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基礎科目

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基礎科目

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 哲学 学期 前期

担当教員 瀬古康雄 選択/必修 選択

科目コード M01010 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

哲学の入門として、最初に西洋哲学を概観し、自分自身への問いや自分の住む世界・

宇宙についての哲学的な問いをとりあげ、生と死、孤独、実存など、だれもが直面するこ

とがらについて考えます。 次いで、仏教のふるさとインドの哲学を取り上げ、東洋ではど

んな思索がなされ、その思索を育んだ座禅や瞑想とはどんなものなのか、実際に黙想や

呼吸法をやってみたりして、難解そうな哲学をできるだけわかりやすく解説します。

【達成目標】この授業では、受講生に毎回、自由に質問や疑問を書いてもらい、Q&A の

形でそれらに答えながら授業を進めます。受講生の目標は次の通り。

1.哲学者たちのユニークな冒険を興味深く感じとることができる。

2.自分自身の「わからなさ」を自分なりに理解し、表現できるようになる。

3.クラスの皆が、何を思い、どのようなことを考えているのか、関心を持つ。

4.西洋の哲学と東洋の哲学を比較しながら自分なりに考えることができるようになる。

授業の内容

1.哲学の始まり‐‐‐古代ギリシア哲学の冒険

2.深まる謎‐‐‐人間であるとはどういうことか

3.哲学の方法‐‐‐哲学者の「謎」の解き方

4.西洋哲学の発展(その1)‐‐‐「我思う、ゆえに我あり」

5.西洋哲学の発展(その2)‐‐‐「不完全性こそが人間の証明である」

6.「自分探し」は可能か‐‐‐「十牛図」の人間学

7.インドの風土‐‐‐インドの街角に見る生老病死と悟り

8.宇宙的なるもの‐‐‐ウパニシャッドの「梵我一如」とは

9.インドの修行~「マハーバーラタ」に見えるヨーガの伝統

10.インド哲学の発展(その1)‐‐‐「無我の境地」とは何のことか

11.インド哲学の発展(その2)‐‐‐慈悲と非暴力の思想

12.「存在と無」‐‐‐「無」をめぐる西洋の思索と東洋の思索

13.「無為自然」‐‐‐中国における道の思想

14.「空」‐‐‐空の詩歌、空の哲学

15.震災と「もののあはれ」‐‐‐「共生の思想」の再構築

16.まとめ(試験)

テキスト テキストは使用せず、そのつど資料を配布します。

参考文献 毎回、関連する参考文献を提示します。

評価方法 出席状況(30%)、Q&A と小レポート(40%)、筆記試験(30%)を総合的に評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

受講生は毎回、質問用紙に質問や意見を記入して提出すると共に、授業期間中に、特

定のテーマに関連して2~3の小レポートを提出する必要があります。

授業中の Q&A の他、授業後に教室で、あるいは講師控室で質問を受け付けます。

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 前期

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M01050 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

基礎科目

心理学

飯塚 由美 • 橋本 由里

授業の概要

 【授業の目的】

 心理学的の立場から、個人の心の特性と社会における人間行動を理解し、その基本理論や知識の修得を目指します。

 【達成目標】

  (1)多様な心理学の分野とその基礎理論が理解できるようになります。 (2)感覚・知覚、学習、記憶、感情・動機づけ、発達、臨床など(前半)の分野の理解が深まります。 (3)性格・パーソナリティ、社会との関わりの中での人間行動と心理、応用心理学の分野(後半)についての基礎が理解できるようになります。

【前半:橋本8回】 1. 心理学とは(オリエンテーション) 2. 感覚・知覚(1) 感覚器官、図と地、反転図形 3. 感覚・知覚(2) 錯視、奥行き知覚など 4. 学習  古典的学習、オペラント学習 5. 記憶 感覚記憶、短期記憶、長期記憶 6. 感情・動機づけ 感情、帰属、欲求 7. 発達 ピアジェの理論、分離不安など 8. 臨床 フロイトとユングの理論、心理療法など

【後半:飯塚8回 】 9. 性格・パーソナリティ(1) 基礎理論10. 性格・パーソナリティ(2)  評価と検査法11. 社会と応用 社会問題と人間行動12. 自己と対人の心理(1) 対人魅力、対人認知13. 自己と対人の心理(2) 対人関係、コミュニケーション14. 社会と集団•組織の心理(1) 社会的スキル、社会的学習、援助15. 社会と集団•組織の心理(2) 集団の特性、社会的影響16. 応用の心理学と最新の心理学動向

  『心理学概論--基礎から臨床心理学まで- 』  宇津木成介・橋本由里(編) ふくろう出版  必要に応じ、資料やプリントを配布します。

  『イラストレート心理学入門』 第2版 斉藤勇著 誠信書房  『グラフィック心理学』 北尾倫彦・中島実・井上毅・石王敦子(共著) サイエンス社

  成績は、小テスト(70%)や課題(20%)、授業への参加姿勢(10%)で評価します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

 授業前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。欠席した場合、配布資料は研究室前ボックス内にあるので、次の授業前までに入手し、事前にみておくこと。

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 後期

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M01030 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

参考文献

評価方法

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

基礎科目

文学

山村桃子・岩田英作・松浦雄二

授業の概要

 【授業の目的】本科目は、国内外の文学について、幅広いジャンル・時代の作品を取り上げ、その文学が生み出される背景にある社会や歴史について理解することを目的とする。具体的には、古典文学、近現代文学、英文学(シェイクスピア)を取り上げ、各作品の特徴や著者、その時代背景について考察を加える。

 【達成目標】①日本古典文学における代表的な物語・随筆・日記・和歌文学がつくられた歴史的背景について説明することができる。②日本の近現代文学について、その文学史的特徴を理解し説明することができる。③シェイクスピア時代の演劇の台詞や劇場の特色を踏まえながら、作品を鑑賞できる。

この授業は、3人の教員によるオムニバス形式で行う。【文学がうまれるとき:山村桃子/5回】日本を代表する古典文学はどのように生み出されたのか。物語や歌が生み出された背景にある文学者たちの歴史と、作品に描かれたものの意味を考える。1.在原業平と惟喬親王―『伊勢物語』 2. 清少納言と中宮定子―『枕草子』の陰に 3. 紫式部と藤原道長―『源氏物語』前夜 4. 藤原道綱母と兼家―『蜻蛉日記』の人生 5. 藤原定家と式子内親王―『新古今和歌集』の新しい歌 【映画になった日本の物語:岩田英作/5回】映画化された小説・童話を取り上げ、原作と映画を鑑賞する。1.~3.原作と映画の鑑賞   4.ビブリオ・バトル   5.試験 【文学を生み出すもの、文学が生み出すもの:松浦雄二/5回】DVD作品、台詞の抜粋などを鑑賞しながら、文学作品が生み出される背景にある社会や歴史、また、文学が人間社会に提供するものについて、鑑賞した劇作品を通して考えてみたい。1.シェイクスピア時代のイギリスの演劇の台詞と舞台   2.初期の喜劇を観る/読む3.シェイクスピアの円熟期   4.円熟期の悲劇を観る/読む15.円熟期の悲劇を観る/読む2

テキスト必要に応じてプリントを配布する。

授業においてその都度紹介する。各自で用意してもらう場合もある。

出席および授業態度(40%)、および計3回のレポート(60%)を総合して評価する。

科目分類 対象学年 2

授業科目 学期 後期

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M01040 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

1.はじめに - 音楽を聴くこと、音と人の関わり2.音楽の要素①3.音楽の要素②4.音楽鑑賞①-音楽鑑賞とは5.音楽鑑賞②-様々な編成形態6.音楽鑑賞③-西洋音楽と民族音楽、日本音楽の比較7.音楽を分析的に聴く①-日本のうた8.音楽を分析的に聴く②-J-POPや歌謡曲の変遷9.音楽を分析的に聴く③-西洋音楽など10.音楽の多様性に触れる①-現代音楽11.音楽の多様性に触れる②-音楽と文学12.音楽の多様性に触れる③-音楽と映像13.音楽の多様性に触れる④-総合芸術14.音楽レビュー会①15.音楽レビュー会②

その他、適宜資料プリントを配布

必要に応じて紹介する

目標(1)(2)(3)・・・授業態度や取り組み課題などにより評価する試験については、レポート課題を実施する

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

・音楽的知識、技能を問う授業ではありません。ただし、音楽をより深く考察するために音楽的な視点を持ち合わせて授業を進めていきます。・音楽の好みにこだわらず多様なジャンルの音楽を鑑賞する興味関心を持つこと。

基礎科目

音楽

渡邉 寛智

授業の概要

 【授業の目的】 現代社会において音楽を聴くという行為はごく日常的であり、人々は様々なジャンルの音楽を簡単に入手でき、場所を選ばずにいつでもどこでも鑑賞できる時代である。携帯音楽プレーヤーでいつでもどこにでも音楽を持ち運べ、ネットでは1曲単位でお気に入りの音楽を購入することも出来る。また、音楽のジャンルは過去稀に見ないほど多岐にわたるものとなっている。人はなぜ音楽を聴き、音楽のどこに魅力を感じるのか。 この授業では、世の中にあふれる様々な音楽を鑑賞し、多様な音楽のジャンルについて理解すること。また、その成り立ちを学ぶことで自らの音楽を聴くという行為の再発見につなげるものである。

 【達成目標】

(1)様々な音楽に触れることで、幅広い音楽を知ることができる。(2)自らの音楽を聴くという行為を考え、なぜその音楽に興味を持つのかを深く考えることができる。(3)過去から現在までの音楽の成り立ちを理解することができる。

《音楽レビュー会》授業を踏まえた上で、

任意の音楽のレビューを受講生の前で

行います。また、実際にその音楽を聴き、

意見交換を行い、音楽の魅力を共有して

いきます。

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 前期

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M05427 授業形態 演習 単位数 2

授業の内容

参考文献

評価方法

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]◇この授業は、授業時間以外の実践活動が入る。◇活動用のおはなしレストラン専用ポロシャツ、絵本バッグの代金を徴収する。3,000円程度。

基礎科目

読み聞かせの実践

岡本千佳子・岩田裕子

授業の概要

 【授業の目的】1.絵本の読み聞かせを通して、子どもと向き合いながら豊かに表現する力を養う。2.学外での活動で子どもをはじめ様々な人と関わることを通して、一人の市民として立ち振る舞う自覚をもち、社会性とコミュニケーション能力の向上を図る。3.地域の子どもたちに豊かな感性と想像力を養う文化環境の場を提供する。

 【達成目標】1.絵本をみずからよく味わうとともに、対象を考慮しながら絵本を選ぶことができる。2.絵本の読み聞かせの技術を身に付け、心のこもった読み聞かせができる。3.挨拶やお辞儀など、基本的なマナーを実践できる。4.グループで協力しながら取り組むことができる。

【授業の概要】授業の場:おはなしレストランライブラリー(本学体育館1階)実践の場:松江市立幼保園のぎ(月曜午前)、松江市立乃木小学校(水曜8:20~8:30)対象:幼保園のぎでは乳幼児、乃木小学校では小学1年生~6年生形態:幼保園のぎでは2名1組で30分、乃木小学校では単独で10分読み聞かせを行う。実践に向けて、次のような準備をする。1.絵本の選定と読み聞かせの練習2.歌やクイズなど、読み聞かせに付随した活動の練習3.実践前のノート、実践後のノートをとり、次の実践に役立てる。 【授業の日程】1.ガイダンス、「おはなしレストラン10カ条」の確認2.班編成、作品の選定3.作品の解釈と読み聞かせの練習4.グループ練習5.グループ練習6.幼保園のぎ実践1、待機組はライブラリーで練習7.幼保園のぎ実践2、待機組はライブラリーで練習8.幼保園のぎ実践3、待機組はライブラリーで練習9.幼保園のぎ実践4、待機組はライブラリーで練習10.幼保園のぎ実践5、待機組はライブラリーで練習11.幼保園のぎ実践6、待機組はライブラリーで練習12.幼保園のぎ実践7、待機組はライブラリーで練習13.幼保園のぎ実践8、待機組はライブラリーで練習14.幼保園のぎ実践9、待機組はライブラリーで練習15.幼保園のぎ実践10、待機組はライブラリーで練習16.まとめ

テキスト「おはなしレストラン10か条」「作品解釈ノート」「実践記録ノート」など、授業で適宜配布する。絵本は、おはなしレストランライブラリーの絵本を利用する。

出席、授業態度、実践に取り組む姿勢(60%)、「おはなしレストラン10カ条」に基づく自己評価、活動記録(作品解釈ノート、実践記録ノートなど)、期末課題の提出物(40%)を総合的に評価する。

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 日本国憲法 学期 後期

担当教員 黒澤 修一郎 選択/必修 選択

科目コード M01080 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

憲法とは、わたしたちが暮らしている国家の基本的なあり方を定める指針です。こう言う

と、いかにも堅苦しく聞こえるかもしれませんが、そうでもありません。実に、憲法は、身

近な社会問題のさまざまなところにリンクしています。この授業の目標は、そういった社

会問題を考えるためのヒントを、憲法を手がかりに見つけることです。

【達成目標】

・基本的人権の意味や統治のしくみについて、ひととおりのイメージを持つことができる。

・憲法に関連するアクチュアルな社会問題について広く関心を持つことができる。

・憲法問題について多様な視点を踏まえて複眼的な考察をすることができる。

授業の内容

おおむね下記の計画にしたがって進行してゆく予定です。

1.イントロダクション

2.基本的人権とは?

3.個人の尊重と幸福追求権

4.法の下の平等

5.精神的自由権①

6.精神的自由権②

7.経済的自由権

8.社会権

9.基本的人権の重要問題

10.立法権と国会

11.行政権と内閣

12.司法権・裁判所・違憲審査制

13.平和主義

14.統治機構論の重要問題

15.まとめ

16.試験

テキスト 安念潤司ほか編著『論点日本国憲法[第 2 版]』(2014 年)

参考文献 授業のなかで適宜紹介します。

評価方法 学期末におこなう筆記試験の成績によって評価します。

出席点については、島根県立大学短期大学部の規則に従います。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

予習として教科書の関連箇所を読み、疑問点をあらかじめ整理しておくとよいでしょう。

科目分類 基礎科目 対象学年 2

授業科目 社会学 学期 後期

担当教員 江口貴康 選択/必修 選択

科目コード M01070 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

家族は社会集団の中でもっとも身近であり、かつ重要な集団の一つである。授業で

は、家族の機能、役割構造、変動に着目し、その意味を問うとともに、日本社会において

どのように変化しているのかということを理解する。主に家族というテーマで展開する

が、その背景にある社会を理解するために、適宜基本的な統計データを用いて、日本社

会の現状にも触れる予定である。

【達成目標】

1. 家族の機能、役割構造、変動を理解できる。

2. 家族を通して、日本社会の一端を理解できる。

授業の内容

1.家族の概念

2.家族の類型と分類

3.家族の機能(1):子どもの社会化(1)

4.家族の機能(1):子どもの社会化(2)

5.家族の機能(1):子どもの社会化(3)

6.家族の機能(2):老親の扶養(1)

7.家族の機能(2):老親の扶養(2)

8.家族の機能(2):老親の扶養(3)

9.家族の役割構造(1)

10.家族の役割構造(2)

11.家族の役割構造(3)

12.家族形態の変動(1)

13.家族形態の変動(2)

14.家族機能の変動(1)

15.家族機能の変動(2)

16.試験

テキスト 『新しい家族社会学(四訂版)』、森岡清美・望月嵩著、培風館

参考文献 参考文献については、必要に応じて授業中に指示する

評価方法

授業期間中に実施する課題レポート(30%)、学期末試験(70%)の成績により、達成

目標を総合的に評価する。

なお、6 回以上欠席した場合は、成績評価の対象外になります(1 回につき 2 点減

点)。遅刻した場合は出席扱いにはならないので、遅刻しないようにしてください。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 経済学 学期 前期

担当教員 大塚 茂 選択/必修 選択

科目コード M01060 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

具体的で身近な経済事象を取り上げながら経済の基本的な仕組みを理解し,いま私

たちが生きている時代はどんな時代なのか,また,それはどこに向かおうとしてい

るのか,といった大きな問題を考えていきます。同時に,基礎的な経済用語につい

ての知識を深めていきます。

【達成目標】

1.経済の動きに関心を持ち,何が起こっているか考える姿勢を身につける。

2.重要な経済政策に関して当否を判断できるようになる。

3.基礎的な経済用語について理解を深める。

授業の内容

1.経済循環――経済はどのように回っているか――

2.景気――不況か衰退か――

3.株式会社――誰のための,何のための会社か――

4.会社の変質――「コーポレート・ガバナンス」って何だ?――

5.格差――格差とは何か,どこが問題なのか――

6.雇用――何が雇用の劣化をもたらしたのか――

7.資本主義――なぜ国家による規制が必要か――

8.消費税――消費税は誰が払っているのか――

9.所得税――累進課税の仕組みと意義――

10.税制――税の公平・公正とは――

11.財政――「巨額の借金」をどう考えたらよいのか――

12.価格――安ければそれでいいのか――

13.消費者―― 「消費者目線」の克服――

14.グローバリゼーション――世界を覆う規制緩和の圧力――

15.労働法――もしもブラック企業に出くわしたら――

16.試験

テキスト

テキストは使用しません。必要に応じてプリントを配付します。

参考文献

参考文献は必要に応じて紹介します。

評価方法

成績は,出席状況と学期末試験によって評価します。

試験は小論文形式で行い,配布したプリントおよび自筆ノートを見てもよいことと

します。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 歴史学 学期 前期

担当教員 渋谷 聡 選択/必修 選択

科目コード M01025 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

1. 近代歴史学を生み出した、西洋における「歴史の見方の歴史(史学史)」の変遷をたどる

ことにより、私たちの歴史観が形成されてきたプロセスを理解する。

2. 中学校・高等学校で得てきた歴史の知識(日本史、世界史)を、グローバルヒストリーと

して整理しなおし、社会生活を行うための指針(社会・世界を見る尺度)へと鍛え直す。

【達成目標】

1. 西洋における「歴史の見方の歴史(史学史)」について、その大まかな流れを説明するこ

とができる。

2. 前記の知識を応用して我が国の位置づけについておおまかに説明することができる。

3. 論理的思考力とそれを伝える表現力を身につけることができる。

授業の内容

現代に生きる私たちの社会関係・人間関係の成り立ちにおいて、西洋の歴史のなかで生じ

た事柄は、無視しえない影響を及ぼしています。この授業では、西洋を中心に、「歴史の

見方の歴史(史学史)」の変遷を、わかりやすく解説します。毎回、授業終了10分前に、授

業内容に関するアンケートを実施します。

具体的な授業日程は、次のとおりです。

I はじめに(第1回)

II 古代および中世の世界史像(第2~4回)

III 近代の世界史像 1. 啓蒙期の世界史像(第5、6回) 2. マルクス主義の世界史像(第7~9

回)

IV 現代の世界史像1. 帝国主義論(第10回) 2. 近代化論(第11回) 3. 近代世界システム論

(第12~14回)

V まとめ(第15回) 期末試験(第16回)

テキスト 渋谷ほか著『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、本体価格2 500円

(ISBN: 978-4-623-04909-7)

参考文献

評価方法

成績評価の方法は、次のとおりとします。

まず、期末試験100点満点で採点します。1:授業で配布したレジュメを持ち込み、これ

を参考にして答案を作成します。2:満点の6割以上を合格とします。6割に届かなかった

受講生については、試験の評点にアンケートの提出状況を加味して、評価します。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

1)高等学校で日本史ないし世界史を履修していることがのぞましい。2)授業内容をまと

めたレジュメ、資料等を適宜配布します。なお、自分のノート(ルーズリーフなど)を持参し

て、補足事項を書き留めてください。

科目分類 基礎科目 対象学年 2

授業科目 生涯学習概論 学期 前期

担当教員 仲野 寛 選択/必修 選択

科目コード M07011 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

生涯学習の理念と社会教育の意義及び特質を理解し、生涯学習社会における家庭教育・

学校教育・社会教育の役割と連携、生涯各期の学習課題と学習ニーズ、現代的課題と社会

の要請、生涯学習支援の教育システムと学習成果の評価と活用、生涯学習・社会教育施設

等の役割などについて理解する。

【達成目標】

①生涯学習の理念と意義、社会教育の意義と役割及び特質を理解し説明できる。

②生涯学習支援の教育システムと学習成果の評価と活用を理解し説明できる。

③社会教育施設(公民館、図書館、博物館等)と指導者(社会教育主事、公民館主事、

司書、学芸員等)の役割や職務を理解し、説明できる。

授業の内容

1.授業のガイダンス。生涯学習の理念と意義、生涯教育の考え方を解説

2.諸外国における生涯教育の歴史と発展、及び生涯教育論を解説

3.我が国における生涯教育の歴史と発展、及び社会教育の歴史と展開を概説

4.我が国の教育改革と生涯学習社会の構築の動き、近年の教育施策の動向

5.伝統的な教育システムからの転換と開かれた学校の持つ意味

6.生涯学習と社会教育行政、生涯学習振興行政の役割を解説

7.社会教育施設である公民館、図書館、博物館、青少年教育施設等の機能と役割

8.社会教育主事、公民館主事、司書、学芸員等の社会教育指導者の役割、職務

9.生涯各期の学習課題の意義と学習の必要性、及びそのための学習機会のあり方

10.個人学習、集合学習の種類と方法、学習機会と提供方法、学習評価の概説

11.生涯学習振興計画と社会教育事業計画の役割と意義、具体的な事例を概説

12.学習プログラムの種類と特徴、構造、企画・立案する際の視点と手順を解説

13.公的教育事業、企業・民間教育事業の果たす役割と今後の連携・協力のあり方

14.地域資源(指導者、施設、学習事業、地域環境等)活用した生涯学習支援事業

15.学習成果の評価と活用、まちづくり、ボランティア活動等との関係などを解説

16.講義のまとめ、及び評価試験

テキスト テキストは使用しない。毎回、講義レジメ・資料を配布する。

参考文献 授業中に、適宜、参考文献を紹介する。

評価方法 評価は、小レポート・試験(70%)、授業への出席(30%)で、総合的に評価する。

4回以上欠席した場合は成績評価の対象外になります。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

講義内容に関する質問や意見は、授業中に受ける。 授業中にできなかった質問

や意見は、下記のメール・アドレスで受け付ける。 [email protected]

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 前期

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M01115 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

基礎科目

からだと栄養

中塚 敏之

授業の概要

 【授業の目的】 「これはおいしそうだ。」「あれも食べたい。」・・・食事の際いろいろと考えることはあっても,普段食べた後のことまで思いを巡らすことは少ないと思います。食べた物は,からだの中ではどうなっているのでしょう。 「食べ物」なしに私たちの生活は成り立ちません。生命維持のエネルギー,活動のエネルギー,体温の維持,からだの構成成分などを全て食べ物が賄っています。この講義では,からだのしくみと栄養の視点から,食べ物が栄養に変わる旅(過程)を知るとともに,食べ物とからだ,健康について理解を深めることを目的とします。

 【達成目標】1.消化器系の臓器の名称と働きを説明できる2.栄養素の特徴と,からだの中での役割を説明できる3.食べ物とからだの関係,食べ物と健康の係りについて認識し,自身の生活を踏まえて,自分の考えを述べることができる。

1.からだと栄養について,ヒトのからだの概要2.消化器系の全体像,口腔の話(口から始まる消化作用)3.胃の話(主役は3つの細胞)4.腸の話(絨毯のような内面)5.胃と腸のビデオ視聴6.糖質の消化・吸収,糖質の栄養7.タンパク質の消化・吸収,タンパク質の栄養8.脂質の消化・吸収,脂質の栄養9.エネルギー代謝10.日本人の栄養摂取11.ミネラル(Ca)の役割,骨と筋肉のビデオ視聴12.あなた自身はどんな食事をしてますか13.食事バランスガイドについて14.食べ物と健康15.まとめ16.試験

プリントを配布します。

成績は,出席状況30%,課題提出物20%,試験50%を考慮して総合的に評価します。試験については,消化器系や栄養素などについての知識を問う問題と講義で取り上げたテーマについての記述問題を課します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]授業項目の順番・内容は変更することがあります。科目名の通り,主として解剖学,生理学,生物学,化学,栄養学などに関連するいわゆる理系の内容や計算を含みます。また,臓器名,元素記号や化学式,馴染みのないカタカナの物質名などがたくさん出てきます。

科目分類 基礎科目 対象学年 2

授業科目 数学 学期 前期

担当教員 黒田章義 選択/必修 選択

科目コード M01110 授業形態 グループ学習 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

多くの人は、社会に出れば数学は不必要なもの、生活に役に立たないものと感じている

と思われます。しかしよく考え観察してみると数学は気づかないところ見えにくいところで

役立っていることに気づくと思います。

本授業では、身近なところにある数理的な事象やアイディアを通して数学の良さや面白

さ楽しさを皆で共有しながら教養を深めることをめざします。

【達成目標】

1、 数の生いたちや不思議に気づき、計算のしくみを理解する。

2、 様々な量を理解する。

3、 簡単な数学的な場面から問題を見つけ、それを発展させる。

授業の内容

数と計算の話

1、 数の生いたち~数と数字

2、 記数法~二進法

3、 加減乗除~0(ゼロ)の左には数字はありませんか?

4、 分数と小数~半端な数、数の稠密性

量の話

5、 いろいろな量~度量衡

6、 比と割合~内包量

7、 大きな量、小さな量

長さ、面積、体積と形

8、 形となかま

9、 長さ、面積を測る

10、面積、体積を測る

問題の発展的な解決の話

11、簡単な問題からスタートするということ

12、解決の多様性Ⅰ~つるかめ算

13、解決の多様性Ⅱ

14、様々な場面の数学的な解決~確率、敷き詰め、一筆書き

15、レポート問題の解説、まとめ

16、試験

テキスト 小学校教科書1~6学年(啓林館)、中学校教科書1~3学年(啓林館)

必要に応じプリントを配布します。

参考文献 特になし

評価方法 出席状況・受講態度50%、レポート25%、期末試験25%で評価します。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

・上記授業の目的を達成するために、受講者数を30名程度とし、30名を超えた場合は

講義の第1回目に抽選を行います。

科目分類 基礎科目 対象学年 1(健・保),2(総文)

授業科目 生物学 学期 後期

担当教員 鹿野 一厚 選択/必修 選択

科目コード M01120 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

21世紀にはいってから、生物学はますますその重要性を増している。そのことは、小さ

なミクロの世界(iPS 細胞や遺伝子など)だけでなく、大きな生態系のレベル(生物の絶

滅や地球環境の危機など)でも顕著になっている。この授業では、できるだけ中学レベ

ルの生物学から出発して、これからの社会で生きていく上で必要となる現代生物学の基

礎を学んでいく。 【達成目標】

①現代の生物学に関する基礎的な知識を習得する。

②生命、遺伝、発生、進化、生態系などに関する基礎的な事項を理解し、現代生物学に

関わるいくつかの課題について自分なりに考えることができる。

③現代生物学から学んだ様々なことを自己の言葉で説明することができる。

授業の内容

1. はじめに/生命と人間 (1) :生命とは何か 2. 生命と人間 (2) :遺伝のしくみ 3. 生命と人間 (3) :遺伝子とゲノム 4. 生命と人間 (4) :発生のしくみ 5. 生命と人間 (5) :クローンと iPS 細胞 6. 進化と人間 (1) :進化のしくみ 7. 進化と人間 (2) :進化の結果(1) 8. 進化と人間 (3) :進化の結果(2) 9. 進化と人間 (4) :人類の進化 10. 自然と人間 (1) :自然の成り立ち 11. 自然と人間 (2) :人間は何をしてきたのか(1) 12. 自然と人間 (3) :人間は何をしてきたのか(2) 13. 自然と人間 (4) :日本の里山(1) 14. 自然と人間 (5) :日本の里山(2) 15. おわりに :まとめと補足 16. 期末試験 :筆記試験

テキスト テキストはとくに使用しないが、授業中にレジュメや資料を配布する。

参考文献

『生物学のすすめ』 ジョン・メイナード=スミス 木村武二訳 2016 年 ちくま学芸文庫 『生命誌とは何か』 中村桂子 2014 年 講談社学術文庫 『さとやま――生物多様性と生態系模様 』 鷲谷いづみ 2011 年 岩波ジュニア新書 その他、授業中に随時紹介する。

評価方法

成績は、出席状況(20%)、授業への取り組み状況(20%)、期末試験(60%)によって

総合的に評価する。 (達成目標①②③は期末試験によって評価するが、達成目標②③は授業のレスポンス・

シートによっても評価する。)

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

*授業には熱心に取り組むこと。そして、毎回、レスポンス・シートに自分の考えや疑

問・感想などをできるだけたくさん書くこと。

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 しまね地域共生学入門 学期 前期

担当教員 島根県立大学・短期大学部教員 他 選択/必修 必修

科目コード M01218 授業形態 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

この講義は、各キャンパスにおける専門分野を学習する前の段階において、島根県が

数十年来直面している人口減少・少子高齢化・過疎化という地域の諸課題を様々な角

度から講義する。そうした課題は、今後のわが国における多くの地域において予期され

るが、それぞれの主体の強みを生かした連携と協力を継続させるという、「共生」により

解決しなければならない。本講義を通じて、地域課題への対応がいかに困難で複雑なも

のであるかの再認識を促し、複合的対応の重要性についての理解を深める。

また、学問的見地においてもひとつの学問領域から得られる知見のみで解決できるもの

ではない。本講義では、特定の学問領域にとどまらず、複眼的に物事をとらえ分析する

ことの重要性も学ぶ。

これらの目的に照らし、さしあたり本講義では 3 キャンパスの教員がそれぞれの専門分

野から島根地域にかかわる諸課題についての解説を平易に行う。また、オムニバス講

義ゆえに全体としての体系性が失われないよう、本講義では人々の人生における代表

的なライフステージ(3 段階)を共通で用いる。このことを通して、学生は島根県内の地域

課題に関する基礎知識・周辺知識を習得する。

本講義を履修したのち、自らの関心あるテーマについて仮説を立てて実証をしたり、地

域に出て「実践する」ことが求められるが、その際に関心のあるテーマを自ら発見できる

よう積極的な姿勢で受講してもらいたい。

※本講義は、原則的に、講義中継システムを活用して 3 キャンパス同時の遠隔講義形

式にて実施する。また、授業に関する情報提供や学生の発展的な学習のために、

Moodle を用いることがある。

【達成目標】

・島根県内の課題について理解し、わが国全体の課題のなかでの位置づけを説明でき

る。

・地域社会の諸課題の解決に向けて各主体が連携・協力する「共生」により解決にあた

ることや、自らも複数の学問領域の考え方を学ぶことの重要性について理解できる。

・以降の学生生活を通じて自ら実践的に地域の諸課題に取り組むことの重要性を理解

し、そのテーマを設定できる。

授業の内容

第1回 しまねの地域と共に学ぶ―開講にあたって―〔本田雄一〕

オリエンテーション〔林 秀司〕

第2回 統計からみる島根のすがた〔藤原眞砂〕

第3回 子どもの健やかな成長を支えるために〔高橋恵美子〕

第4回 教育における体験活動から考える地域資源〔矢島毅昌〕

第5回 学校教育と心理臨床〔川中淳子〕

第6回 「がんと共に生きる」〔平野文子〕

第7回 英語教育・学習と地域貢献〔小玉容子〕

第8回 比較の視点からみた島根の地域発展―北東アジアのなかの島根―〔江口伸

吾〕

第9回 高齢者にとって暮らしやすい生活の場をつくるために〔梶谷みゆき〕

第10回 高齢化社会をチャンスと捉えるための介護予防と生きがいつくり〔酒元誠治〕

第11回 老年期からの回顧と展望:地域に根ざす思想〔村井洋〕

第12回 島根県の政策展開〔島根県政策企画監室(予定)〕

第13回 未定〔外部講師〕

第14回 地域で学ぶということ〔林 秀司〕

第15回 それぞれのキャンパスでの学びに向けて〔李 暁東・山下一也・岸本 強〕

テキスト 各回の担当教員が指定することがある。

参考文献 各回の担当教員が紹介する。

評価方法 授業への取り組み姿勢、各回の授業で実施する小テストの結果を総合的に判断して評

価を行う。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

【松江キャンパス 1 年生へ】

この授業は地域の抱える課題について包括的に概論する講義である。全キャンパスの

1 年生を履修基準年次としており、今後、学生が地域課題へ対応する際に必要となる予

備知識や一般知識の習得を目指す、いわば入門科目として位置づけられている。

この授業の内容を、卒業年次までに、より専門的な見地から詳細な議論を行う諸科目の

履修により補完することが望ましい。具体的には、各学科の地域志向科目の内容の中

で同じ課題を再度考察するなど、発展的なの履修がひとつの目安となる。卒業研究の

中で、地域課題に取り組むなどの「課題意識」を、この授業を通して身につけてもらいた

い。

島根県以外の地域においても、同じような構造の地域課題が存在する。他の地域に対

しても、発展的に検討を続けてもらいたい。

科目分類 基礎科目 対象学年 1・2

授業科目 海外語学研修 学期 前期

担当教員 小玉容子・キッド ダスティン 選択/必修 選択

科目コード M01232 授業形態 演習 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

本学の協力協定校であるアメリカ合衆国セントラルワシントン大学(CWU)で、語学

学校(UESL)が主催する約 3週間の語学研修プログラムに参加する。英語・アメリカ文

化の講座の受講、現地大学生との英会話体験交流、アメリカの企業訪問、アメリカ文

化体験などを通して、英語力の向上と国際的視野を養う。

【達成目標】

1. 英語でのコミュニケーション能力を、日常生活が十分に行えるレベルまで向上さ

せる。

2. アメリカの歴史、文化、社会、産業等、体験的な学びの説明ができる。

3. 研修での経験をもとに、主体的に英語学習に取り組む態度・力を身につける。

授業の内容

英語・アメリカ文化の講座受講を中心に、地元の主要産業である牧草会社の訪問、アメ

リカ人の家庭訪問、保育園訪問など、アメリカ社会に関する理解を深める活動をする。

その他、文化体験としてアメリカ大リーグ野球観戦、交歓会などを通して、アメリカ文化

に触れる。

●前期試験期間の終了直後に出発。約 3 週間を CWU (ワシントン州エレンズバー

グ) の寮で過ごす。

事前研修は 6 月後半から開始(全 6 回の予定)。

事後研修レポート作成、学園祭での研修報告会の開催。

テキスト 研修のしおり、研修内容に応じて適宜プリントなどを配布する。

参考文献 適宜紹介する。

評価方法 成績は、事前・事後研修への出席およびレポート等の報告書作成 20%、現地研修

80%。計 100 点満点で評価する。

その他

◇登録にあたっては、事前に必ず募集要項の記載事項を確認すること。

◇引率は本学教職員が行う。

◇島根大学との乗り入れ科目である。

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 後期

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M01238 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

参考文献

評価方法

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]選択科目となっていますが、就職・進学いずれを希望する場合でも、1年生は全員履修してください。

基礎科目

キャリア・プランニング

小泉 凡・キャリア委員

授業の概要

 【授業の目的】卒業後、社会の一員として生活していくための進路指導およびキャリア形成支援を目的とする。

 【達成目標】1.社会人になること、働くということを自分のこととして意識できるようになる。2.自分の向き不向きを自覚し、自分に合った職業を選ぶことができる。3.企業が求める人材について理解する。4.履歴書の書き方、面接の受け方など、就職活動に必要なスキルを身に付ける。

[各回ごとの授業内容]1.ガイダンス2.企業(業界)・職業を知ろう①、就職サイト活用講座3.企業(業界)・職業を知ろう②4.企業(業界)・職業を知ろう③5.企業(業界)・職業を知ろう④6.企業(業界)・職業を知ろう⑤7.企業(業界)・職業を知ろう⑥8.試験対策1(SPI対策講座)9.就活アプローチ1(マナー/電話、メール、手紙)10.就活アプローチ2(マナー/敬語、身だしなみ)11.就活アプローチ3(自己分析、自己理解)12.就活アプローチ4(履歴書の書き方)13.就活アプローチ5(志望動機の書き方)14.試験対策2(面接対策)15.試験が終わって・まとめ16.模擬面接

テキスト

「就職活動の手引き」「Placement Support Book」

適宜紹介、配布する。

出席及び授業態度(発表をよく聞き、質問等積極的に参加できたか)50%レポート及び模擬面接(レポート記述内容、模擬面接の準備、態度)50%

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 表現とコミュニケーション 学期 前期

担当教員 園山土筆・有田 幸・前村晴菜 選択/必修 選択

科目コード M01236 授業形態 ワークショップ 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

・社会での「就業力」育成の準備段階として、対人関係を自ら構築するための土台

をつくる。

【達成目標】

・自分の考えや気持ちを言語化して伝えることができる。

・自他の言動の「違い」について、なぜなのか、疑問に思い、更によく観察し考える

ことができる。

・相手の言動を認め、自らの問題点に気づくことのできる「批判的思考力」を身に着

ける。

・他者に指示されなくても、自ら状況判断し、まわりの人と協力して行動できる。

授業の内容

「表現とコミュニケーション」力の育成

即興的な要素を含んだゲーム(インプロ)の体験によるワークショップ形式で行う。

[毎回の授業時間] 月曜日 9:00~12:00 2 コマ (体育館アリーナ)

1. 履修者全員第 1 回(2 コマ)

オリエンテーションとグループ分け

<インプロゲーム体験Ⅰとふりかえり>

2. Aグループ 第 2 回(2 コマ)

3. Bグループ 第 2 回(2 コマ)

4. Cグループ 第 2 回(2 コマ)

5. Dグループ 第 2 回(2 コマ)

<インプロゲーム体験Ⅱとふりかえり>

6. Aグループ 第 3 回(2 コマ)

7. Bグループ 第 3 回(2 コマ)

8. Cグループ 第 3 回(2 コマ)

9. Dグループ 第 3 回(2 コマ)

<インプロゲーム体験Ⅲとふりかえり>

10. Aグループ 第 4 回(2 コマ)

11. Bグループ 第 4 回(2 コマ)

12. Cグループ 第 4 回(2 コマ)

13. Dグループ 第 4 回(2 コマ)

テキスト 必要に応じてプリントを配付する。

参考文献 特になし

評価方法

授業への取組姿勢を評価する。

社会人として集団の帰属意識の有無も大事な観点とする。

レポートは参考資料として考慮する。

3 名の担当講師により採点、評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

生活体験の少なさと語彙の乏しさ等を自覚し、できるだけ考えていることを言語化し、自

ら問題点に気づくこと、まわりの人から学ぶことが多いことを知ってほしい。

科目分類 対象学年 1・2

授業科目 学期 通年

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M01237 授業形態 演習 単位数 1

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

その他

授業の概要

・事前学習・実習・事後学習への出席及び参加状況、レポート、ルーブリック(評価指標)による総合評価。

・本授業は地域社会と大学が連携して行うソーシャルラーニング科目である。・実習①での施設使用料、食費は各自負担をする。(2,000円程度)・施設と大学間の移動はバスで行う。実習①②は施設のバス、その他は大学の貸切バスで行う。・定員は35名程度とする。応募者が多い場合はを選考を行うことがある。

基礎科目

ボランティア・プログラム

古澤 俊司

1. 事前学習(1コマ:県立大学松江キャンパス)‥6月 県立青少年の家と主催事業についての理解 授業、実施スケジュールの理解

2. 実習①「ボランティア養成講座」(県立青少年の家)‥7月2日,3日(土,日) 講義(ボランティア活動について)・アイスブレイク・グループワーク・安全講習 青少年の家のプログラム体験・ふり返り

3. 実習②「ボランティア実習」(県立青少年の家)‥8月~1月で1つを選択 選択事業の例 ・サン・レイクフェスティバル(家族対象)‥10月 ・キッズチャレンジ秋(小2~小4対象)‥10月、1月 ・にんにんチャレンジ(年長~小2対象)‥11月 ※選択可能な事業の詳細については、事前学習において発表する

4. 事後学習(3コマ:県立青少年の家)‥1月上旬から中旬 AM:グループワークによるシェア及びグループ発表

・ボランティア活動を体験し、ボランティア活動の意義及びボランティアの役割を理解する・体験学習について理解し、場に応じて必要な支援ができる・他者との関わり方を考え、協力して活動できる

上記1~3については、参加者ノート、スタッフノート等を配布する。

 【授業の目的】

ボランティア活動を始めようとする学生に、県立青少年の家における体験学習プログラムを提供することにより、ボランティアの役割を体得し、他者と関わりながら主体的に活動することのできる人間になることを目指す。

 【達成目標】

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 健康・スポーツ科学概論 学期 後期

担当教員 岸本 強 選択/必修 健・保- 必修 総文– 選択

科目コード M01240 授業形態 講義 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

スポーツ人間学、運動生理学、スポーツ医学等の学びを通して、体育・スポーツに関する

認識と社会人として心得ておくべき諸問題、健康生活について学修する。

【達成目標】

1. スポーツ人間学、運動生理学、スポーツ医学等について基本的な知識を修得するこ

とができる。

2.現代的スポーツ事情、スポーツ諸課題について論述することができる。

授業の内容

1.文化としてのスポーツ、スポーツの高度化・大衆化について

2.スポーツの見方・考え方、スポーツのパーソナリティー形成と二面性について

3.スポーツ集団への関わり方、チームワークのメカニズムと形成の考え方

4.動きを生み出す身体の機構(筋・骨・関節)

5.動きを生み出す身体の機構 (エネルギー供給・酸素摂取の生理的機構・有酸素運

動・無酸素運動)

6.スポーツのための食と液体補給

7.スポーツと健康管理、スポーツの救急処置・救急蘇生法

8.まとめ・試験

テキスト

毎回プリント資料を配付する。

参考文献

評価方法

出席状況(毎回クイズ含む)=30%、筆記試験=70%とし総合的に評価する。

5 回以上の出席がない場合は評価の対象にしない。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

毎回配付するプリント資料で復習すること

後期期間の前半 8 コマで授業を行なう

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 運動方法実習Ⅰ(基礎) 学期 健・保- 前期 総文 – 後期

担当教員 健康栄養・総合文化- 石倉一希 保育- 岸本強 選択/必修 健・保- 必修 総文– 選択

科目コード M01255 授業形態 実技 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

身体運動の方法を学習し、健康の保持増進と体力の向上をはかるとともに、運動の意味や

効果の理解をはかりながら、運動することへの自覚を一層促進する。

【達成目標】

1.生涯スポーツの観点から、バドミントン、テニス、テーブルテニスの個人選択種目、チー

ム種目としてバレーボール、バスケットボール、ソフトバレーボール、インディアカ等のチ

ームスポーツに取り組み、多種目の技術・技能を身につけることができる。

2.主体的に学ぶ姿勢を身につけ、受講者で協力してゲームを運営することができる。

授業の内容

1.ガイダンス、ストレッチング、リズム運動

2.チーム種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

3.チーム種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

4.チーム種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

5.チーム種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

6.チーム種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

7.個人選択種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

8.個人選択種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

9.個人選択種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

10.個人選択種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

11.個人選択種目(スポーツ種別特性の理解と実践)

12.チーム・個人選択種目(専門的技術・技能の向上)

13.チーム・個人選択種目(専門的技術・技能の向上)

14.チーム・個人選択種目(専門的技術・技能の向上)

15.チーム・個人選択種目(専門的技術・技能の向上)・まとめ

テキスト

必要に応じて資料を配付する。

参考文献

評価方法

「関心・意欲・態度(出席を含む)」=60%、「技能」=30%、「思考判断・知識理解」=10%と

し、総合的に評価する。

12 回以上の出席がない場合は評価の対象にしない。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

運動のできる服装、靴を着用すること。

科目分類 基礎科目 対象学年 2

授業科目 運動方法実習Ⅱ(応用) 学期 健 - 前期 保・総文 – 後期

担当教員 原 丈貴 選択/必修 健 - 必修 保・総文 – 選択

科目コード M01262 授業形態 実技 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

運動方法実習 Ⅰ(基礎)の基礎的技能・知識を基に、運動方法実習Ⅱ(応用)では、身体

組成測定器等、各種身体測定機器で計測した各々のデータを参考にし、より科学的に運動

をプログラムしていく方法を身につける。

【達成目標】

1.計画的、主体的に測定機器を使い、データを管理することができる。

2.測定データを活用し、機器を用いたトレーニング、エクササイズ、スポーツに取り組み、自

ら取り組むことのできる運動方法(エクササイズ・スポーツ)を確立することができる。

3.達成目標1.2.を関連付けて論述することができる。

授業の内容

1.ガイダンス、身体計測

2.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ (からだ理解および運動実践)

3.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

4.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

5.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

6.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

7.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

8.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

9.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

10.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

11.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

12.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

13.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

14.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ(からだ理解および運動実践)

15.身体計測とエクササイズ・トレーニング・スポーツ・(からだ理解および運動実践)まとめ

テキスト

必要に応じて資料を配付する。

参考文献

評価方法

「態度(出席を含む)・知識理解」=30%、「関心・意欲・取り組み」=30%、「レポート」=40%

とし、総合的に評価する。

12 回以上の出席がない場合は評価の対象にしない。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

運動のできる服装、靴を着用すること。

授業のまとめとしてレポート提出を求める

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 基礎英語 I (基礎) 学期 前期

担当教員 中井 誠一 選択/必修 必修

科目コード M01415 授業形態 演習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

この授業では,食物や健康についてのテーマを含む様々なトピックを扱った英文を読

み,各パラグラフの要点を把握し,重要な箇所の文法の説明を加えながら,確実な英語

力の定着を図ります。また,学習した内容に基づいた練習問題を行い,実践的な英語の

基礎力養成を目指します。後半は,TOIEC に対応したリスニングの演習を行います。

【達成目標】

1. 専門分野の英語を理解するための基礎となる語彙や文法力を身に付ける。

2. 食物や健康などの社会問題に関する様々なトピックの比較的平易な英文を読み,

その内容を十分把握できる。

3. TOEIC に対応した,英語リスニングの基礎力を身に付ける。

授業の内容

1 授業の解説

2 Unit 1 A Penguin Story

3 Unit 2 A Serial Killer

4 Unit 3 A Genius Dog

5 Unit 4 Food Champ

6 Unit 5 Different, But The Same

7 Unit 6 Comparison Letter

8 中間試験(試験解説)

9 Unit 7 Halloween

10 Unit 8 Neighbor’s Talk

11 Unit 9 Sleep

12 Unit 10 Superstition

13 Unit 11 Future Food

14 Unit 12 Alternative Energy

15 授業のまとめ

16 期末試験

テキスト It's Time to Read! 八木茂那子,町田順子,シボン・ライアン著 (南雲堂)

※リスニングの教材はプリントで配布します。

参考文献 適宜,授業中に配布します。

評価方法 成績は、中間・期末試験 80 点、平常点 20 点の合計 100 点で評価する。平常点では、

出席状況、課題等の評価、授業への参加度などを総合的に勘案して、得点化する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

授業中のスマートフォン等の使用は禁止します。

科目分類 基礎科目 対象学年 1

授業科目 基礎英語Ⅱ 学期 後期

担当教員 飯塚登世一 選択/必修 必修

科目コード M01425 授業形態 演習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

1.センテンスレベルのリーディングスキルを発展させ、パラグラフレベル、さらにはパッ

セージレベルでの英語の速読に必要な Predicting、Phrase Reading、Finding Main Ideas

などの速読に必要なスキルを養う。

2.「食と栄養」に関する様々な話題を扱った文章を読むことで、今日の食育と栄養につ

いての基礎的な知識を養う。

【達成目標】

1.主部/述部の切れ目、修飾関係などの基本手的な英語の文法と知識が身について

いる。

2.センテンスレベルだけでなく、パラグラフレベル、パッセージレベルでも速読ができ

る。

3.今日の食育と栄養についての基礎的な知識が身についている。

授業の内容

1. 授業の解説

2. Unit 1 The Major Nutrients: What you need to know

3. Unit 2 Dietary Supplements

4. Unit 3 Food Allergies

5. Unit 4 The Obesity: Time Bomb

6. Unit 5 Crash Diets

7. Unit 6 Diabetes: A Lifestyle-related Disease

8. 前半のまとめと確認

9. Unit 7 Food: A Miracle Cure?

10. Unit 8 Food Preservation

11. Unit 9 Food Safety

12. Unit 11 Eating Disorders

13. Unit 12 The Culture of Healthy Japanese Cuisine

14. Unit 13 Diet and Pregnancy

15. 授業のまとめ

16. 期末試験

テキスト

『健康生活に見る食育と栄養』(A Matter of Taste) 津田晶子/C. Valvona/大部正代 著

南雲堂、定価(本体 1,700 円+税)

参考文献

適宜、授業中に配布、指示します。

評価方法

中間試験 40%、期末試験 40%、平常点 20%を総合して評価します。なお、平常点は、出席

状況、課題等の評価、授業への参加度等を総合的に勘案して、得点化します。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

◇毎回、英語辞書(電子辞書含む)を携帯すること。

◇授業に関する質問、欠席等の連絡は以下のアドレスでも受け付ける。

[email protected]

専門科目

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 化学 学期 前期

担当教員 籠橋 有紀子 選択/必修 選択

科目コード M01105 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

この講義では、健康栄養学科の専門科目を理解するために、食品成分でもあり、生体

構成成分でもある糖質、脂質、たんぱく質、核酸をはじめとする生体高分子の体内動態

を学ぶ、基礎専門科目の「生化学」の履修に向けて、化学的な考え方や知識を身に

着けることを目的とする。

【達成目標】

1. 物質がどのようにして作られるのか、どのような構成要素からできているのか、ど

のような性質を有するのかを理解する。

2. 食品成分でもあり、生体構成成分でもある糖質、脂質、たんぱく質、核酸をはじめ

とする生体高分子の体内動態を理解するために、物質の構造と化学反応様式につい

て理解する。

授業の内容

【各回ごとの授業内容】

1.物質の構造 1 物質の構成要素

2.物質の構造 2 化学結合と化学量

3.物質の状態 1 物質の三態とその変化

4.物質の状態 2 溶液

5.物質の変化 1 酸と塩基

6.物質の変化 2 酸化還元反応

7.物質の変化 3 化学反応の速さと化学平衡

8~10.無機化合物の特徴と分類および働き

11~15.有機化合物の特徴と分類および働き

16.期末試験

*1~7 のそれぞれの回で物質がどのようにして作られるのか、どのような構成要素か

らできているのか、どのような性質を有するのかを理解する。

*11~15 のそれぞれの回で、食品成分でもあり、生体構成成分でもある糖質、脂質、

たんぱく質、核酸をはじめとする生体高分子の体内動態を理解するために、物質の構造

と化学反応様式について理解する。

テキスト 食を中心とした化学 (東京教学社)

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献 適宜、図書の紹介をする。

評価方法 出席(20%)、学期末試験の成績(80%)により評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

生化学を学ぶ上での基礎になるため、生化学受講者は受講し、予習復習につとめてくだ

さい。

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 前期

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M02400 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

1.基礎生命科学について2.人体の構成(器官の構成とその働き,組織・細胞の働き)3.細胞の全体像(大きさと形,核,細胞質など)4.細胞膜を介する物質の輸送5.受動輸送と能動輸送6.原子量,分子量7.浸透圧,モル8.当量9.細胞膜の構造,細胞内小器官①10.細胞内小器官②11.細胞内小器官③12.遺伝情報とタンパク質合成①13.遺伝情報とタンパク質合成②14.細胞の複製15.細胞内情報伝達16.まとめ

 林正健二著「人体の構造と機能 解剖生理学」MCメディカ出版(解剖学と共通)。必要に応じてプリントなどの資料を配布します。

成績は,出席状況40%,レポート提出60%を考慮して総合的に評価します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]項目の順番・内容は前後することがあります。

専門科目

基礎生命科学

安藤 彰朗

授業の概要

 【授業の目的】 ヒトが生命を維持し生きていくために,人体では様々な器官(系)がそれぞれの役割を担い,お互いにうまく連携して全体としてまとまった機能を果たしています。それぞれの器官(系)は,さらに組織,細胞,物質といったレベルで複雑に構成されています。なかでも,器官の担う働きはそれを構成する「細胞の働き」に負うところが大きいです。 基礎生命科学では,解剖学や生理学,生化学を学ぶ上で基礎となる,細胞の構造や働き,物質やイオンの濃度やモルについて理解を深めることを目的とします。

 【達成目標】・細胞および細胞内小器官の基本的な構造と働きを説明できる。・物質・イオンの濃度,モル,単位について説明ができ,計算ができる。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 栄養士スキルⅠ 学期 前後期

担当教員 健康栄養学科教員 選択/必修 選択

科目コード M02061 授業形態 講義・演習 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

将来、専門職となるための導入教育科目として位置づけ、「自己教育力」「社会力」

「専門力」の基礎力を育成することを目的とする。

【達成目標】

① 栄養士養成課程での学びを理解する。

② 大学生として必要な基本的スタディスキルを身につける。

③ 発表やグループワーク等を通してコミュニケーションの方法を修得する。

④ ボランティア活動に参加し、社会活動や職業生活に適応し、自己実現を図る姿勢と

技能を身につける。

⑤ 専門職、栄養士としての職業倫理を身につける。

授業の内容

1. スタディスキル その1 大学、栄養士養成課程での学びを知る。

2. スタディスキル その2 授業の受け方

3. スタディスキル その3 レポートの書き方

4. スタディスキル その4 試験を考える。

5. スタディスキル その5 まとめ

6. 栄養士のためのコミュニケーション

7. 栄養士のための接遇

8. プレゼンテーションの基礎 講義:図書館の利用、報告書のまとめ方 等

9. 学外活動への参加(研修会、ボランティア等) その1

10.学外活動への参加(研修会、ボランティア等) その 2

11.学外活動への参加(研修会、ボランティア等) その 3

12.プレゼンテーションの基礎 調べてまとめる。(学外活動の体験発表)

13.プレゼンテーションの基礎 調べてまとめる。(学外活動の体験発表)

14.プレゼンテーションの基礎 調べてまとめる。(学外活動の体験発表)

15.まとめ

テキスト ・必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、課題レポート、ボランティアや学外研修会などへの参加状況等を総合的に評

価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

・この授業は、グループワークや全体討議を中心とし展開する。各回のテーマに対して、

課題をもって臨むこと。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 栄養士スキルⅡ 学期 前後期

担当教員 健康栄養学科教員 選択/必修 選択

科目コード M02062 授業形態 講義・演習 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

将来、専門職となるための導入教育科目として位置づけ、「自己教育力」「社会力」

「専門力」の基礎力を育成することを目的とする。

【達成目標】

① 栄養士養成課程での学びの到達目標を理解する。

② 学びの方法を習得し、生涯にわたって学ぶ意味や意義を理解する。

③ コミュニケーションを通じて良好な人間関係を築くことができる。

④ ボランティア活動を通じて、「ヒューマンサービス」を実践するための技術と知識を修

得する。

⑤ 栄養士として、職業倫理をベースとした態度や行動をとることができるようになる。

授業の内容

1.スタディスキル その1 大学、栄養士養成課程での学びの到達目標を決める。

2.スタディスキル その2 授業の受け方(1 年の振り返りと課題抽出、最終年次の目標決定)

3.スタディスキル その3 レポートの書き方 (1 年の振り返りと課題抽出、最終年次の目標決

定)

4.スタディスキル その4 試験を考える。(1 年の振り返りと課題抽出、最終年次の目標決定)

5.スタディスキル その5 まとめ

6.栄養士のためのコミュニケーション

7.栄養士のための接遇

8.プレゼンテーションの基礎 講義:図書館の利用、報告書のまとめ方 等

9.学外活動への参加(研修会、ボランティア等) その1

10.学外活動への参加(研修会、ボランティア等) その 2

11.学外活動への参加(研修会、ボランティア等) その 3

12.プレゼンテーションの基礎 調べてまとめる(学外活動の体験発表)

13.プレゼンテーションの基礎 調べてまとめる(学外活動の体験発表)

14.プレゼンテーションの基礎 調べてまとめる(学外活動の体験発表)

15.まとめ

テキスト ・必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法

学習意欲、課題レポート、学外活動への参加状況等を総合的に評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

・この授業は、グループワークや全体討議を中心とし展開する。各回のテーマに対して、

課題をもって臨むこと。

科目分類 専門科目 対象学年 2年

授業科目 食環境論 学期 後期

担当教員 赤浦 和之 選択/必修 選択

科目コード M02410 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

近年食を取り巻く環境は劇的に変化している。家族構成やライフスタイルの変化、食糧生

産のグローバル化、異常気象による食糧供給の不安定化、食の外部化、食品輸入の増加

等の要因が食生活や健康にどう関わるかについて、最新の資料やDVDを用いて解説する。

いくつかの重要な項目については授業中に意見や考えを記述し発表することを求め、それ

についてディスカッションを行なう。

【達成目標】

・グローバルな視野で食事文化や食環境を見ることができる(小問題で評価)

・近年の食環境の変遷について具体的な例をあげて説明できる(レポートで評価)

・食の安全性について国外の事情もふまえて説明できる(レポートで評価)

授業の内容

1.食生活の変遷1 食生活の欧米化とは他

2.食生活の変遷2 現代の食卓、主食の消費変遷他

3.食文化1 食物の成立と変遷,食文化の成立他

4.食文化2 食物と食習慣,食事様式,世界の食卓他

5.食物の生産と廃棄1 DVD「ありあまるごちそう」について

6.食物の生産と廃棄2 外国依存の食,食品ロス他

7.食生活の社会環境1 DVD「キングコーン」について

8.食生活の社会環境2 食の外部化(外食,中食)他

9.食生態1 DVD「Supersize me!」について

10.食生態2 食欲の生理,ライフスタイルと食物選択他

11.食の安全1 DVD「フード・インク」について

12.食の安全2 残留農薬問題, 輸入食品とその安全性

13.食生活と健康1 DVD「未来の食卓」について

14.食生活と健康2 食の安全や食生活、健康に関する最新のトピックから

15.まとめ

テキスト

必要に応じて資料を配付する。

参考文献

評価方法 出席状況(60%),レポート等(40%)を考慮して総合的に評価する。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

毎回出席確認を兼ねて、授業内容に関係する小問題を出題する

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 公衆衛生学 学期 前期

担当教員 関龍太郎、谷口栄作、大城 等、中畑典子 選択/必修 必須

科目コード M02420 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

人間の健康に影響を及ぼす各種要因(食・環境・社会等)と疾病との関連、各種疾病

に対する予防対策ならびに健康の現状及びその指標について学ぶことを目的とする。

【達成目標】

① 国民の健康づくりにおける保健・医療・福祉の位置づけと相互の関係について概説

できる。

② 環境と健康との関連について概説できる。

③ 健康の現状と課題について説明できる。

④ 疫学の基本的な考え方と目的について概説できる。

⑤ 主要疾患の疫学と予防対策について概説できる。

⑥ 健康に関わる社会制度(関連する法規を含む)と保健対策について説明できる。

授業の内容

1. 公衆衛生とは(健康の考え方、公衆衛生の概念と歴史) 谷口栄作

2. 環境と健康(公害とは、地球環境汚染、住環境) 谷口栄作

3. 食品保健 中畑典子

4. 生活習慣の現状と対策(健康日本21、生活習慣病とは) 関龍太郎

5. 社会保障の概念・医療制度・福祉・介護制度 関龍太郎

6. 高齢者保健(認知症・・・小山のおうちの取り組み、介護パートナの歴史) 関龍太郎

7. 地域保健・母子保健 谷口栄作

8. 国際保健(廃用症候群とデンマークの福祉など) 関龍太郎

9. 産業保健・学校保健 関龍太郎

10. 関係法規(栄養関連法規・一般衛生法規)とまとめ 関龍太郎

11. がん・循環器疾患の現状・対策 中畑典子

12. 代謝疾患・骨疾患の現状・対策 中畑典子

13. 精神疾患・自殺の現状・対策 中畑典子

14. 健康の指標(保健統計、人口静態統計、人口動態統計、生命表、疾病統計など)

大城 等

15. 疫学とは(疫学の概念、疫学指標、疫学の方法、スクリーニング) 大城 等

16. まとめ

テキスト 図説 国民衛生の動向 厚生統計協会

わかりやすい公衆衛生学 清水・南波編 (ヌーヴェルヒロカワ)

参考文献 インカの冒険 文芸社 ジャニス著 2007

デンマークの高齢者福祉政策を支えるもの 関龍太郎 海外社会保障情報 2008.1

評価方法 学習意欲、課題レポート、学期末試験等で総合的に評価する。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

教科書による事前学習、教科書、配布プリントによる事後学習を行う。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 社会福祉概論 学期 前期

担当教員 藤原映久 選択/必修 必修

科目コード M02430 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

社会福祉の概念・理念、歴史などの社会福祉の基礎的な学習から始まり、社会福祉

の制度や児童家庭福祉、障がい児(者)福祉、高齢者福祉といった分野別の福祉につ

いて学んだうえで、相談援助技術であるソーシャルワークについても学ぶ。これらの

学習を通じて、社会福祉の基礎的な知識と実践技術を理解することを目的とする。

【達成目標】

(1)社会福祉の概念・理念、歴史、社会保障制度等の基礎的な知識を習得する。

(2)児童家庭福祉、障がい児(者)福祉、高齢者福祉といった分野別の福祉制度に

ついて説明できるようになる。

(2)ソーシャルワークの基礎的な知識と方法を習得する。

授業の内容

1.社会福祉とは何か(その概念と理念)

2.社会福祉の歴史

3.社会保障と社会福祉

4.社会福祉の制度体系

5.低所得者対策

6.児童家庭福祉

7.子どもの貧困

8.障がい児(者)福祉

9.障がい児(者)福祉

10.高齢者福祉

11.社会福祉サービスの形態と体系

12.相談援助の形態と方法

13.対人援助技術(面接)

14.対人援助技術(ニーズの把握・支援計画の作成)

15.総復習

16.学期末試験

テキスト ●直島正樹・原田旬哉編著『図解で学ぶ保育 社会福祉』、萌文書林【2100円+税】

●その他、必要に応じて資料やプリントを配布

参考文献 必要に応じて授業の中で紹介

評価方法 学期末試験(70%)、授業への参加姿勢(30%)

※欠席・遅刻、提出物の未提出等は、授業への参加姿勢に対する減点の対象とする。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

・授業中に紹介した文献等を読んでおくことが望ましい。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 解剖学 学期 前期

担当教員 直良 博之 選択/必修 必修

科目コード M02450 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

解剖学の目的は、ヒトの身体の仕組みを理解してもらう事です。「身体の仕組み」を理

解するためにはいろいろなアプローチがありますが、本科目においては、さまざまな調

節や代謝が行われる「場」としての人体の構造や組織構造を理解してもらいます。

ヒトが生きて行くためには、身体の中に入っているさまざまな臓器が役割を分担して働

き続ける必要があります。臓器の働きは臓器を構成する組織により、組織の働きは組織

を構成する細胞に支えられています。生命を支える臓器と組織、そして細胞の営みを具

体的に、また立体的にイメージできるようになってください。

そのために、まずヒトにおける器官系の役割分担について説明し、その後、各器官系

の詳しい役割とその組織構造について解説します。解剖学で解説した内容は、同時期

に開講する「解剖組織学実験」にて、実際の臓器や組織を観察する事により、具体的・

立体的に理解を深めてもらいます。

この教科で学んだ内容は、「生理学」「生化学」の内容とともに 1 年後期の「健康栄養

学」にて栄養という視点で再統合します。このようにして積み上げた、正常な身体につい

ての基礎知識は、1年後期から2年で学ぶ「病気と栄養との関連」の理解へとつながって

行きます。

【達成目標】

・器官系の機能と、位置関係を立体的に理解できる。

・臓器の機能と、それを構成する組織・細胞の機能との関係が理解できる。

授業の内容

1.なぜ解剖学をまなぶのか、骨標本の観察 2.人体の構造、骨格・筋系 3.消化器系の

概要 4.口腔、食道、胃 5.小腸における吸収 6.膵臓(外分泌と内分泌) 7.肝臓 8.循

環器系(心臓、血管、リンパ管) 9.呼吸器系 10.泌尿器系 11.生殖器系 12.感覚器系

13.神経系 14.自律神経系、内分泌系 15.生物リズム(ヒトと時間との関わり)

テキスト

各回プリントを配付する。参考書として「人体の構造と機能 解剖生理学」メディカ出版

を使用する(生理学と共通)。必要に応じてコンピュータソフトウェア Visible Body 3D

Anatomy を使用する。

参考文献

評価方法

成績は筆記試験の点数(100 点)を基本として評価する。全出席または講義への意欲的

な取り組みが認められたものについては最高 20 点を加える。

その他

受講にあたって皆さんは、まず自分の身体について興味を持ち、それを講義の内容と

関連させて考えてみて下さい。また、その過程で出てくるさまざまな疑問を、講義中の

「質問」という形で出せるようになると、理解が深まります。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 解剖組織学実験 学期 前期

担当教員 直良 博之 選択/必修 必修

科目コード M02460 授業形態 実験 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

本科目の目的は「解剖学」で学んだ内容を実物の臓器や組織標本で確認し、さらに理

解を深めて行くことです。体内の主要な臓器の位置関係やつながり方、色や形、弾力な

どを具体的・立体的なイメージとして捉える事ができ、また臓器と組織、組織と細胞との

関連を理解する事です・

【達成目標】

・細胞と細胞外基質からなる組織構造が理解できる。

・主要な臓器における、組織構造と、それを構成する各種の細胞が判別できる。

授業の内容

主にマウスを用いて腫瘍臓器の位置や臓器間の連絡、体腔の概念などを理解しても

らい、同時に組織標本を光学顕微鏡や走査型電子顕微鏡 (SEM) を観察する事により

臓器・組織・細胞の構造と機能について学びます。マウスの解剖に加えて、他のほ乳類

標本、精密人体模型、解剖学ソフトウェアなどの教材を用い、最終的にはヒトの身体構

造へと理解を広げて行きます。他の教科との関連は「解剖学」の頁を参照して下さい。

皆さんは毎回マウスの臓器や組織標本を観察し、それらをスケッチします。スケッチし

た組織や細胞の機能を資料で調べ、スケッチに書きこんでもらいます。描かれたスケッ

チを見る事で、スケッチした組織を正しく理解できているのかをチェックすることができま

す。また SEM による組織観察、写真撮影は、皆さんが組織を立体的に理解するために

役立つでしょう。解剖学で学ぶよりも少し詳しい内容について、複数の参考書にあたり、

それらを整理する形でまとめて下さい。

【実験の内容】

●光学顕微鏡、SEM、解剖器具の使い方、スケッチの描き方

●マウスの解剖、主要臓器の観察

●主要臓器の解剖、組織標本の観察とスケッチ、写真撮影

●ヒトの臓器の位置と形

○実験終了後に動物慰霊祭を行う。

テキスト

毎回、実験手順や観察対象を記したプリントを配付する。「解剖学」の参考書に加え、数

種類の解剖学、組織学に関する参考書が実験室に用意してある。必要に応じて解剖学

ソフトウェアを利用する。

参考文献

評価方法 毎週提出してもらうスケッチを含む実験レポートおよび、解剖学と同時に行う筆記試験を

基本として評価する。出席状況、実験に取り組む姿勢についても併せて評価する。

その他 解剖学で学ぶ内容と関連させて取り組んで下さい

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 前期

担当教員 選択/必修 必修

科目コード M02470 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

1.生理学について2.体液とホメオスタシス(血液・組織液の組成:水分,イオンなど)3.筋の構造と筋収縮のメカニズム4.筋収縮のエネルギー源とビデオ視聴5.呼吸器系の生理(呼吸運動,肺活量,ガス交換)6.消化器系の生理1(消化管の運動と調節)7.消化器系の生理2(唾液・胃液の分泌)8.消化器系の生理3(膵液の分泌,胆汁の分泌)とビデオ視聴9.循環器系の生理1(心臓機能の調節,血管運動の調節)10.循環器系の生理2(血圧の調節)とビデオ視聴11.腎機能1(尿細管での再吸収と分泌)12.腎機能2(血圧・体液の調節)13.神経系の生理(刺激・興奮・伝導,自律神経の働き)14.内分泌(内分泌系の構成,ホルモンの作用機序)15.血液凝固,生殖周期・乳汁分泌(性周期,妊娠,乳汁分泌)16.試験

林正健二著「人体の構造と機能 解剖生理学」MCメディカ出版を用いる(解剖学と共通)。その他プリントなどの資料を配布します。

成績は,出席状況20%,課題提出10%,学期末試験70%を考慮して総合的に評価します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

授業項目の順番・内容は変更することがあります。また授業内容の進行具合によっては,補講を行うことがあります。

専門科目

生理学

安藤 彰朗

授業の概要

 【授業の目的】 健康を食との係わりにおいて追求するうえで,私たちの身体の構造と働きを理解することは,栄養士の基礎として不可欠です。生理学では,解剖組織学で学ぶ知識を基礎として,ヒトの体を構成する様々な器官系の仕組み・働き(機能)を概観するとともに,個々の器官の機能と全身の機能との関係を理解することを目的とします。

 【達成目標】・ヒトの体に関する,基本的な用語を説明できる・器官(系)の作り,仕組みと働きについて説明できる・全身の働きとそれぞれの器官(系)の働きとの関連を説明できる

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 前期

担当教員 選択/必修 必修

科目コード M02480 授業形態 実験 単位数 1

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

1.生理学実験について,血液の働き2.赤血球数の算定3.ヘマトクリット値の測定・ヘモグロビン量の測定4.レポートのまとめ方①5.レポートのまとめ方②6.レポートのまとめ方③7.白血球の算定8.血液塗抹標本の作成,赤血球,白血球の観察・スケッチ9.血清中のリンの定量①原理の説明と試薬作成10.血清中のリンの定量②測定11.血清中のカルシウムの定量①原理の説明と試薬作成12.血清中のカルシウムの定量②測定13.血清中のイオンの定量のまとめ14.尿試験紙による尿検査15.全体のまとめ

プリントを配布します。

成績は,出席状況20%,実験レポート80%によって総合的に評価します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]生理学実験は,4人程度のグループで行ないます。実験の都合で授業項目の順番は変更になることがあります。

専門科目

生理学実験

安藤 彰朗

授業の概要

 【授業の目的】 講義で学んだ事柄・知識を,実際に見たり体験することは,理解を深めるうえで大変重要な経験になります。生理学実験では,私たちヒトと同じ哺乳類であるラットなどの実験動物を用いて,講義で学んだ体の構造と働きを,自らの目と手で確かめ,更に理解を深めることを目的とします。生命活動の維持に重要な役割を果たしている血液と尿に注目して,ラットあるいはヒトの血液や尿を用いて,それらの性状を調べます。

 【達成目標】

・血液の役割,成分,検査項目について説明できる・尿の成分について説明できる・実験結果を踏まえて,実験レポートをまとめることができる

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 生化学 学期 後期

担当教員 籠橋 有紀子 選択/必修 必修

科目コード M02490 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

生化学は、生命現象を化学的な手法によって解析し、その本質を分子レベルで明ら

かにしようとする学問である。近年、生化学の進歩は目覚しく、生体成分の構造、機

能、代謝などが次々と明らかにされ、また遺伝、免疫、老化などの生命現象も分子レ

ベルで解明されるようになった。この講義では、健康栄養学科の専門科目を理解する

ために、細胞のなりたちから、その分子レベルでの構成成分、さらには各種成分の機

能と意義について理解することを目的とする。

【達成目標】

食品成分でもあり、生体構成成分でもある糖質、脂質、たんぱく質、核酸をはじめ

とする生体高分子の体内動態を理解する。

授業の内容

【各回ごとの授業内容】

1 回 生化学を学ぶための基礎知識

2~3 回 糖質の構造と代謝

4~5 回 脂質の構造と代謝

6~7 回 タンパク質の構造と代謝

8~9 回 生体のエネルギー代謝

10~11 回 核酸の構造と代謝・遺伝情報

12 回 ビタミン・ミネラルの構造と代謝

13 回 個体の調節機構とホメオスタシス 1(ホルモンと細胞内情報伝達)

14 回 個体の調節機構とホメオスタシス 2(ホルモンの作用機序)

15 回 生体防御機構

16 回 期末試験

*教科書を中心として講義を行い、栄養士認定試験などの演習問題を解き理解を深め

る。

テキスト 生化学-ヒトのからだの構成と働きを学ぶために (化学同人)

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献 適宜、図書の紹介をする。

評価方法 出席(20%)、学期末試験の成績(80%)により評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

栄養学を理解する為に重要な科目ですので、予習復習につとめてください。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 生化学実験 学期 後期

担当教員 籠橋有紀子 選択/必修 必修

科目コード M02500 授業形態 実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

生化学実験は、実験を通して生体に触れ、生化学で学んだ知識、すなわち生体構成

成分の性質やそれらが示す化学反応と生命機序との関連について、より理解を深める

ことを目的として行う。

【達成目標】

健康栄養学科の専門科目を理解するために、実験を行うことにより下記の生化学で学ん

だ知識を定着させる。

1.生体構成成分の性質やそれらが示す化学反応について理解する。

2.食品成分でもあり、生体構成成分でもある糖質、脂質、たんぱく質、核酸をはじめとする

生体高分子の構造と機能について体内動態を理解する。

3.生体構成成分の抽出方法や分析方法を学ぶ。

授業の内容

【各回ごとの授業内容】

1.基本操作の説明

2.生体成分に関する実験 1 肝臓グリコーゲンの分離 (2 回)

3.生体成分に関する実験 2 脂質の抽出

4.生体成分に関する実験 3 脂質の定性

5.生体成分に関する実験 4 たんぱく質の分離

6.生体成分に関する実験 5 ビタミンの定量 (2 回)

7.生体成分に関する実験 7 色素の抽出と利用

8.生体成分に関する実験 8 in vitro 消化実験 1 デンプン、脂肪、たんぱく質の消化

9.生体成分に関する実験 9 in vitro 消化実験 2 唾液アミラーゼの活性度測定

10.生体機能に関する実験 1 基本味の調整と味覚閾値実験 (2 回)

11.生体機能に関する実験 2 味覚修飾作用に関する実験 (2 回)

テキスト 生化学実験書を配布する。

参考文献 適宜、図書の紹介をする。

評価方法

毎回の出席を基本として、授業中の活動を含めた実験に対する姿勢(20%)と毎回の

レポート(80%)により評価する。レポートは実験の目的、操作、原理についてよく

理解し、出された課題について調べ記述されている事、考察が十分されている事を評

価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

実験書を必ず熟読して実験に臨んで下さい。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 病態生理学 学期 前期

担当教員 山内美香、山本昌弘、宗宮基、小黒浩明、伊藤孝史、川島耕作、名和田淸子 選択/必修 必須

科目コード M02510 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

臨床栄養管理を行うための基礎知識として、病気の成因や発症・進行に伴う生体の

形態や機能の変化、病態評価や診断・治療の基本的考え方を学び、病気とはどのよう

に発生し変化していくのか、全体像を把握することを目的とする。

【達成目標】

① 病気の成因や発症・進行に伴う生体の形態や機能の変化について概説できる。

② おもな疾患について、その成因や発症・進行に伴う生体の形態や機能の変化、病態

評価や診断・治療について、説明できる。

授業の内容

1. 病気の成因について 名和田淸子

2. 病気の発症・進行に伴う生体の形態や機能の変化 名和田淸子

3. 内分泌・代謝疾患(糖尿病、肥満ほか) 宗宮 基

4. 循環器・呼吸器疾患(心疾患、肺疾患ほか) 名和田淸子

5. 泌尿器疾患(腎疾患ほか) 伊藤孝史

6. 泌尿器疾患(腎疾患ほか) 伊藤孝史

7. その他疾患(血液、免疫・アレルギー疾患など) 名和田淸子

8. 内分泌・代謝疾患(骨粗鬆症) 山内美香

9. 内分泌・代謝疾患(甲状腺疾患ほか) 山本昌弘

10. 脳・神経疾患(脳血管疾患ほか) 小黒浩明

11. 脳・神経疾患(脳血管疾患ほか) 小黒浩明

12. 脳・神経疾患(脳血管疾患ほか) 小黒浩明

13. 消化器疾患(消化管、肝臓、膵臓疾患ほか) 川島耕作

14. 消化器疾患(消化管、肝臓、膵臓疾患ほか) 川島耕作

15. 消化器疾患(消化管、肝臓、膵臓疾患ほか) 川島耕作

16. 消化器疾患(消化管、肝臓、膵臓疾患ほか) 川島耕作

17. 試験

テキスト

サクセス管理栄養士講座「人体の構造と機能及び疾病の成り立ちⅡ」(第一出版社)

栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 基礎編 改訂 2 版(羊土社)

栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 疾患別編 改訂 2 版 (羊土社)

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、学期末試験、課題レポート等を総合的に評価する。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

解剖生理学、生理学で学んだことを基礎として授業を行う。

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 後期(集中講義)

担当教員 選択/必修 選択

科目コード M02520 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

1.運動による身体の変化2.運動によるエネルギー消費3.有酸素運動・無酸素運動4.体力作りと運動処方5.スポーツと健康維持6.トレーニングの基礎理論7.休養と健康8.ストレスの種類と弊害9.休養の意義10.レクリエーションの方法11.レクリエーションの実際12.積極的休養13.食事と健康14.生活習慣病とライフスタイル15.健康の維持増進

必要に応じてプリントなどの資料を配布します。

成績は,出席状況40%,レポート提出60%を考慮して総合的に評価します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

健康科学概論は,1年後期試験終了後(2月末~3月中旬)に集中講義で行ないます。時間割(スケジュール)は,年によって変わります。授業項目の順番・内容は変更になることがあります。

専門科目

健康科学概論

原 丈貴,三井 律子,大城 等

授業の概要

 【授業の目的】 健康科学概論では,健康の3要素である栄養・運動・休養,ホメオスタシス,エネルギー消費,スポーツなど様々な視点から,体のしくみと健康との係わりについて理解を深めることを目的とします。(3名の非常勤講師によるオムニバス授業,春季集中講義)

 【達成目標】

・健康に過ごすうえで,栄養,運動,休養の意義・重要性を説明できる・講義を踏まえて,自分自身の生活スタイルを振り返ることができる

科目分類 専門科目 対象学年 1年

授業科目 食品学 学期 前期

担当教員 赤浦 和之 選択/必修 必修

科目コード M02530 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

栄養とおいしさを備えた食事の献立作成や調理,生活習慣病予防や疾病治癒のための栄

養管理や食事指導には,食品に関する知識が不可欠である.食品は,生命の維持としての

栄養素だけでなく,人の感覚に訴える嗜好成分,生体防御や生体リズムなど体内環境を整

える生体調節成分を含有する.食品学では,食品の種類や分類,食品成分表とその利用

法,食品成分分析法,主要食品成分の構造と性質・変化,食品の物性,官能評価法,加工

と貯蔵などについて解説し,食品についての理解を深める.

【達成目標】

・一般成分の観点から食品について説明できる(小問題・期末試験で評価)

・機能性成分の観点から食品について説明できる(小問題・期末試験で評価)

・調理や加工における食品成分の変化について説明できる(小問題・期末試験で評価)

授業の内容

1.食品の種類と分類

2.食品成分表とその利用法

3.食品成分分析法

4.食品成分1:水分,タンパク質,糖質

5.食品成分2:脂質,ビタミン,ミネラル

6.食品成分3:嗜好成分,有害成分,機能成分

7.成分間反応1:酸化と劣化

8.成分間反応2:酵素的,非酵素的褐変反応

9.植物性食品1

10.植物性食品2

11.動物性食品1

12.動物性食品2

13.調味料,油脂類,香辛料

14.加工食品,食品の加工と貯蔵

15.食品の物性,官能評価法、まとめ

16. 試験

テキスト 食品学 − 食品成分と機能性 – 第2版 補訂

参考文献

評価方法 出席状況(10%),課題提出(20%),学期末試験(70%)を考慮して総合的に行う

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

毎回出席確認を兼ねて、授業内容に関係する小問題を出題する

自己学習の課題として、記述問題 10 題を2回に分けて出題する

科目分類 専門科目 対象学年 1年

授業科目 食品調理科学実験 学期 前期

担当教員 赤浦 和之 選択/必修 必修

科目コード M02540 授業形態 実験 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

食品中の栄養成分の分離,定性,定量,合成および食品の加工や調理を通して食品の栄

養成分やその機能について理解を深める.

まず体積計の使い方や精密天秤の操作を習得したうえで定性実験を行う.続いて厳密な

操作が求められる定量実験を行い,定性・定量分析の手法を体得する.さらに芳香成分の

有機合成により,エステル結合など食品成分の化学についての理解も深める.

【達成目標】

・電子天秤や安全ピペッター、pH メーターが使える(出席状況・実験態度で評価)

・溶液の調製や採取、希釈といった基本操作ができる(出席状況・実験態度で評価)

・身近な食品の成分について、分析の原理や方法を説明できる(レポートで評価)

授業の内容

1.基本操作の習得1:ガイダンス,精密てんびん操作等

2.基本操作の習得2:体積計の使い方,ガラス器具洗浄

3.デンプンの分離と定性

4.たんぱく質の分離と定性1

5.たんぱく質の分離と定性2

6.ペクチンの抽出と検定

7.有機酸の中和滴定1

8.有機酸の中和滴定2

9.塩分の沈澱滴定1

10.塩分の沈澱滴定2

11.果実の芳香成分の有機合成

12.酵素的褐変反応の制御

13.非酵素的褐変反応の制御

14.食品の官能検査

15.まとめ、ガラス器具洗浄、実験器具収納

テキスト 本学で作成した「食品調理科学実験書」を配布する

参考文献

評価方法 出席状況(60%),レポート提出(40%)を考慮して総合的に行う

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

科目分類 専門科目 対象学年 1年

授業科目 食品加工学 学期 後期

担当教員 赤浦 和之 選択/必修 必修

科目コード M02545 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

食品の貯蔵・加工に伴う成分の変化,保蔵方法,農産・畜産・海産食品の加工,調味料およ

び嗜好飲料,加工食品の品質表示、食品の包装等について理解を深めるとともに,水分活

性の調節,ゲル化および乳化等を利用した加工食品の製造, pH の調節等による食品の変

質防止等について実習を通して技術も学ぶ.さらに地域食材を生かした加工方法や給食の

素材としての利用も考える.

【達成目標】

・貯蔵や加工における原理を科学的に説明できる(小問題・期末試験で評価)

・食品表示について説明できる(小問題・期末試験で評価)

・身近な食品の加工技術を理解し、その原理を説明することができる(レポートで評価)

授業の内容

1.食品の貯蔵・加工と成分の変化1

2.食品の貯蔵・加工と成分の変化2

3.地域特産西条ガキの脱渋と利用1(実習)

4.地域特産西条ガキの脱渋と利用2(実習)

5.食品の保蔵の方法1

6.食品の保蔵の方法2

7.食品の保蔵の方法3

8.食品の加工1

9.食品の加工2

10.食品の加工3

11.食品の加工4

12.食品の加工5

13.乳化とその利用による加工食品の製造1(実習)

14.乳化とその利用による加工食品の製造2(実習)

15.加工食品の品質表示、食品の包装

16.試験

テキスト

特定のテキストは使用しない.必要に応じて資料を配布する

参考文献

評価方法 出席状況(15%),レポート提出(10%),学期末試験(75%)を考慮して総合的に行う

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

毎回出席確認を兼ねて、授業内容に関係する小問題を出題する

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 食品機能論 学期 前期

担当教員 籠橋有紀子 選択/必修 選択

科目コード M02550 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

この講義では、健康栄養学科の専門科目を理解するために、食品の二次機能(食品の

嗜好に関わる成分、官能評価法、食品の成分間反応等)と三次機能(食品の三次機能

成分、保健機能食品、特定保健用食品)について理解する。

【達成目標】

食品機能学についての基礎的な知識をふまえ、地域の食品の機能性についても理解を

深めることを到達目標とする。

授業の内容

【各回ごとの授業内容】

1.食品機能の概要

2.栄養素とその機能

3.糖質の栄養と機能性

4.脂質の栄養と機能性

5.タンパク質の栄養と機能性

6.ビタミンの栄養と機能性

7.ミネラルの栄養と機能性

8.食物繊維

9.生体抗酸化物質

10.植物性食品・動物性食品の栄養学的特徴

11.野菜などの利用と加工

12.食肉の利用と加工

13.地域特産品と機能的特徴および伝統的利用法(食肉)

14.地域特産品と機能的特徴および伝統的利用法(水産物)

15.地域特産品と機能的特徴および伝統的利用法(穀類等)

4 回程度必要に応じて演習(実習)を加え、講義を行う。

テキスト 必要に応じてプリントを配布する。

参考文献 適宜、図書の紹介をする。

評価方法 出席(40%)、レポート課題(60%)により評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

食品の機能性について十分に理解する為に、地域の食品にも着目するため、日頃か

ら関心をもって学習につなげて欲しい。

科目分類 対象学年 2

授業科目 学期 前期

担当教員 選択/必修 必修

科目コード M02560 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

1. 食品衛生行政と関係法規2. 食品と微生物(微生物の種類、微生物の増殖条件、食環境と微生物)3. 食品の変質と防止4. 食中毒 1 (細菌、ウイルス)5. 食中毒 2 (寄生虫)6. 畜産食品の衛生(BSE、野生鳥獣肉(ジビエ))7. 自然毒1(動物性 ; 魚類、貝類)8. 自然毒2(植物性 ; きのこ毒、植物毒)9. 化学物質による食品汚染 1 (残留農薬、かび毒、ダイオキシン、カドミウム)10.化学物質による食品汚染 2 (メチル水銀、ヒ素、PCB、放射性物質 他)11.食品成分の変化により生ずる有害物質(ヒスタミン 他)12.食品添加物13.食品への異物混入14.食品の器具•容器包装の衛生15.動物医薬品と飼料添加物16.試験

エキスパート管理栄養士養成シリーズ 12 食品衛生学(第3版) 白石淳•小林秀光 編 化学同人また、必要に応じてプリントも配布し、教科書とプリントを併用しながら講義します。

学期末テスト(80%)、レポート(10%)、出席状況(10%)で評価します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

専門科目

食品衛生学

持田 恭,板垣 朝夫

授業の概要

 【授業の目的】 安全かつ衛生的に飲食物を供給するために栄養士として必要な飲食物の危害に関する基礎知識を修得することを目的とします。すなわち、食品原料の採取、加工、製造、包装、貯蔵、流通、消費の諸段階における食品の化学的・物理的変化及び微生物の動向と食品の品質関連、食品の安全性確保手段など、食品と衛生に関する内容を中心に学習します。

 【達成目標】・将来、食品を取り扱う栄養士して求められる食品衛生の基本的な知識を身につけることができる。・食の安全・安心に関わる諸問題について科学的な視点から考察し、対応することができる。

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 後期

担当教員 選択/必修 必修

科目コード M02570 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

1.摂食の調節,食品中の栄養素(1)糖質・タンパク質2.食品中の栄養素(2)脂質,水に溶ける,溶けないとは(分子の極性)3.消化の始まり 食物が胃に入ると(胃における消化の調節)4.胃から小腸へ 胃・腸・膵・肝の共同作業,消化の完了5.栄養素の吸収 (能動輸送,単純受動輸送,促通受動輸送)6.栄養素の運搬と細胞での働き(糖・アミノ酸・脂質の輸送と利用)7.栄養素代謝の相互乗り入れ(糖・アミノ酸・脂質の代謝と合成,糖新生)8.栄養素の消費と排泄 (窒素の処理と排泄)9.食事摂取基準の指標について10.食事摂取基準の概念図の理解11.糖質の代謝と食事摂取基準12.たんぱく質の代謝と食事摂取基準13.脂質の代謝と食事摂取基準14.ビタミンと食事摂取基準15.無機質と食事摂取基準16.試験

必要に応じてプリントを配布します。後半では,日本人の食事摂取基準2015年版(第一出版)も使用します。

成績は,出席状況20%,学期末試験80%を考慮して総合的に評価します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

授業項目の順番・内容は変更になることがあります。授業内容の進行具合によっては,補講を行うことがあります。

専門科目

健康栄養学

直良 博之,安藤 彰朗,籠橋 有紀子

授業の概要

 【授業の目的】 健康栄養学では,栄養と人体のしくみの関わりを学びます。この科目は基礎分野のまとめに位置づけられる講義です。 前半においては,解剖学,生理学,生化学など基礎分野にて学習した内容を,「栄養素が体内に取り込まれ利用される」流れに沿って,統合した形で理解することを目的とします。後半では,栄養素の代謝回転・食事摂取基準など量的な視点も含め「栄養素と人体の関わり」を理解することを目的とします。

 【達成目標】・栄養素の機能について説明できる。・栄養素の消化・吸収,運搬について説明できる。・食事摂取基準の基本的な考え方について説明できる。・栄養素の体内での代謝,働き・役割,食事摂取基準について説明できる。

科目分類 対象学年 1

授業科目 学期 後期

担当教員 選択/必修 必修

科目コード M02580 授業形態 実験 単位数 1

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

1.健康栄養学実験について(スケジュールなど),タンパク質について2.タンパク質の評価実験①アミノ酸スコアについて3.タンパク質の評価実験②アミノ酸スコアの計算4.タンパク質の評価実験③マウス飼育実験の説明・実験開始5.タンパク質の評価実験④飼育点検6.タンパク質の評価実験⑤データの中間集計7.タンパク質の評価実験⑥飼育実験終了,データ整理8.タンパク質の評価実験⑦データ整理(1)9.タンパク質の評価実験⑧データ整理(2)10.タンパク質の評価実験⑨データ整理(3)11.エネルギー代謝測定①間接エネルギー消費量測定について12.エネルギー代謝測定②エネルギー消費量の計算13.マウス血糖値の測定実験①血糖値の測定実験説明14.マウス血糖値の測定実験②ブドウ糖投与による血糖値の測定15.まとめ

プリントを配布します。

成績は,出席状況20%,3回の実験レポート80%によって総合的に評価します。

その他

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

実験の都合で,授業項目の順番は変更になることがあります。

専門科目

健康栄養学実験

安藤 彰朗

授業の概要

 【授業の目的】 前期に学んだ,身体のしくみと働き,栄養素と身体の係わりを基礎として,健康栄養学実験では,タンパク質の重要性(タンパク質の評価),血糖の調節,エネルギー代謝などを,マウスや自らの身体で実際に調べることにより,栄養と身体について理解を深めることを目的とします。

 【達成目標】・栄養素としてのタンパク質について考察できる・課題の設定から,実験の実施,実験レポート作成までの一連の過程を身に付ける・間接測定法によるエネルギー消費量の計算ができる・血糖の役割,血糖値の変化について説明できる

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 病態栄養学実験 学期 後期

担当教員 直良 博之 選択/必修 必修

科目コード M02590 授業形態 実験 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

本実験の目的は、栄養士に関連の深い疾病についての理解を深める事である。本実

験では2型糖尿病に対象を絞り、疾病の原因と病態生理、様々な処置が病態および各

種身体パラメータに及ぼす影響と、そのメカニズムについて、実験を通じて復習してもら

いたい。2 年前期の「病態生理学」、「臨床栄養学概論」、「臨床栄養管理実習」にて学ん

だ2型糖尿病の病態評価および治療食を、2型糖尿病モデルマウス(BKS マウス、日本

クレア)へ適用し、食事療法や運動療法などの効果を評価する。

【達成目標】

・これまで学んできた2型糖尿病に関する知識を応用できる。

・実際に糖尿病を発症しているマウスにおける身体パラメータを評価できる。

・大量のデータから要点を抽出し、短時間で効果的なプレゼンテーションができる。

授業の内容

【実験計画の立案】

糖尿病モデルマウスに関する資料および自ら集めた資料に基づき、運動や食事療法な

どを組み合わせた実験計画を各自が作成する。次に、それらの実験計画について相互

評価を行い、最終的に一つの実験計画に集約する。

【実験の実施】

実験群および対照群のマウスについて、実験計画に基づいて飼育を行う。その際、各種

身体パラメータ(体重、摂食量、飲水量、尿糖値、尿ケトン体値、運動量など)を継続的

に記録する。

【実験結果の評価】

実験結果について、中間評価および最終評価を行い、必要に応じて実験条件の見直し

や計測値の確認を行う。

【個別プレゼンテーションとレポート】

実験結果について、個別のプレゼンテーション(5 分)を行い実験結果から導かれる内容

についてまとめたものを説明する。また全ての検討結果についてレポートを提出する。

テキスト 必要に応じてプリントを配付する。

参考文献

評価方法

各自が作成した実験計画書、他の実験計画に対する評価票、実験計画を検討する際の

貢献度、実験への取り組み、および個別プレゼンテーション、最終レポートの内容を総

合的に評価する。

その他 2年前期までで学習した内容を広く再確認しつつ実験計画を立案して欲しい。また実験

結果が持つ意味を、客観的な値として評価できるようになって欲しい。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 栄養管理学 学期 前期

担当教員 名和田淸子・原順子 選択/必修 必須

科目コード M02611 授業形態 講義・演習 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

的確な栄養評価を行い、その結果に基づいて食事計画を立案、実施することが栄養

管理の基本となる。本科目では、栄養管理の意義と目的を理解し、栄養士として栄養管

理を行うために必要な、知識と技術の基礎を修得することを目的とする。

【達成目標】

① 栄養管理の意義と目的が説明できる。

② 栄養評価・栄養ケア計画の立案・記録ができる。

③ 栄養補給法について説明できる。

④ 薬と栄養・食物の相互作用について説明できる。

⑤ 摂食・嚥下障害時の栄養管理と食事介助ができる。

授業の内容

1. 栄養管理の基本概念(NCM の概念)、栄養管理の意義と目的 (名和田)

2. 日本人の食事摂取基準について (名和田)

3. 栄養の過不足と疾病(ビタミン・ミネラル・水分など) (名和田)

4. 栄養評価の方法Ⅰ(生活状況・食生活状況調査、臨床診査、臨床検査) (名和田)

5. 栄養評価の方法Ⅱ(身体計測) (名和田)

6. 栄養評価の方法Ⅱ(食事調査) (名和田)

7. 栄養評価の方法Ⅲ(必要栄養量の算出:安静時代謝率、身体活動度)(名和田)

8. 各ライフステージにおける栄養評価 (名和田)

9. 栄養管理計画の立案(栄養補給法、栄養教育、他職種との連携) (名和田)

10. 栄養管理計画(食事計画)の立案 (名和田)

11. 経過評価(モニタリング)、再評価、記録 (名和田)

12. 栄養補給法、薬と栄養・食物の相互作用 (名和田)

13. 摂食・嚥下障害時の栄養管理と食事介助 (原、名和田)

14. 摂食・嚥下障害時の栄養管理と食事介助 (原、名和田)

15. 摂食・嚥下障害時の栄養管理と食事介助 (原、名和田)

16. まとめ

テキスト

日本人の食事摂取基準2015(第一出版)、日本食品成分表2015年版(七訂)本表編(医

歯薬出版社)、2016 度年版 管理栄養士・・栄養士必携―データ・資料集―(第一出

版)、栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 基礎編 改訂第 2 版 (羊土社)

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、課題レポート等を総合的に評価する。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

身体計測、食事調査など、授業で学んだことを、復讐(実践)して身につけてください。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 ライフステージ栄養学 学期 後期

担当教員 橋本龍樹、並河 整 選択/必修 必須

科目コード M02620 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

対象者のライフステージに応じた適切な栄養管理を実施するための知識を修得する

ことを目的とする。

【達成目標】

① 胎児期から高齢期までの各ライフステージにおける発育や加齢、妊娠等に伴う人体

の構造や機能の変化、身体・栄養的特徴について説明できる。

② 各ライフステージにおける生活環境、食生活や栄養素の摂取の特徴を理解し、それ

に基づいた栄養マネジメント等ができる。

授業の内容

1. 妊娠期・授乳期 妊娠の成立と母体変化

2. 妊娠期・授乳期 胎児の発育と栄養

3. 妊娠と疾病予防 【ターゲット疾患:貧血・妊娠中毒症】

4. 新生児期・乳幼児期 身体発育と栄養要求

5. 新生児期・乳幼児期 母乳栄養と人工栄養

6. 新生児期・乳幼児期 栄養障害 【ターゲット疾患:アレルギー】 総論

7. 学童期・思春期 身体発育・精神発達と栄養要求

8. 学童期・思春期 栄養障害、生活活動と食生活 【ターゲット疾患:摂食障害】

9. 成人期 栄養摂取の現状と疾病構造

10. 成人期 生活習慣病予防と食生活 【ターゲット疾患:生活習慣病】

11. 成人期 生活習慣病予防と食生活 【ターゲット疾患:生活習慣病】

12. 更年期更年期の保健

13. 更年期 更年期障害の予防と栄養 【ターゲット疾患:骨粗鬆症・脂質異常症】

14. 高齢期 老化のメカニズム

15. 高齢期 栄養障害とその特徴、老化と免疫 【ターゲット疾患:骨粗鬆症・PEM】

16. 試験

*1~8 回及び試験:橋本龍樹、9~15 回及び試験:並河 整

テキスト 応用栄養学 吉田勉監修 学文社

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法

出席状況、授業態度、課題レポート、学期末試験等を総合的に評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

教科書による事前学習、教科書、配布プリントによる事後学習を行い、質問は、授業中

に行うこと。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 ライフステージ栄養管理実習 学期 後期

担当教員 名和田清子、宮西知子、藤田真由美 選択/必修 必須

科目コード M02630 授業形態 実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

ライフステージ栄養学で学んだ理論に基づき、各ライフステージの栄養管理の実際を

具体的に学習し、ライフステージに応じた栄養管理の技術を修得する。

【達成目標】

胎児期から高齢期まで、各ライフステージに応じた一連の栄養ケアができる。

① 栄養評価、課題抽出ができる。

② 栄養ケア計画の立案(必要栄養量の算定、食品構成の作成、献立作成)ができる。

③ 各ライフステージに応じた食事形態の理解、調理技術を修得する。

授業の内容

1. 日本人の食事摂取基準(総論) 名和田淸子

2. 日本人の食事摂取基準(ライフステージ別栄養素必要量) 名和田淸子

3. ライフステージ別栄養管理の実際 高齢期 宮西 知子

4. ライフステージ別栄養管理の実際 高齢期 宮西 知子

5. ライフステージ別栄養管理の実際 高齢期 宮西 知子

6. 施設見学(高齢者福祉施設) 名和田淸子

7. ライフステージ別栄養管理の実際 妊娠期・授乳期 名和田淸子

8. ライフステージ別栄養管理の実際 妊娠期・授乳期 名和田淸子

9. ライフステージ別栄養管理の実際 思春期・学童期 名和田淸子

10. ライフステージ別栄養管理の実際 思春期・学童期 名和田淸子

11. ライフステージ別栄養管理の実際 成人期・更年期 名和田淸子

12. ライフステージ別栄養管理の実際 運動・スポーツ、特殊環境 名和田淸子

13. ライフステージ別栄養管理の実際 新生児期・乳幼児期 藤田真由美

14. ライフステージ別栄養管理の実際 新生児期・乳幼児期 藤田真由美

15. ライフステージ別栄養管理の実際 新生児期・乳幼児期 藤田真由美

16. まとめ

テキスト

日本人の食事摂取基準 2015 年版(第一出版)、

日本食品成分表 2015 年版(七訂)本表編(医歯薬出版社)、

食品解説つき 新ビジュアル食品成分表「日本食品標準成分表 2015」準拠(大修館書店)、

調理のためのベーシックデータ(第 4 版)(女子栄養大学出版部)、

応用栄養学 栄養マネジメント 演習・実習 竹中優・土江節子編(医歯薬出版)、

管理栄養士・栄養士必携 ―データ・資料集― 2016 年版(第一出版)

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、課題レポート等を総合的に評価する。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

授業で作成した献立は、実際に調理し、評価・修正してください。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 臨床栄養学概論 学期 前期

担当教員 名和田 淸子 選択/必修 必須

科目コード M02640 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

傷病者の病態や栄養状態に応じた適切な栄養管理を行うために必要な知識を修得す

ることを目的とする。

【達成目標】

① チーム医療における管理栄養士・栄養士の役割について説明できる。

② 傷病者の栄養評価・栄養ケア計画の立案ができる。

③ 主要疾患の食事療法、栄養補給法について説明できる。

④ 食品と医薬品の相互作用について概説できる。

授業の内容

1. 傷病者に対する栄養管理の流れ

2. 栄養補給法

3. 疾患別・病態別栄養食事療法(代謝・内分泌疾患:肥満、メタボリック症候群、るいそ

う)

4. 疾患別・病態別栄養食事療法(代謝・内分泌疾患:糖尿病)

5. 疾患別・病態別栄養食事療法(代謝・内分泌疾患:脂質異常症、痛風)

6. 疾患別・病態別栄養食事療法(肺疾患・循環器疾患)

7. 疾患別・病態別栄養食事療法(腎疾患)

8. 疾患別・病態別栄養食事療法(血液・免疫・アレルギー疾患)

9. 疾患別・病態別栄養食事療法(代謝・内分泌疾患:骨粗鬆症、その他)

疾患別・病態別栄養食事療法(脳血管疾患・神経疾患)

10. 疾患別・病態別栄養食事療法(消化器疾患:肝臓・膵臓・胆嚢)

11. 疾患別・病態別栄養食事療法(胃・十二指腸・腸疾患)

12. 疾患別・病態別栄養食事療法(術前・術後:胃切除、腸切除)

13. 疾患別・病態別栄養食事療法(小児・先天性代謝異常)

疾患別・病態別栄養食事療法(摂食障害、栄養障害、その他)

14. 食品と医薬品の相互作用

15. 疾患別・病態別栄養食事療法(先天性代謝異常、血液疾患)

16. 試験

テキスト

サクセス管理栄養士講座「人体の構造と機能及び疾病の成り立ちⅡ」(第一出版社)

栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 基礎編 改訂 2 版(羊土社)

栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 疾患別編 改訂 2 版 (羊土社)

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、学期末試験、課題レポート等を総合的に評価する。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

解剖生理学、生理学、病態生理学で学んだことを基礎として授業を行う。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 臨床栄養管理実習 学期 前期

担当教員 名和田淸子・田中美紗子 選択/必修 必須

科目コード M02650 授業形態 実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

臨床栄養学概論で学んだ理論に基づき、傷病者に対する栄養管理の流れを具体的

に学習することを目的とする。

【達成目標】

① 傷病者の栄養評価、栄養ケア計画の立案ができる。

② 治療食の食品構成及び献立作成ができる。

③ 治療食の調理ができる。

授業の内容

1. 病院食について 名和田

傷病者に対する栄養管理の流れ(症例検討)

2. 治療食の調理について、調理実習(治療食の展開) 名和田・田中

3. 調理実習(減塩食) 名和田

4. 献立作成(糖尿病食:糖尿病食事療法のための食品交換表を使って) 名和田・田中

5. 献立作成(透析食:腎臓病食品交換表を使って) 名和田

6. 献立作成(減塩食、糖尿病性腎症食:糖尿病性腎症の食品交換表を使って)

名和田・田中

7. 献立作成(減塩食、糖尿病性腎症食:糖尿病性腎症の食品交換表を使って)

名和田・田中

8. 調理実習(腎臓病食、透析食) 名和田

9. 調理実習(軟食;流動食・分粥食) 名和田

10. 介護食について、調理実習(介護食) 名和田

11. 献立作成(常食から軟食、分粥食への展開) 名和田

12. 献立作成(常食から軟食、分粥食への展開) 名和田

13. 調理実習(流動食・経腸栄養剤) 名和田

14. 調理実習(成分制限と付加;アレルギー・骨粗鬆症食) 名和田

15. 調理実習(治療用特殊食品を使って) 名和田

16. まとめ 名和田

テキスト

臨床栄養学実習書 第 12 版(医歯薬出版社)、日本人の食事摂取基準 2015 年版(第一出版)、

調理のためのベーシックデータ (女子栄養大学出版部)、日本食品成分表 2015 年版(七訂)本表編(医歯

薬出版社))、糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版(日本糖尿病協会・文光堂)、糖尿病性腎症の

食品交換表 (日本糖尿病協会・文光堂)、第 8 版 腎臓病食品交換表 治療食の基準(医歯薬出版)

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、学期末試験、課題レポート等を総合的に評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

臨床栄養学概論で学習したことを復讐した上で受講して下さい。

日頃から、調理の際に、食材・調味料等、計量する習慣を身につけてください。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 栄養指導論 学期 後期

担当教員 名和田 淸子 選択/必修 必須

科目コード M02670 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

栄養指導の意義と目的、栄養指導に必要な基礎知識、具体的な手法について学ぶと

同時に、栄養士の栄養指導活動についての理解を深めることを目的とする。

【達成目標】

① 各ライフステージ、ライフスタイル、健康・栄養状態における多種多様な栄養教育に

ついて知り、栄養教育の目的・目標を理解する。

② 対象者の情報収集・問題点の抽出・目標設定・教育計画の立案・実施方法の検討・

評価等の栄養教育活動の一連のマネジメントを理解する。

③ 目的に応じた栄養教育の理論と技法を適切に選択していくための基礎を理解する。

④ 様々な困難に直面している人たちを深く理解し、援助するための基本的姿勢につい

て学ぶ。

授業の内容

1. 栄養指導の概念、意義と目的

2. 栄養指導の沿革

3. 栄養指導と法的根拠

4. 食生活・栄養に関する諸調査

5. 栄養指導の方法

6. 栄養指導の方法(行動療法)

7. 栄養指導の方法(栄養カウンセリング)

8. 栄養指導に必要な基礎事項(日本人の摂取基準)

9. 栄養指導に必要な基礎事項(健康づくりと栄養指導)

10. 栄養指導の方法(記録)

11. ライフステージ別栄養指導

12. 健康障害と栄養指導

13. 給食における栄養指導

14. 諸外国の栄養状況

15. 既存資料の活用

16. 試験

テキスト 栄養教育論(講談社サイエンティフィック)、管理栄養士・栄養士必携 ―データ・資料集―

2016 年版(第一出版)、必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、課題レポート、学期末試験等を総合的に評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

・日頃から、報告書や新聞、ニュース等から、栄養・食生活の現状と課題等、情報収集

に心がける。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 栄養情報の活用 学期 前後期

担当教員 赤浦和之、直良博之、籠橋有紀子 選択/必修 必修

科目コード M02710 授業形態 演習 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

コンピュータは、栄養士にとって、栄養価計算、統計解析、栄養教育のための媒体作

成、情報の検索・発信などの業務を効率的におこなうための便利な道具であるため、十

分に活用できる能力が必要とされる。栄養や食生活に関する情報を教材として、コンピ

ュータ活用の基本を修得する。

【達成目標】

●コンピュータの基本操作、コンピュータにおける情報処理の仕組みを理解できる。

●汎用ソフトウェア(MS ワード、エクセル、パワーポイント)の基本操作ができる。

●インターネット上のデータベースなどを利用した情報検索ができる。

●表計算ソフトウェアを用いたデータ処理、基本的な統計解析ができる。

●コンピュータを用いた栄養価計算や栄養教育メディア作成ができる。

授業の内容

1:コンピュータの基本操作(5 回)(電子メールの設定と送受信、インターネットの利用、コ

ンピュータの仕組み、ファイル操作、キーボード入力)

2:コンピュータを用いた情報検索(2 回)

3:文書作成(4 回)(MS ワードの基本操作、エクセルとの連携による表・グラフ作成、図形

描画と文書レイアウト、画像取り込みと調整、レイアウト等の高度な編集技術の習得)

4:プレゼンテーションソフトの操作(3 回)(パワーポイントの基本操作、エクセルとの連

携、画像の取り込みと調整など高度な編集技法の修得)

5:まとめ、試験

6:表計算ソフトウェア(7 回)(表計算ソフトウェアの基本操作、データベースの作成、デー

タ処理、グラフ作成)

7:基本統計(4回)(統計学の基礎、検定法の種類と有意差検定)

8:栄養教育メディアの作成(2 回)

9:栄養価計算ソフトウェアの構成と活用法(2 回)

10:まとめ、試験

テキスト 必要に応じてプリント・資料を配布する。

参考文献

評価方法 出席状況、授業態度、学期末試験、課題レポートなどを考慮して総合的に評価する。

その他

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 ライフステージ栄養指導実習 学期 前期

担当教員 田中美紗子・名和田淸子・長島美保子 酒元誠治・水珠子 選択/必修 必須

科目コード M02680 授業形態 実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

ライフステージ栄養学・栄養指導論で学んだ理論に基づき、各ライフステージの栄養指

導の実際を具体的に学習し、ライフステージに応じた栄養指導の技術を修得する。

【達成目標】

① 健康・栄養状態、食行動、食環境などを情報収集し、これらを総合的に評価・判定す

ることができる。

② ライフステージ、ライフスタイルに応じた栄養教育計画を立案することができる。

③ カウンセリングや行動科学の理論を活用しながら栄養教育を実践することができ

る。

授業の内容

1. 授業の概要・個人の食生活調査の概要 酒元誠治

2. 健康づくりを目標とした栄養教育 パンフレットの内容検討 酒元誠治

3. パンフレット作成と栄養教育計画の立案 酒元誠治

4. 栄養教育の実施と評価 酒元誠治

5. 栄養カウンセリング 酒元誠治

6. 児童を対象とした栄養教育 栄養教諭の役割と給食便りの作成 長島美保子

7. 児童を対象とした栄養教育プログラムの作成 長島美保子

8. 児童を対象とした栄養教育教材・媒体の作成 長島美保子

9. 児童を対象とした栄養教育の実施と評価 長島美保子

10. 児童を対象とした栄養教育の実施と評価 長島美保子

11. 成人を対象とした栄養教育 酒元誠治

12. 妊婦・授乳婦を対象とした栄養教育 酒元誠治

13. 高齢者を対象とした栄養教育 酒元誠治

14. 傷病者を対象とした栄養教育 (個別栄養教育) 名和田淸子・田中美紗子

15. 傷病者を対象とした栄養教育 (集団栄養教育) 名和田淸子・田中美紗子

16. まとめ

テキスト 「第 6 版 演習栄養教育」大里進子・城田知子・矢野治江 編著 (医歯薬出版)

必要に応じてプリントを配布する。

参考文献

評価方法 取り組む姿勢、課題レポート等を考慮して総合的に評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

栄養教育目標に近づくためにはどのようにプログラムを組み立てるか、また対象者の

意識にはたらきかけるためにはどのようなアプローチが考えられるか等、ライフステージ

栄養学・栄養指導論で学んだことを復讐して、授業に臨むこと。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 公衆栄養学概論 学期 後期

担当教員 酒元誠治 野津あきこ 選択/必修 必修

科目コード M02700 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

人の集団を対象とする科学(Science)であり技術(Art)である公衆栄養学は、様々な

学問の成果を利用した学問領域であり、日々新たな研究成果を取り入れた、生きた学

問領域といえる。公衆栄養学を学ぶ過程で、柔軟な思考力を身につけると共に、保健・

医療・福祉・介護分野を統合した考え方を学ぶ。

【達成目標】

栄養士は法律によって規制された職種であり、社会に出た時に行政から様々な規制を

受ける。公衆栄養学で学ぶことで規制する側の論理を理解する。

また、生活習慣病の予防は、病識の無い人に対するものであり、その行動変容の難易

度は高い、そのために用いる手法を身につける。

授業の内容

1. 公衆栄養の概念、公衆栄養活動

2. 社会環境と健康・栄養問題、健康状態の変化

3. 食事の変化、食環境の変化

4. 諸外国の健康・栄養の現状と健康・栄養施策

5. 我が国の公衆栄養活動

6. 公衆栄養関連法規、管理栄養士・栄養士制度

7. 国民健康・栄養調査、各指針と学会のガイドライン

8. 我が国の健康増進基本指針と地方計画

9. 健康日本 21(第二次)

10.栄養疫学のための食事調査法

11.食事調査と食事摂取基準

12.公衆栄養計画の策定(plan)

13.公衆栄養計画の実施(do)

14.公衆栄養計画の評価(check・act)

15.公衆栄養プログラムの展開(ライフステージ別)

16.試験

テキスト 健康・栄養科学シリーズ「公衆栄養学」改訂第 5 版(南江堂)

参考文献 栄養・健康データハンドブック 2014/2015(同文書院)

評価方法 授業を聞くことは、教科書に書かれていないことを知る上で重要であることから出席状

況を重視し、習得した知識に関しては、学期末試験をもって判断する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

オムニバス形式であるため、授業内容への質問は、授業終了後に行うこと。予習は特に

必要ないが、授業には教科書を必ず持ってくること。

科目分類 対象学年 1年

授業科目 学期 前期

担当教員 選択/必修 必修

科目コード M02720 授業形態 講義 単位数 2

授業の内容

テキスト

参考文献

評価方法

 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

その他

授業の概要

学期末試験80%、課題レポート10%、出席状況10%を総合して評価する。

 調理学に関する内容は、新聞・雑誌・専門図書のほか、ネット・テレビなどによっても多くの情報が得られます。日々関心をもって様々な情報を収集し、それらの中から良質の情報を選択できる能力も磨きましょう。疑問に思う事がらや質問は、毎回の講義終了時に教室で受けています。

専門科目

調理学

松島 文子

1 オリエンテーション    調理の意義と目的 2 食事の設計と食生活   調理の文化 食味と嗜好の形成要因 3 食事の設計と食生活   食事の意義 食事設計、供食 4 食事の設計と食生活   環境と食生活 5 調理操作          非加熱操作 加熱操作 6 調理操作       調味操作 7 食品の調理機能と栄養  植物性食品の調理特性 米、小麦粉 8 食品の調理機能と栄養  植物性食品の調理特性 いも類、豆類、果実類 9 食品の調理機能と栄養  植物性食品の調理特性 果実類、きのこ類、海藻類10 食品の調理機能と栄養  動物性食品の調理特性 肉類、魚介類11 食品の調理機能と栄養  動物性食品の調理特性 卵類、乳類12 食品の調理機能と栄養  抽出食品素材の調理機能 でん粉、ゼラチン、寒天13 調理器具・設備と熱源  調理器具、調理設備14 調理器具・設備と熱源  新調理システム、エネルギー源の種類と特徴15 調理環境        食情報、外食産業、エコクッキング、調理衛生16 試験

・調理に関する事がらを文化的、化学的、物理的、数量的な側面から捉え、食生活の応用実践に役立つ理論を理解できる。・より望ましい豊かな食生活を目指すための調理内容を考え実践できる力を身につけている。

 「調理学(第3版)」青木三恵子・松島文子他著、化学同人  必要に応じて資料を配布する。

 【授業の目的】 食事計画に始まり、調理素材の選択を経て調理操作を行い、衛生的に安全で栄養バランスが整い、おいしい食物を完成して器に盛り提供するまでの調理プロセスについて、基本的知識を学ぶ。調理に関する事がらを文化的、化学的、物理的、数量的さらには工学的な側面から捉え、より望ましい豊かな食生活の実践に役立つ知識を身につける。

 【達成目標】

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 操作・素材別調理実習 学期 前期

担当教員 酒元誠治 選択/必修 必修

科目コード M02730 授業形態 調理実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

衛生的で美味しい料理を作るため、素材に応じた基礎的な調理操作を身につけることを

目的とする。

【達成目標】

調理道具を扱う技術を身につける。

調理素材を計量して調理する習慣を身につける。

安全な調理操作が身につける。

廃棄率を考慮し、純使用食品の栄養素と栄養量の算出が出来るようになる。

調理は班単位で、互いに協力し合って料理を時間内に完成させられるにする。

授業の内容

1. 実習の概要、心構え、レポートの書き方

2. 食品成分表の使い方(栄養価計算、廃棄率計算)

3. ご飯、だし巻き卵、ほうれん草のお浸し、豆腐とわかめのみそ汁

4. ご飯、鰺の姿焼き、竹の子の木の芽和え、若竹汁

5. 青豆ごはん、魚の煮付け、さらし玉葱の二杯酢、吉野鶏の清汁、草餅

6. バターロール(市販品)、コーンクリームスープ、ハンバーグステーキ、グレープフル

ーツゼリー、紅茶

7. ご飯、涼拌海蜇、水餃子、清川鶉蛋、

8. 巻寿司盛り合わせ、炒り鶏、しじみのみそ汁

9. スパゲティミートソース、サラダ、コンソメジュリエンヌ、ロールケーキ

10.サンドイッチ、ジャガイモのスープ、コーヒーゼリー

11.ご飯、結びキスの吸い物、揚げ出し豆腐、うざく、わらび餅

12.冷やしソーメン、卵豆腐、南瓜のそぼろあんかけ、空豆のすり流し汁

13.ご飯、カレイの唐揚げ、きのこのサラダ、しめ卵の清汁、ブラマンジェ

14.グループ別に献立作成演習

15.実習評価・反省

16.掃除

テキスト

新調理学実習~一般調理から大量調理その基礎と展開~ 同文書院

食品成分表 2014 女子栄養大学出版部

新ビジュアル食品成分表(新訂版) 大修館書店

参考文献 メニューコーディネイトのための「食材別料理集」(第三版) 同文書院

実習献立は、プリントにて配布する。

評価方法 出席しなければ評価できないので、出席率を優先し、実際に作られた料理のグループ評

価、実習態度、レポート(個別評価)から総合的に判断する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

調理技術の習得は、自宅での実践にかかっており、実習後は可能な料理を自宅で作

り、その結果を毎回レポートとして提出する。

科目分類 専門科目 対象学年 1

授業科目 様式・目的別調理実習 学期 後期

担当教員 石田周三・宮西知子・石田千津恵・水珠子 選択/必修 必須

科目コード M02740 授業形態 実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

操作・素材別調理実習で、調理の基本操作や食材別の調理法を習得した後、行事や

供応など目的に応じた食事が提供できる技能を身につけることを目的に、日本料理・西

洋料理・中国料理などの食事様式や調理技術の基礎、食事作法などを学ぶ。さらに、新

調理システムの調理方法についても学習する。

【達成目標】

① 行事・供応に応じた献立作成・調理・盛り付けができる。

② 日本料理・西洋料理・中国料理の調理技術の基礎、食事作法を修得する。

③ 新調理システムの調理方法を修得する。

授業の内容

1. オリエンテーション、だしを使った料理

2. 秋の献立

3. 出雲そば打ち体験

4. 中華料理

5. 宍道湖七珍料理

6. 秋の献立 和食料理

7. 松花堂弁当(1)

8. 松花堂弁当(2)

9. クリスマス料理

10. おせち料理

11. 新春料理

12. 節分料理

13. ひな祭り

14. 新調理システム(1)

15. 新調理システム(2)

16. テーブルマナー

1~13 回:石田周三先生、14~15 回:宮西知子先生

テキスト 必要に応じてプリント・資料を配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、実習レポート等で総合的に評価する。

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

授業で実習した献立を自宅でもう一度実践し、調理技術を身につけてください。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 給食計画・実務論 学期 前期

担当教員 酒元誠治 選択/必修 必修

科目コード M02750 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

栄養士として給食施設で働く場合には、日常的に給食管理を行うことになる。そこで卒

業後の仕事に生かすことを主に考えると共に、後期に開講される食事サービス実習に

対応する基礎的知識を習得するため、給食施設における給食経営管理の具体的な方

法について学ぶ。

【達成目標】

給食経営管理の視点を身につける。

衛生管理を、給食施設管理と繋げて考えることが出来る。

給食を商品と位置づけ、顧客満足度を高めるという視点を身につける。

授業の内容

1. 給食の運営と給食経営管理

2. 栄養・食事管理

3. 給食の運営計画と設備管理

4. 調理機器と品質管理

5. 新調理システムと提供管理

6. 経営管理概論

7. マーケティング概論

8. 経営形態と委託給食

9. 給食経営における人事管理

10.給食の財務・経営管理

11.給食システムと衛生管理

12.衛生管理と危機管理

13.品質管理と評価

14.各種給食施設の特徴1(病院、高齢者施設)

15.各種給食施設の特徴2(児童施設、障害者施設、学校、事業所)

16.試験

テキスト 健康・栄養科学シリーズ「給食経営管理論」改訂第 2 版(南江堂)

参考文献 衛生管理&調理技術マニュアル (株式会社学建書院):後期の食事サービス実習の教

科書として使用。

評価方法 授業を聞くことは、教科書に書かれていないことを知る上で重要であることから出席状

況を重視し、習得した知識に関しては、学期末試験をもって判断する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

予習は求めないが、社会に出た時に役立つ知識とノウハウを伝えるので復習をするこ

と。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 給食計画実習 学期 前期

担当教員 長島美保子・永見葉子・石田千津恵 選択/必修 必須

科目コード M02760 授業形態 実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

給食計画実務論で学習した理論を基に、校外給食実務実習に臨む前段階として、給

食の立案・調理・サービスまでの一連の過程を習得することを目的とする。

【達成目標】

① 給食システムを理解し、その構築のための業務を説明できる。

② 特定給食施設における献立作成・調理ができる。

③ 給食運営に関わる原価管理を含めた費用構成を説明できる。

④ 食材料管理の方法を理解し、必要な帳票を作成できる。

⑤ 特定給食施設における衛生管理ができる。

授業の内容

1. 保育所給食の概要・意義 (長島)

2. 保育所給食の栄養給与目標、食品構成基準、献立作成 (長島)

3. 保育所給食の購入計画、発注、作業工程 (長島)

4. 保育所給食の調理 (長島)

5. 保育所給食の報告書類の作成と評価・反省 (長島)

6. 学校給食の概要 (長島)

7. 学校給食の衛生管理(HACCP)、栄養量の基準、献立作成 (長島)

8. 学校給食の発注量の計算、作業工程表の作成、衛生管理個人チェック、日常業務

点検、保存食 (長島)

9. 学校給食の調理 (長島)

10. 学校給食の評価・反省、給食便りの作成 (長島)

11. 病院給食の概要、栄養士の役割 (永見)

12. 病院給食の栄養管理、献立作成 (永見)

13. 病院給食の発注計画、作業工程 (永見)

14. 病院給食の食品の検収、衛生管理、調理 (永見)

15. 病院給食の献立の評価(日計表、検食簿、残菜処理表、嗜好調査) (永見)

16. 評価・反省

テキスト 必要に応じてプリント・資料を配布する。

参考文献

評価方法 学習意欲、実習レポート等で総合的に評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

給食計画実務論で学んだことを復讐して、履修してください。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 校外給食実務実習 学期 前期

担当教員 酒元誠治・名和田清子・石田千津恵・水珠子 選択/必修 選択

科目コード M02770 授業形態 講義・実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

学外の給食施設において、給食に関する実務全般について体験し、献立立案から配

膳に至る一連の作業管理や衛生管理等、給食業務を行うために必要な給食サービス提

供に関する技術を修得することを目的とする。

【達成目標】

① 喫食者の状況に対応した給食サービスの意義・役割を説明できる。

② 喫食者の栄養管理の目標設定、状況に対応した献立作成、調理・盛りつけの基本

を説明できる。

③ 給食施設における衛生管理について概説できる。

④ 組織・人事・労務管理について概説できる。

⑤ 食材管理,生産管理について概説できる。

⑥ 会計・原価管理について概説できる。

授業の内容

・事前指導:4 月~7 月(学内)

1. 実習事前事後指導教育計画について、実習心得、実習中の健康・衛生・安全管理

2. 実習内容について

3. 実習前挨拶における電話のかけ方と訪問時の注意事項

実習予定表の校正、住所録配布、実習先の地図、通勤方法および調査表配布

研究課題について(課題の決定、まとめ方、発表の仕方)

4. 実習日誌(配布)の書き方

感想文の書き方、礼状の書き方

5. 実習携帯品の確認(名札、校外実習表、体温測定表等、健康診断書等)、検便容器

渡しと説明

実習終了後の提出物について

・学外実習

実習時期:2 年次夏季休暇中(8~9 月)の 5 日間(8 時間/日)

実習施設:病院、学校、福祉施設、事業所等の給食施設

実習内容

・給食の機構、特質、目的、目標

・献立作成および栄養価算定、食材料管理、調理、衛生管理などの給食実務や作業

・機器や備品等の種類と活用

・食中毒の予防、危機管理、HACCP

・給食に関する各種の調査(嗜好・残菜調査等)の計画・実施・評価

・事後指導:(学内)

実習内容の報告・感想・反省の書き方、レポート等の提出日・実習反省会について

反省会の発表準備、返却物・提出物の回収

反省会(実習生および健康栄養学科の教員)

テキスト 実習日程、実習要領及び実習に必要な資料を配布する。

参考文献

評価方法 取り組む姿勢、実習先からの評価表,実習レポート等で評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

担当教員が、実習に必要な基礎知識と技術を修得したと認めた場合のみ、この授業を

履修することができる。

科目分類 専門科目 対象学年 2

授業科目 食事サービス実習 学期 後期

担当教員 酒元誠治 選択/必修 選択

科目コード M02780 授業形態 実習 単位数 1

授業の概要

【授業の目的】

前期で学んだ給食計画・実務論で学んだ知識を実習を通じて、実務感覚として身につ

ける。内容的には、前半は班単位で 50 食程度の準大量調理の調理実習を行い、後半

では 1 年生他を喫食対象とした 100 食の大量調理実習を発注、調理、アンケート評価を

8 回繰り返すことで、経験値を高める。

調理に用いる献立は、病院で一般的に使われているものを、大学の施設・設備に合

わせてアレンジしたものを提示し、卒業時には、調理に用いた「大量献立集」をプレゼン

トすることで、大量調理のノウハウを習得させる。

【達成目標】

①時間内に提供する。②美味しい食事を提供する。③衛生管理に気をつける。といった

大量調理時の調理ノウハウを習得する。

また、調理に関わらない場合には、提供する食事を他の特別食に展開する技術を展開

する。

授業の内容

授業は、実習前日の準備から始まり、翌日の調理実習へと週に 2 日間でワンセットの

大量調理実習が 12 回続く。全体を 8 班に分け、管理班、調理班(2 班)、洗浄班、設営

班、非調理班(3 班)に分かれて、仕事を分担する。

1. 実習の概要および使用機器の説明

2~5. 予行演習として、当日の調理担当班は 50 食の準大量調理実習(前日と非調理

班の当日は、献立栄養計算、献立作成、献立展開)

6~13.当日の調理担当班は 100 食の大量調理実習(調理担当班は前日に、翌日の食

品検収、翌日の使用食器の洗浄、翌日用のアンケートの作成、翌週の発注。非調理班

は献立栄養計算、献立作成、献立展開)

14.大掃除

テキスト 給食計画・実務論で参考文献として示した「衛生管理&調理技術マニュアル」 (株式会

社学建書院)を使用

参考文献 操作・素材別調理実習で教科書として用いた「新調理学実習~一般調理から大量調理

その基礎と展開~」 同文書院

評価方法

出席しなければ評価できないので、遅刻の無い出席を優先して評価する。

実際に作られた食事のグループ評価。実習態度(個別評価)。献立栄養計算、献立作

成、献立展開に関する班単位でのレポート(個別評価)。

以上の 4 項目を総合的に判断して評価する。

その他

[自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

グループで、美味しくて、安心・安全な食事を決められた時間に提供するためには、他

に迷惑をかけないためにも、当日の献立について、段取りを含めて事前学習しておくこ

と。

科目分類 専門科目 対象学年 2年

授業科目 地域の特性と食材利用 学期 後期

担当教員 赤浦 和之 選択/必修 必修

科目コード M02781 授業形態 講義 単位数 2

授業の概要

【授業の目的】

東西に長い島根県は,歴史や文化,自然環境などにおいて多様性に富んでいる.また,農

水畜林業を主な産業とするため,島根県には食品の原材料となる素材も数多い.健康づくり

や高齢者支援,地域活性化に役立つことを目的に,県内各地では食品の機能成分に着目し

た食材の利用加工等,新たな食品の開発が試みられている.地域食材の利用加工に関す

る歴史的背景,加工食品の品質表示,県内各地域における食材の利用加工の現状,さらに

近年開発が進められている機能性食品について理解を深める.

【達成目標】

・島根県の地域性を理解し、その特徴を説明できる(レポートで評価)

・島根県の特色ある食材を理解し、その特徴を説明できる(小問題で評価)

・島根県の特色ある食材の特徴を、機能性成分の観点から説明できる(小問題で評価)

授業の内容

1.島根県の気象

2.島根県の地理的・生物的自然環境

3.島根県における農林水産業と地域性

4.島根県の歴史、文化、人口動態と地域性

5.地域食材の利用加工に関する歴史的背景1

6.地域食材の利用加工に関する歴史的背景2

7.食品の加工と食品表示1

8.食品の加工と食品表示2

9.島根県の農林水産物の利用とその加工

10.島根県東部における食材の利用加工の現状

11.島根県西部における食材の利用加工の現状

12.島根県中山間地域,隠岐地域における食材の利用加工の現状

13.地域食材の機能成分に着目した食品開発の現状1

14.地域食材の機能成分に着目した食品開発の現状2

15.まとめ問題の解答と解説

テキスト

特定のテキストは使用しない.必要に応じて資料を配布する

参考文献

評価方法 出席状況(80%),レポート等提出(20%)を考慮して総合的に行う

その他 [自己学習に関する指針・履修上の指導・留意点]

毎回出席確認を兼ねて、授業内容に関係する小問題を出題する