高架下周辺まちづくりニュース no.1 · 大野城市...

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大野城市 高架下周辺まちづくりニュース 令和元年6月発行 大野城市 連立・高架下活用推進室 No.1 現在、本市においては、鉄道によるまちの分断や踏切による慢性的な交通渋滞を解消するため、 福岡県により「西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業(鉄道の高架化)」が実 施されています。本市ではこの事業に合わせて、高架下空間などを活用し、市の中心市街地と してふさわしいにぎわいや回遊性の創出、まちの魅力の向上を目指しています。 平成 26 年より、ワークショップ等を通して市民のみなさまとともに検討を進め、平成28年 に「大野城市高架下利用及び市街地活性化基本計画(案)、以下基本計画(案)」を作成した以降も、 西日本鉄道株式会社や専門家、大野城市内の関係団体の代表の方々とともに、検討を行ってい る状況です。 ここでの検討は、高架下をはじめ、側道や駅前広場等の整備内容はもちろん、その場所を利 用する市民のみなさまが、訪れたくなる・使いたくなるための仕掛けや体制など多岐にわたっ ています。 今回は、その検討内容を広く市民のみなさまにも知っていただくことを目的に、「高架下周辺 まちづくりニュース」として取りまとめました。 ぜひご覧いただき、今後の魅力あるまちづくりにご協力いただきますよう、よろしくお願い 申し上げます。

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Page 1: 高架下周辺まちづくりニュース No.1 · 大野城市 高架下周辺まちづくりニュース 令和元年6月発行 大野城市 連立・高架下活用推進室 No.1

大野城市

高架下周辺まちづくりニュース

令和元年6月発行

大野城市 連立・高架下活用推進室

No.1

 現在、本市においては、鉄道によるまちの分断や踏切による慢性的な交通渋滞を解消するため、福岡県により「西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業(鉄道の高架化)」が実施されています。本市ではこの事業に合わせて、高架下空間などを活用し、市の中心市街地としてふさわしいにぎわいや回遊性の創出、まちの魅力の向上を目指しています。 平成 26 年より、ワークショップ等を通して市民のみなさまとともに検討を進め、平成28年に「大野城市高架下利用及び市街地活性化基本計画(案)、以下基本計画(案)」を作成した以降も、西日本鉄道株式会社や専門家、大野城市内の関係団体の代表の方々とともに、検討を行っている状況です。 ここでの検討は、高架下をはじめ、側道や駅前広場等の整備内容はもちろん、その場所を利用する市民のみなさまが、訪れたくなる・使いたくなるための仕掛けや体制など多岐にわたっています。 今回は、その検討内容を広く市民のみなさまにも知っていただくことを目的に、「高架下周辺まちづくりニュース」として取りまとめました。 ぜひご覧いただき、今後の魅力あるまちづくりにご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

Page 2: 高架下周辺まちづくりニュース No.1 · 大野城市 高架下周辺まちづくりニュース 令和元年6月発行 大野城市 連立・高架下活用推進室 No.1

(1)高架事業や基本計画(案)の概要

 福岡県では、大野城市内及び春日市内において約 3.3km区間の鉄道施設を高架化する「西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立

体交差事業」を実施しています。この事業により、既存道路12箇所において踏切を除却、交差道路を7箇所新設し、合計19箇所にお

いて道路と鉄道を立体交差化します。また、白木原駅から下大利駅周辺にかけては、仮線により高架工事を行うため、両駅間の東側は広

幅員の道路となり、特に高架下と一体となったゆとりある整備を実施することが可能となります。

● 高架事業の概要

 大野城市では、本事業がより市の魅力やにぎわいづくりへ

とつながるよう、基本計画(案)において、「大野城市の新し

い顔・都市軸となる空間の創出」や「市民・事業者・行政が

共働で取り組むまちづくりの実現」を基本理念とし、基本方

針や場所ごとの整備の方針、整備のイメージなどを取りまと

めました。

● 基本計画(案)の概要

ゾーニング(整備の方針)

①駅・高架下空間とその周辺に「にぎわい」を創出しよう②高架下及びその周辺エリアで「憩い」、「日常利用」、「交流」の空間をつくろう③スムーズで快適な歩行者・自転車ネットワークを形成しよう④高架下空間から大野城市の歴史・自然へのつながりを創出しよう

大野城市の新しい顔・都市軸となる空間の創出市民・事業者・行政が共働で取り組むまちづくりの実現

<基本理念>

<基本方針>

1 2

※基本計画(案):大野城市高架下利用及び市街地活性化 基本計画(案)(平成 28 年 3月)

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(2)市民参加のプロセス

●整備イメージ ●市民会議

●シンポジウム

 平成 26~28 年に実施した「しみん会議ワークショップ」では市民の高架

下周辺に関するまちづくりに対する想いについて話し合いを行いました。

基本計画(案)は、その全 7回の内容を踏まえたものとして取りまとめて

います。

 基本計画(案)において取りまとめられた、区間ごとに期待される整備のイメージは以下の通りで

す。ここではその一部を掲載しています。

 平成 28 年 10 月には、「鉄道

とともにつくるまちのにぎわい」

と題してシンポジウムを開催し

ました。

 ここでは、基本計画(案)の

内容について共有した上で、先

進事例について学び、市民をは

じめとして西日本鉄道株式会社

や関係機関との協力体制の中で

実現していく将来のまちについ

て、会場を交えたディスカッショ

ンを行い、多くのご意見をいた

だきました。

●しみん会議の流れテーマ:これからのまちづくりを考えよう!

テーマ:まちの将来像を考えよう!❶

テーマ:まちの将来像を考えよう!❷

テーマ:高架下空間を利用した    将来のまちづくり計画を考えよう ! ❶

テーマ:高架下まちづくり計画素案の報告

テーマ:高架下空間を利用した    将来のまちづくり計画を考えよう ! ❷

テーマ:高架下まちづくり計画素案の確認

平成 26年 12 月9日

平成 27 年1月 19 日・26 日

平成 27 年2月 16 日・18 日

平成 27 年6月 20 日

平成 27 年 12 月 12 日

平成 28 年2月 20 日

第 1回

第3回

第4回

第6回

第7回

第2回

平成 27 年8月8日

第5回

※ここでの図面はイメージであり、確定したものではありません。3 4

<春日原駅北側> <春日原駅~白木原駅、牛頸川周辺>

<白木原駅~下大利駅>

<白木原駅前周辺> <下大利駅北側新公園周辺>

●雨に濡れずに遊べる公園●地域住民や電車通勤の人が利用できる子育て支援施設●駅の近くのサイクルステーション●カフェ等の飲食店●緑地に代わる地域の憩いの場としてのオープンスペース●高架下施設利用のための駐輪・駐車場等

●集客の核となるテナントの誘致●核となるテナントと連携できるオープンスペース●明るく統一的なデザインによる施設整備●オープンスペースと一体的に活用できる屋根●雨の日でも濡れずに歩ける歩行者用の屋根等

●イベントなど様々な市民活動を行える空間●駅前広場と連続性のある駅舎内の施設整備●駅利用者用の駐輪場の整備●白木原下大利線と連続した緑豊かな空間づくり等

●イベントや大野城トレイルの拠点として利用できるオープンスペース●牛頸川にかかる鉄道用橋梁を有効活用したオープンスペース●オープンスペースに隣接したカフェ等飲食店の設置●高架下における歩行空間等

●地域イベントや催事に利用できるオープンスペース●オープンスペース利用者が立ち寄るカフェ等飲食店●勉強や託児、習い事など地域住民が利用できる教育・交流等支援施設の整備●明るく統一的なデザインによる施設整備等

●公園と合わせて利用できる店舗の設置●明るく統一的なデザインによる施設整備等

ワークショップの様子ワークショップの様子

発表・意見交換の様子発表・意見交換の様子

シンポジウムの案内チラシシンポジウムの案内チラシ 当日の様子当日の様子

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(3)まちづくり会議の進捗状況

平成 29年(2017 年)10 月 3日(火)

 高架下空間及び沿線地域の将来の利活用に関する検

討を進めるため、学識者やまちづくりに関係する組織

の代表等で構成する「高架下利用まちづくり会議」を

立ち上げました。この会議では、主に以下の内容につ

いて検討を進めています。

①高架下及び側道や駅前広場に整備する施設とその

整備内容に関する検討(物理的な条件や法令上の

条件、事業費の面等からの検討)

②高架下及び側道や駅前広場の利活用方法に関する

検討(維持管理や運営方法等を含む)

● まちづくり会議の設立について

平成 30年(2018 年)2月 14 日(水)

● 仮説(案)の検討

平成 30年(2018 年)8月 9日(木)

● キーパーソンヒアリングの結果の報告

● 白木原駅~下大利駅間の高架下の公共空間について

■中心となる ターゲット像 

■将来像となる視点と機能・施設のイメージ

■断面イメージ 

■求められる機能の位置づけ 

<事業の将来像となる視点> <機能・施設のイメージ>

11 次次世代型の

「「暮らしのサポート」

社社会環境の変化に伴う、、次次世代型ののラライフスタイ

ルルを支える生活サポート機能・施設

22 多多様なアクティビティの

生生まれる「居場所づくり」

市市民同士の交流や世代間交流、ビジターととのの交流

ななどアクティビティやや憩いをを創出する機能・施設

33 地地域内外の新たな

「「ビジネスインキュベート」

ビビジネスのスタートアップや大野城市独自のコミ

ュュニティビジネスなどを支援する機能・施設

44 市市民からビジターまで

「「多様な人々の交流・集客」

新新たなココミュニティの交流や文化をを育み、、ままちの

拠拠点となるママグネット機機能・施設

民  

公  

日 常

非日常ミュージアム美術館や博物館など宿泊に加え、銭湯・

飲食・喫茶等を複合

高齢者向けジム等 地域で採れた食材など

を使った飲食施設

オフィス機能やチャレ

ンジショップ等の起業

支援機能を配置

地域で採れた食材や

加工品等を販売

一時預かりやプレイ

ルーム、相談窓口など英語教育に特化する等

個性豊かな幼稚園や保育園

大野城にある地元の名店を

一同に集めた横町

地元企業のPRに利用

できる路面店舗

レンタサイクル

駐車場・カーシェア

幼稚園・保育園 スポーツ・アウトドア施設 学習スペース

広場

図書スペース

アトリエ

観光案内

次世代暮らしのサポートの視点 ビジネスインキュベートの視点 居場所づくりの視点 多様な人々の交流・集客の視点

複合型宿泊施設

名店街横町

フラッグショップ

スタジオ

コモンファクトリー

スタートアップ

コモンキッチン

多目的スペース

特産品販売

地産地消喫茶

子育て支援

健康増進

憩いの場としての日常利用やイベン

トの舞台としての非日常の利用など

様々な使い方ができる広場

●高架下+「歩道」 を活かす ●広さを活かしたみどりの配置 ●活用できる歩道空間づくり

高架下と歩道を一体的な空間として活

用し、歩道の広さを強調した広がりの

ある空間づくりを行う。

 14mもの幅員を持つ歩道の特性を利

用して、みどり豊かで潤いのある公園

のような空間づくりを行う。

 足をとめてたたずんだり、木陰で休

憩したり、イベントの舞台になったり

活用できる空間づくりをおこなう。

通行するだけの歩道、鑑賞するだけ

の緑地ではもったいない

車道や

住宅地との

緩衝帯として

のみどり

風景や木陰を

つくるみどり

高架下建物の

裏側を隠す

みどり高架下と歩道の一体的な活用

下架高 下架高道歩道歩

高架下利用推進協議会調整会議・まちづくり会議等で検討した計画(案)を協議会として審議、決定

高架下利用調整会議

高架下利用まちづくり会議

・大野城市・西鉄・アドバイザー

学識者、商工会、商店会、区長会、にぎわいづくり協議会、筑紫中央高校、市民代表、アドバイザー等

 プレイヤーとなる「住民」や「ビジター(来訪者)」、「事業者」、

「行政」がもつニーズが重なるテーマを見出すことで、より効

果的な整備や取組へと結びつくものとなります。3 者がベスト

ミックスできる事業実現に向けた仮説の設定について議論を行

いました。設定した仮説に基づき、ニーズ調査やリーシング調

査を実施し、検証を行っていきます。

第1回 「高架下利用まちづくり会議」を設立し、今後の進め方などについて意見交換を行いました。

第2回 ニーズ調査のための「仮説」(目指すべきゴールを示した” たたき台”)の検討について意見交換を行いました。

事業としての

ベストミックス

 二ーズ調査・検討の進捗状況として、市内のキーパーソン(市内の事業者やまちづくりに

関わる方々)にヒアリングした結果をもとに、高架下周辺に求められる機能についての検討

の進捗報告を行いました。

第3回 事業の進捗状況の報告や、白木原駅~下大利駅間の高架下の公共空間などについて議論を行いました。

 基本計画(案)に基づき、大野城市と

して、白木原駅間~下大利駅間の間で、

ある程度の規模をもつ公共空間を整備し

ていく方針とし、その施設の機能や、広

場、一体的に利用される広幅員の歩道の

あり方について意見交換を行いました。

5 6※ここでの図面はイメージであり、確定したものではありません。

近隣の子育て家庭

アクティブシニア

クリエイター・

アーティスト・起業家

近隣の中高生(筑紫中央高校など

西鉄沿線観光地巡り

来訪者(外国人観光

客含む)

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平成 30年(2018 年)11 月 12 日(月)

● 基本計画(案)の考え方の確認及び見直し

平成 31年(2019 年)2月 4日(月)

●側道の整備方針について

●駅舎のデザインについて

●検討内容

■空間イメージの検討 

【イメージカラー】 大野城跡、水城の自然

→ 若芽色 ■ 【イメージマテリアル】

水城の土塁 → 土 ■

【イメージカラー】 春日原の由来である春かすみ

→ 桜色 ■ 【イメージマテリアル】

ガラスの勾玉(須玖岡本遺跡群) → ガラス ■

<<春日原駅>

♢ デザインコンセプト ♢

「 人が集う 歴史感じる ゆとりのエントランス 」

<白木原駅>

♢ デザインコンセプト ♢

「 ここから始まる 人と人とのコミュニティエエントランス」

【イメージカラー】 牛頸川、御笠川の水 → 薄水色 ■

【イメージマテリアル】 白木原駅付近の大野小学校のセンダンの木

(大野城市の天然記念物) → 木 ■

<下大利駅>

♢ デザインコンセプト ♢

「 古(いにしえ)と緑につながる やすらぎ のエントランス 」

 基本計画(案)以降に新たに設定された条件や、検討の進捗に伴い、下記のような内容の

見直しの検討を行いました。

・交通結節機能として、車の待機場等の検討が必要となる可能性がある

・自転車レーン等について、検討を行う必要がある 等

第 4回 基本計画(案)の各箇所の考え方の確認及び条件等の一部変更に伴う見直しについて確認し、各箇所に対して検討を進めました。

 側道の一方通行の規制について、各区間の方針を検討しました。鉄道両側にある側道の交

通規制等を含めた道路のあり方について、検討を行いました。

第5回 側道の整備方針の検討・確認や、事業の進捗状況の報告、駅舎のデザインについての報告などを行いました。

 県と西鉄で協議が実施されていた、3駅のデザインイメージについて進捗状況の報告を行

いました。

※この図は、駅西側のパース図です。※駅舎及び駅前広場のデザインは、現時点のイメージであり、実際とは異なる場合があります。

■高架駅舎の外装デザインイメージ 基本計画(案)に基づき、整備方針の検討や空間のあり方、デザインの方針について検討

を進めました。引き続き、条件を精査し、具体の検討を進めていく必要があります。

7 8

※ここでの図面はイメージであり、確定したものではありません。

真っすぐに伸びる線路と、等間隔で連続する柱やみどりにより、線路跡ならではの直線的なイメージを強調

線路の活用線路の活用線路の活用

柱の印象をやわらげ緑道の雰囲気を演出する

みどり

柱の印象をやわらげ緑道の雰囲気を演出する

みどり

柱の印象をやわらげ緑道の雰囲気を演出する

みどり

線路跡ならではの直線的なイメージを強調

線路跡ならではの直線的なイメージを強調

線路跡ならではの直線的なイメージを強調

枕木をイメージさせる舗装枕木をイメージさせる舗装枕木をイメージさせる舗装

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今後も、引き続きまちづくり会議を開催し検討を行っていきます。

(4)大野城市高架下活用勉強会

平成 31年(2019 年)4月 16 日(火)

●遊歩道について

●第1回 平成30年(2018年)12月6日 人とまちをつなげていく取組みとは   

【概要】

●第2回 平成31年(2019年)2月27日 コトでつながるまちづくり   

●第3回 平成31年(2019年)5月29日 仲間のみつけ方・つながり方   

●広場について

●駐輪場についてビジョナリアルなりわい

第6回 基本計画(案)に基づき、市が整備する予定の内容(広場や駐輪場、遊歩道など)について検討を進めました。

 春日原駅~白木原駅

間については、遊歩道

を連続させる方針とし、

交差点部のあり方や、

たまり空間、幅員構成

などの条件について検

討を行いました。

 高架下周辺整備を契機とし、市

の魅力やにぎわいの創出に向け

て、まちづくりに関する意見交換

や仲間づくりを目的とした「大野

城高架下活用勉強会」を実施して

います。これからの大野城市全体

のミライづくりに向けて、市民が

主体となって働きかけ繋がりあい

ながら、互いに学んでいきます。

これまで、3回開催しており、今

年度も引き続き2か月に1回程度

開催していく予定です。

 春日原駅北、牛頸川交

差点部、白木原駅~下大

利駅間などの各駅間には

広場を整備する方針と

し、広場のあり方や空間

配置の条件について検討

を行いました。

 各駅とのアクセスが

良い箇所に駐輪場を整

備する方針とし、駐輪

場計画における前提条

件等の確認を行いまし

た。今後、必要台数や

必要面積、駐輪方式等

について検討を行って

いきます。

9 10

“暮らしに必要なプロジェクトをつくる業” として、「Visionarial」

を運営する、おきなまさひと氏と中村路子氏をお招きしました。

まちでコトを起こしていくことについて学び、深めました。

“福岡を本の街に” を合言葉に本の魅力を伝える取組みを行ってい

る「ブックオカ実行委員会」の大井実氏をお招きしました。本か

ら始まる仲間づくりやまちづくりについて学びました。

「福岡テンジン大学」代表の岩永真一氏をお招きし、人と人とが

学びあいコミュニケーションの輪が広がっていく仕組みについて

学びました。

※ここでの図面はイメージであり、確定したものではありません。

駐輪場Bicycle Parking

駐輪場Bicycle Parking

階段付き斜路

勾配 25%以下

階段付き斜路

勾配 25%以下3m確保

ルーバーにより、

側面・斜路を修景する

ルーバーにより、

側面・斜路を修景する柱を活かしたサイン柱を活かしたサイン

建築柱は、高架の柱付近に

集約するなど、繁雑さを解消する

エレベーターエレベーター2.3m以上

1階レベル駐輪場1階レベル駐輪場

T.18

A.13

422.1422.2

422

421419.1 419.2

看R

252テ323

オ オ オ オ

オ汚

錦町幹左4/左4/4

252テ403

錦町幹左4/4252テ322

仕Fポスト

立体駐車場

汚 オ

汚仕

オ オ252テ331春幹右1/直3/26 Co

オ春幹直2/26

汚仕

仕仕汚

252テ321春幹中3/26

19.5119.02

19.0818.92

ココ507

T.19

NO.4

警 遮

424中

遮警

423

424

仕仕仕

F錦町幹左3/1

交オ オ G止 オ 汚

交交

錦町幹左4/左4/4

252テ403

交仕

252テ431春幹右2/中3/26

オ19.9

20.0

19.51

19.93

ココ コ

コ鋲

T.19

NO.4

警 遮

424中

遮警

423

424

仕仕仕

F錦町幹左3/1

交オ オ G止 オ 汚

交交

錦町幹左4/左4/4

252テ403

交仕

252テ431春幹右2/中3/26

オ19.9

20.0

19.51

19.93

ココ コ

コ鋲

交交

R

幹幹/幹幹幹幹

交交交

252テ331春幹右1テ331テ33

/直3/26春幹右1春幹右 Co

春幹直春幹春

看看看2

2222222226262222222662

幹幹2/262幹幹

立体駐車場立体立体

252テ323

12522522222テ431テ431テ431春幹右2春幹右2テ431テ4テ4テ4春テ431テ43テ4313テ4333

/中3/2/中3/22春幹右2春幹右春幹右2春幹右

錦錦町幹錦町幹幹左3/左3/錦町幹錦町錦町錦町

/錦町幹錦町錦町幹錦町幹

252テ321春幹テ3テ3

中3/26春幹春幹

錦町幹

2階駐輪場2階駐輪場斜路斜路

出入口出入口1階歩行動線1階歩行動線

EVEV

春日原駅→春日原駅→

オープン

スペース

オープン

スペース

遊歩道の幅員確保

(有効幅員3m以上)

遊歩道の幅員確保

(有効幅員3m以上)

遊歩道との空間の

一体性に配慮する

遊歩道との空間の

一体性に配慮する

横断防止の対策を行う

(植栽帯や柵など)

横断防止の対策を行う

(植栽帯や柵など)

柱まわりのデザインを統一し、

空間の一体感を演出する

柱まわりのデザインを統一し、

空間の一体感を演出する

各所に休憩スペースを設ける各所に休憩スペースを設ける

道路道路

道路道路

民間利用を想定民間利用を想定

遊歩道出入り口には、

車両等の進入防止の

対策を行う

遊歩道出入り口には、

車両等の進入防止の

対策を行う

大野城市

西鉄大牟田線

西鉄大牟田線

ミライへ

イマココ

① 「自分の」立ち位置を  知る、気づく

西鉄大牟田線

② 「誰かと」繋がる

③ 「新しいコト」へ動き出す

~本から始まる仲間づくり・まちづくり~

~久留米chietsukuプロジェクトの取り組み~

~「福岡テンジン大学」の事例から学ぶ  人と人、人と街、人と社会を繋ぐ関係性のデザイン~

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(5)スケジュール

(6)工事の進捗状況

着実に高架化の整備が進み、沿線地域の新しい様子がわかるようになってきました。

白木原駅~下大利駅区間白木原駅~下大利駅区間

春日原駅北側区間春日原駅北側区間 春日原駅周辺春日原駅周辺

大野城市 高架下周辺まちづくりニュース No.1 ( 令和元年6月発行 )

福岡県大野城市 建設環境部 連立・高架下活用推進室

〒816-8510 福岡県大野城市曙町二丁目2番1号

TEL:092-580-1967、Fax:092-572-8432

関係機関と調整を図りながら、事業を推進していきます。

2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024H26 H27 H28 H29 H30 H31 R2 R3 R4 R5 R6

連立事業

関連事業

高架下整備

利用開始

市民

高架切替

事業完了

高架工事高架工事

側道・駅前広場・公園整備等側道・駅前広場・公園整備等

部分利用開始部分利用開始

しみん会議市民参加の継続市民参加の継続●シンポジウム●シンポジウム

春日原駅~白木原駅区間春日原駅~白木原駅区間