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くらりか活動の現状 - JST Science Channel および ケーブル・テレビ等による取材 - 平成22104() ()蔵前工業会・蔵前技術士会・第134回例会 「蔵前理科教室ふしぎ不思議」(くらりか) 高橋諄吉, 37年化工, 39年・修士・化工 1

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くらりか活動の現状- JST Science Channel および

ケーブル・テレビ等による取材 -

平成22年10月4日 (月)

(社)蔵前工業会・蔵前技術士会・第134回例会

「蔵前理科教室ふしぎ不思議」(くらりか)

高橋諄吉, 37年化工, 39年・修士・化工

1

内容

1. くらりか活動の現状 – 教室数 (番外を含む):

2008年度: 163 教室

2009年度: 230 教室

2010年度見込み: 244 教室

2. 新しい動き:

くらりか「関西」の立ち上げ.

千葉県支部総会で“くらりか”活動を紹介.

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外部機関等による紹介 (1/2)1. 2007-10-13 平塚市立勝原小学校

回転浮沈子およびポンポン蒸気船教室KAST((財)神奈川科学技術アカデミー)のHPに掲載された.※ 神奈川県研究者・技術者等学校派遣事業

2. 2008-08-26 杉並区立荻窪北児童館ポンポン蒸気船教室杉並ニュースによるビデオ収録.

3. 2008-11-05 杉並区立本天沼児童館ポンポン蒸気船教室JST ((独)科学技術振興機構)によるビデオ収録.教材調達・準備会風景を含む.JSTのScience Channelで2009-07-19以降繰り返し放送.- 定年バンザイ! - 生きがいは理科教室 -

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外部機関等による紹介 (2/2)4. 2010-07-31 青少年のための科学の祭典@科学技術館

レーフェンフックの顕微鏡教室 (電経連展示に協力)JSTのScience Window誌 (先生のための科学教育誌)の取材を受け, 同誌秋号に掲載された (内容別頁).

5. 2010-08-24 ものつくりセンターすずかけ台分館レーフェンフックの顕微鏡教室東工大130年事業事務室による取材.東工大130周年記念サイト・ブログに掲載 (内容別頁).

6. 2010-09-02 川崎市立稗原小学校ポンポン蒸気船教室イッツコムによるビデオ収録. 2010-09-03 放映 (東急沿線)

7. 2010-09-07 ジェイコム東小金井スタジオ浮沈子, ヘロンの噴水, ポンポン蒸気船教室の紹介(東武東上線沿線)

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テーマ 作って実感する理科のふしぎ不思議

講師 蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)のみなさん

学校名 平塚市立勝原小学校

対象学年 全学年希望者対象

ペットボトルの「浮沈子」ができた 物の浮き沈みを模型を使って説明

ポンポン船の完成 作ったポンポン船を水そうで走らせよ

ペットボトルの中の金魚が浮いたり沈んだり。牛乳パックの船がポンポン走る。

工作を通して理科を体感!

子ども会を中心にした実験教室を開催しました。低学年は、ペットボトルを使った「浮沈子」を

製作して体感しながら、物が浮いたり沈んだりする原理を他の実験も交えて学びました。高学

年は、牛乳パックを使った「ポンポン船」を製作し、水槽で走らせて体感した後に、わかりやす

い解説で船が進む原理を学びました。7名の「くらりか」のみなさんが各テーブルを回りながら

わかりやすく指導し、教頭先生や子ども会役員、ボランティア高校生にも協力いただいて、楽

しい授業になりました。

参加した児童の感想も、「たのしかった」という感想が多く寄せられ、今回の工作を通して「もの

の浮き沈みの原理を学んだ」という児童もありました。

Copyright (C) 2008 Kanagawa Academy of Science and Tecnology. All Rights Reserved.

1/1 ページ[りかすとんのサイエンスであそぼう!:なるほど!体験出前教室 実施の様子]

2008/02/02http://www.newkast.or.jp/rikaston/science_event/demae/0801281513/index.html

切らなければならない。

 

このブースを企画した兵庫県の高校

教員の神か

んざき﨑

浩ひろゆき幸

さんによると、立体を

一筆書きできるかどうかは、数学者の

オイラーが18世紀に、その理論を打ち

立てたが、非常に難しく、大学数学レ

ベル。それを小学生でも理解できるよ

うに、短く切ったストローにモールを

通して、折り曲げていくことで立体を

作るという工夫を加えたという。神﨑

さんは「簡単にできるが、奥が深いの

がこのブースでやっていることです。空

間把握力や認識力を、体験を通して

鍛えるのが目的です。子どもたちは一

生懸命にモールで一筆書きをしようと

試み、立体を作れたときには、とても

達成感があるようです」と話す。

 

1992年に始まって以来、今年で

19回目を数える「科学の祭典」。この

取り組みをスタートさせ、現在、全国

大会実行委員長を務める片江安巳さ

ん(元都立高校教諭)は、この祭典の

意義をこう説明する。

 「子どもたちに、実体験を通して『不

思議だ』『なぜだろう』と思う心を育

くむ場にしたいと考えています。とい

うのも、今の学校教育では学力向上

という目標があり、また安全性の確

保という条件などから、実験など体

験の場が少なくなっているからです。

たちと一緒に、どうしてだろうと考え

るようにしています」と、子どもたち

の目線を大切にする。

 

こうした手作りできるブースはほ

かにもあり、乾電池やモーター、ソー

ラオルゴール……。また自分の手を

動かして「数学を体験」できるブー

スもあった。「できるかな?この立体!

PART7」だ。

 

ここでは、さまざまな立体を一筆

書きできるかどうかを、自在に折り

曲げられる針金のモールを使って試

すことができる。というのも、モール

を折ることは、一筆書きをすることに

等しいからで、一筆書きできない立体

を作ろうとすると、モールを途中で

鏡を作ったレーベン・フックと同じ原

理だが、このグループならではの工夫

がある。「レンズの代わりに、ふたの

部分に穴を開けて取り付けるガラス

玉が落ちてしまうことがよくありま

した。これを防ぐため、ふたの裏にあ

らかじめアルミのテープを貼っておく

ようにしたのです。直径1・9㎜の穴

をドリルで開け、そこに直径2・0㎜

のガラス玉を押し込むと、玉は落ちま

せん」と田草川さん。

 

定年後、それまでの技術を生かし

た活動をしている田草川さんたちは、

創意工夫を自分たちも楽しんでいる

様子。実験指導のコツとして、「うま

くいかなかったときに、すぐ『それは

違うよ』などと言わないようにする。

何か新しいことが起きたかもしれない

ですから。失敗したときは、子ども

自分が教師であった時は実験を数多

く取り入れていましたが、それを今

の学校に求めることは難しいので、こ

の祭典で子どもたちに多くの体験を

してもらいたいと思っています」

 

この祭典にはリピーターも多い。始

まった時期に来ていた子どもたちは、

大学生や社会人になっても昔の感動

を求めてやって来る。「韓国や中国か

らもツアーを組んで来ており、今後大

人を含めた青少年のすべてに、より見

応えのある出展を企画したいです」と

片江委員長。会場には韓国の高校生

の姿も目立った。

 

祭典の運営にも新たな試みがあり、

昨年から前日は出展者への安全に関

する講習会や出展視察会、研究交流

会を行うようになった。「祭典では多

くの人が絶えず訪れるなど、通常と

は異なる場で実験を行わなければな

りません。そこでの安全管理や人の

誘導方法、互いの実験方法やアイデ

アを学ぶ場などを提供し、全国から

来られる出展者にそれらのノウハウを

持ち帰って各地方大会に役立ててい

ただくことを目指しました。このよ

うな祭典でのノウハウを出展者と共

有することも、この祭典の目的の一つ

です」(片江委員長)。

 

東京、名古屋、大阪の3カ所で始

まった「科学の祭典」は、今では全国

で年間100大会以上開催されるよう

になった。今後も全国大会が科学の奥

深さを伝える中心の場であってほしい。

数学も体験で楽しむ

全国に広がる祭典

海外からも熱い視線

6 一筆書きで立体ができるかに挑戦する。 7 片江安巳実行委員長。 8 手作り乾電池教室。 9 各ブースが親子連れでにぎわう。

6

7

8

9

23  Science Window 2010 秋号 取材・文/上崎貴実代 写真/亀井宏昭

 「わあ!

すごい。なんか形ができて

いるぞ」。そう言って、机に手を置き、

頭を下げて、管の中をのぞき込む小

学生。「うねっているなあ」。発泡ポリ

エチレンのビーズ(小玉)がはねて波

ができた管の中の様子を見る子ども

たちは、真剣なまなざしだ。

 「人の声、つまり音で空気が振動し、

波の形ができているんですよ」と実

験を演示している月げ

っそう僧

秀ひでや弥

さんは説

明する。福井県坂井市の中学校教員

の月僧さんは、全国各地のサイエンス

ショーで活躍していることで知られる。

この実験ブースに表示されている名前

は、「クントの叫び」。19世紀のドイツ

の科学者クントが行った実験をもとに

したもので、画家ムンクの『叫び』を

もじったものだ。

 「クントは管に木くずを入れて、金

属をこすって音を出しました。すると、

木くずが波の形を作ることから音の波

長が分かり、さらに音速を求めること

に成功しました。私はこれを手軽で安

価にできないかと考え、音を出すのは

自分、つまり声を出して波が作れるよ

うにしたいと思ったのです」。月僧さん

は、それを実現するため、木くずを発

泡ポリエチレンビーズに、管をタピオ

カ用の直径15㎜ある太いストローに変

えた実験器具を生み出した。子ども

たちは、実験演示を見た後、この実験

器具を手作りして、それを持ち帰る。

 

音が波であることは、高校生になっ

てから学ぶこと。しかし、この実験

を見れば、小学生の子どもたちでも

それが理解できる。東京都板橋区の

小学5年の男の子は、「声で玉が動

くのが不思議。声の高さが変わると、

波の大きさが変わるのが分かった」

と感動していた。

  「顕微鏡というのは、虚像が見えて

いるんですよ」。実験の仕組みととも

に原理も紙芝居風に説明していたのは

「ペットボトル顕微鏡」のブース。電機・

電子・情報通信産業経営者連盟が主

催するこの場所では、東京工業大学の

同窓会のグループ「蔵前理科教室ふし

ぎ不思議(略称「くらりか」)」が応

援し、子どもたちやその母親の指導に

当たる。同グループのメンバーは、ボ

ランティア活動として児童館や小学校

など、毎年150もの場所に出向いて

理科の実験教室を行っている。

 

その一人の田た

くさがわ

草川武さんは「実験装

置を作って、ただおもしろかったとい

うだけで終わってほしくないですね。

その原理や法則まで伝えるようにし

ています。この実験では、凸レンズや

凹レンズを用いて、光の性質を分かり

やすく説明しています」と話す。

 

ペットボトル顕微鏡は、初めて顕微

高校の物理「音の波」を

楽しむ小学生

手作りの実験道具で

創意工夫

見て触れて、実験体験から、おもしろさを伝える

19年目の「青少年のための科学の祭典」

1「クントの叫び」実験。管内にビーズの波ができるのに目を見張る小学生。 2 音の高さや大きさによって波の幅や高さが違ってくる。 3 子ども連れの母親が熱心に加わるのもこの祭典の日常風景。 4 フタの裏側にアルミテープを張って、開けた穴にガラス玉をはめる。 5 出来上がった「ペットボトル顕微鏡」で標本を見る子ども。

1

2

34

5

東京都千代田区北の丸公園の科学技術館で、さまざまな実験に参加できる「青少年のための科学の祭典」全国大会が 7月31日から2日間、一般に向けて開かれた。主催は全国大会実行委員会と(財)日本科学技術振興財団。会場は熱心に実験を演示する学校の先生や企業・団体のボランティアらと、それを楽しむ子どもたちと親たちの熱気に包まれた。59を数える実験ブースでは手づくりでできるものが目立った。

22

2010年9月1日水曜日

知る人ぞ知る! くらりかの実験教室

「くらりか(蔵前理科教室ふしぎ不

思議)」をご存じですか? 東工大

の卒業生有志がボランティアでや

っている子供向け理科教室なので

すが、素晴らしい取組をしていま

すのでご紹介します。

小学生の夏休みも終盤の8月23

日-24日(月-火)、1時間半ずつの理科教室がすずかけ台キャン

パスのものつくり教育研究支援セ

ンターで開催されました。

この教室がなかなか凄いんです。2日間で4つの教室があるのですが、そのプログラムが全部

違う! 参考までに内容を紹介すると、

第1回 金魚(浮沈子)

水入りのペットボトルに弁当の醤油入れで作った金魚を入れてアルキメデスの原理な

どが学べる。

第2回 レモン電池

レモンに銅と亜鉛メッキの釘を刺して電池を作り、LEDライトを点灯させる。

第3回 ガリレオの温度計

ペットボトルに細いパイプをつなぐと温度計ができる。

第4回 ペットボトル顕微鏡(レーウェンフックの顕微鏡)

ペットボトルのフタに2mmのガラス玉を埋め込んで200倍の顕微鏡を作り、野菜の細胞を観察。

というところです。どれも人気だったらしいです。今回は、第4回のペットボトル顕微鏡を取材して

きました。

ペットボトル顕微鏡は、世界で初

めて顕微鏡を作っていろいろなも

のを観察したと言われている、レ

ーウェンフックの顕微鏡を作って

みようというもの。

この顕微鏡は、いわゆる単眼式と

呼ばれるもので、接眼レンズとか

対物レンズとかはありません。あ

るのは、直径2mmのガラス玉だけ。このガラス玉をペットボトルの

フタに穴を空けて埋め込むと、基本的にはできあがりです。

なかなか考えられてるなと思うのは、フタにガラス玉を埋め込み、ペットボトルの飲み口の方に

観察試料をつけることで、フタの締め具合をピント調節に使うところ。これ、誰が考えたんでしょう

ね。うまいなあ。

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こちら東工大130年事業事務室です!

1/2 ページこちら東工大130年事業事務室です!: 知る人ぞ知る! くらりかの実験教室

2010/09/15http://titech130.blogspot.com/2010/09/blog-post.html

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と言うわけで、

つくった顕微鏡

でタマネギの細

胞(核を染色し

たもの)をみん

なで観察。ただ

のガラス玉なの

に、うまくいくと

細胞がはっきり見えました。こんなにシンプルな仕組みで200倍の倍率が達成できるなんてビッ

クリです。なお、観察の後は、原理のお勉強もしっかりありました。

くらりかの活動は、なかなか広報チャネルがないためにリピーター中心になりがちだということで

すが、内容が素晴らしいと思います。それに、騒いでいる子には「静かにしなさい!」とビシッと

言えるのも、なかなか最近の理科教室にはないメリハリの効いたところで、人生の大先輩ならで

は。是非、口コミで広がって欲しいと思います。

投稿者 東工大130事業事務室

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東工大130事業事務室

東工大は2011年に創

立130周年を迎えます。

この事務室は、130周

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様々な事業や活動をサポートしたり、東

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るチームです。 現在は常勤、非常勤合わ

せ総勢11名で活動しています。

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