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<登録(加工帳)>

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登録(加工帳)(概要)

登録(加工帳)

<機能>

登録(加工帳)画面では、これから出荷する鉄筋材の明細を入力し、システムに集計(定尺換

算)させるための情報を登録します。

出荷屯数項目にカーソルを合わせEnter、↑↓キーでダウンリストの登録(加工帳) にカーソル

を移動しさらにEnter(またはクリック)して下さい。以下の画面が現れます。

*画像内で各部位をクリックすると、各部の名称と機能が表示されます。

この画面では、選択した現場へ出荷する鉄筋材の明細情報を登録します。

ここでは、径 、形状 、寸法、本数、(倍数)を登録します。

出荷管理ではここで登録された出荷材の情報とあらかじめ登録された入荷材の情報をもとに、

集計時に自動定尺換算されます。

* 詳しくは、集計項目 を参照して下さい。

→集計機能

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登録(加工帳)(操作)

登録(加工帳)

登録(加工帳)画面では、これから出荷する鉄筋材の明細を入力し、システムに集計(定尺換

算)させるための情報を登録します。

注意:

追加・修正など情報の変更が可能なのは、未集計 の加工帳登録情報だけです。

集計済みの加工帳登録情報(集計済みの伝票には済マークがつきます。)を変更しても実際

の計算値に変更は反映されませんし、削除された場合などには予期せぬトラブルの原因にも

なります。

集計済み伝票のデータ変更 は、くれぐれも出荷伝票(集計後) の方で行って下さい。

操作説明

<操作一覧>

登録(加工帳)画面の表示 →参考:一覧表示

伝票番号入力

階の入力

部材の入力

加工日・出荷日の登録

備考欄の入力

鉄筋明細の入力

登録データの消去

登録(加工帳)出力

積算データ変換

登録(加工帳)画面の表示

現場一覧画面で、特定の現場の出荷屯数項目にカーソルを合わせ、 Enter (またはダブル

クリック)します。欄下に出荷に関する項目が一覧されます。

登録(加工帳)にカーソルを合わせ、Enter (またはダブルクリック)します。すると次頁の画面

が現れます。

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登録(加工帳)(操作)

伝票番号入力

登録(加工帳)画面を開いた際にはいつも、伝票番号欄には新しい伝票番号(以前登録済みの

伝票番号の次番号)が自動的に入力されています。

新しい伝票に情報を入力するときは、そのまま階・部材・加工日 ・出荷日 など鉄筋明細情報を

登録して下さい。

以前入力済みの、未集計の伝票に情報を追加・修正する場合は、伝票番号欄に変更する伝票

の番号を入力すると以前入力された明細情報が呼び出され、データ変更が可能になります。

階の入力

伝票番号欄に番号を入力してEnterすると、カーソルは自動的に階の入力欄に移動します。

階をキー入力し、Enterします。

(登録(加工帳)、出荷伝票(集計後)の画面で階を入力する際に「.(ピリオド)」を押すと一つ前の

伝票から階、部材、備考、出荷日、加工日がコピーされます。)

部材の入力

階を入力してEnterすると、自動的にカーソルは部材入力欄に移動しています。

マウスで部材欄をクリックすると、欄下に各種部材が一覧されますので、部材名を選択して

Enterして下さい。

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登録(加工帳)(操作)

備考欄の入力

登録(加工帳)の備考欄には鉄筋材の項目外の明細情報(特徴など)を入力する等、ユー

ザー様の用途に応じてお使い下さい。

*但し、備考欄に入力された情報は加工帳を印刷した際、上部に印字されます。

また、初期設定「備考登録」機能を使うと、テキスト入力の手間が省け、非常に便利です。

→初期設定:備考登録

入力補助機能

1.備考履歴の呼び出し

登録(加工帳)と出荷伝票(集計後)画面で備考欄を入力するとき「.(ピリオド)」を押すとその伝票

より以前の伝票番号に入力した伝票の備考履歴が最大50個まで以下のようなリストで表示さ

れます。 ※「.(ピリオド)」はテンキーの右下、またはキーボードでひらがなの「る」のボタンです。

2.登録された備考の呼び出し

備考履歴を呼び出した状態で、さらに「.(ピリオド)」を押すと(上記の備考の登録で)登録され

た備考の一覧を見ることができます。

この備考履歴と登録された備考一覧はお互いに「.(ピリオド)」で何度も行き来することができ

ます。

図:リストアップされた以前の備考履歴と登録された備考欄

入力したい内容をカーソルキーで選択し、Enterキーで決定すると画面が閉じて備考欄に

選択した内容が入力されます。

この画面をキャンセルする場合はESCキーを押すかキャンセルボタンを押してください。

ここでの便利ポイント!

ENTERの代わりに「+(プラス)」「-(マイナス)」で決定すると、既に入力された備考の前(左)や

後ろ(右)にテキストを追加できます!

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登録(加工帳)(操作)

加工日・出荷日の登録

登録(加工帳)画面の右上方に、加工日 及び、出荷日 と表示された2種の入力項目があります。

Enterキーか、Tabキー(または→キー)でカーソルを日付入力欄まで移動し、加工日と出荷日を

キー入力して下さい。

(初期の状態では、現在の日付が入力されています。)

鉄筋明細情報の入力

鉄筋径を入力します

鉄筋明細登録の1行目の径の列(1番上の左端の欄)をクリックして下さい。(またはTabキーを径入力

欄にカーソル が来るまで押し続けて下さい。)

径の欄が入力可能になりますので、D10を入力するならば10、D22ならば22と、鉄筋径の数字だけ入

力してEnterキーを押して下さい。

材種を入力します

材種欄には現場登録画面で登録された材種が自動的に入力され、カーソルは形状欄に移動してい

ます。

自動的に入力された材種を変更する時には、マウスで材種欄をダブルクリックすると欄下に材種一

覧が表示されますので、その中から選択し、変更して下さい。

形状を入力します

形状 欄にカーソルを移動し、形状を選択します。

画面右端に数百種(さらに追加予定)の番号付の加工形状が一覧されています。

ここから加工予定の形状の番号を確認し、番号を表内の形状欄に入力してEnterを押して下さい。

長さを入力します

形状入力が終わってEnterを押すと自動的に長さの欄にカーソルは移動します。

加工(切断)予定の寸法を入力し、Enterを押して下さい。

本数を入力します

長さ入力を終えてEnter キーを押すと、自動的に本数欄にカーソルが移動します。

加工予定の本数を入力し、Enterキーを押して下さい。

入力が終わり、Enterキーを押すとカーソルは順次右へ移動します。

倍数を入力します

倍数欄では、何本か同一の径・長さ・加工形状の鉄筋材を加工する場合、

つまり下図の例のように、4本で1部位を構成できるものを12部位分登録する必要があるときなどには便

利です。

鉄筋部分長の入力(A.B.C.D.E.F欄)

A.B.C.D.E.F欄では加工形状 の部分ごとの長さを入力できます。

画面右側の鉄筋形状一覧(レイアウト 1)を参考にして、A.B.C.D.E.F部分に対応する長さを入力して

下さい。

→部分長詳細説明

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登録(加工帳)(操作)

登録データの消去

データを消去する場合には、1伝票を1枚ずつ消去する場合と、伝票内のデータ(行)を部分的

に消去する場合の2通りあります。

注意:集計をやり直す際に行う旧データの削除は、「伝票を1枚ずつ消去」の方法を選んで下さい。

<1つの伝票を1枚ずつ消去する場合>

消去したい登録(加工帳)伝票を表示させます。

メニューから[編集]―[伝票削除]を選択します。

以下の確認メッセージが表示されるので、間違いがなけ

れば「はい」を選択して下さい。

伝票から明細情報が消え、完了です。 *伝票番号を再入力してデータが表示されなければ、

無事完了しています。

伝票を消さずに、伝票内の一部を消去するには、以下の手順に倣って下さい。

<部分的に消去する場合>

登録(加工帳)画面を開き、消去したい明細(行)を選択します。 ※登録画面では、複数選択ができます。連続した行を選択する場合はマウスで行の上をドラッグして下さい。

選択が完了したら(色が反転します)Deleteキーを押して明細情報を消去します。

選択した行の明細情報が消えます。

明細情報が消えているのを確認したら、メニューの[ファイル]―[保存](またはF12)を選択し

て下さい。消去伝票が保存され、消去完了です。

*伝票番号を再入力してデータが表示されなければ、無事完了しています。

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登録(加工帳) (操作)

確認ツール

登録(加工帳)では、登録した内容を大きくプレビューできる「確認ツール」を表示できます。

加工帳の緑の画面で、キーボードの「F8」キー、またはメニューから[表示]―[確認ツール]をクリックして

表示させて下さい。

再度メニューから[表示]―[確認ツール]をクリックすることでON/OFFを切り替えることができます。

た。

※確認ツールは、前回の表示設定を保持しておりますので、伝票を閉じても、次回確認ツールがONの

状態で開きます。

この設定は区画ごとに保持されます。

ここでの便利ポイント!

形状ごとの共通操作

1. 片アンカー系の形状(5番のような形状)と、

両アンカー系の形状(4, 7, 10, 51, 53, 69, 80, 150, 327, 328番)

部分長Aを入力直後に部分長Bにカーソルがある状態で「+」キーを押すとその時点での

アンカー長さが自動で単純計算されて入力されます。

2. 部分長A,B,Cを使う形状

部分長Bを入力直後に部分長Cにカーソルがある状態で「+」キーを押すとその時点での

アンカー長さが自動で単純計算されて入力されます。

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登録(加工帳)(出力)

登録(加工帳)出力

加工帳で登録されたデータを、伝票別に出力(プリントアウト)する事ができます。 また、連続した伝票番号のデータは、一度に出力できます。

操作説明

登録(加工帳)画面を開いて、F4キーを押すか、メニューの[ファイル]―[印刷]をマウスまたはカ

ーソルで選択します。

登録伝票出力ウインドウが表示されます。

一覧を参考に、出力伝票を選択し、ウインドウ最下部の伝票番号入力欄に数値を入力して下さい。

50行印刷(A4用紙1枚に1伝票分のデータを表示します。)または、25行印刷(A4用紙2枚に1

伝票分のデータを表示します。)または、25行印刷(計つき)(通常の25行印刷の伝票に、合計

本数が表示されます。)のどれかを選んでボタンをクリックして下さい。

ウィンドウズの印刷画面が起動し、登録(加工帳)情報が伝票ごとに印刷されます。

*入力欄右横の をクリックすると伝票番号が加減します。

*「○番から○番まで」という形式で入力しますので、伝票番号の連続した伝票を複数出力場合は指定

すれば一度に出力が可能です。

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登録(加工帳)(操作)

各伝票の部分長入力欄A・B・C・D・E・Fについて

登録(加工帳)画面(出荷伝票(集計後)画面)で、鉄筋明細を入力す

る欄に、A~Fまでのアルファベットの入力欄があります。

これらを部分長入力欄と呼んでおり、下図の鉄筋加工形状の図に描

かれているA~Fの部位に対応しています。

正確に各部位の長さを登録することができ、登録した部分長は加工絵

符(荷札)に印刷されます。

*全ての部分長を入力しなくても、長さが竜力されていれば、重量に

影響は出ません。

登録(加工帳)の表示切替機能

一覧表示の機能

登録(加工帳)の一覧表示画面には4つの機能があります。

1.開いている現場の全ての伝票を一覧表示させる

登録(加工帳)画面のメニュー[表示]―[登録伝票一覧 F2] を選択すると、登録伝票一覧が

表示されます。(F2キーを押しても表示できます。)

2.一覧で選択した伝票を1伝票ずつ開く

カーソルを↑↓キーで目的の伝票番号まで移動し、 Enter (またはマウスでダブルクリック)

すると、カーソル位置の伝票(登録画面)を表示できます。

未集計の伝票は表示された画面でデータの追加・変更を行うことができ、

既に集計済みのデータは伝票確認・閲覧できます。

→集計済み伝票のデータ変更

3.積算システムデータを変換する →積算データを変換する

JEM積算システムの累積データを出荷管理で利用するために変換できます。

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登録(加工帳)(操作)

オプションメニュー

多数の要望により長さ入力の省略機能を以下のように変更しました。

「長さの省略入力を許可する(L)」という項目のチェックを入れると以下の例のように反映されます。

例)

・一桁の数値→1000倍して表示・・・・・長さの入力を1000にしたい → 1

・二桁の数値→ 100倍して表示・・・・・長さの入力を1500にしたい → 15

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登録(加工帳)(操作)

登録(加工帳)の表示メニュー

各伝票の表示メニューには、一覧機能(F2)確認ツール(F8)のON・OFF、行幅・列高さのロック、

レイアウトタイプの選択の他に、以下の2つの設定項目があります。

径別色分けを使用する:

このメニューにチェックを付けると初期値設定欄の「出荷明細、出荷集計グリッド色指定」で指定した

径別の色が適用されます。

これにより径ごとに色分けされて表示されます。

この機能をOffにするにはもう一度このメニュー項目を選んでチェックを外してください。

図.径別色分けをONにして、フォントを太文字に変更した出荷伝票の画面

フォント:

このメニューを選ぶと「フォント選択ダイアログ」が表示されます。

ここでフォント名やサイズ、レイアウトを選ぶとグリッドの表示フォントが変更されます。

図.径別色分けをONにして、フォントを太文字に変更した登録(加工帳)の画面

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登録(加工帳)(操作)

各伝票の行の高さの変更

従来から列幅は列見出し間の線をマウスでドラッグすることで個別に変更可能でしたが、

新たに行の高さも変更可能になりました。

行見出しの行間の線をマウスでドラッグすることで変更可能です。

列幅が個々に変更可能であるのとは異なり、行の高さの変更は全ての行に反映されます。

図 .従来と同じ行の高さ。

図 .少し行の高さを大きくした画面

入力支援機能

登録(加工帳)と出荷伝票(集計後)の以下の4つの入力支援機能が編集メニューに追加されました。

これら機能はマウスかSHIFT+カーソルキーで範囲を選択してから使用するようになっています。

機能 ショートカットキー 機能

範囲コピー CTRL+Q 選択範囲内の選択開始行をコピー元として選択範囲内

にコピーします。

例えば同じ部分長が連続して続く場合などに使うことが

出来ます。

連続データ入力 CTRL+W 一定の差分で変化する連続的な数値を縦方向に入力し

ます。選択列(一列分)に対して初期値と増減値を与えて

自動計算します。

例えば10mmずつ長くなる部分長などに使うことが出来ま

す。

長さ入力補助 CTRL+A 全長計算式を使って、ある長さ欄を他の長さ入力欄から

算出します。

これは全長以外の部分長全てが入力されている場合

や、1つの部分長以外の全ての長さ欄が入力されている

場合に未入力長さ欄を自動計算させることができます。

丸め なし

(メニューから)

下一桁(mm単位の端数を丸めて、cm単位にします)

これらの3つの機能は内容的に類似する行が連続的に複数存在する場合を想定して追加され

たものであり、こうした局面で特に威力を発揮します。

詳細は次のページを参照してください。

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登録(加工帳)(操作)

入力支援機能

加工帳登録に便利なショートカットキー操作

各伝票(入荷伝票・登録(加工帳)・出荷伝票(集計後))の鉄筋情報入力欄で共通する

操作にはより簡単に入力できるよう、ショートカットキー(省略入力)機能がついています。

ショートカットは全てキーボードの一番下、文字キーの両端にある「Ctrlキー」とアルファ

ベット1文字を同時押しで実行できます。

最もよく使うショートカット機能

CTRL+C コピー 選択した範囲をコピーしてパソコンの記憶域に一時的に保存

します。

CTRL+V 貼り付け コピーして保存されている情報をカーソルのある場所に貼り

付けます。(コピー機能とセットで使います)

修正に便利なショートカットキー機能

CTRL+X 行切り取り 選択した範囲を削除して、削除した内容をパソコンの記憶

域に一時的に保存します。

CTRL+I 行挿入 カーソルのある行に空白行を挿入して下に一行ずらします。

最終行にデータが入っていると行挿入はできません。

CTRL+R 行切り詰め カーソルのある行のデータを削除して下の行をすべて一行

上にずらします。

CTRL+U 上行との交換 カーソルのある行を上の行と交換(入れ替え)します。

移動した元の行は選択状態になります。

CTRL+D 下行との交換 カーソルのある行を下の行と交換(入れ替え)します。

移動した元の行は選択状態になります。

なお、上記のうち、CTRL+I,CTRL+R,CTRL+U,CTRL+Dの操作は「編集」メニューからも利用でき

ます。

各操作のアルファベットは以下から由来しています。

CTRL+I: 挿入(Insert)

CTRL+R: 除去(Remove)

CTRL+U: 上(Up)

CTRL+D: 下(Down)

また出荷伝票(集計後)でのみ、径にカーソルがある場合は以下の操作が可能です。

‘/’キー でCTRL+Uと同じ

‘*’キー でCTRL+Dと同じ

‘+’キー でCTRL+Iと同じ

この機能は絵符をつかわずに加工指示書を使って加工する場合に、見やすく並び替えること

ができるものです。

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登録(加工帳)(操作)

入力支援機能

範囲コピー(CTRL+Q) 機能:選択範囲の選択開始行の項目内容を、範囲内全てにコピーします。

注意:範囲コピーをするには複数行にわたって範囲選択しておく必要があります。

ここでは径から部分長Bまで選ん

でいます。

コピーしたい項目だけ含めれば

OKです。

コピー元を含めるようにコピ

ー元の行から範囲選択する

CTRL+Q

で範囲コピー実行

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登録(加工帳)(操作)

入力支援機能

連続データ入力(CTRL+W) 注意:この機能を使うには複数行にわたって特定の列を選択している必要があります。

機能:一定の差分で変化する連続的な数値を縦方向に入力する。

以下の状況に応じた入力が可能です。

図 3 拡張された連続データ入力画面

入力方法をページ切り替えで選択し、

必須項目に値を設定し、OKを押す。

この例では「開始、増分、行数」を選んでいます。

連続データの範囲を決めてCTRL+W

①開始値、増分値、必要行数がわかっている場合

②開始値、終了値、行数がわかっている場合

③開始値、終了値、増分値がわかっている場合

必須項目を入力後に[計算]ボタンを押すと、

右側のプレビューで一覧が更新されます。

ここでさらに丸めを適用する場合は、

[丸め計算を適用]チェックボックスをチェック

し、その中で丸めの計算方法を指定し、

[計算]ボタンを押すことで右側のプレビュー

で確認できます。

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登録(加工帳)(操作)

入力支援機能

連続データ入力(つづき)

<丸め計算> 連続データが入力される連続データ入力にプレビューを表示する機能が新たに追加され、

丸め計算も同時に適用することが可能になりました。

これに伴い画面が前ページの図のように変更されています。

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登録(加工帳)(操作)

入力支援機能

長さ入力補助(CTRL+A) 注意:いずれかの長さの欄(切断寸法、A~F)を選択している必要があります。

機能:特定の部分の長さや全長をその他の入力データを元に自動計算させます。

例えば下のような片アンカーではA、Bが入力されているので全長が計算できるはずです。

全長計算式に基づいて長さが自動計算される

長さ欄を範囲選択し

てCTRL+A

チェックと倍数をセットして

全長計算式を作ってOK

を押す

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登録(加工帳)(操作)

入力支援機能

丸め 注意:いずれかの長さの項目(切断寸法、A~F)を選択している必要があります。

機能:mm単位を丸めてcm単位にします。

メニューの「編集」→「丸め」を選択

丸め方法としては新しく「単位丸め」が追加され

ています。

これにより従来できなかった20単位ごとに

丸めて計算させるといった使い方が可能です。

これに伴って、単体の[丸め]の画面も以下のよう

に「単位丸め」が追加されています。

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登録(加工帳)(操作)

注意事項 (登録(加工帳))

登録(加工帳)での集計済みデータの修正・変更

登録(加工帳)では、未集計の場合のみ追加・修正などのデータ変更を自由に行うことができ

ますが、集計済みのデータの変更は原則としてできません。

(変更作業は行えても、出荷伝票(集計後)や、実際の計算値に変更は反映されません。)

特に、削除された場合などには予期せぬトラブルの原因にもなります。

集計済みの伝票は開くと右上に集計済マークがついています。

集計後の伝票内のデータ変更(追加・修正)は、出荷伝票(集計後)の方で行えます。