … ―3 ―2 ―1 0 1 2 3 …

Y … 2 3 6 ―6 ―3 ―2 …

★反比例の表から、XとYの関係を式に表すことができる。

8(3):図書館だよりの下書きに書かれているわかったこと(下の の内容)の根拠となる値として適切

なものを選ぶ

〇平日は、270 人の半数以上の生徒の読書時間が 20 分以上です。

〇休日は、270 人の半数以上の生徒の読書時間が0分です。

このことは、平日 1 日あたりの読書時間と休日 1 日あたりの読書時間の、何に着目するとわかりますか。

(ア)~(オ)から選びなさい。

(ア)平均値 (イ)中央値 (ウ)最頻値 (エ)最大値 (オ)最小値

〈解答〉 (イ)中央値

★問題解決をするためにどのような代表値を用いるべきかを判断することができる。

〈正解〉Y= ―6/X

Page 17: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

中学校英語

正答数分布グラフ(横軸:正答数,縦軸:割合)

領域等の平均正答率の状況

問題別正答率・無回答率

【特に正答率が低かった問題】

4: 来日する留学生からの音声メッセージを聞き、そのメッセージの内容を踏まえて、あなたの部活動についてのアドバイスを英語で簡潔に書く

〈解答例〉You can try the judo club. ★聞いて把握した内容について、適切に応じることができる。

8:食糧問題について書かれた資料を読んで、その問題に対する自分の考えを書く

〈解答例〉We should not buy too much food.

★書かれた内容について、自分の考えを示すことができるよう、話の内容や書き手の意見などをとらえることができる。

10:2 つを比較して、どちらがよいか、理由とともに意見を英文で書く 〈解答例〉A の場合 I think A is better. It shows a teacher

and students in a classroom, so it looks like a school. I don’t think B is good because it looks like a library.

★与えられたテーマについて考えを整理し、文と文のつながりに注意してまとまりのある文章を書くことができる。

0%

5%

10%

15%

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

中学校英語市

55.5

45.8

69.0

55.3

47.4

66.8

55.6

45.8

67.9

話す

(参考

値)

読む

書く

聞く国

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

中学校英語

無解答率(%)市 無解答率(%)府 無解答率(%)国

正答率(%)市 正答率(%)府 正答率(%)国

:特に課題のあった問題

P17

Page 18: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

聞くこと

話すこと

読むこと

書くこと

コミュ

ニケー

ショ

ンへの関心・意欲・態度

外国語表現の能力

外国語理解の能力

言語や文化についての知識・理解

知識」

に関する問題

活用」

に関する問題

選択式

短答式

記述式

全国(

公立)【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

全国との差【

A】ー【

B】

1(1)(ア)

(イ) ○ ○ ○ 92.1 91.1 1.0 0.0 0.2 -0.2

1(2)(ア)

(イ) ○ ○ ○ 90.5 88.6 1.9 0.2 0.1 0.1

1(3)(ア)

(イ) ○ ○ ○ 75.9 72.3 3.6 0.0 0.2 -0.2

1(4)(ア)

(イ) ○ ○ ○ 68.6 61.8 6.8 0.0 0.2 -0.2

2 (オ) ○ ○ ○ 69.2 71.8 -2.6 0.0 0.2 -0.2

3 (オ) ○ ○ ○ 82.0 82.0 0.0 0.0 0.2 -0.2

4 (ウ) ○ ○ ○ 4.9 7.6 -2.7 45.8 42.3 3.5

5(1) (イ) ○ ○ ○ 78.3 79.4 -1.1 0.0 0.2 -0.2

5(2) (イ) ○ ○ ○ 72.3 74.4 -2.1 0.2 0.2 0.0

5(3) (イ) ○ ○ ○ 72.3 73.1 -0.8 0.2 0.4 -0.2

6 (ウ) ○ ○ ○ 61.1 62.9 -1.8 0.2 0.4 -0.2

7 (ウ) ○ ○ ○ 33.6 32.8 0.8 0.4 1.0 -0.6

8 (オ) ○ ○ ○ 15.6 10.9 4.7 29.1 27.9 1.2

9(1)①

(ア)

(イ) ○ ○ ○ 79.2 79.9 -0.7 0.4 0.3 0.1

9(1)②

(ア)

(イ) ○ ○ ○ 62.1 58.2 3.9 0.2 0.5 -0.3

9(2)①

(ア)

(イ) ○ ○ ○ 71.7 73.6 -1.9 6.3 4.4 1.9

9(2)②

(ア)

(イ) ○ ○ ○ 32.8 28.9 3.9 14.0 12.6 1.4

9(3)①

(ア)

(イ) ○ ○ ○ 51.0 53.5 -2.5 9.3 6.4 2.9

9(3)②

(ア)

(イ) ○ ○ ○ 33.6 32.9 0.7 11.5 9.3 2.2

9(3)③

(ア)

(イ) ○ ○ ○ 33.6 37.4 -3.8 12.6 10.5 2.1

10 (オ) ○ ○ ○ 2.0 1.8 0.2 6.9 8.3 -1.4学校を表す2つのピクトグラム(案内用図記号)の案を比較して,どちらがよいか理由とともに意見を書く

与えられたテーマについて考えを整理し,文と文のつながりなどに注意してまとまりのある文章を書くことができる

四條畷市【

A】

四條畷市【

A】

全国(

公立)【

B】

正答率(%) 無解答率(%)

与えられた情報に基づいて,ある女性を説明する英文を書く

与えられた情報に基づいて,3人称単数現在時制の肯定文を正確に書くことができる

与えられた情報に基づいて,ある女性を説明する英文を書く

与えられた情報に基づいて,3人称単数現在時制の肯定文を正確に書くことができる

与えられた情報に基づいて,ある女性を説明する英文を書く

与えられた情報に基づいて,一般動詞の3人称単数現在時制の否定文を正確に書くことができる

文中の空所に入れる接続詞として,最も適切なものを選択する

文の中で適切に接続詞を用いることができる

与えられた英語を適切な形に変えたり,不足している語を補ったりなどして,会話が成り立つように英文を書く

一般動詞の2人称単数現在時制の疑問文を正確に書くことができる

与えられた英語を適切な形に変えたり,不足している語を補ったりなどして,会話が成り立つように英文を書く

一般動詞の1人称複数過去時制の肯定文を正確に書くことができる

チンパンジーに関する説明文とその前後にある対話を読んで,書き手が最も伝えたい内容を選択する

まとまりのある文章を読んで,説明文の大切な部分を理解することができる

食糧問題について書かれた資料を読んで,その問題に対する自分の考えを書く

書かれた内容に対して,自分の考えを示すことができるよう,話の内容や書き手の意見などをとらえることができる

文中の空所に入れる接続詞として,最も適切なものを選択する

文の中で適切に接続詞を用いることができる

ある状況を描写する英文を読んで,その内容を最も適切に表している絵を選択する

日常的な話題について,簡単な文で書かれたものの内容を,正確に読み取ることができる

月ごとの平均気温を表したグラフを見て,その内容を正しく表している英文を選択する

日常的な話題について,簡単な文で書かれたものの内容を,正確に読み取ることができる

発表活動のためにまとめられた100円ショップについての文章を読んで,話の流れを示すスライドとして最も適切なものを選択する

まとまりのある文章を読んで,話のあらすじを理解することができる

天気予報を聞いて,ピクニックに行くのに最も適する曜日を選択する

まとまりのある英語を聞いて,必要な情報を理解することができる

来日する留学生の音声メッセージを聞いて,部活動についてのアドバイスを書く

聞いて把握した内容について,適切に応じることができる

ある場所を説明する英文を読んで,空所に入る語句として最も適切なものを選択する

日常的な話題について,簡単な語句や文で書かれたものの内容を,正確に読み取ることができる

家での会話を聞いて,その内容を最も適切に表している絵を選択する

日常的な話題について,情報を正確に聞き取ることができる

イギリスと日本の類似点や相違点についてのスピーチを聞いて,話の展開に合わせて示す絵を並び替える

まとまりのある英語を聞いて,話の概要を理解することができる

問題形式

ある状況を描写する英語を聞いて,その内容を最も適切に表している絵を選択する

語と語の連結による音変化をとらえて,情報を正確に聞き取ることができる

教室英語を聞いて,その指示の内容を最も適切に表している絵を選択する

教室英語を理解して,情報を正確に聞き取ることができる

問題番号 問題の概要 出題の趣旨

学習指導要領の領域 評価の観点(参考)

従来の区分

外国人の先生と女子生徒の会話を聞いて,その内容を最も適切に表している絵を選択する

日常的な話題について,情報を正確に聞き取ることができる

P18

【市の正答率が、特に全国と比べて低かった問題】

9(3)③:与えられた情報に基づいて、ある女性を説明する英文を書く

〈解答例〉She doesn t have any pets.

★与えられた情報に基づいて、一般動詞の 3 人称単数現在時制の否定文を正確に書くことができる。

【市の正答率が、特に全国と比べて高かった問題】

1(4):家での会話を聞いて、その内容を最も適切に表している絵を選択する

〈解答例〉3

★日常的な話題について、情報を正確に聞き取ることができる。

Page 19: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

「自分には、よいところがあると思う」子どもの割合が過半数を超えていますが、小中学校ともに全国と比べると少ないです。

「当てはまる」と回答した子どもの割合は中学校より小学校の方か多いですが、「当てはまる」、「どちらかといえば、当ては

まる」の合計の割合では中学校の方が多いです。

「先生は、あなたのよいところを認めてくれていると思いますか」に対して、「当てはまる」、「どちらかといえば当てはま

る」の合計の割合は小中学校ともに過半数を超えていますが、小学校は昨年度より減少傾向、中学校は変化がありません。

引き続き、授業やさまざまな教育活動を通して子ども一人ひとりを大切にする教育を行い、自己肯定感を高めていきます。

「先生は、あなたのよいところを認めてくれていると思いますか」

児童生徒質問紙調査(自己肯定感に関する調査)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H26市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H26市

小学校

中学校

4 児童生徒質問紙調査結果より

「自分には、よいところがあると思いますか」

小学校

中学校

P19

Page 20: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

「将来の夢や目標を持っている」子どもの割合は中学校より小学校の方が多いです。昨年度に比べ、小学

校は「当てはまる」の割合が増加しましたが、中学校は減少しました。学校でのキャリア教育、進路指導を

充実させることにより、未来に希望をもち、将来設計の機会を増やせる取組みの必要性があります。

「人の役に立ちたいと思いますか」の質問には多くの児童生徒が「当てはまる」、「どちらかといえば、

当てはまる」と答えています。こちらも先のキャリア教育と併せて、将来の自分を考えさせる機会を設定し

ていきます。

「将来の夢や目標を持っていますか」

「人の役に立ちたいと思いますか」

児童生徒質問紙調査(将来への意識に関する調査)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

小学校

中学校

小学校

中学校

P20

Page 21: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

小中学校とも多くの子どもが「学校のきまりを守っている」と答えていますが、全国と比べるとその割

合は少ないです。小学校と中学校を比べると、中学校の方が「当てはまる」の割合が多く、規範意識が高

いことがわかります。チャイムを守るなど、学校のきまりを守ることは落ち着いて学校生活を送るために

必要です。学習環境を整え、学習効果が上がるよう、引き続き指導していきます。

「いじめは、どんな理由があってもいけないことだ」と答えた子どもの割合も小中学校とも多く、友だ

ちとの人間関係を大切にし、仲間を意識する子どもの姿が浮かんできます。

「学校のきまりを守っていますか」

「いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか」

児童生徒質問紙調査(規範意識に関する調査)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

小学校

中学校

小学校

中学校

P21

Page 22: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

ほとんどの子どもは「朝食を毎日食べている」と答えています。小学校では昨年度より「食べている」の

割合が増加しました。一方、全く食べていない子どももいます。その割合は小学校より中学校の方が多いで

す。朝食を摂ることは健康維持のみならず、学力向上にも繋がると言われています。

「毎日、同じくらいの時刻に寝ていますか」の問いに対して、「全くしていない」の割合が小中学校とも

に減少し、全国値に近づいています。「早寝、早起き、朝ごはん」や携帯、スマートフォンやゲームの「1

0(小学生は9)まで運動」の啓発を今後も続けていきます。

「朝食を毎日食べていますか」

「毎日、同じくらいの時刻に寝ていますか」

児童生徒質問紙調査(生活習慣に関する調査)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.している 2.どちらかといえば,している 3.あまりしていない 4.全くしていない その他 無回答

小学校

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

中学校

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.している 2.どちらかといえば,している 3.あまりしていない 4.全くしていない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

中学校

小学校

P22

Page 23: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

「平日の家での学習時間」で最も多かったのが、小中学校とも「1時間以上、2時間未満」、次いで小学校

は「30 分以上、1 時間未満」、中学校は「2 時間以上、3 時間未満」でした。小中学校とも「全くしない」

子どもがいます。全体的に家庭学習時間は全国と比べて短い傾向があります。

「家で、計画を立てて勉強している」子どもの割合は小学校が増加傾向にあります。市内小中学校において、

家庭学習の習慣化、自学自習力の向上をめざし、自主学習ノートや学習プリント等を使った取組みを進めてい

るところです。学校と家庭が連携した取組みに発展していくよう一層の充実を図っていきます。

「学校の授業以外に、普段(月~金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか」

「家で、計画を立てて勉強をしていますか」

児童生徒質問紙調査(家庭学習に関する調査)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国H31市H30市H29市H28市H27市H26市H25市H21市

1.3時間以上 2.2時間以上,3時間より少ない 3.1時間以上,2時間より少ない4.30分以上,1時間より少ない 5.30分より少ない 6.全くしないその他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.している 2.どちらかといえば,している 3.あまりしていない 4.全くしていない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

小学校

中学校

小学校

中学校

P23

Page 24: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

「平日の読書時間」は小中学校とも「全くしない」が最も多いです。その他の読書時間も全国と比べると全体的に短い傾向があります。

「新聞を読む回数」は小中学校ともに「全く読まない」が最も多く、7割を超えています。しかし、「毎日」と答えた児童生徒の

割合は、小中学校ともにわずかに増加しました。

市教育委員会は、各校に図書支援員を順次配置し、学校図書館の有効活用を進めるとともに、小中学生のビブリオ大会を実施し、

本に関心を持つ機会を作っています。また、学校にも新聞を整備しており、今後もこれらを活用した取組みを推進します。今後も読

書環境の充実を図り、図書を活用した授業、朝読書など読書活動を推進していきます。

「学校の授業時間以外に、普段(月~金曜日)、1 日当たりどのくらいの時間、読書をしますか」

「新聞を読んでいますか」

児童生徒質問紙調査(読書に関する調査)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国H31市H30市H29市H28市H27市H26市H25市H21市

1.2時間以上 2.1時間以上,2時間より少ない 3.30分以上,1時間より少ない4.10分以上,30分より少ない 5.10分より少ない 6.全くしないその他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

中学校

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

1.ほぼ毎日読んでいる 2.週に1~3回程度読んでいる 3.月に1~3回程度読んでいる

4.ほとんど,または,全く読まない その他 無回答

小学校

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

中学校

P24

小学校

Page 25: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

児童生徒質問紙調査(授業に関する調査)

小学校

小中学校とも社会に関心を持つ子どもの割合は増加傾向にあります。「地域の行事に参加している」子どもは小学校

の方が多く、約 6 割の児童が「参加」、「どちらかといえば、参加」と答えています。

「地域や社会をよくするために…」に対して、「考えたことがある」子どもが中学校は全国とほぼ同じ割合です。

学校は、地域や社会でできごとを題材にして、授業や学校の活動の中に積極的に取り入れ、そのなかで考えたり、話

し合ったりすることを通じて、社会と自分の関わり方について考えを持つ子どもの育成に努めています。また、家庭に

おいても地域と関わる機会を持ち、社会の一員という意識を持つことが大切と考えます。

「今、住んでいる地域の行事に参加していますか」

「地域や社会をよくするために何をすべきか考えることがありますか」

児童生徒質問紙調査(社会との関わりに関する調査)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

H21市

中学校

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H27市

H26市

H25市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H27市

H26市

H25市

中学校

P26

小学校

P25

Page 26: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

小学校

中学校

小学校

中学校

ICT 活用については、今年度新たに加わった質問項目です。

「コンピュータを活用した授業」の回数は、小学校は全国より少なく、中学校は全国を上回っています。小

学校は約 3 割、中学校は約4割の子どもが「週に1回以上」のコンピュータ活用の授業を受けています。その

うえで、小中学校とも約 8 割の子どもが「もっと授業で ICT を活用したい」と思っています。

市教育委員会は学校の ICT 環境がよりよいものになるよう整備を進めています。また、来年度から小学校で

はプログラミング教育が本格的に実施され、授業における ICT 活用の場面がさらに増えると考えています。

「5 年生までに(1.2 年のときに)受けた授業で、コンピュータなどの ICT をどの程度活用しましたか」

「授業でもっとコンピュータなどの ICT を活用したいと思いますか」

児童生徒質問紙調査(ICT 活用に関する調査)

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H31全国

H31市

1.ほぼ毎日 2.週1回以上 3.月1回以上 4.月1回未満 その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

中学校

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらないその他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

小学校

小学校

中学校

P26

Page 27: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

学校では

「課題解決に向けて、…」は学習指導要領に掲げる「主体的、対話的で深い学び」を実現するための授業の有様を

問うた質問項目です。「当てはまる」と答えた児童生徒の割合は、小学校より中学校の方が多く、小中学校とも昨年

度よりわずかに増加しました。中学校は全国との差があまり見られません。

「自分の考えがうまく伝わるよう…」で「当てはまる」、「どちらかといえば、当てはまる」と答えた児童生徒の

割合は、小中学校とも 50%前後です。現在、資料を活用し、分析したり、まとめたりすること、話し合いや発表の

機会を増やすような授業を行うことが求められており、今後も一層の推進に取り組みます。

「5 年生までに(1.2 年生のときに)受けた授業では、課題の解決に向けて、自ら考え、自分から取り組んでいたと思いますか」

「5 年生までに(1.2 年生のとき)受けた授業で、自分の考えを発表する機会では、自分の考えがうまく伝わるよう、資料や文章、話の組立てなどを工夫して発表していたと思いますか」

児童生徒質問紙調査(主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善に関する調査)

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H31全国

H31市

H30市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない

4.当てはまらない その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

小学校

中学校

小学校

中学校

P27

Page 28: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

小学校

中学校

「学級の友達との(生徒の間で)話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができている思いますか」

児童生徒質問紙調査(主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善に関する調査)

P28

主体的・対話的で深い学びの視点から「話し合い」や「自分の考えを深め、広げる」ことが大切です。

「話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができていると思う」子どもの割

合は、H26 年度から比べると増加傾向にあります。特に、中学校では H30 年度に大幅に増え、今年度

は昨年度の市の割合よりは減少したものの、「当てはまる」、「どちらかといえば、当てはまる」の割

合が全国を上回っています。小学校においては、ここ数年徐々に授業改善が進み、中学校においては、

H30 年度あたりから急激に授業改善が進んだ結果の表れと考えます。

市教育委員会は引き続き、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業づくりが行われるよう

指導助言を行います。

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

小学校

中学校

Page 29: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

「英語の勉強は好きですか」

小学校

中学校

小学校

算数(数学)と英語で「好き」、「どちらかといえば、好き」な子どもの割合が高く、全国と比べても、本市の子どもの方がこの2教科が好

きな子どもが多いです。算数(数学)では、今年度の「当てはまらない」の割合が最も少なくなりました。一般的に勉強が「好き」な子どもほ

ど正答率が高いデータが示されていることから、「勉強が好き」な子どもの割合を増やす授業の工夫が求められています。

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H31全国

H31市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

「国語の勉強は好きですか」

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

「算数(数学)の勉強は好きですか」

児童生徒質問紙調査(学習への興味・関心に関する調査)

小学校

中学校 中学校

小学校

P29

Page 30: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

「英語の勉強は大切だと思いますか」

「教科学習が大切だと思う」子どもの割合は多いです。「当てはまる」、「どちらかといえば、当ては

まる」を合わせると、小学校の算数で最もその割合が多いです。次いで国語(小)、国語(中)と続きま

す。全国と比べると、「大切だ」の割合が国語、算数(数学)では下回っていますが、英語はわずかに上

回っており、約 6 割の生徒が「大切だ」と感じています。本市教育委員会が DREAM 教材を使った小学

校での英語指導や各校への ALT 配置に力を入れるなど、英語教育に取り組んできた効果が表れています。

「国語の勉強は大切だと思いますか」

「算数(数学)の勉強は大切だと思いますか」

児童生徒質問紙調査(学習への興味・関心に関する調査)

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H31全国

H31市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

小学校

中学校

小学校

中学校

P30

中学校

Page 31: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

「授業の内容が分かる」に対して、「当てはまる」、「どちらかといえば、当てはまる」と答えた児童生徒の割合

が国語(小)以外は全国と同程度、または全国を上回っています。算数(数学)と国語(中)においては昨年度より

も「分かる」と答えた子どもの割合が増加しました。また、国語(小)も「まったく分からない」と答えた子どもの

割合が減少しました。

学校においては今後も授業改善、きめ細かな指導など分かる授業を行っていきます。

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H31全国

H31市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

「国語の授業の内容はよく分かりますか」

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H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

1.当てはまる 2.どちらかといえば,当てはまる 3.どちらかといえば,当てはまらない 4.当てはまらない その他 無回答

H31全国

H31市

H30市

H29市

H28市

H27市

H26市

H25市

「算数(数学)の授業の内容はよく分かりますか」

児童生徒質問紙調査(授業理解に関する調査)

「英語の授業の内容はよく分かりますか」

小学校

中学校

小学校

中学校

中学校

P31

Page 32: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

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H31全国

H31市

1.時間が余った 2.ちょうどよかった 3.やや足りなかった 4.全く足りなかった その他 無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H31全国

H31市

1.時間が余った 2.ちょうどよかった 3.やや足りなかった 4.全く足りなかった その他 無回答

「調査問題の解答時間」では 3 教科とも「時間が余った」子どもの割合が全国より多く、高位層の子どもに

とっては時間的余裕のある問題量だったようです。一方、「足りない」、「全く足りない」と答えた子どもが 1

~3割います。無答率の割合も全国平均より高いことから、高位層と低位層の間に開きが生じていることがわか

ります。

授業全体の質の向上とともに、低位層の底上げを視点にしたてだてが必要です。学校におけるテスト前対策や

フォローアップ学習、また、生活時間の自己管理、家庭学習の定着を促す取組みなどを引き続き行っていきます。

「(国語の)調査問題の解答時間は十分でしたか」

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H31全国

H31市

1.時間が余った 2.ちょうどよかった 3.やや足りなかった 4.全く足りなかった その他 無回答

H31全国

H31市

「(算数・数学の)調査問題の解答時間は十分でしたか」

児童生徒質問紙調査(解答時間に関する調査)

「(英語の)調査問題の解答時間は十分でしたか」

小学校

中学校

小学校

中学校

中学校

P32

Page 33: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要

おわりに

小学校は令和 2 年度、中学校は令和 3 年度から新学習指導要領が施行されます。その主たる内容で

は、生きて働く「知識・技能」、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」、学びを人

生や社会において生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」を育成していくことを求めています。

四條畷市教育委員会は第3期児童・生徒学力向上3ヶ年計画をもとに、今後も子どもの健やかな成長を

めざし、学校・家庭・地域が一体となった取組みを推進していきたいと考えます。

◆四條畷市教育委員会の学力向上の重点的な取組み

1、子どもが学びの主体になるような授業づくり

主体的・対話的な学習活動を通じて深い学びにつなげる授業づくり

めあて・目標の提示、友だちとの対話、資料活用、振り返る活動

2、家庭学習の充実・生活習慣の改善

家庭学習の習慣化・自学自習力の向上 生活習慣の改善

3、小中連携・一貫教育の取組み

中学校校区における“めざす子ども像”の明確化と共有

4、フォローアップの取組み

学習指導員・学生ボランティアを活用したきめ細かな学習支援

放課後、夏休み、定期テスト前の学習会、土曜日フォローアップ教室

子どもが学びの主体となる授業づくり

家庭学習 生活習慣改善

英語教育の推進 フォローアップ教室の取組み 小中連携・一貫教育の取組み

P34

Page 34: 調査結果の概要...学校における指導方法に関する取組みや学校における人的・物的な教育条件の整備の 状況等に関する調査 P3 2 学力・学習状況調査結果の概要